HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
夏休みも終盤になり、そろそろ秋のインターンシップのことを考えないといけないと感じている大学3年生の就活生も多いのではないでしょうか。
インターンシップに参加をした方が良いと聞くものの、秋に参加をすることは必須なのでしょうか。
いつから秋のインターンシップは応募が始まるのでしょうか。
この記事では秋のインターンシップについて解説をするので、今悩んでいる就活生はぜひ参考にしてください。
目次[目次を全て表示する]
【インターンシップ秋】秋のインターンシップとは
秋のインターンシップは「オータムインターン」ともいわれています。
秋に行っているインターンシップのことですが、夏に行われる「サマーインターン」と比べると、開催企業数や参加者数は少ないとされています。
まずは秋のインターンシップの開催時期、応募開始時期について説明します。
開催時期:大学3年生9月下旬から12月頃
応募時期:大学3年生7月下旬から9月中旬頃
開催時期
いつから秋のインターンシップが始まるのだろうと気になっている就活生も多いと思います。
秋のインターンシップの開催時期は大学3年生の9月下旬から12月頃です。
夏休みがちょうど終わる頃からの開催になるため、学校生活との両立が必要です。
応募開始時期
それではいつから応募の開始をしているのでしょうか。
開催時期に対して、秋のインターンシップの応募時期は7月頃から9月中旬頃までが多いです。
夏休みの最中に募集が行われているかつ、サマーインターンに参加をしている人がなかなか応募する時間を取れないこともあり、サマーインターンよりは参加人数が少なくなっています。
【インターンシップ秋】秋のインターンシップをオススメしたい人
秋のインターンシップの開催時期・応募時期はわかりましたね。
次は実際に参加をすべき人がどのような人かを紹介するので、あなた自身が参加すべきかどうかを考えながら確認してください。
インターンシップに参加したことがない人
インターンシップに参加したことがない人は参加をおすすめします。
インターンシップに参加をすることで実際のイメージがつきやすくなりますし、何よりインターンシップに参加をしたことに対して自信を持てるようになります。
インターンシップに参加をしていないから就活が不利ということはありませんが、不安を感じる就活生は参加をした方が良いでしょう。
就活を円滑に進めたい人
就活を円滑に進めたいと感じている人も参加をおすすめします。
インターンシップに参加をするということは、参加するための選考を受けるということです。
その経験は本選考でも必ず力になります。
ただ、インターンシップに参加をしたからその企業で必ず内定が獲得できるというわけではないため注意してください。
あまり何も考えられていない人
最後に、就活についてあまり何も考えられていない人にもおすすめです。
調べていてもなかなかイメージがわかず、あまり考えられないという人もいると思います。
まずは自分の興味があるところからでも構いません。
応募をして実際に企業について知ることでより就活を進めやすくなるかもしれません。
【インターンシップ秋】秋のインターンシップに参加する方法
参加した方が良いと感じた人はぜひ参加しましょう。
秋のインターンシップに参加する方法を紹介するので、確認してください。
秋インターンに申し込む
参加したい企業が決まっている場合は、企業の新卒採用ページを確認してください。
直接エントリーを受け付けている可能性があります。
特に参加したい企業が決まっていない場合は、他の媒体を使って調べて選んでみてください。
ただし、夏より減ったとはいえど秋もインターンを募集している企業数は多いため、どこに参加をするか悩む就活生はエージェントに相談してみましょう。
秋インターンの選考を受ける
秋インターンに申し込むことができたら次は選考を受けることになります。
基本的には企業独自のESもしくはOpenESを提出し、面接を受けることが多いです。
中には面接せずに参加できることもありますが、企業によって選考フローが変わるため、各企業の選考フローをよく確認しましょう。
先着順の企業もあるため要注意です。
【インターンシップ秋】秋インターンに参加するメリット
秋インターンに参加するメリットについていくつか紹介します。
目的をもってインターンシップには参加をしましょう。
内定直結の場合がある
内定直結の場合があるというのはインターンシップに参加をする大きなメリットになるでしょう。
インターンシップに参加をしている姿を見て優秀で自分の会社に合っていると思った場合、早期選考ルートを用意されたり、インターンの優遇として本選考に進めることがあります。
メンターがついてサポートしてくれる会社もありますが、もちろん全企業が行っているわけではないため注意してください。
内定まで繋がるケースはそこまで多くないため、秋のインターンシップに参加をしたから内定獲得というわけではありません。
あくまで可能性です。
夏インターンよりも倍率が低い
秋のインターンシップに参加をすることのメリットは受かりやすさという部分にもあるでしょう。
夏のインターンシップは夏休み中に実施をされるもので、比較的参加人数が多いです。
そのため企業の倍率も高く、応募したインターンシップに全部落ちてしまったという就活生もいます。
だからこそ、夏の終わりに本格的に開催されるような秋のインターンシップは参加人数が少なくなるため、受かりやすいというメリットがあります。
