【INFJ(提唱者型)の適職】内に秘めた深い理解と共感力で人々の心に寄り添うあなたへ

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伊東美奈
Digmedia編集長
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

INFJ(提唱者型)は、深い共感力と優れた洞察力を持ち、人間関係を大切にしながらも直感と計画性で物事を進めるタイプです。

この記事では、INFJの特徴や適職、就活における傾向について詳しく解説し、INFJが自分らしいキャリアを築くためのヒントを提供します。

【INTJの適職】MBTIとは?

MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)とは、スイスの心理学者カール・グスタフ・ユングの性格理論を基に考案された心理検査です。

人の性格や行動パターンを16種類のタイプに分類し、自己理解や他者とのコミュニケーション向上に役立てることができます。

就職活動においても、自分の性格や強みを把握することで、より自分に適した職業選択や自己PRが可能になります。

4種類の型

MBTIは、以下の4つの二項対立の軸を基にして16タイプに分類されます。

外向(E)vs. 内向(I)
外向型は他人との交流からエネルギーを得ますが、内向型は一人で過ごすことでエネルギーを回復します。

感覚(S)vs. 直感(N)
感覚型は現実的な事実や具体的な情報を重視しますが、直感型は抽象的な考えや未来の可能性を重要視します。

思考(T)vs. 感情(F):
思考型は論理や客観的な判断を重視し、感情型は人間関係や価値観に基づいて決定を下します。

判断(J)vs. 知覚( P):
判断型は計画的で秩序を重んじ、知覚型は柔軟で即興的に物事に対応する傾向があります。

【INFJの適職】INFJの性格特徴

INFJは「I=内向型」「N=直感型」「F=感情型」「J=判断型」から成るタイプで、深い共感力と直感力を兼ね備えています

さらに、INFJは「A」(Assertive)「T」(Turbulent)に分かれ、それぞれ異なる性質が見られます。

INFJ-Aの特徴

INFJ-Aは、自信と安定感を持ったタイプで、ストレスにも強い傾向があります。

目標に対する意識が高く、冷静に計画を立てて着実に進めることが得意です。

例えば、難しい状況でも感情をうまくコントロールし、論理的かつ建設的に解決策を導き出す力があります。

また、自己肯定感が高いため、他人の意見に過度に影響されることなく、自分の信念を貫くことができます。

チーム内ではリーダーシップを発揮しつつ、他者の意見にも耳を傾けるバランス感覚を持っています。

INFJ-Tの特徴

INFJ-Tは、自己批判的で繊細な一面を持つタイプです。

完璧主義の傾向があり、少しのミスでも深く反省し、改善しようと努力する姿勢が見られます。

また、不安や心配を感じやすいため、プレッシャーに弱いことがありますが、その分現状をより良くしようとする意識が強いです。

例えば、過去の経験から学び、自分を成長させるための行動を常に意識しています。

他人の感情に対して敏感であるため、チーム内でのサポート役として信頼されることが多いです。

【INFJの適職】INFJの就活の傾向

INFJは、長期的な視点でキャリアプランを立てることが得意です。

また、職場環境や人間関係を重視し、自分の価値観に合った場所で働くことを大切にしています。

以下ではINFJの就活の傾向を解説します。

自己表現が苦手

INFJは内向的な性格から、自己表現が苦手な傾向にあります。

特に面接やエントリーシートでは、自分の実績や強みをうまく伝えられないことが課題となります。

例えば、「自分をアピールすることが苦手」と感じる場面でも、過去の経験や成果を具体的に整理し、論理的に伝える準備を行うことで克服できます。

INFJは、共感力や誠実さという強みを持っているため、これらを自己PRに組み込むことで、自分らしいアピールができるでしょう。

計画的である

INFJは計画的な性格で、就活でも事前準備を徹底して行うことが得意です。

例えば、自己分析や企業研究を通じて、自分の強みや興味に合った企業を見つけることができます。

また、選考スケジュールや面接対策を計画的に進めることで、焦ることなく着実に目標に向かって取り組むことが可能です。

