
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
インターンにどんな靴を履いていけばよいか、スーツ以外の服装のときはローファーやスニーカーでもよいのかと迷う学生は少なくありません。
基本は、企業から届いた服装の案内に合わせて靴を選ぶことで、迷ったら黒の革靴かパンプスを選んでおけば失礼になることはありません。
この記事では、服装の指定ごとの靴の選び方をメンズと女性に分けて紹介し、避けたい靴、買うときのポイント、前日の手入れまで順番に説明します。
インターンの靴は服装の指定に合わせて選ぶ
インターンの靴は、企業の案内に書かれた服装の指定を見て決めるのがいちばん確実です。
案内メールやマイページには、スーツ着用、オフィスカジュアル、私服でお越しください、服装自由などの書き方で服装が示されていることが多いです。
服装の指定ごとの靴の目安は、次の表のとおりです。
| 服装の指定 | メンズの靴 | 女性の靴 |
|---|---|---|
| スーツ着用 | 黒の紐付き革靴(ストレートチップなど) | 黒のプレーンなパンプス(ヒール3〜5cm) |
| オフィスカジュアル | 黒か茶の革靴、ローファー | パンプス、ローファー、低めのヒールの靴 |
| 私服・服装自由 | ローファー、きれいめの革のスニーカー | ローファー、フラットシューズ、きれいめのスニーカー |
服装の案内が見当たらないときは、スーツと革靴かパンプスで参加するのが安全です。
どうしても判断がつかない場合は、案内メールに返信する形で、服装について担当者に問い合わせても失礼にはなりません。
どの指定でも、汚れのない手入れされた靴を選ぶことは共通です。
表はあくまで目安なので、企業から具体的な指定がある場合はそちらを優先してください。
オンラインで参加するインターンでは足元が映らないことが多いですが、途中で立ち上がる場面に備えて部屋履きのまま参加するのは避けておきましょう。
インターンの靴選びが大切な理由
インターンでは、足元は服装の中でも意外と人の目に入りやすい場所です。
受付で立って名乗るときや、会議室の椅子に座って足を組まずに話を聞くときなど、靴は自然と相手の視界に入ります。
スーツやシャツを整えていても、靴が汚れていたりかかとがすり減っていたりすると、身だしなみの細かいところまで気が回らない印象を与えかねません。
また、インターンでは会場の移動や職場の見学で、1日に長い時間歩いたり立ったりすることがあります。
足に合わない靴で参加すると、痛みが気になってワークや社員の話に集中できなくなることもあります。
見た目の印象だけでなく、1日を通して集中して参加するためにも、靴は前もって選んでおくことが大切です。
派手さや流行よりも、服装の指定に合っていて、清潔で、足に合っていることを優先して選びましょう。
服装の指定別のインターンの靴の選び方
ここでは、服装の指定ごとに、メンズと女性の靴の選び方を具体的に紹介します。
スーツの指定では選べる靴がほぼ決まっていますが、オフィスカジュアルや私服の指定では選べる幅が広がるぶん、迷いやすくなります。
どの指定でも、色は黒か濃い茶色、形は飾りの少ないものを選ぶと、ほかの服と合わせやすくなります。
靴と一緒に見られやすい靴下やストッキングの選び方も、最後にまとめて紹介します。
以下で、自分が参加するインターンの指定に当てはまる部分から確かめてください。
スーツ指定のときのメンズの靴
スーツで参加するインターンでは、メンズは黒の紐付きの革靴を選ぶのが基本です。
形は、つま先に横一文字の切り替えがあるストレートチップか、飾りのないプレーントゥが合わせやすいです。
つま先にU字の縫い目があるUチップも使えますが、迷ったらストレートチップを選んでおけば間違いありません。
紐のないスリッポン型の革靴は、スーツと合わせると少しくだけた印象になるので、スーツ指定のときは紐付きのものを選びます。
色は黒が最も無難で、茶色はスーツの色との組み合わせによっては目立つことがあります。
革のスニーカーは歩きやすい一方で、スーツ指定の場面ではカジュアルな印象になるため避けておきましょう。
本選考の面接でも同じ靴を使えるので、最初に1足しっかりした革靴をそろえておくと長く使えます。
スーツ指定のときの女性の靴
スーツで参加するインターンでは、女性は黒のプレーンなパンプスを選ぶのが基本です。
ヒールの高さは3〜5cmほどが目安で、高すぎると歩き回るときに足を痛めやすく、低すぎてもスーツとの釣り合いが取りにくくなります。
ヒールが細すぎるものより、太めで安定したものを選ぶと、移動や立ち仕事のある日でも歩きやすくなります。
甲の部分にストラップが付いたパンプスも、脱げにくく歩きやすいので選んでかまいません。
つま先が開いたものや、かかとが出るサンダルのような形は、スーツの場面には合わないので避けます。