企業のことを知れる
これはどの季節のインターンシップにも言えることですが、実際の企業のことを知ることができるのはメリットです。
ただ注意をしなければいけないのは、インターンシップで取り組むことが1年目で自分が取り組む業務であるかと言われるとそうではないということです。
もちろん企業側としては会社を知ってほしいという意図があり、会社に魅力を感じてほしいと思っています。
企業のその意図を理解した上で、参加した企業は「どんなサービスや商品」を「誰(対象)」に「どんな想いをもって」、「どのように提供しているのか」を知るようにしましょう。
課題解決の機会にできる
これは秋のインターンシップに参加をする前のサマーインターンなどに参加をした人向けのメリットですが、過去に参加したときにあった課題を解決する機会にできるというのはメリットです。
例えばサマーの時にガクチカをうまく伝えられずだったが秋に向けてガクチカを伝えられるように練習していた場合、それが通用するかどうか効果検証することができ、本選考に活かすことができます。
【インターンシップ秋】秋のインターンシップに応募する際の注意点
秋インターンシップに応募する際の注意点について説明します。
インターンシップにただ参加すれば良いというわけではないため、注意事項をしっかり確認してください。
本選考が始まっているかもしれない
秋インターンを探している間に、他の企業では本選考の募集が始まっているかもしれません。
早期化が進んでいるからこそ、過去のスケジュールで動いていると遅れてしまう可能性があります。
インターンシップに参加をすることはゴールではありません。
入社後に活躍できる環境を探すための1つの手段がインターンシップです。
目的を間違えないようにしましょう。
参加意図を考えておく
当たり前のことですが、なぜその企業のインターンシップに参加をしたいのか考えておきましょう。
業界に興味がある、企業に興味がある、まだあまりわからないから知りたいなど、理由はなんでも大丈夫です。
参加をしたから周りと差がつくわけではありません。
意図なく参加をするのであればその時間は別の対策時間に使い、より有効に就活を進めましょう。
応募締め切りを確認する
サマーインターンは多くの企業が行っていますが、秋のインターンは開催社数が減ります。
自分が参加を考えている企業は開催するのか、開催するとしたら応募はいつまでなのか、これらを確認しカレンダーや手帳にメモをつけて忘れないようにしましょう。
大学の授業を確認する
秋に行われるインターンシップは大学の授業が始まっている時期に開催されます。
単位獲得が危ない、授業の出席日数が危ない、という就活生は事前に確認して、教授に就活があることを伝えましょう。
インターンシップに参加をしても卒業できなければ意味がありません。
【インターンシップ秋】秋のインターンシップの対策
秋に行われるインターンシップに参加をすることを決めていても、受からなければ参加できません。
ある程度の対策はしておきましょう。
自己分析を行う
自己分析は必ず行いましょう。
自己分析を行う際は、過去の経験と未来について両方の観点から考えましょう。
過去の経験の振り返りは、やってきたこと(事実)と、どのような思いだったのか、何がやりがいだったかなどをまとめておきましょう。
未来については自身が将来どうなりたいかという将来ビジョンやそこに基づくキャリアプラン、就活の軸を考えておけると良いでしょう。
企業研究を行う
次に、参加したいと思った企業の企業研究をしましょう。
企業研究は何をすれば良いのかと迷う就活生も多いと思いますが、商材・顧客対象・理念については確認しておきましょう。
また、いくつか企業についてもっと知りたいと思うことを用意すると良いでしょう。
ESの基本内容を作成する
ESの提出が多くの企業であるため、ESに必要なガクチカ、自己PR、志望動機は作成しておきましょう。
自己分析ができていれば伝えたい内容は見つかるはずです。
うまく文章を作成できなければツールを使ってみると簡単に基本形が完成するためおすすめです。
ビジネスマナーを確認する
インターンシップとはいえど、企業とのコミュニケーションです。
最低限のマナーは確認をしておきましょう。
マナーを確認し行動することで、ちゃんと準備をしてきている印象や、真面目で誠実な印象を与えることができます。
【インターンシップ秋】よくある質問
秋のインターンシップについてよくある質問を取り上げました。
ぜひ参考にしてください。
質問1.夏・冬にあるインターンシップと何が違う?
まずは単純に開催時期が違います。
内容については企業によって異なる、というのが結論です。
夏に「企業を知ってもらう」目的でインターンシップを行い、秋と冬でより深い内容を行うこともあれば、逆の場合もあります。
季節関係なくインターンシップの開催日数等も変わってくるため、よく確認を行いましょう。
質問2.秋インターンに参加しなくても大丈夫?
大丈夫です。
インターンに参加していないから内定がもらえないというわけではありません。
しかし、企業によってはインターンに参加をすることが本選考に参加する条件になっていることもあります。
これも企業によって差が大きいため、確認をしてください。
質問3.秋インターンは何社参加したら良い?
出来れば5社ほど参加できると差別化できたり、経験を積むことができるでしょう。
ただ、参加したからといって本選考に受かるわけではありません。
何度も伝えているように、目的を明確にして参加をしましょう。