文系でもプログラミングは習得できるの?習得するメリットや理由を徹底解説

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はじめに

文系の大学生はエンジニアとして働くことは難しいと決めつけていませんか?

プログラミングに興味があり、ちょっと勉強してみたら思っているよりも楽しく「エンジニアになるのもありだな」と感じているそこのあなたに伝えます。

文系でもプログラミングはできるようになります。

この記事では「文系学生でもプログラミングが習得できる理由」から「プログラミングが習得できる人の特徴」「プログラミングを習得するメリット」「プログラミングを習得するデメリット」「習得しやすいプログラミング言語」の流れで順番に説明していきます。

【文系でプログラミング習得】文系でもプログラミングはできるようになる

結論からいいますが「文系でもプログラミングはできるようになる」と言い切れます。

その理由は「実は難しい計算があまり必要ないこと」と「複雑な機械操作も実はあまり必要ないこと」が主な理由です。

確かに「論理的な思考」に関しては必要になりますが、文系の大学生が一番ネックに感じている「難しい計算」「複雑な機械操作」に関しては、もちろん知識があれば有利になりますが必須能力とまでは言えません。

基礎的な知識がある理系の大学生よりも文系の大学生の方が確かに不利なスタートになるかもしれませんが、致命的な遅れにはなりません。

初歩的なプログラミングに関しては「ITシステムの仕組み」「ITシステムの構築の仕方」が分かっていれば文系の大学生でも容易にプログラミング操作ができるようになります。

【文系でプログラミング習得】文系学生でもプログラミングが習得できる理由

「文系でもプログラミングはできるようになる」との結論はお伝えしました。

ここからは「文系学生でもプログラミングが習得できる理由」を詳しく見ていきましょう。

社会人になってからではなく、大学生の間であれば「学習時間を確保しやすい」「様々なサービスがある」「アルバイトやインターンで習得することができる」「授業や学割で安く学べる」の特に大きなメリットの4つがあります。

それでは詳しく説明していきますね。

学習時間を確保しやすい

社会人になると休みも不安定になり、最初は慣れない環境や不慣れな仕事についていくことで精一杯になってしまいます。

仕事から帰ってきてもクタクタでとても勉強する気にはなれないことが多く、プログラミングの勉強が滞ってしまう可能性が高いです。

しかし、大学生の期間中は「夏休み」や「冬休み」などの長期休暇があることや、社会人に比べて自由に使える時間があることなど、「学習時間を確保しやすい」傾向にあります。

そのため、ちょっとでもプログラミングに興味がある場合は「社会人になってから」ではなく「大学在学中」に勉強することをおすすめします。

勉強したいと思っていたことを後回しにしていると、どんどんその学ぶチャンスは減ってしまいます。

学びたいと感じている今がまさに学びどきと言えるでしょう。

様々なサービスがある

新しいことを学ぶには「時間」と「お金」がかかることが多く、大学生にとってはその「お金」がネックになり学ぶことを断念する人も少なくありません。

しかし、プログラミングに関してはインターネットで調べると多くの学習サイトがヒットします。

その上これらのプログラミングの学習サイトは無料で情報提供されていることが多く、これから学習をする文系の学生にとっては非常におすすめです。

特にその学習サイトの中で有名なのが「Progate」(プロゲート)と「CODEPREP」(コードプレップ)です。

「Progate」(プロゲート)は初心者からプログラミングで稼ぎたい上級者まで対応している様々な学習コースがあり、ステップアップするにはもってこいの学習サイトです。

