IT業界で使われている言語とは?各言語の特徴や選び方を解説!

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IT業界を目指す際にチェックしておきたいことの一つに、プログラミング言語があります。

プログラミング言語はシステム構築に欠かせない要素の一つで、エンジニアになるには勉強が必須のものです。

そして就活の際はどの言語の能力をアピールするのか、どの言語スキルを活かせる就職先を検討するのかが重要になります。

言語によって活用されるシーンには違いがあり、ニーズや将来性も異なるからです。

そこで今回は、IT業界を目指す人に向けて、プログラミング言語の特徴から種類、それぞれの将来性などを解説していきます。

IT業界を目指すうえでプログラミング言語の知識を広げたいと感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。

【IT業界の言語】プログラミング言語とは

まずは、IT業界を目指すにあたって押さえておきたい基礎知識として、「プログラミング言語」の概要や特徴を整理しておきましょう。

IT業界に身を置く場合、プログラミングには多くの人が否が応でも密接に関わることになります。

IT用語の一つである「プログラミング言語」は、コンピューターに何らかの処理を命令する際に使われる言語のことを指しています。

私たちが普段利用する機械には、さまざまな言語によってその動く仕組みが作られており、機械が動く理由はプログラミング言語によって「〇〇したら△△する」といったプログラムがなされているからなのです。

なお、プログラミング言語には複数の種類があり、その数は数百種類にものぼります。

機械ごとに用いられる言語は異なっており、言語によってさまざまな指令を与えられるのが大きな特徴です。

【IT業界の言語】なぜプログラミング言語選びが重要なのか

IT業界で用いられるプログラミング言語は、どの言語を使用するかが重要になります。

機械やサービスを開発する際は、具体的にどのような言語を使い、どのような仕様で作るのかさまざまなやり取りがなされます。

開発を担当するエンジニアは、さまざまな言語を用いてうまく処理できるか試行錯誤し、最終的に完成(納品)につなげるのが特徴です。

そのためIT業界を目指すときは、知識が求められる言語の種類を加味したうえで、志望先企業を絞り込む必要があります。

プログラミング言語選びが重要になる理由は、具体的には次のことが挙げられます。

プログラミング言語選びが重要になる理由

・開発できるものが違うから

・需要が異なるから

・習得難易度が異なるから

ではそれぞれの理由について、詳しく解説していきます。

開発できるものが違うから

各種機械や各種サービスには、さまざまなプログラミング言語が用いられており、言語の種類はものによって大きく異なります。

すべての言語は万能というわけではないため、用いるプログラミング言語によって、開発可能なものは異なるからです。

もちろん機械に指令を下すという大前提の部分はどの言語も同じのため、厳密にいえば、開発できないこともないでしょう。

しかしながら言語によって得手不得手はあり、開発しやすさやエラーの起こりにくさなどは変わってきます。

「〇〇には△△言語を使うことが多い」などの傾向はある程度決まってくるため、プログラミング言語を習得する際は、「その言語で何を開発できるか」まで知ることが大切です。

