理系脳になるには何をすればいいの?すぐに実行できる方法や理系脳が向いている職種を徹底解説!

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はじめに

文系脳と理系脳という言葉を聞いたことがある人は多いでしょう。

脳という漢字が付いている通り、考え方の違いを2つに大別したものになります。

自分がどちらかを理解しておくと、文理選択や適性職を探すために役立ちます

なかには「自分は文系脳だけど理系職に就きたい」「どうにかして理系脳になりたい」と悩んでいる人もいるでしょう。

今からでも理系脳になりたい・自分がどちらなのかわからない人にとって役立つ内容なので、ぜひ参考にしてみてください。

【理系脳になるには】理系脳とは

理系脳とは、物事を見るときに客観的な視点をもっていて、数字やデータから判断するのを好む人のことを指します。

このような人は、情報を数値として処理する数学や物理が好きな傾向にあるでしょう。

理系職では、あらゆることに統合性や正確性を求められるため、こういった論理的なアプローチのできる考え方が必要になってくるのです。

そのため、必然的に理系の職業には理系脳の人が多く、企業が選考するときもこのような考え方ができる人を積極的に採用します。

物事の規則性を見つけたりする能力や、理系的な視点からくる発想力は文系職でも活かせ、最近では特に注目され就活で重視されている要素なのです。

文理どちらの職業でも役に立ち、重宝される特徴であることがわかります。

文系脳とは

理系脳が客観性を求めるのに対して、文系脳は想像力を重視します。

会話や文章などから話し手・書き手の感情を読むことが得意で、シンプルなものより複雑さを好む傾向があるでしょう。

相手が伝えたいことは何か、どんなことを求めているのかを読み取り、それらを言語化する国語や英語を得意とする場合が多いのです。

合理性よりも、直感やひらめきなどの発想力が強く、クリエイティブな職業の人に多い特徴だと言えるでしょう。

就活では、主にコミュニケーション能力などの対人能力をアピールする際に役立ち、営業職やマーケティングなど人と接したり理解したりすることが必要な職業で効果を発揮します。

また、協調性の高さや思考の柔軟さは業務に応用できる場合があり、求める企業も多いでしょう。

【理系脳になるには】どうしたら理系脳かわかる?

理系脳と文系の違いが理解できたでしょう。

仕事をするうえでは、もちろん文系脳の考え方も武器となりますが、多くの企業では理系脳の特徴をもっている人が特に求められます。

なぜなら、理系脳の考え方による問題解決能力は、どんな職業や業務にも活用できるからです。

そこで、まずは自身が文系と理系どちらの考え方に近いかを判別してみましょう。

次では、簡単に判別する方法を2つ紹介しますので、気になった方はぜひ参考にしてみてください。

診断方法①腕の組み方

脳科学の分野では、私たちの脳は左脳と右脳に分かれており、それぞれが意識脳・無意識脳と呼ばれています。

意識脳の左脳では論理的な考え方をするときに使い、無意識脳の右脳では情報をイメージで捉えるなど、直感を働かせるときに使うのです。

つまり、右脳が発達していたら理系脳、左脳が発達していたら文系脳と判断できるでしょう。

腕を組んだときに左手が上に来たら左脳が、右手が上に来たら右脳が発達していると言われています。

これと同じ要領で、利き手が左脳や右脳の発達に関連する可能性もあり、腕の組み方と利き手を合わせて診断する方法もあります。

正確に判別できるわけではありませんが、手っ取り早く自分がどちらかを知りたいときにおすすめの方法です。

診断方法②文字列の好み

理系脳と文系脳では、文字列の好みにも違いが出ます。

規則的な文字列と不規則な文字列を用意して、どちらが好きかを直感で選んでみてください。

この方法では、文字列が規則的な方を選んだら理系脳、不規則な方を選んだら文系脳と判別します。

理系脳は規則性のあるものを好むため、規則正しい文字列が好きで、反対に文系脳は複雑な文字列を好む特徴があるのです。

身の回りで、意味のない単語や文字列を覚えるのがやたら得意な人もいるでしょう。

そういった人は記憶力とは別に、右脳が発達している文系脳だという事実があるかもしれません。

今回紹介した方法は2つですが、ほかにもまだまだ判別する方法はあり、多くこなせばより正確に診断できるので、試してみると良いでしょう。

【理系脳になるには】理系脳にすることはできるの?

