【質問例30選】インターンシップ座談会で聞くべき質問とは?質問の仕方や注意点まで徹底解説

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インターンシップの座談会はどのような形式で行われるのか、参加するならどのような質問をすれば良いのか理解することで就活に行きてきます。

今回はインターンシップで行われる座談会についての基本から参加メリットや準備方法、質問の例まで丁寧に解説していきます。

座談会は、採用担当とは違う社員の方から情報収集できる貴重な場なので、企業に良い印象を残す質問の仕方を知って、座談会に積極的に参加しましょう。

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【インターンシップ座談会の質問】インターンシップの座談会について

インターンシップの座談会は、社員と就活生が話しやすい雰囲気の中で会話や質問ができる場です。

会社説明会後に行われる場合よりも、社員との接点があるときでコミュニケーションが取りやすいタイミングです。

採用担当者だけではなく現場で働く社員も参加することから、選考に直接関わりのない社員から生の声を聞ける良い機会でもあります。

そのため説明会で聞くことよりも詳しい業務内容や職場の雰囲気の情報が得られます。

会社説明会などで深掘りしたいと感じたことやES、面接の志望動機などに役立つ情報収集も可能です。

座談会の種類 

座談会はテーブル形式とパーティ形式の2種類で行われます。

テーブル形式では就活生が1つのグループになりテーブルに着席して参加します。

各テーブルには担当する社員が配置され、テーブルを回ることで色々な社員に質問する機会があります。

この形式では質問者と回答者の関係が明確で質問がしやすい反面、質問したい部署の社員に質問できない場合もあります。

一方、パーティ形式は立食パーティのように自由に移動して、質問したい立場の社員と交流と質問ができます。

この形式ではグループにならないので自発的に行動しないと質問ができない場合もあります。

また、近年ではインターンシップと座談会共にオンライン形式で行われることもあります。

【インターンシップ座談会の質問】企業が座談会を開催する意図

座談会を開催する目的は、企業の魅力や社員の魅力を紹介することと学生の素顔や意欲を把握することです。

人材不足が続く売り手市場では、就活生に選ばれる企業であることが重要になります。

そのため、就活生と社員の双方向の交流を通じて、就活生のミスマッチや入社後の不安解消の目的もあります。

また、働きやすさを重要視する傾向があるため、社内の雰囲気の良さを知ってもらい志望度を高めて欲しいという意図もあります。

【インターンシップ座談会の質問】座談会には積極的に参加しよう

現場の最前線で働く社員に質問できる座談会は、企業について深く理解する貴重な機会です。

疑問に感じることや知りたいことを積極的に質問することで引き出せた情報を選考へ役立てることができます。

また、座談会は直接的な選考への影響はないとされていますが、相性の良さを感じた場合プラス評価となり採用担当社の印象に残るでしょう。

そのため、質の良い質問の準備をして積極的に多くの社員との交流を心がけましょう。

【インターンシップ座談会の質問】座談会に参加するメリット

座談会に参加するメリットは多く、就活に大いに活かすことができます。

具体的には実際に働いている社員の声が聞けて、会社説明会ではわからない社内の実情を知ることが可能です。

これらの得られた情報から、自分の働き方に対する価値観やモチベーションと企業が求める人物像を比較できて相違が起きにくくなります。

さらに、積極的な質問や行動は自分の志望度の高さをアピールする機会にもなります。

実際に働いている社員の声が聞ける

企業研究などで得られる企業サイトや会社説明会のような企業が発信する情報とは異なり、座談会では実際に働いている社員の声を直接聞くことができます。

新入社員から管理職、経営層まで様々な採用担当以外にも多様な立場の社員も参加することが多く、様々な視点からの情報を得られます。

また、一緒に働きたいと思える社員がいるか分かったり、多くの社員が集まることで社員同士の関係性などを垣間見ることもできるでしょう。

