HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
はじめに
保険業界は、就活生からの人気が高い業界で、多くの就活生が応募しています。
面接の際は、志望動機を尋ねられるケースがほとんどですが、自分の伝えたいことをうまくまとめられず、面接に落ちてしまう方も少なくありません。
そこで今回は、保険業界での就職を希望する方に向けて、志望動機のポイントや例文などを紹介していきます。
また、保険業界の動向や主な職種についても触れていきますので、興味をお持ちの方はぜひ参考にしてください。
【保険業界の志望動機】保険業界の動向
まずは、現在の保険業界の動向について見ていきましょう。
現在の動向としては、若年層の保険離れなどによる収益の減少などが顕著に見られます。
リアルタイムの業界の動向を理解し、より具体的な志望動機を作成してください。
保険料収入の減少
第一生命や日本生命など、保険業界の大手では保険収入が減る傾向にあります。
これは2018年に、保険料率を計算する際にベースとなる「標準生命表」を改訂したためです。
2007年と2018年の標準生命表を比較すると、男女40~60代の死亡者数が減っていることがわかります。
死亡者が減るということは、保険会社が支払う死亡保険金も減ることになり、保険料の引き下げを検討する保険会社は今後も増えると予想されています。
運用利益が上がりにくい
各保険会社ともに営利企業であるため、資産の運用を行っています。
資産の運用には、インハウス運用と外部委託運用の2つがあり、ほとんどの保険会社はこのうちどちらかの運用方法を取り入れています。
外部委託運用は、文字通り外部の資産運用会社に委託するため、委託先の選定が重要です。
一方、インハウス運用は、自社で融資・不動産・株式などにより資産の運用を行っていますが、メインは公社債による運用です。
特に国債での運用を行っていますが、国債はマイナス金利となっています。
【保険業界の志望動機】保険業界のこれからの課題
保険業界が抱える課題は非常に多く、さまざまな企業が現状の改善に努めています。
ここからは、保険業界全体で解決していかなければならない課題を2つ紹介していきますので、業界研究の際の参考にしてみてください。
少子高齢化
現在日本の人口は1億2,000万人ほどですが、少子高齢化により2045年には1億人にまで減ると言われています。
さらに、2030年には人口の約3人に1人が高齢者(60歳以上)になると予想されており、個人保険の契約数はますます減少する見通しです。
このような背景があることから、死亡保険金の支払いが今後増えることが見込まれているため、多くの企業は資産の確保に努めています。
しかし、顧客見込みとなる若年層が少ないため、なかなか保険収入が増えません。
そのため、保険会社各社で新規の契約獲得や既存の契約更新に向けた活動が激化している傾向にあります。
この現象は保険業界のレッドオーシャン化ともいわれ、保険会社各社で、社会のニーズを反映しながら、よりパーソナライズされた商品の開発が急務で行われています。
保険離れ
医療保険・介護保険・養老保険を含めた生命保険の加入率は80%を推移しており、日本は生命保険の加入率が高い国の一つです。
しかし、20代をはじめとする若年層では、生命保険に加入している人は少なく50%強で推移しています。
こうした若年層の保険加入率の低さは、結婚・出産といった保険加入を考えるライフステージの変化が起こりにくいことや、低所得・非正規雇用であることが原因と考えられます。
保険加入者を増やすためには、生活に無理のない保険料で、しっかりとした補償を受けられる保険商品の開発が必要と言えるでしょう。
【保険業界の志望動機】保険業界の主な職種
保険会社の就職を希望しているといっても、保険業界にもさまざまな職種があります。
ここからは、保険業界における代表的な職種「営業」「事務」「商品開発」の3つの業務内容について、詳しく解説していきます。
営業
保険業界の営業は、他の業界と同様、会社の顔として顧客とコミュニケーションを取り、契約を獲得する仕事です。