パンツスーツの場合も同じパンプスで問題なく、裾が地面につかない長さに合わせると足元がすっきり見えます。
慣れないうちは靴擦れしやすいので、インターンの前に何度か履いて足を慣らしておくと安心です。
オフィスカジュアル指定のときの靴
オフィスカジュアルの指定では、革靴やローファーなど、きれいめの靴を選びます。
メンズは、黒か茶の革靴やローファーにスラックスとジャケットを合わせると、オフィスカジュアルらしいまとまりになります。
女性は、パンプスやローファー、ヒールの低いきれいめの靴が合わせやすいです。
オフィスカジュアルでは、スーツ指定より少し柔らかい印象の靴まで選べますが、スニーカーやサンダルまで崩すのはまだ早いと考えておきましょう。
ローファーは、紐がないぶん脱ぎ履きがしやすく、オフィスカジュアルにも私服にも合わせられるので、1足あると便利です。
服装全体の考え方は、次の記事で詳しく紹介しているので、靴と服の組み合わせに迷ったら参考にしてください。
私服・服装自由のときのスニーカー
私服でお越しくださいや服装自由と書かれていても、仕事の場にふさわしいきれいめの服装を考えておくのが基本です。
靴は、ローファーやきれいめの革靴を選んでおけば、どの業界でも浮くことはまずありません。
スニーカーを履く場合は、白や黒の無地で、革や合成皮革の落ち着いたデザインのものを選びます。
運動用のスニーカーや、色や柄の多いもの、汚れたものは、私服の指定でもカジュアルすぎる印象になりやすいです。
1日だけのオンラインのインターンでは足元は映らないことが多いですが、対面の場合は会場の雰囲気に合わせることが大切です。
迷ったときは、社員の服装を説明会や採用サイトの写真で確かめると、どこまで崩してよいかの目安になります。
IT企業などで社員がスニーカーで働いている場合でも、初日はきれいめの靴にしておき、様子を見てから合わせるのが無難です。
靴下とストッキングの選び方
椅子に座ると足首が見えるので、靴下やストッキングも靴と一緒に選んでおきます。
メンズは、黒や紺の無地で、座っても肌が見えない長さの靴下を選びます。
くるぶし丈の短い靴下や、白い靴下、柄の入った靴下は、スーツやオフィスカジュアルの場面では目立ちやすいので避けましょう。
女性は、スーツやパンプスに合わせるときは、肌の色に近いベージュのストッキングが無難です。
ストッキングは急に伝線することがあるので、予備を1足かばんに入れておくと安心です。
私服の指定でスニーカーやローファーを履く場合も、靴の色に合わせた落ち着いた色の靴下を選ぶと、足元がまとまって見えます。
靴下に穴があいていないかも、前日に確かめておきます。
インターンの靴で避けたいこと
靴を選ぶときは、何を選ぶかと同じくらい、何を避けるかを知っておくことが大切です。
避けたいのは、業界や会場の雰囲気に合わない靴、汚れや傷みが目立つ靴、悪目立ちする靴の3つです。
また、数日続くインターンでは、1足だけで通うと靴が傷みやすくなります。
どれも、インターンの前に少し準備しておけば防げることばかりです。
以下で、それぞれの注意点を見ていきます。
前日に一度チェックするだけで防げるものがほとんどです。
業界や会場の雰囲気に合わない靴
インターンの服装の雰囲気は、業界や企業によって大きく違います。
金融や官公庁などのかっちりした雰囲気の場では、スーツと革靴やパンプスが基本と考えておきましょう。
IT、アパレル、広告などの業界では、私服の指定が多く、社員もカジュアルな服装で働いていることがあります。
そのような場で一人だけ堅すぎる服装でも大きな問題にはなりませんが、反対に崩しすぎると目立ってしまいます。
工場や研究所の見学がある場合は、歩きやすく滑りにくい靴を指定されることもあるので、案内をよく読んでおきます。
迷ったときは、崩しすぎるより少しかっちりした靴を選ぶほうが安全です。
同じ企業の別のインターンに参加した先輩がいれば、当日の雰囲気を聞いておくのも参考になります。
汚れや傷みが目立つ靴
どんなに服装の指定に合った靴でも、汚れや傷みが目立つと、身だしなみへの気配りが足りない印象になります。
特に気をつけたいのは、つま先の傷、かかとのすり減り、靴底の汚れの3つです。
かかとがすり減って斜めになっていると、歩き方まで崩れて見えることがあります。
かかとのすり減りは靴の修理店で直せるので、本選考の前にあわせて直しておくと長く使えます。
雨の日に履いたあとにそのままにしておくと、白いしみや型崩れの原因になります。
インターンの前日には、明るい場所で靴全体を見て、汚れや傷がないかを確かめましょう。
手入れの方法は、このあとの章で紹介します。
会場に着く前に、駅のトイレなどで靴の汚れを軽く拭いておくのも一つの方法です。
悪目立ちする靴
インターンで印象に残りたいと考える学生もいますが、靴で目立とうとするのはおすすめしません。