自分と企業の相違が無くなる

実際に働いている社員との対話を通じて、企業と自分の相性を探ることができます。

長期的に働くには業務内容だけではなく職場の雰囲気や人間関係なども重要なことですが、会社説明会だけではこれらの情報を得ることが困難です。

しかし、座談会ならばその場で働く社員に直接聞くことができてより正確な生の情報が得られます。

このような社員との交流から企業の求める人物像を理解し、自らの就活の軸とミスマッチがないことを確認しておきましょう。

自分をアピールできる

積極的に質問することで事業や業務内容に興味があることが伝わります。

これが、関心の高さのアピールにつながり採用担当の目に留まる可能性があります。

このとき、仕事内容ややりがい、職場雰囲気など具体的な内容を質問することで、志望度の高さや企業の理解度の高さを伝えられます。

そのためには十分な準備を行い座談会に挑む必要があります。

ただし、自分の強みなどの自己PRを始めてしまうとマイナス評価になる点には注意しましょう。

【インターンシップ座談会の質問】座談会での質問の聞き方ポイント

座談会は、担当する社員と就活生のグループが1つのテーブルに着席し、簡単な社員の自己紹介や説明を受けて始まります。

その後、質問を促されたら挙手をして指名されるのを待ち、指名されたら席を立ち質問をするというのが基本的な流れです。

そして一定の時間が経てば移動して、違う社員への質問をすることが多いです。

その際に良い印象を残すためのポイントを紹介しますので、マナーを守って好印象を獲得しましょう。

質問の前にお礼を述べる

質問をする前に座談会に参加させてもらったことへのお礼を必ず述べます。

これはビジネスマナーの1つで、忙しい業務の合間を縫って座談会に時間を割いてくれたことへの感謝の表現です。

この言葉があることで印象が良くなるため忘れないようにしましょう。

そして質問の後も、回答内容で質問の意図を満たせたらお礼を述べて締めくくります。

また、最初の質問では大学と学部の名称及び名前を名乗ってから質問を始めましょう。

質問は1回1質問に絞る

グループで行われるために質問の機会が限られていると思い込み、1回の質問でいくつもの質問事項を聞いてしまうと、社員は回答しづらくなり良い回答が得られないです。

そのため、知りたいことに優先順位をつけて1回に1項目づつ質問するようにし、他の就活生の質問が一巡した後にさらに質問するようにしましょう。

これは、自分だけで質問の機会を独占せず、周囲への配慮もできるかということを評価されているからです。

回答してもらっているときも気を抜かず相槌をする

回答を聞いている最中も聞いていることを伝えるために、気を抜かないように注意が必要です。

例えメモをしていても、社員が回答している間ずっと下を向いていると印象がよくありません。

発言者の顔を見て適度に相槌を打ち、話を聞き理解していることを伝えるようにし、わからないことがあれば素直に聞き返してみることも大切です。

他の就活生が質問したことに対する回答の場合でも同様に、会話に参加する姿勢を示しましょう。

【インターンシップ座談会の質問】質問内容について

座談会では、質問の意図が明確で社員が回答しやすい内容にするよう気を配りましょう。

目的が不明瞭な質問では、具体的な回答をすることが難しくなり得るものが少なくなります。

また、質問する相手を選ぶことも大切で、管理職の方にはキャリアビジョン、若手社員の方には入社当時のことを質問すると良い回答が得られるでしょう。

さらに、機会があれば若手社員に、就活時に気を付けていたことを質問できるととても参考になります。

【インターンシップ座談会の質問】仕事内容ややりがいについての質問例

仕事の詳しい業務内容ややりがいについては、人事や広報ではなく現場で働く社員が最も理解しているため、会社説明会などで聞くよりも具体的な内容を聞くことができます。

気になる部署や職種の社員がいる場合、積極的に質問することで自分がイメージしている働き方との相違を減らせます。

その際、具体的なプロジェクト名やサービス名など固有名詞を使った質問をすると、志望度が高いことを示せるので良いアピールになります。

この仕事をしていてよかったと思えるエピソードはありますか?