計画性を活かし、段階的にゴールを設定しながら進めることで、他の就活生との差をつけることができます。

職場環境を重視する

INFJは職場の雰囲気や働く環境を非常に重視します。

特に企業の価値観や人間関係が、自分の信念と合っているかを大切にする傾向があります。

例えば、チームワークを重視する企業や、人をサポートする役割が多い職場を好むことが多いです。

また、静かな環境や少人数のチームで、自分のペースで働ける職場に魅力を感じるINFJもいます。

環境を重視するINFJだからこそ、働きやすい場所を見極め、満足度の高いキャリアを築けるでしょう。

【INFJの適職】INFJの長所

INFJは、深い共感力と洞察力を持ち、他者の感情やニーズを敏感に察知することができます。

この特性は、対人関係を築く上で大きな強みとなります。

他にも、INFJの長所をそれぞれ詳細に解説します。

共感力が高い

INFJは、他者の感情や考えを深く理解し、共感する能力に優れています。

 この共感力により、対人関係において信頼関係を築くことが得意であり、チーム内での調和を保つ役割を果たします。

 例えば、同僚やクライアントの悩みや要望を的確に把握し、適切なサポートやアドバイスを提供することができます。

 また、感情的なサポートが求められる場面でも、相手の立場に立って考えることで、効果的な対応が可能です。

誠実な性格

INFJは、誠実で真摯な性格を持ち、他者との関係において信頼を重んじます。

約束を守り、責任感が強いため、周囲からの信頼を得やすく、例えば、プロジェクトの締め切りを厳守し、チームメンバーとの協力を大切にします。

また、倫理観が高く、公正さを重視するため、職場でのモラルやコンプライアンスを遵守します。

このような誠実さは、長期的な人間関係の構築や、組織内での信頼性の向上に寄与します。

洞察力がある

INFJは、直感的に物事の本質を見抜く洞察力を持っており、 複雑な状況や人間関係においても、背後にある真意やパターンを理解することができます。

 例えば、チーム内の微妙な雰囲気の変化や、プロジェクトの潜在的な課題を早期に察知し、適切な対応策を講じることが可能です。

また、未来の可能性を予見し、長期的な視野で計画を立てることにも優れています。

さらに、他者の動機や感情を深く理解することで、効果的なコミュニケーションやサポートをすることができます。

【INFJの適職】INFJの短所

INFJは多くの長所を持っていますが、同時にいくつかの短所も存在します。

 これらの短所を理解し、対策を講じることで、より効果的に自己成長をすることができるので、以下を参考にしてみてください。

内向的すぎる

INFJは内向的な性格で、一人の時間を大切にします。

 しかし、その傾向が強すぎると、他者との交流を避けがちになり、社交的な場面でのコミュニケーションに支障をきたすことがあります。

例えば、イベントやチームビルディングの場で積極的に関わることが難しいと感じることがあります。

このため、新たな人間関係の構築や、職場での協力関係において課題を抱える可能性があります。

内向的すぎる性格を克服するためには、意識的に社交的な場に参加し、他者との交流を増やす努力が必要です。

完璧主義

INFJは完璧を追求する傾向があり、自己に対して非常に厳しくなりがちです。

些細なミスや達成できなかった目標に対して強い自己批判を感じることがあります。

例えば、プロジェクトの細部にこだわりすぎて、全体の進行が遅れることや、他者の手助けを受け入れずに過度な負担を抱えることがあります。

 この完璧主義は、ストレスや燃え尽き症候群の原因となる可能性があります。

 完璧主義を和らげるためには、適度な妥協や他者との協力を受け入れる姿勢を持つことが重要です。

自己犠牲的になってしまう

INFJは、他者を助けたいという強い思いから、自己犠牲的な行動をとることが多いです。

例えば、チームメンバーや友人が困っていると、自分の仕事や生活を後回しにしてでもサポートしようとします。

このような姿勢は周囲からの信頼を得やすい一方で、自分自身の健康や精神的な安定を犠牲にする原因にもなります。

長期間この状態が続くと、心身ともに疲れ果ててしまい、パフォーマンスが低下することも考えられます。

自己犠牲を抑えるためには、自分自身の限界を理解し、時には「NO」と言う勇気を持つことが重要です。

【INFJの適職】INFJが向いてる仕事