派手な色や柄のスニーカー、装飾の多い革靴などは、内容より見た目の印象が先に残ってしまいます。
インターンで評価されたいなら、ワークでの発言や社員への質問、取り組む姿勢で伝えるほうがはるかに効果があります。
私服の指定の場合も、全体を落ち着いた色でまとめ、靴だけが浮かないようにしましょう。
音が大きく鳴るヒールや、歩くたびに音がする靴も、静かな職場では気になることがあります。
足元は控えめにしておき、話の中身で印象を残すと考えておけば、靴選びで迷うことは減ります。
迷ったら、表で紹介した基本の靴に戻って選んでください。
1足だけで通う
数日続くインターンや、本選考と重なる時期は、同じ靴を毎日履くことになりがちです。
革靴は1日履くと汗を吸うため、2足を交互に履いて休ませると傷みにくくなります。
雨の日に濡れた靴を翌日も履かなければならない状況も、2足あれば避けられます。
2足目は、同じ色と形のものにしておくと、ベルトやかばんの色を変えずに済みます。
すぐに2足そろえるのが難しい場合は、1足を大切に手入れし、雨の日の翌日だけでも別の靴を用意できるようにしておきましょう。
本選考の時期にはさらに外出が増えるので、インターンの時期のうちに2足目を考えておくと後で慌てずに済みます。
どちらの靴も、同じように手入れをしておくことが大切です。
靴を休ませる日は、シューキーパーを入れておくと形が整います。
インターン前の靴の準備と手入れ
インターンの当日に気持ちよく参加するためには、買うとき、前日、当日の3つの場面で靴を準備しておくことが大切です。
新しい靴は、買ってすぐに長時間履くと靴擦れしやすいので、インターンより前に少しずつ履き慣らしておきます。
前日には、汚れを落として、天気に合わせた準備をしておきます。
手入れの道具は高価なものでなくてもよいので、基本のものをそろえておきましょう。
以下で、それぞれの場面での準備を見ていきます。
靴を買うときのポイント
靴は、足のむくみが出やすい夕方に試し履きをすると、1日履いても痛くなりにくいサイズを選べます。
試し履きのときは、両足とも履いて店内を少し歩き、かかとが浮かないか、つま先が当たらないかを確かめます。
革靴やパンプスは、ふだん履いているスニーカーとサイズが違うこともあるので、店員にサイズを測ってもらうと安心です。
色は、ベルトやかばんの色とそろえると、全体がまとまって見えます。
リクルート用として売られている靴は、スーツにも合わせやすい形と色に作られているので、迷ったときの選択肢になります。
インターンの直前に買うと履き慣らす時間がないので、参加の1〜2週間前までに用意するのが目安です。
購入後は、近所への外出などで何度か履いて、足を慣らしておきましょう。
前日の手入れ
インターンの前日には、靴の汚れを落としておきます。
革靴やパンプスは、ブラシでほこりを払い、乾いた布で全体を拭くだけでも見た目が大きく変わります。
時間があれば、靴の色に合ったクリームを薄く塗り、布で磨くとつやが出て、傷も目立ちにくくなります。
翌日に雨が予報されている場合は、防水スプレーをかけておくと、水のしみを防ぎやすくなります。
スニーカーやローファーで参加する場合も、靴底の汚れや靴紐の汚れを落としておきましょう。
手入れの道具は、ブラシ、布、靴の色に合ったクリーム、防水スプレーの4つがあれば十分です。
手入れが終わったら、靴下やストッキングの予備とあわせて、当日の朝に慌てないよう玄関にそろえておきます。
雨の日と保管の仕方
雨の日は、会場に着いたらハンカチやティッシュで靴の水滴を拭いてから入ると、足元の印象が保てます。
濡れた靴は、帰宅したら新聞紙などを中に詰めて、風通しのよい日陰で乾かします。
ドライヤーやストーブで急に乾かすと、革が硬くなったりひび割れたりする原因になるので避けましょう。
ふだん保管するときは、シューキーパーを入れておくと、型崩れやしわを防げます。
靴箱に詰め込みすぎると湿気がこもりやすいので、間をあけて置き、除湿剤を入れておくと安心です。
手入れと保管を続けておけば、本選考の面接でも同じ靴を気持ちよく使えます。
インターンの時期から習慣にしておくと、社会人になってからも役立ちます。
雨の日用に、水に強い合成皮革の靴を用意しておくのも一つの方法です。
まとめ
インターンの靴は、企業の案内に書かれた服装の指定に合わせて選ぶことが基本です。
スーツの指定ならメンズは黒の紐付き革靴、女性は黒のプレーンなパンプスを選び、オフィスカジュアルなら革靴やローファーまで選べます。
私服や服装自由の指定でも、ローファーやきれいめのスニーカーなど、仕事の場にふさわしい靴を選びましょう。
派手な靴や汚れた靴は避け、前日に手入れをしておくと、足元の印象が整います。
まずは参加するインターンの案内を開き、服装の指定を確かめてから靴を準備するところから始めてください。