働いている社員が、実際にどのような仕事にやりがいを感じるのかを直接的に聞く内容です。

仕事で成功を収めたり課題を乗り越えたときの喜びや満足感を理解することで、自分がどのように取り組むのかを想像するのに役立ちます。

また、企業がどのような行動や成果を評価し、どのような働き方を推奨しているかを把握することにもなります。

このとき仕事のやりがいはなんですかと聞いても良いのですが、極力具体的な質問を心がけましょう。

一日の業務スケジュールを教えてください

自分が実際に働く際の日常を具体的にイメージするために、業務時間や内容は詳しく聞いておくべき内容です。

1日の業務の流れがイメージできると企業と自分との価値観のミスマッチを防ぐことにつながります。

また、日々のスケジュールがきっちりと決まっているのか、それとも自由度が高いのかなど働き方や企業文化を感じられます。

1日のスケジュールを通じて、業務時間と休憩時間、出勤退社時間など私生活とのバランスも想像できます。

その他質問例

・仕事をしていて特に充実感を感じたエピソードは何ですか

・学生時代のアルバイト経験が現在の仕事にどのように役立っていますか

・失敗や課題をどのように解決し乗り越えてきましたか

・自身が成長したと感じた瞬間やエピソードを聞かせてください

・日々の業務で特に意識していることは何ですか

・新入社員の1日の仕事内容を具体的に教えていただけますか

仕事のつらさではなく、難しさや経験、思考などを質問するようにしましょう。

【インターンシップ座談会の質問】職場の雰囲気についての質問例

職場の雰囲気は長期的に働けるかに関係が深い事柄で、当事者である社員に直接入社後の職場の人間関係や働きやすさを質問できる貴重な機会です。

質問するときは企業ホームページなどで社内行事や公開イベントへの参加など、企業の取り組みを確認しておくと企業研究ができていると思われ好印象です。

年齢層や性別に関係なく働けるかや部署内の上下関係、コミュニケーションの方法などの質問から企業文化を理解できます。

社員同士の交流は活発ですか?

社員同士の交流の活発さは、企業の雰囲気や文化を理解する上で非常に重要な要素です。

積極的な交流がある企業は、協調性が求められる環境を示している可能性があります。

交流の活発さは、個人で進めるのかチームで進めるのかの働き方を示す指標にもなり、情報共有の仕組みや意思決定のプロセスについても推測できます。

企業により社員同士の交流の仕方は様々なので、自分の働き方にあっているかは確認しておきましょう。

働きやすい環境づくりのためにどのような取り組みをされていますか?

近年、多くの企業では働き方改革の取り組みに注力している重要な課題で、その1つとして働きやすい職場づくりを意識していることが多いです。

働きやすい環境は、仕事内容に過度なストレスがなく情報共有がスムーズで社員教育の仕組みが整っている良い雰囲気の職場環境を指します。

そのため、社員のスキルアップやキャリアアップを支援し能力向上させる人材教育を通じて、働きやすい環境づくりを追求する企業も増えています。

職場の雰囲気

・役職や年齢、性別に関わらず発言が尊重されるオープンな雰囲気がありますか

・休日に社員間での交流活動が行われることはありますか

・社員同士で互いのモチベーションを高め合うためにどのような取り組みがありますか

・企業の社風や働く環境をどのように表現されますか

・普段の上司とのコミュニケーションはどのように取られていますか

雰囲気の良し悪しは受け取る人の主観によるので、出来事の情報を集め判断材料にしましょう。

【インターンシップ座談会の質問】求められている人材に関する質問例

求められる人材を知ることは、就活において数々のメリットがあります。

ESや面接などでアピールすべきことが把握できて、自分に合った職場なのかや成功の可能性を知ることもできます。

そして、求められるスキルを満たせていないと感じた場合、具体的な目標を設定し満たすための準備が可能になります。

さらに、求める人材に関する質問をすることは、自身の向上心と企業への強い志望度を示す機会になります。

御社で活躍している人はどのような人ですか?

活躍している社員は、企業の業務内容に適応し高いパフォーマンスを発揮できる特性や能力を持っていると言えます。

そのような人物像を知ることで、企業が重視する人材の特性を把握することができます。

これは自身が同じ特性や能力を持っているか自己分析したり、面接などでアピールすべきことの指針になります。

さらに、企業が求める人物像を理解することで、自分自身の価値観やキャリア目標との整合性を判断することも可能です。

御社で活躍するために今のうちにつけておいた方が良いスキルはありますか?

活躍したいと直接的に述べることで入社への意気込みや熱意が伝わり、企業への志望度の高さをアピールすることができます。

また、企業に求められているスキルを事前に知っておくことで、自身が磨くべきスキルとESや面接でアピールするポイントを把握することが可能になります。

他にも、企業が求めるスキルと自分の持つもしくは習得を目指すスキルがマッチしているかを確認することで、自身と企業との相性を検証できます。

求められている人材に関する質問例まとめ

・業務中に特に意識していることや大切にしていることは何ですか

・新入社員の頃に業務を行う上で最も意識していたことは何ですか

・特にこの事業の業務に興味があるのですが、配属部署はどのような基準で決定されるのでしょうか

・○○さんのように活躍するためにはどのようなスキルや強みが必要と考えますか。

現場で活躍している社員が日頃から意識していることは、企業が評価する要素に直結することが多いので質問してみましょう。

その他質問例

・この会社を志望された具体的な理由は何でしたか

・企業を選ぶ際に特に重視された要素は何でしたか

・ご自身のキャリアで特に成長を遂げたと感じるエピソードはありますか

・御社の一番の強みは何だと思われますか

・長期間勤めたいと考えていますが、離職しやすい人に何か傾向を感じますか

若手社員に対する質問ではその企業にたいする就活の体験談を聞き、管理職であればマネジメントに関わる質問も今後の選考に有効な方法です。

【インターンシップ座談会の質問】注意した方が良い質問

給与や福利厚生に関する待遇は、長期的に働く上で重要な要素であることに間違いはないです。

しかし、これらの質問を最初に取り上げると、仕事内容ややりがい、求められる人材よりも給与や福利厚生を重視しているように誤解された印象を与えることになってしまいます。