脳の作りは先天的な要素もありますが、占める割合的にはごくわずかだといわれています。

多くの場合は、環境や日頃の考え方など、後天的な習慣が作用しているのです。

つまり、文系脳の特徴をもっている人でも、訓練や習慣次第では理系脳にすることは可能だと言えるでしょう。

理系脳にするために最も大切なことは左脳を発達させることです。

物事を判断する際に、直感やイメージではなく数値やデータをもとに本質を考えるようにくせをつけたり、日常生活で左手を使うよう意識したりすると効果的でしょう。

このような訓練をしたからといって、すぐに理系脳に切り替わることはないため「理系的な考え方が当たり前だ」と定着させるまで継続することが大切なのです。

【理系脳になるには】理系脳の特徴

文系脳から理系脳にしたいと考えている多くの人にとっては、それ自体が目的ではなく、理系的な考え方や特徴を就活や仕事などに活かしたいからでしょう。

そのためには、まずは理系脳にどのような特徴があるのかを知る必要があるのです。

理解するところから始めなければ、なりたいものに近づくための道筋や方法もわかりません。

次では、3つほど理系脳の特徴を紹介するので、まだどのような特徴があるのかわからない人は、ぜひ参考にしてみてください。

論理的思考力

論理的思考力は、理系脳の人に共通した大きな特徴と言えるでしょう。

しっかりとした根拠を立て、それにもとづいた結論へもって行くための基本的な考え方です。

この力がなければ、物事を正確に理解することが難しく、直感に頼った判断や対処をしてしまいます。

もちろん直感力も大切ですが「こういった理由があるからこの結論になる」という、論理的な思考をベースにしたほうが説得力もあり、誤った判断を防げるのです。

思考力という名前の通り、思考をする際の1つの手段になるため、意識的に行えば、誰でも身につけられるでしょう。

特に理系の職業に必要とされ、面接などでも論理的な考え方を持っているかは、重点的に見られる場合も多いのです。

問題解決力

理系脳の人は常に「なぜこうなるんだろう」と疑問をもつ習慣があるため、課題や困難にぶつかったとき、どうするのが最善かをイメージできるのです。

「そもそも問題を起こさなければ良いのでは」と思うかもしれませんが、課題に取り組んだり、新しいことに挑戦したりすれば、どんな人でも大なり小なり壁にぶつかります。

特に社会人として企業に入社したら、未経験の業務に取り組むため、日常的に問題が発生するでしょう。

そのときに、問題を根本的に効率良く対処するための解決力は必須となるのです。

正しい解決方法を選択することで再発防止につながったり、違う問題にも応用したりすることが可能になります。

このような問題解決力は、社会人であれば備えておきたい力の1つでしょう。

数理処理能力

普段から数字やデータを用いて考えるくせがある理系脳の人は、これらを扱うことに抵抗がなく、数字をもとに分析する数理処理能力が身についているのです。

具体的には、計算が速く正確であること・情報の取捨選択が的確なこと・データを正確に理解し読み取れるといった特徴があります。

主に理系職で必要とされ、日常的に数字と触れ合う機会が多いほど、伸びていく能力だと言えるでしょう。

ほかにも経営や営業職など、グラフやデータを扱う職業全般で大いに役立つため、身につけておいて損はありません。

これは論理的思考力のような考え方ではなく、意識してもすぐには身につかないものです。

そのため、数字に抵抗がある人ほど慣れが必要で、自分から能動的に取り組んでいくことが大切でしょう。

【理系脳になるには】理系脳にするための対策方法

理系脳の人に共通する特徴が理解できたでしょう。

理系脳による考え方や能力は一朝一夕で身につくものではなく、普段の生活から意識して取り組んでいくことが必須です。

また、モチベーション維持のためには、目標を設定し自分がどうなりたいかを具体的に思い描いてみましょう。

次は、具体的にどのようなことをしたら理系脳に近づけるかを解説します。

その目標に向かって、これらの対策方法を今日から実践し、自身のスキルとしてさまざまなことに役立ててみてください。

「なぜだろう」と考える癖をつける

物事を考えるときに「なぜ」を意識するようにくせづけましょう。

たとえば、ある職業に焦点を当て、その仕事について、なぜを意識して考えてみます。

なぜその職業が社会に必要なのか、その仕事からなぜ利益を得られるのか、なぜその職業に就く人がいるのかなど、細かく考察してみましょう。

そのときは直感に頼らず、データや数字などを使い、根拠も一緒に考えるとより効果的です。

そうすることで、そのことに対しての理解が深められ、今までとは違った視点で見ることが可能になります。

