理系で年収1000万円目指せる職業を紹介!平均年収や目指すポイントも解説

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「理系と文系ではどっちが年収が高いの?」 「理系で年収1000万円を目指せる職業って?」 「理系で高収入を目指すためにはどうすればいい?」 このように、理系で年収1000万円を目指したいという人は多いのではないでしょうか。

本記事では、理系と文系ではどちらの年収が高いのかをはじめ、理系で年収1000万円を目指せる職業などを紹介しています。本記事を読むことで、どのような職業であれば年収1000万円を目指せるのかが把握できるでしょう。

また、理系で高収入を目指すためのポイントなども解説しているため、実際に年収1000万円を目指している人も参考にできます。

理系で年収1000万円を目指せる職業について知りたい人は、ぜひ本記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。

理系と文系どちらの年収が高い?

大卒の年収分布を見ると、理系と文系で大きな差があります。一般的に、理系を専攻した学生の方が文系よりも年収が高い傾向があると言えるでしょう。

特に女性の場合、理系と文系での年収の差が大きく、文系では年収の下位25%未満の割合が大きくなるという特徴があります。ここでは、理系と文系それぞれの年収について解説していくため、参考にしてみてください。

【年代別】理系出身者の平均年収

大卒以上の就業者の年齢の平均は、理系文系どちらも46歳となっています。大学を卒業した20代前半から平均年齢に近い40代前半までの年収を比較すると、理系出身者の平均年収は年齢を重ねるほどに上がっていきます。

出典:理系出身者と文系出身者の年収比較-JHPS データに基づく分析結果- |独立行政法人経済産業研究所 参照:https://www.rieti.go.jp/jp/publications/dp/11j020.pdf

20代後半 約423万円
30代前半 約518万円
30代後半 約627万円
40代前半 約696万円

理系と文系出身者の平均比較

理系出身者と文系出身者の平均年収を比較すると、理系では600.99万円、文系では559.02万円となっています。どちらも平均年齢である46歳での平均年収ですが、理系出身者の方が平均年収が40万円ほど高いことがわかるでしょう。

出典:理系出身者と文系出身者の年収比較-JHPS データに基づく分析結果- |独立行政法人経済産業研究所 参照:https://www.rieti.go.jp/jp/publications/dp/11j020.pdf

理系国立・理系非国立・文系の年収の推移

理系国立大卒、理系非国立大卒、文系大卒のグループで分けた場合、理系国立大卒と理系非国立大卒の年収の上がり幅は文系よりも大きくなっています。

入社時の年収に関しては理系国立大卒と文系大卒で同じですが、文系は上がり幅が小さいため、40代で理系非国立大卒と平均年収が逆転します。

そのため、年収を高い順に並べると、理系国立大卒、理系非国立大卒、文系大卒の順番になるでしょう。

理系であれば誰でも年収1000万を目指せる?

前述のとおり、理系の方が文系よりも年収が高い傾向があります。しかし、理系であれば誰でも年収1000万円に到達するというわけではありません。

ここでは、理系で年収1000万を目指せる人がどのような人なのか、年収1000万円を超える人がどのくらいいるのかを紹介していきます。

専門的なスキルが必要

理系で年収1000万円を目指す場合、「理系」というだけで文系よりも有利な傾向はあります。ただし、実際に年収1000万円に到達するためには、専門的なスキルが必要になると言えるでしょう。

たとえば工学部を卒業して大手メーカーに就職した場合、専門性を活かしてエンジニア職になったり順調に管理職にキャリアアップしていったりすることで、年収1000万円に到達することも可能です。

年収1000万円を超える人はどのくらい?

年収1000万円を超える人は、令和2年のデータでは全体の5%程度以下です。男女別のデータでは、年収1000万円超えは男性で7%程度、女性では1%程度となっています。

出典:令和2年分民間給与実態統計調査-調査結果報告-|国税庁長官官房企画課 参照:https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2020/pdf/000.pdf

理系で年収1000万円目指せる職業一覧

理系であっても、必ずしも年収1000万円を超えられるわけではありません。しかし、専門性の高い一部の職業に就くことができれば、年収1000万円以上を稼ぐことも可能でしょう。

ここでは、理系で年収1000万円を目指せる職業を紹介していくため、参考にしてみてください。

1:医師

医師は平均年収が1000万円を超えている職業です。そのため、医師になることができれば、いずれ年収1000万円に到達できるでしょう。

ただし医師を目指す場合、まずは大学の医学部に入学する必要があるため、非常にハードルが高いです。また、研修医は激務である上に年収も安いため、医師になるには体力も必要とされます。

2:研究・開発職

大手医療メーカーの研究・開発職は、専門性の高い知識が必要とされる仕事です。そのため、年収1000万円を超えることも可能です。

ただし、その分野の研究に関する専門知識が必要とされるため、研究・開発職になるためには大学の研究室で同じ分野の研究を経験しておく必要があるでしょう。

3:戦略コンサルタント

戦略コンサルタントとは、コンサルティングファームに所属し、企業の経営課題を解決して事業再生を行う仕事です。クライアント企業の経営方針から専門的な分野まで、関わる範囲はさまざまです。