よって、将来的に開発に携わりたいものが明確に決まっている人は、そこから逆算して言語を選ぶ必要があるといえるでしょう。

需要が異なるから

プログラミング言語の種類は非常に多く、メジャー度・マイナー度は言語によってさまざまです。

メジャーな言語はさまざまな開発に採用される傾向があり、需要は非常に高いです。

学べる環境も多く、その言語を用いた開発の単価も安定しています。

エンジニアとして安定的に仕事をしていくには、やはりメジャーな言語の習得は欠かせないでしょう。

一方でマイナーな言語は、あまり用いられることがないため、スキルとして持っていてもIT業界ではあまり需要がない傾向です。

習得している言語がマイナーな言語ばかりでは、正直活躍の場に困ることも少なくありません。

また、プログラミング技術は日々進化しているため、「新しい」「古い」の考え方もあります。

一世代前の言語をマスターしても、そのときにはすっかり需要がなくなっているかもしれません。

将来性が危ぶまれている言語ももちろん存在します。

IT業界を目指す際は言語によって需要が異なること、そして需要が変化していくことを理解したうえで、言語選びを慎重に考える必要があります。

習得難易度が異なるから

プログラミング言語は、種類によって習得難易度に差があります。

いきなり難しい言語を選んでしまうと、勉強が難航しやすくなるため、モチベーションにもかかわります。

一方で比較的難易度の低いプログラミング言語は、ITになじみのない人でも学びやすく、モチベーションを保ちながら習得を目指せます。

言語選びが重要なのは、このように言語によって難易度に違いが見られるからです。

モチベーションをしっかり維持しつつプログラミングスキル向上を目指すなら、いきなり高難易度の言語に手を出すのではなく、徐々に難易度を上げていくことが望ましいでしょう。

はじめは初心者でもマスターしやすい言語を選んで勉強し、そのあとから気になる言語に挑戦していくやり方です。

【IT業界の言語】分野別でみるプログラミング言語

IT業界で扱われるプログラミング言語は、繰り返しになりますが非常に多種多様です。

言語によって歴史も異なるため、プログラミングの世界はとても奥が深いことがわかります。

ここからは、分野別の観点で見たうえで、プログラミング言語の種類を紹介していきます。

プログラミング言語の種類

・Webサービス系で強い言語

・業務系で強い言語

・組み込み系で強い言語

・AI系で強い言語

上記の分野ごとにプログラミング言語の種類の一部をピックアップしていくため、まずはどのような言語があるのか整理していきましょう。

Webサービス系で強い言語

まずは、Webサービス構築の際に用いられるプログラミング言語を紹介していきます。

Webサービス系のプログラミング言語には、次の種類があります。

Webサービス系のプログラミング言語

・JavaScript

・PHP

・Ruby

たとえば代表的なものを挙げると、一般的なホームページ(Webサイト)や通販サイトなどのシステムづくりに、上記の言語はよく採用されています。

それぞれの言語の詳細をチェックしていきましょう。

JavaScript

JavaScriptは、比較的初心者でも勉強しやすいことで知られるWeb系のプログラミング言語です。

Webページにおける「動き」の要素を加える際に用いられるのが特徴です。

HTML/CSSにあわせて、フロントサイドで利用されている言語にあたります。

Webサイトでのわかりやすい例を挙げると、JavaScriptを使えば、画像のスライドショーやポップアップウィンドウなどの機能を搭載できます。

デザインや機能性をプラスするとき、HTML/CSSではできないことを実現できるのが特徴です。

また、ほかにはアプリケーション開発やサーバーサイドの開発、非同期通信(Ajax)などでもよく使用されています。

非同期通信は、通信のリクエストをしながらブラウザの操作を可能にする通信方式であり、ユーザビリティに優れたWebページを作るうえで昨今注目されています。

JavaScriptは需要の高い言語の一つでもあり、世界中で多くのエンジニアから親しまれているのが特徴です。

PHP

PHPもJavaScriptと同様に、初心者が学びやすく、さらに需要も高い言語の一つです。

インターネット上の多くのWebサイトにはPHPが用いられており、一般的なWebサイトからブログ、ECサイト、掲示板、メールフォームまでさまざまなWebページの構築で活躍します。