無料の学習サイトなどのサービスは積極的に活用していきましょう。

アルバイトやインターンで習得することができる

この「アルバイトやインターンで習得することができる」に関しては今までの2つのメリットに比べて難易度はかなり上がります。

しかし、あなたが「将来はプログラミングを仕事にしていきたい!」と強く感じているのであれば一番おすすめの方法です。

ベンチャー企業などはアルバイトやインターンシップを利用し多くの大学生に学ぶ場所を提供しています。

実際の現場で先輩社員と長期間一緒に働くことで、学習サイトなどで学ぶ知識を凌駕するほどの経験ができます。

そこから基礎的な知識はもちろん、現場で求められるスキル、経験、将来をイメージするための材料などを得ることができます。

その上、ビジネスマナーも同時に学ぶことができるので非常に勉強になります。

あなたの思いが強いのであればアルバイトやインターンシップは是非、検討してみて下さい。

授業や学割で安く学べる

インターネット社会となった今、文系でもプログラミングの授業をしている大学は多く、興味がある場合はプログラミングの授業をまずは履修してみましょう。

授業では基礎的な知識はもちろん、必要な資格の取得を目指せる場合もあります。

いつも学んでいる大学での授業のため、わざわざ教室に通う時間を取られることもなく無駄がありません。

もしあなたのお家の近くにプログラミング教室があるのであれば、そこに通うことも学ぶ手段の一つです。

大学生の間であれば「学割」が効く場合があり、社会人になってから通うよりもお得に学ぶことができます。

【文系でプログラミング習得】プログラミングが習得できる人の特徴

文系の学生でもプログラミングを学ぶ選択肢は多くあり、大学生であればより多くのチャンスをお得に見つける方法などを説明してきました。

ここからはそのようなチャンスを確実にものにできる「プログラミングが習得できる人の特徴」を説明していきます。

ここでは「勉強意欲がある」「地道で細かい作業が得意」「コミュニケーションが得意」の特に重要な3つを詳しく説明していきます。

勉強意欲がある

新しいことを学ぶので当然この「勉強意欲がある」ことは必須の能力になります。

いくら自分にとって興味があると言っても勉強意欲がないと知識は頭に入ってきません。

その上、このプログラミングに関しては日々新しい情報が出てくる業界です。

昨日までの知識が急に使えなくなったり、新しい知識についていけなくなったりと「勉強意欲がある」人でないと、そもそもこの分野の仕事を続けていくことは難しいです。

学んでいる途中で「この単語分からないな」や「このコード初めてみたな」などの壁にぶつかってもその都度自分で調べたり、わかる人に聞いたりすることができる能力は必須のスキルになります。

地道で細かい作業が得意

プログラミングには難しい計算や複雑な機械操作の必要はないといいましたが、この「地道で細かい作業」をする必要はあります。

プログラミングは細かなコードを根気強く入力する作業、そしてそれを確認する作業などが必要になります。

プログラミングは一つのタイピングミスや少しの配置のずれによってエラーが発生する、繊細かつ非常に細かい作業の連続です。

これらの「地道で細かい作業」が苦手であればプログラミングの習得は非常に難しいです。

逆に考えるとこの「地道で細かい作業」ができるということはプログラミングを習得する上で大きなアドバンテージとなります。

また、このような「地道で細かい作業」を続けることはパソコンと向き合う時間が長くなることを意味します。

つまり、長時間パソコンに根気強く向かい続け、地道で細かい作業ができる人がプログラミング習得に向いている人ということになります。

コミュニケーションが得意

プログラミングの勉強になぜ「コミュニケーションが得意」が必要なのか少し疑問ですよね。

その答えは「プログラミングの勉強は1人でするものではないから」です。

確かに先ほど説明しました学習サイトなどを活用する場合、家で1人で勉強するイメージがあると思います。

独学で1人で調べて1人でプログラミングの練習をしてスキルを磨いていく方法もあり、一概に間違っているとは言えません。

しかし、インターンシップ先で先輩社員や上司の方に質問をする、授業中に分からないことを講師に聞く、理系の友人に教えてもらうなど、人との関わりを持った方が勉強は捗ります。