INFJは、その高い共感力や誠実さ、洞察力を活かせる仕事に適性があります。

人をサポートしたり、成長させたりする職業で特に力を発揮します。

カウンセラー / セラピスト

INFJは他者の感情や悩みに寄り添う能力が高いため、カウンセラーやセラピストとしての適性が非常に高いです。

この仕事では、クライアントの話を丁寧に聞き取り、その心の中にある悩みや問題を理解し、適切なアドバイスや解決策を提供することが求められます。

INFJは共感力と洞察力を活かし、クライアントの本音や隠れたニーズを的確に把握することができます。

一人ひとりの成長や回復をサポートすることにやりがいを感じやすいINFJにとって、非常に適した仕事といえるでしょう。

教師

INFJは、人を成長させたり、知識を伝えたりすることに喜びを感じるタイプです。

教師という仕事は、まさにINFJの強みを活かすことができる職業です。

特に、生徒一人ひとりの個性や成長過程を理解し、その可能性を引き出す役割はINFJにとってやりがいのある仕事です。

共感力が高いINFJは、生徒の気持ちや悩みに寄り添い、信頼関係を築くことが得意です。

INFJが教師になることで、生徒たちの未来に良い影響を与え、人生の指針を示す存在になることができるでしょう。

社会福祉士

社会福祉士は、困っている人や社会的弱者を支援する役割を担う仕事です。

INFJは、他者を助けたいという強い使命感と共感力を持っているため、社会福祉の分野で大いに力を発揮します。

例えば、生活に困っている人や心のケアが必要な人に寄り添い、その人が自立できるよう支援します。

INFJは誠実で責任感が強いため、支援対象者との信頼関係を築きやすく、長期的なサポートを継続して行うことができます。

作家

INFJは内省的で思索に富んだ性格を持っているため、作家としての適性も高いです。

独自の視点や深い洞察力を文章に落とし込み、自分の考えや感じたことを表現することが得意です。

特に、感情や人間関係の機微を描くことに長けているINFJは、読者の心に深く響く作品を生み出すことができます。

また、孤独な環境で自分のペースで仕事を進めることができる作家業は、内向的なINFJにとって理想的な働き方といえるでしょう。

医療関係者

INFJは、人を助けたいという思いが強く、医療分野でも大きな適性を持っています。

例えば、看護師や心理士、リハビリスタッフとして患者の回復を支える役割は、INFJの共感力や誠実さを活かせる場面が多いです。

患者一人ひとりの状況や気持ちを理解し、親身になってケアをすることで信頼される存在となります。

患者の健康や生活の質を向上させることにやりがいを感じられるINFJにとって、医療関係の仕事は適職といえるでしょう。

【INFJの適職】INFJが向いていない仕事

INFJの性格や特性から考えると、向いていない仕事も存在します。

特に対人スキルが過度に求められる仕事や、厳格な管理が必要な職場はストレスを感じやすいことが多いです。

以下の職種には向いていないことが多いので注意しましょう。

営業職

営業職は、顧客に対して自分の製品やサービスを積極的に売り込む必要があるため、INFJには向いていないことが多いです。

特に強引なアプローチや外向的な性格が求められる場面では、内向的なINFJは大きなストレスを感じます。

また、感情的な駆け引きや競争が激しい職場環境は、INFJの価値観や働き方と合わない可能性があります。

INFJは論理や誠実さを重んじる性格であるため、無理に自分を取り繕う必要がある営業職では、能力を発揮しにくいでしょう。

人員管理や監視業務

INFJは、他者との感情的なつながりを大切にするため、厳しく監視したり、管理する仕事には不向きです。

例えば、部下に対して厳しい指導や評価を行う立場では、感情的な負担を感じることが多くなります。

また、相手のミスや欠点を指摘することに抵抗を感じやすいINFJにとって、人員管理や監視業務はストレスの原因となりやすいです。

まとめ

INFJは共感力、洞察力、誠実さを強みとし、人を支えたり成長させる仕事で大きな力を発揮します。

一方で、外向的な役割や過度な管理業務は苦手とすることが多いため、自分に合った職業選びが重要です。

自分の特性を理解し、適職を見極めることで、充実したキャリアを築くことができるでしょう。

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