こういった考え方は左脳をたくさん使うため、理系脳の特徴である物事の本質を捉える力が身につくのです。

どんな事柄に対しても使える方法であるため、気になったものについて、常に考えるよう意識をしていれば習慣化できるでしょう。

新しいものに触れる

新しいものに触れることも、理経脳を育むために有効な方法です。

新しいことに触れるのは、新しいことを考える機会でもあります。

未知の領域や知識にないことを考えるときは、既存の物事に置き換えたり、言語化してイメージしたりといった作業が必要になるでしょう。

それを行うことによって、結果的に理系脳を育てることにつながります。

また、新しいことに取り組むと、当然問題も発生するため、問題解決力を伸ばすことも可能です。

こういった能力は、取り組んできた数や経験の多さが重要になるため、新しいことに挑戦するほど自身の力になるでしょう。

新しいものに触れると知識も増え、得られた知見は今後の糧になるなどのメリットも多くあるため、積極的に取り組んでいきましょう。

プログラミングを試してみる

今回紹介する中で、もっとも具体的で実用的な方法は、プログラミングを試すことでしょう。

なぜなら、プログラムを動かすためには論理的な思考が前提となり、学んでいくうちに予期しない動きやバグなど多くの課題にぶつかるため、問題解決力も鍛えられるからです。

作るプログラムにもよりますが、ゲーム制作やデータ分析などは数学的知識を用いることがあり、数理処理の力を伸ばすことも可能です。

しかし、プログラミングは向き不向きが激しく、多くの人が挫折してしまうため、敷居は高いでしょう。

まずは作りたいものを決め、それに合った言語を選択し、簡単なものから取り組むと良いでしょう。

モチベーション維持のためには、現在の自分の技術から頑張れば実現できそうなものを作り、成功体験を積み重ねることがコツです。

【理系脳になるには】理系脳の人に向いている職種

理系脳になるため、何をしたら良いか具体的にイメージができたでしょう。

身につけるためには、日頃から意識し、自発的に動いていくことが重要であるとわかりました。

最後に、理系脳に向いている職業を2つ紹介して終わります。

理系脳は多くの職業で活かせますが、今回紹介する職業では、特に企業が求めており、需要が高いものです。

自分の特徴や強さを活かしたいと考えている人は、気になったらこれらの職業について調べてみることをおすすめします。

SE(システムエンジニア)

SE(システムエンジニア)は、情報システム全般に関わる人を指します。

システムエンジニアは論理的思考力や問題解決力など、理系脳の人に向いている一番の職種だと言っても過言ではありません。

システムを開発するプログラマーという職業もあるため、理系脳にするため取り組んだプログラミングが自分に向いていると感じた、または仕事にしたいと思った人に最適です。

また、大手企業からベンチャーまで多くの企業が参入しており、それぞれの企業が幅広い事業を展開しているため、それだけ自分にあった職場を検討できるのもメリットでしょう。

人手不足という現状もあり、この先もさらに需要が高まる職業であるため、将来的にも安定した職種であることは間違いないでしょう。

コンサルタント

コンサルタントは、クライアントとなる企業が抱えている課題を解決するためアドバイスしたり、競合会社との競争に勝つための戦略を立案したりといった業務を行います。

企業に提案するためには、客観的事実にもとづく説得力のあるものでなければいけません。

そのため、数字やデータといった具体期な情報をもとに、論理的思考力をもって顧客を説得する必要があるのです。

現状を正しく分析したり、数字を扱ったりするのが得意な理系脳の人に向いている職業と言えるでしょう。

また、コンサルタントは企業の命運を左右したり、今後の方針を決めるための手助けをしたりするため、給料も比較的高いことが特徴です。

企業の数だけ仕事があるため、今後も求められ続け、将来性もあるでしょう。

おわりに

今回は理系脳の特徴や、なりたい人に向けてどのようなことをしたら良いかなどをくわしく解説しました。

理系脳としての力は、後天的に身につけたり伸ばしたりできるので、なりたい人は早めに取り組み、継続して行うことが大切です。

また、理系脳になるために最適なプログラミングは、さまざまな業界や職種と掛け合わせることが可能であるため、まずは試してみることをおすすめします。

今回紹介したSEやコンサルタントをはじめ、理系脳を求めている企業は多くあるため、調べてみることで新たな可能性や道を拓けるでしょう。

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