その上、実際にプログラミングをする仕事に就いた場合、多くのコミュニケーションが必要になります。

その時の練習だと思ってコミュニケーションに自信がない方は積極的に知らないこと、疑問に思っていることを聞くように心がけるようにして下さい。

【文系でプログラミング習得】プログラミングを習得するメリット

文系であるあなたに「プログラミングを習得するメリット」はどれくらいあるのでしょうか。

知識の幅が広がる、違う視点が身に付くなどがありますがここではもっと大きなメリットを2つ紹介します。

それは「就職活動で有利になる」ことと「将来の選択肢が増える」ことです。

どちらの理由もかなり大きなメリットですので、プログラミングの勉強を始める前にしっかり確認し、勉強するためのモチベーションに繋げて下さい。

就職活動で有利になる

理系の大学生に比べて文系の学生は「コミュニケーション能力」や「協調性」「行動力」などのパーソナルな部分を就活でアピールする必要があります。

しかしそれらの能力やスキルはきちんと相手に伝えること自体が難しく、あなたの本当の価値が結局伝わらないまま選考で落とされることも少なくありません。

しかしこのプログラミングのスキルは文系の大学生が持っていることはまだ少なく、他の大学生との差別化ができます。

その上、IT業界では選考で有利になることが多く就職活動を有利に進めることができます。

しかし注意点として、あなたのプログラミングのスキルがどこのIT企業でも使える訳ではなく、企業にあったプログラミング言語やスキルである必要があり、むやみやたらにアピールすることのないようにして下さい。

それを中心にアピールしすぎることで「この学生はプログラミングのスキル以外何もないな」と採用担当者に思われてはせっかくのスキルなのに勿体無いです。

将来の選択肢が増える

プログラミングを扱う仕事は基本的に「パソコン」と「インターネット環境」「作業する場所」さえあればどこにいても仕事ができます。

そのため、会社員として働く際も「在宅勤務可」「フルリモート」の仕事を選択することも可能です。

働き方が多様化した今の世の中にマッチした働き方で、このような働き方に憧れを抱いている大学生も多いのではないでしょうか。

また、副業としてプログラミングのスキルを活かすことも可能です。

収入が増えることで心の余裕に繋がりますし、その副業で上手く軌道に乗れば会社員ではなく独立しフリーランスとして働くという選択肢も検討できるようになります。

このプログラミングのスキルを習得することは様々な場面であなたの「将来の選択肢が増える」ことに繋がります。

【文系でプログラミング習得】プログラミングを習得するデメリット

この記事ではキラキラした「プログラミングを習得するメリット」だけを紹介するのではなく、「プログラミングを習得するデメリット」まできちんと説明していきます。

「就職活動で有利になる」「将来の選択肢が増える」ことはとても魅力的に映ると思いますし、実際かなり大きなメリットです。

しかし、文系の大学生がプログラミングを習得すると「理系と比べて差が出てしまう」ことと「文系大学で勉強したことを活かせない」というデメリットが発生します。

それでは詳しく見ていきましょう。

理系と比べて差が出てしまう

人と比べてもいいことはありませんが、やはり文系の大学生が学習サイトや講義などでプログラミングの勉強をしても「理系と比べて差が出てしまう」ものです。

これはやはり勉強を始めるタイミングが理系の大学生の方が早く、後から文系の大学生が勉強してもなかなか追いつけないために差が出てしまいます。

この場合は「理系の大学生とは比べない」と自分を強く持ち勉強を続ける他ありません。

そもそも文頭でも言ったとおり人と比べてもいいことはありません。

そこは割り切ってあなたの今できる勉強を続けて下さい。

もしくはその事実を自分で受け止め「じゃあもっと勉強してやろう!」といい意味での反骨心に変え、より一層努力するマインドに持っていきましょう。

文系大学で勉強したことを活かせない

今まで文系の知識を勉強をした事実は変わりませんし、そのための努力はあなたの経験や人格形成に大きな影響を与えています。

しかし、プログラミングの仕事に進む決心をした場合文系大学、もっと言えば文系高校で勉強した知識は活かせないと思っている方が良いでしょう。

その上プログラミングの勉強を進める場合、多くの文系の大学生は知識が全くないところからのスタートになります。

0からのスタートは多くの労力を使い、多くの時間を使うことになり大きな負担に繋がります。

その上、プログラミングの知識を勉強したのはいいが結局活かせない業界に就職することもあり、実質的に勉強が無駄に終わる場合もあります。

そのため、プログラミングを仕事にしたいと決心する場合は、「将来の目標」「作り上げたいもの」「成し遂げたいこと」などを明確にイメージすることでモチベーションの維持に繋がりますので、必ず事前に決めておきましょう。