個人・法人問わず顧客となりますが、どちらも悩みやニーズなどをヒアリングし、最適な保険商品を紹介します。
個人を対象とする場合は、1件あたりの契約単価が低いことから、複数の案件を同時に開拓・契約する必要があります。
一方で、法人の場合は1件あたりの契約金額は大きいものの、契約継続のためにこまめなフォローが欠かせません。
解約されると大きな損失を受けることになるため、プレッシャーがかかる仕事と言えます。
事務
事務はバックヤードで、書類の確認や保険料の領収、入金処理などを主に行います。
直接顧客と連絡を取ることは少ないものの、契約の確認や書類の不備を訂正してもらうなど、電話などで顧客とやり取りを行うこともあるでしょう。
また、既存の顧客へ新商品の案内のための架電をすることもあります。このとき、保険に関する知識や自社製品に対する理解が求められるため、日々の学習が求められます。
なお、繁忙期には膨大な書類の処理に追われることもあるでしょう。
商品開発
保険会社全体の課題でもある「少子高齢化」や「保険離れ」を踏まえ、社会情勢や市場のトレンドにマッチした保険商品の開発を行います。
現状を踏まえた未来を予想し、さまざまなリスクなどを考えたうえで保険商品を開発するため、情熱と根気が求められます。
開発商品のターゲットは、「個人」「団体」「高齢者」「若年層」など多岐にわたるため、それぞれのターゲットのニーズを反映させなければなりません。
また、商品に見合った価格設定も重要となり、マーケティングの知識も求められる職種とも言えるでしょう。
【保険業界の志望動機】志望動機の評価基準
ここまで、保険業界の動向と課題、保険業界における職種について解説してきました。
ここからは、保険業界における志望動機の評価基準を見ていきます。志望動機は、面接や応募書類で応募者の志望熱量を測るために重要なポイントなので、しっかりと理解しておきましょう。
志望度の高さ
志望動機では、まず志望度の高さが見られます。志望度とは、どれだけその企業に就職したいと考えているかという熱量です。
判断材料としては、保険業界を志望したきっかけやそれに関するエピソードなどが挙げられます。さらに、保険業界やその保険会社について正しく理解しているか、どれほど研究を行っているかも判断されます。
過去の経験と志望する企業の共通点を見出し、それらをうまくまとめることで志望度の高さを示すことができるでしょう。
価値観
保険業界に合った価値観を持っているかどうかも重視されるポイントです。
保険は病気や死亡など、人生のピンチや節目となるようなときに立ち会うものです。よって、加入者やその家族の気持ちに寄り添えることが大切になってくるでしょう。ビジネスでありつつも顧客の心情を大切にできるような価値観が保険業界に合った価値観であり、志望者に求められるものだといえます。
適性
最後に、自分の性質や性格が企業や業務内容に適しているかどうかの「適性」が判断されます。
せっかく入社したのにもかかわらず、企業適正と自分の性質や性格がマッチしていなかった場合、早々に退職してしまう場合があります。
たとえば、「人と話すことが苦手」な人が営業職を希望してしまうのはミスマッチと言えるでしょう。
また、企業の社風や業務内容に向いているか、長く勤務できるかなどもチェックされるため、入念な自己分析が必要になります。
【保険業界の志望動機】保険業界の志望動機の考え方
保険業界の志望動機を考えるとき、まずは保険業界のことを知らなければ考えることはできないでしょう。
そのためには保険業界の社会的な立ち位置と保険会社の特徴を良く知ることが大切です。
ここでは保険業界を知り特徴を理解し、志望動機にどのように活用していくかを紹介します。
①保険業界の社会的立ち位置を理解する
保険業界は個人や企業が保険契約を結びリスクを分散することにより、不測の事態に備えるサービスを提供しています。このサービスにより、私たちは予期しない災害や事故に備えることが可能となり、安心して社会生活を送ることができます。
また、これらのリスク分散により、個人や企業が多大なリスクを負うことが少なくなり、経済的な安定性が向上します。
このように保険業界は社会的な安定性と、経済的な安定性の確保に大きく貢献できる業界です。