Webサイト構築で欠かせないCMSは、昨今はWordPressがナンバーワンシェアを誇りますが、このWordPressを構築する言語はPHPになります。

よって、Web制作系の企業に就職する際は、PHPは積極的に習得しておきたい言語といえるでしょう。

言語として使える場面が多く需要も大きいため、将来的に独立を検討する人も、PHPの習得は欠かせないはずです。

なお、PHPが初心者向けといわれるのは、構文が比較的シンプルでわかりやすいからです。

世界的に普及している言語のため、日本語の教材・情報も非常に充実しています。

Ruby

Rubyは、日本発祥のオブジェクト指向のスクリプト言語です。

日本で生まれたという性質から、Rubyもシンプルな構文で理解しやすく、初心者には習得が向いている言語になります。

主にアプリケーション開発やECサイト、SNSなどのWebサービスで採用されており、幅広いジャンルの開発に対応しているのが特徴です。

「Ruby on Rails」というフレームワークがあるため、逐一コードをゼロから記述する必要がなく、非常にスムーズにアプリケーションやサービスを開発できます。

RubyもPHPやJavaScriptと同様に、多くの情報や教材が充実しており、学べる機会は多いといえます。

今後もWeb環境では求められる言語として注目されているため、習得は積極的に考えたいところです。

業務系で強い言語

主に業務系で活用されるプログラミング言語には、以下の言語があります。

業務系で活用されるプログラミング言語

・Java

・C#

・COBOL

たとえば企業が社内で使用するシステムの構築には、上記のような業務系プログラミング言語は欠かせません。

便利なシステムを開発して業務効率化を促したいという人は、習得をぜひ考えておきましょう。

では、上記の言語一つひとつの詳細を解説していきます。

Java

Javaは比較的汎用性に優れたプログラミング言語で、とにかくさまざまなジャンルの開発現場で用いられるのが特徴です。

世界的にも多くのエンジニアに親しまれており、より万能的に多くのものを開発できるのがJavaのメリットになります。

企業の新人研修でも頻繁に採用されている傾向です。

業務系システムやアプリケーションのほかには、ゲームの開発にも用いられます。

エンジニアとしてJavaを習得すれば、幅広い業務に対応できる人材として、自分自身の価値を高められるでしょう。

Javaはほかのメジャーな言語にも多かれ少なかれ影響を与えている部分があるため、Javaの知識・経験があれば、新たな言語を学ぶ際も役立つはずです。

C#

C#は、Microsoft社によって開発されたオブジェクト指向のプログラミング言語です。

JavaとC++を組み合わせるかたちで開発されており、Microsoft発祥という性質から、主にWindowsと高い相性を発揮するのが特徴です。

また、Microsoft提供の統合開発環境である「VisualStudio」を利用し、スムーズな開発につなげられるのも利点の一つといえます。

日本では特にWindowsのシェアが大きいため、それに伴ってC#が求められる場面も多いといえるでしょう。

主にGUIアプリ、ゲーム、モバイルアプリの開発に適しており、ほかにはWindowsアプリケーションやMicrosoftが関わるサービスの開発にも活用されています。

ちなみにゲームの開発環境ではUnityが高い人気を誇りますが、そんなUnity上で使えるプログラミング言語にはC#が挙げられます。

COBOL

COBOLは、アメリカ発祥のプログラミング言語です。

1959年誕生のため比較的歴史が長いことで知られており、主に事務処理に適した高級な言語として、現在も基幹系システムや事務系システムの開発に使用されることがあります。

行政や金融機関など、ほかの業界と比べると印象としてやや「堅め」な業界で使われやすいのも特徴の一つです。

とはいえかなり古い言語にあたるのは事実のため、業務系に適した言語は、上位互換にあたるものがすでに登場しています。

現状、新しくシステムを開発にあたってCOBOLでコーディングすることはほとんどありませんが、基幹系システムの開発に関わる場合は学習は必須といえるでしょう。

なお、主にCOBOLの上位互換として採用されることが多いのは、後述するPythonです。

組み込み系で強い言語

続いて、組み込み系で強いといわれるプログラミング言語をチェックしていきましょう。

主な言語は次のとおりです。

組み込み系で強いといわれるプログラミング言語

・C

・C++

特にC言語は歴史も長く、プログラミング言語を代表する言語ともいえるため、特徴は理解しておきたいところです。

では、それぞれの特徴や概要を整理していきます。

C

C言語は1972年に誕生した、長い歴史を持つオブジェクト指向のコンパイラ言語にあたります。

Javaと似ている部分として高い汎用性が挙げられるため、当時からC言語を用いたさまざまな開発が行われてきました。

後発の言語にも多くの影響を与えてきたといえるでしょう。

主にOSや組み込み系システム、ゲーム、ソフトウェア、ハードウェアなどの分野で使用されますが、汎用性が高いため、部門を問わずとにかくさまざまな開発で役立つのが特徴です。