それでも質問したいと思った場合は、適切な言葉遣いとタイミングを心掛けて座談会というフランクに交流できる機会を最大限に活用しましょう。

給与に関する質問

企業選択を給与条件のみで決めていると受け取られないよう、給与についての質問はその理由を併せて明確にすることが重要です。

良くない質問例は次の通りです。

・御社の給与体系はどのようになっていますか

・新入社員は何年ほどで昇給する傾向がありますか

良い質問例は次の通りです。

・将来、家庭を持つ可能性を見越して昇給に向けて努力すべき点はありますか

・自己啓発やスキルアップのため給与のどれくらいを充てていますか

福利厚生に関する質問

福利厚生に関する質問を真っ先に行うことで企業選択で優先順位が高いと捉えられ、評価を下げないように注意しましょう。

良くない質問例は次の通りです。

・有給は実際に取得できますか

・育休や産休は取得可能でしょうか

良い質問例は次の通りです。

・御社ではどのようなタイミングで有休を使用する方が多いですか

・男性の育休取得率や産休からの復職率はどの程度でしょうか

【インターンシップ座談会の質問】事前準備の方法

インターンシップの座談会に参加する前に、企業研究をして企業の情報を集めておき、自己分析の結果から自分の就活の軸を明確にしておきます。

このような事前準備をしておくことで、内容のある質の高い質問ができるようになり質問が思いつかないなどのトラブルが起きにくくなります。

また、インターンシップのプログラム中に新たに気になったことを書き留めておき、質問に追加するとリアルタイムの生きた内容の質問ができます。

自分の軸を明確にする

就活の軸とは、就活を進めていく中で自分が重視する基準や価値観のことで、目指すキャリアや希望する働き方、重視する働きがいなどに基づいて明確にします。

自分の軸の明確化には十分な自己分析が必要であり、自身の価値観や目標を理解することが重要です。

座談会では自分の就活の軸が満たされるのかを確認することを中心に質問していきます。

このときにインターンシップに参加しようと思った理由を自分の価値観を交えながら質問することで、企業とのミスマッチを防ぐことができます。

また、自分の軸を持って質問することで、就活に対する準備が進んでいて志望度が高い就活生であることをアピールが可能になります。

企業研究をする

通常、インターンシップでの座談会は、会社説明会やワークの後に設けられます。

インターンシップで行われる会社説明会だけでは、良質な質問をするには材料も時間も不足しているため、事前に企業や就活サイトの情報をもとにした企業研究を行うことが重要です。

企業サイトや募集要項に記載されている情報を質問してしまうと準備不足が露呈することになりますので注意しましょう。

準備を怠らず参加することで詳しい仕事内容ややりがいのこと、職場での雰囲気のことなどの情報収集に集中できます。

座談会は事前に行った企業研究では分からなかったことや、現場で働く社員の生の声から企業研究を深掘りするための機会と考えましょう。

調べた質問例をアレンジする

自己分析を行って就活の軸を明確にし企業研究を行ってもなお良い質問が思い浮かばない場合は、この記事にある30の質問例を参考にできます。

これらの質問例をベースに企業研究で得た情報や自らの価値観を反映させてアレンジし、オリジナルの質問を準備して積極的に座談会へ参加しましょう。

その際、グループの就活生と質問内容が重複しても慌てないように、3~5個の質問を準備しておくことを推奨します。

おわりに

この記事ではインターンシップで行われる座談会の詳細や参加するメリット、座談会での質問の聞き方のポイントに加え座談会で聞いておくべき質問を解説しました。

座談会は現場で働く社員から直接情報収集できる貴重な場なので、踏み込んだ質問をできるように十分な事前準備を行い参加しましょう。

もし良い質問が思い浮かばない場合でも、30の質問例を自分なりにアレンジして積極的に質問することで企業へのアピールが行えます。

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