②それぞれの保険会社の特徴を知る
保険会社はその取り扱う保険の種類から「生命保険会社」と「損害保険会社」の2つの種類に分けられます。
どちらも金融庁からの免許を受け営業しており、生命保険会社42社(令和4年8月)損害保険会社55社(令和5年4月)があります。
まずは、あなたが志望する保険会社と、その他の会社との立ち位置の違いを見つけ差別化を図る作業をしていくことが大切です。
「この企業でなければいけない理由」を明確化することは志望動機を作る上で重要な作業となります。
違いを見つけるためには、IRや中期経営計画で特徴を掴むと良いでしょう。
IRと中期経営計画の見方
IRは企業が株主や投資家に向けて経営状態や財務状況、業績の実績などを広報する活動となります。
また、従業員の状況や経営方針、今後の課題なども確認することができます。
IR活動を積極的に行っている企業は、投資家に対し信用できる企業との印象を与え株価が高まる効果を期待できます。
中期経営計画では、今後3~5年くらい先の事業の方向性や注力する事業を判断することができます。
具体的な目標数値や施策などが確認できるため、今後求めていく人材の確認に役立ちます。
③自分の強みが活用できないか考える
自己分析を行い、自分にはどのような強みやスキルがあるかを把握し会社への貢献を考えていきます。
自分が得意としていることは何か、これまでの経験から入社後に活かせる強みにはどのようなものがあるかを棚卸しします。
その上で志望動機に反映し、どのように表現すれば相手に効果的に伝わるかを考えてください。
また、これらの強みは志望企業の職種に合わせて使い分けていくと良いでしょう。
④ ①と②を元に成し遂げたいことを考える
最後にその会社で成し遂げたいことを考えます。
入社後にどのような強みを活かし、会社に貢献するのかを明確にし、具体的なビジョンを伝えてください。
このときに、今までの流れを意識しながら作っていきます。①での保険業界の社会的な立ち位置を反映し、②のそれぞれの企業の特徴や力の入れている分野を十分に理解した上で、成し遂げたいことを考えてください。
これらを組み合わせて伝えることで、企業研究をしているとのアピールにつながり、高い志望動機として伝わります。
【保険業界の志望動機】志望動機の構成
書類選考の際は、まず志望動機がチェックされます。
そのため、志望動機から熱意が感じられなかったり、要点がぼやけて見えたりするような志望動機は早々に選考から外されるでしょう。
志望動機に説得力を持たせ、志望度が高いことを示すためには、その構成が重要なポイントとなります。
ここからは、構成を作るうえで大事なポイントを紹介していきます。
それぞれの役割や意味について深掘りしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
結論
志望動機作成のポイントは、結論を先に述べる結論ファーストで作ることです。
これは、就活時の志望動機だけでなく、ビジネス全般の鉄則と考えても良いでしょう。
最初に自分が述べたい結論を提示することで、相手の関心を引くことができます。
志望動機の場合は、なぜその企業で働きたいと思ったかを簡潔な言葉で述べます。
もちろん、結論なのでだらだらと述べるのは避けましょう。
「○○なので、御社で働きたいと思った」という熱意が伝わるような文章を作成しましょう。
根拠
志望動機の結論を伝えた後は、結論にいたった経緯や、これまでの人生を振り返ったうえで得たスキルや価値観を述べます。
ありきたりな志望動機であったとしても、論拠の部分で他者と差別化を図ることで、十分な説得力を持たせることができるでしょう。
志望動機が「人の役に立ちたい」という結論であるとしても、十人いれば十通りの経緯があるはずです。
「自分はなぜ人の役に立ちたいと思ったのか」「保険業界を志望したのはなぜか」「なぜこの企業でなければいけないのか」ということを深く掘り下げましょう。
展望
社会人は、希望する会社に就職することがゴールではありません。採用する企業は、人材を雇用することで、業績向上・企業の発展を希望しています。