【文系でプログラミング習得】習得しやすいプログラミング言語

ここまで文系の大学生でもプログラミングを習得することは十分可能であることをお伝えしてきました。

この項目ではもう少し突っ込んだ内容を見ていきましょう。

それは文系の大学生でも「習得しやすいプログラミング言語」があることです。

ここでは「HTML/CSS」「Python」「JavaScript」の3つを説明していきます。

それぞれのプログラミング言語の特徴や習得のしやすい理由、習得すべき理由などと一緒に詳しく説明していきますね。

HTML/CSS

最初に説明していくのは「HTML/CSS」です。

この「HTML/CSS」はプログラミング言語ではないのですが、基礎的な知識としてプログラミングをしたいと思ったHTMLとCSSを学ぶと良いでしょう。

この「HTML/CSS」はマークアップ言語というものです。

マークアップ言語とは文章の論理的な構造や装飾情報に関する指定を文章とあわせてテキストファイルに記述するための言語のことをいいます。

つまり「HTML/CSS」はWebデザインをする際に使われるもので、自作のホームページの外見を作れるようになるため、成果が目に見えて分かりやすいことや、言語がシンプルであることがまず初めに勉強した方が良い理由の一つです。

また成果が目に見えることで、勉強することに対するモチベーションを保てます。

Python

「Python」はAI分野やIoTの分野で使われることが多いプログラミング言語です。

今話題の「ChatGPT」もこの「Python」で開発されました。

「Python」はオランダ人のグイド・ヴァンロッサム氏が開発したプログラミング言語で欧米を中心に人気となりました。

リリースされたのは1991年と比較的最近ではありますが、今では世界中で広く使われるプログラミング言語となっています。

一見難しそうに見えますが、言語自体は非常にシンプルで覚えやすいため、文系の大学生でも比較的簡単に覚えることができます。

AI分野やIoT分野のプログラマーは人手不足が深刻であると言われているため、就活の際もこの「Python」が使えることは有利に働くと考えられます。

JavaScript

「JavaScript」とはWebサイトを作る際に欠かせないプログラミング言語で、「HTML/CSS」と一緒に学ぶことが多いです。

「JavaScript」はユーザーのブラウザ上で動作し、Webサイトに動きをつけたり、ボタンの動作を制御したりすることができます。

他には画像の拡大表示や入力されたデータの送信、キーワードによる検索やゲームの作成など、Webサイトに関するほぼ全てのことはこの「JavaScript」を使えば再現できます。

「JavaScript」は全世界のほぼ全てのWebサイトで使用されていることから、「JavaScript」に置き換わるプログラミング言語は今後現れることも考えにくく、この「JavaScript」のプログラミングスキルを持っていることは間違いなく武器になります。

法人、個人を問わずWebサイトを持っている、もしくは今後開設をする予定があるユーザーからの需要は多くあります。

【文系でプログラミング習得】プログラミングを習得してエンジニアにもなれる

この記事の冒頭でも結論として言っていますが文系の大学生でも「プログラミングを習得してエンジニアにもなれる」と言い切れます。

ITエンジニアといったらプログラマーの印象が強いと思いますが、それ以外にもSE(システムエンジニア)やWebエンジニア、インフラエンジニアなど様々なITエンジニアが存在しています。

まずはそのエンジニアの仕事内容を確認し、あなたのなりたいエンジニアの勉強をするのがおすすめです。

しかしそうはいってもやはりプログラミングのスキルはどのエンジニアでもスキルとして持っておいた方が良いとされているため、習得できているとプラス評価に繋がります。

まとめ

ここまで文系の大学生でもプログラミングを習得できる、しかもエンジニアにもなれる可能性があることをお伝えしてきました。

プログラミングを習得するにはやはり時間があり、様々な恩恵を受けられる大学生の間に勉強を始める方が良いこと、習得できる人の特徴なども説明してきました。

これらの内容を見てあなたは「学び方もわかったしエンジニアを目指したい」と感じているのではないでしょうか?

そんなあなたにはぜひこちらの記事も参考にしていただきたいです。

エンジニア職の就活についてより詳しくまとめた記事になります。

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