戦略コンサルタントには、情報収集スキルや分析スキルなど専門性の高いスキルが要求されます。しかし実績を上げていくことで、20代後半でも年収1000万円を目指すことができるでしょう。

4:大手化粧品メーカー(課長職)

大手化粧品メーカーで課長職までキャリアアップできれば、年収1000万円を目指すことができます。たとえば、有名な大手化粧品メーカーは人気が高く競争率の高い就職先ですが、その分年収水準も高くなります。

また、外資系の化粧品メーカーであれば、課長職で年収1200万円を超えることもできるでしょう。課長職を目指すのであれば、早い段階からマネジメントスキルを磨いていくことが大切です。

5:外資系製薬会社のMR

外資系製薬会社のMRであれば、年収1000万円が目指せます。一般的な製薬会社のMRの年収水準は650万円程度とされていますが、外資系なら、早ければ20代後半からでも年収1000万円を超えられるでしょう。

たとえ若い間に成果を上げられなかったとしても、40代まで勤め上げられれば年収1000万円を目指せます。

6:大手総合商社マン

大手総合商社は年収水準が高く、非常に人気の高い就職先です。大手総合商社で営業マンとして就職すれば、早ければ20代後半からでも年収1000万円を超えられるでしょう。

ただし、総合商社では文系の学生が採用されるケースが多いため、理系で総合商社を目指すのであれば、他の学生と差別化できる知識やスキルを身に付けておくことをおすすめします。

7:ITプロジェクトマネージャー

ITプロジェクトマネージャーとは、ITプロジェクトのスケジュール、予算、品質、納期の管理や進行を行う仕事です。そのため、ITプロジェクトの責任者として、プロジェクトを成功へ導けるかどうかが重要になります。

プログラマーやシステムエンジニアとしてIT系の企業に入社した場合、マネジメント職としてキャリアアップしていくことで年収1000万円を目指すことも可能でしょう。

ITプロジェクトマネージャーを目指す場合、マネジメントスキルやコミュニケーションスキルなどを磨くことが大切です。

8:金融機関のファンドマネージャー

金融機関のファンドマネージャーとは、運用会社に所属して顧客の金融資産を運用する仕事です。専門性の高い仕事であるため、ファンドマネージャーを目指すことで30代前半でも年収1000万円を目指すことは十分可能です。

しかしながら、大手メガバンクを志望して、ファンドマネージャー候補であるファシリティマネジメント職として入社することは、非常にハードルが高いでしょう。

9:一級建築士

一級建築士の平均年収は、600万円~800万円ほどの水準が一般的でしょう。しかし、独立して自分の設計事務所を立ち上げれば、年収1000万円を目指すことも可能です。

一級建築士の資格は建築のプロフェッショナルであることの証明になるため、独立しやすいでしょう。また、勤め先によっては独立しなくても年収1000万円を超えるケースもあります。

一級建築士を目指すのであれば大学の建築学部を卒業し、建築事務所などに就職して実務経験を積み上げていきましょう。

10:データサイエンティスト

データサイエンティストとは、ビッグデータを分析することでクライアントの意思決定をサポートする仕事です。

データサイエンティストになるには数学や統計学、データ分析など、専門性の高いスキルを身に付ける必要があります。

また、エンジニアとして就職し、知識やスキルを身に付けてデータサイエンティストにキャリアチェンジするケースもあります。

理系で高収入を目指すためのポイント

日本では企業ごとに給与が変わるため、どのような仕事に就くのかによって年収も大きく変わります。理系から高収入を目指すのであれば、企業や業界選びが重要だと言えるでしょう。

ここでは、理系で高収入を目指すためのポイントを紹介するため、参考にしてみてはいかがでしょうか。

大手企業を目指す

理系から高収入を目指すのであれば、年収水準の高い企業への就職を目指すと良いでしょう。

一般的に、中小企業よりも大手企業の方が年収が高い傾向があるため、年収1000万円を目指すのであれば年収水準の高い大手企業への就職を目指すのがおすすめです。

年俸水準の高い業界を目指す

理系から高収入を目指すのであれば、年俸水準の高い業界を目指すのも良いでしょう。業界によっても年俸水準には違いがあります。

理系から目指しやすい年俸水準の高い業界としては、IT業界や製薬業界などが挙げられるでしょう。このような業界の会社に就職し、管理職へキャリアアップすれば年収1000万円も夢ではありません。

管理職を目指す

どのような業界であっても、部下をまとめる管理職にキャリアアップすれば年収も上がります。前述のような年収が高い大企業や年俸水準の高い業界であれば、管理職になることで年収1000万円を超えることも難しくはありません。

ただし、管理職になればそれだけ仕事も多くなり、仕事中心の生活になる傾向があるでしょう。

企業や業界によっては年収1000万円を目指せる!

たとえ理系であっても、誰もが年収1000万円を目指せるというわけではありません。年収1000万円を目指すのであれば、専門性の高いスキルを身に付ける必要があるでしょう。

本記事で紹介した理系で年収1000万円を目指せる職業や、高収入を目指すためのポイントなどを参考に、年収1000万円超えを目指してみてはいかがでしょうか。

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