そのため、志望動機にも将来の展望を記載しましょう。個人としてのスキルアップやキャリアプランだけでなく、自身が企業でどのような活躍をしたいか、さらにそのことで企業にどのような貢献ができるかを簡潔にまとめてください。このとき、年齢や時間軸に沿ってまとめると好印象につながります。
【保険業界の志望動機】志望動機のポイント
志望動機の構成を考えた後は、実際に個々の来歴や企業研究をうまく絡ませて志望動機の作成に入ります。
このとき、重要なポイントが2つあります。
それぞれを理解し反映させながら、面接官の心に残る志望動機を書きましょう。
保険業界を志望している理由を明確にする
業界や企業の特徴を把握できていない志望者は、企業の採用担当者から熱意の低い志望者だと判断され、良い評価が得られません。
なぜ保険業界を志望しているのかを明確にし、はっきりと伝える必要があります。
そのときには、保険の商品や保険システムなどを活用し、保険業界ならではの特徴を捉えて伝えると良いでしょう。
自分の経験からのエピソードを交えながら、志望動機を作ることができれば、他業界との差別化も図れ、熱意が伝わります。
どのように貢献できるか説明する
新卒採用において、企業は即戦力を求めているわけではありません。
だからといって、何のビジョンもなく、前向きではない人材が採用されることはありません。
あなたの強みが何であるか、どのようなポテンシャルを持ち入社後に活躍してくれるのかを企業は見極めます。
自分の強みやアピールポイントを明確にし、活躍できる姿を具体的に伝えることが大切です。
「採用したら活躍してくれそうだ」と相手がイメージできるくらいまで、説明できることを目指してください。
一貫性を見失わない
志望動機を作成する際、自分の伝えたいことがちぐはぐになっていることがよく起こります。
採用担当者によって異なるものの、「論理的に考えるのが苦手な人なのか」「それほど志望度が高くないのではないか」といった疑問を抱くかもしれません。
志望動機を作るときは、まず「この企業で働きたい」といった軸を示し、その結論にいたった経緯を述べ、さらに「自分が成し遂げたいこと」を将来の展望としてまとめましょう。
これによって志望動機に一貫性を持たせることができ、採用担当者の心証が良くなります。
企業の独自性に言及する
一口に保険会社といっても、多種多様な企業があり、それぞれが力を入れているサービスやターゲットが異なります。
志望動機を作る際は、企業研究を熱心に行い、その企業の独自性にウェイトを置きましょう。なぜその企業を志望したのか、その企業でなければできないことなどについて言及することで、志望度が高いと評価されるでしょう。
ただし、同業他社を卑下し、志望する企業を持ち上げる必要はありません。
それぞれの企業に良い点・悪い点はあるため、客観的な視点での判断を伝えるようにしてください。
求める人材に沿って書く
企業が人材を採用するときには、どのような人材が欲しいのかをイメージしています。
これらの求められる人材に合わせていくことは非常に重要です。
業界の特徴や社風、今後の事業計画からある程度の判断は可能となります。
中期経営計画を確認し、求める人材の特徴を把握しておきましょう。
説明上手な人
保険は、サービスという無形の商品に掛け金という金銭を支払うことで成り立っています。
保険商品によって異なりますが、月々の掛け金が少額でも、長期間加入することで高額な出費となるものも少なくありません。
そういった高額の商品を契約してもらうためには、顧客が納得できる説明が必要です。
自社の商品知識を身に付けるだけでなく、顧客に信頼され契約しようと思わせるプレゼンテーション能力が必要となってきます。
保険業界で営業職を希望するのであれば、ヒアリング力とプレゼンテーション力は欠かせません。
ホスピタリティがある人
顧客が保険を利用するケースは、加入者が事故に遭ったときなど非日常的な状況になったときです。
そのため顧客と話す際には、相手の心情を理解し、相手に寄り添ったきめ細やかなサポート力が求められます。
これは、営業だけでなくバックヤードで勤務する事務にも必要な能力です。
また相手に寄り添うだけでなく、契約内容によっては迅速なサービスの手配や書類の処理、入金作業などを行う必要もあるでしょう。
いずれにせよ、加入者やその家族の立場に立った対応ができるホスピタリティマインドがある人が求められます。
柔軟な発想力がある人
保険収入が減少傾向にある現在、いかに顧客を獲得し、企業を存続・発展させていくかは企業における重大な課題です。
既存の保険の在り方にこだわらず、柔軟な発想力を持った人材が今後ますます求められます。
さらに、従来営業や店頭での販売のみだった顧客の獲得にIoTを取り入れるなど、より簡便にスピーディーに行えるように変えていく必要も出てきます。
現状を理解し、将来の顧客や企業に寄り添った思考と行動ができる人材も重宝されるでしょう。
【保険業界の志望動機】志望動機のNGポイント
せっかく用意した志望動機でも業界や企業に評価されない、つまりウケが悪い内容になってしまっては選考を通過することは難しいです。
志望動機を書き終わったら、自分が書いた志望動機が以下のNGポイントに当てはまっていないかをチェックして、よりよい志望動機を目指しましょう。
その企業を志望する理由になっていない
なぜ同業他社ではなくその企業なのかを明確に述べることが大切です。
志望している企業ではなく、「保険業界」に対する志望動機になってしまうと、「うちじゃなくて他社でいいじゃん」と思われてしまうかもしれません。
志望する企業の経営理念や経営方針、実際に扱っている商品パッケージなどから、自分が感銘を受けた、良いと思った部分を取り上げると効果的でしょう。
他社ではなくここがいいと思わせることが選考通過のコツです。
業界の動向を把握していない
保険業界は景気や金利によって業績や動向が大きく変化します。
志望動機の内容が実際の動向と合っていないものにならないよう注意する必要があります。
ESや面接など選考過程でも、業界の現状や、課題と解決策について聞かれる可能性が高いです。
最新の動向を把握して、きちんと志望動機に反映できるようにしましょう。
【保険業界の志望動機】志望動機の例文
最後に、上記で解説した内容を踏まえ、企業に提出する志望動機の例文を紹介します。
限られた文字数、時間の中で、自らの気持ちを余すことなく伝えられる工夫が多くありますので、ぜひ自身の志望動機の作成に役立ててください。
営業の志望動機
私は、貴社で不安を抱えている顧客にコミットし、大きな安心感を提供したいと考え営業職を希望いたしました。
このように考えたのは、私自身が交通事故に遭った経験があるからです。
事故後、後遺症などの問題で将来に不安を感じていた時期があります。
その際に、保険会社の手厚いサポートを受けたことで安心でき、事故のショックからも立ち直ることができました。
貴社に入社した暁には、学生時代に行ったブライダル業界でのアルバイトで培ったホスピタリティを発揮し、さまざまな業務に従事いたします。
将来の展望としては、さまざまな不安を抱えている顧客に対し、商品だけでなくプラスアルファの安心を与えられる存在になりたいと考えております。
商品開発の志望動機
私は、さまざまな災害に対応できる保険商品を開発したいと考え、貴社を応募いたしました。
私事となりますが、東北大震災の際に被災したことがあります。
この際地震保険に加入していたことで、損害における負担を大幅に軽減することができ、家族とともに立ち直ることができました。
当時、保険のありがたみと重要性をひしひしと感じたことを現在も覚えております。
その経験を活かし、商品開発に力を入れている貴社で、特に震災が多い日本のニーズに合った保険商品を開発したいと考えております。
また少子高齢化や若年層の保険離れが懸念される保険業界において、保険の重要性を知っていただき、顧客の負担が少なく満足できる商品を開発するのが私の将来的な希望です。
おわりに
今回は、保険業界の動向や課題、志望動機の書き方について解説しました。
少子高齢化や保険離れによって状況が厳しくなりつつある保険業界ですが、就職を希望する人は依然として多いのが現状です。
この記事を参考に、ライバルと一線を画した志望動機を作成し、希望の企業の内定を勝ち取ってください。