また、実行速度が早いことも大きなメリットで、現代ではAIやIoT開発にも採用されています。

プログラミング言語として中心的存在にあたるため、学習環境が比較的充実しており、情報が多いことでも知られています。

C++

C++は、簡単にいうと前述したC言語の上位互換的存在にあたるプログラミング言語です。

機能性に優れており、高度な処理実行を得意としています。

そのため比較的大規模なデータの取扱いもスピーディーで、現在は業務系システム、組み込み系システム、AIなどに活用されているのが特徴です。

言語の構造の性質上、比較的難易度が高い傾向にあり、完全にマスターするまでには多くの時間を要します。

しかしだからこそ、C++を扱えるエンジニアはIT業界において非常に重宝されることが多いです。

汎用性・機能性の高さが魅力のため、C++が必要とされる開発現場は少なくありません。

高度なスキルを持ったエンジニアを目指すなら、C++習得を目指すのもおすすめです。

AI系で強い言語

近年目覚ましい進化を遂げるAIにも、開発の際にはさまざまなプログラミング言語が活用されています。

そのためここからは、AI開発に強い言語を紹介していきます。

AI系で強いプログラミング言語は、主に次の2つです。

AI系で強いプログラミング言語

・Python

・R

特にPythonはAI分野だけでなく多くの開発シーンで活用されるため、IT業界では非常に注目されている言語といえます。

詳細をそれぞれ見ていきましょう。

Python

Pythonは、AIや機械学習、データ分析などの分野に大きな強みを持つプログラミング言語です。

ほかの言語と比べるとシンプルなコードを使用するため、学習しやすく、新しくプログラミングの勉強を始める人にもおすすめの言語といえます。

使いこなせるようになれば、さまざまな分析・解析・業務効率に貢献できるため、ビジネスの円滑化を積極的にサポートできるようになります。

そのためビジネスシーンで役立つシステムの開発には、Pythonは非常に求められている言語といえるでしょう。

なお、AIのほかにはアプリケーション、スクレイピング、ブロックチェーン開発などにも使われる傾向があります。

汎用性に優れた言語のため、将来性と需要の高さから、学習して損はないといっても過言ではないでしょう。

R

R言語は、Pythonと同様にAI開発や統計、データ分析などに長けているプログラミング言語です。

しかしながらPythonと違ってさまざまな分野での開発はできないため、主に統計解析に特化しているのが大きな特徴です。

機械学習、統計、データ分析、テキストマイニングなどの開発で現在活用されています。

そのためR言語が活躍するシーンはある程度限定的で、さまざまな分野で使える言語を学びたいのであれば、優先度は下がります。

とはいえ記述がシンプルなため初心者でも扱いやすいこと、統計解析でビジネスの意思決定などに大きく貢献できることなど、メリットもさまざまあります。

パッケージも豊富にあるため、求められるシーンではパッケージを活用することで、より効率的に開発を進めていける可能性もあります。

【IT業界の言語】現在ニーズのあるプログラミング言語とは

IT業界を目指してプログラミングスキルを高める際は、どの言語が求められているのか、ニーズを十分に理解しておきたいところです。

言語のニーズの高さは求人数の多さや

前もって言語ごとに異なる需要を理解していれば、「どの言語からスキルを高めれば良いのか」「これから勉強するならどの言語が一番良いのか」などの判断がしやすくなります。

2023年9月のTIOBE Indexによれば、人気のあるプログラミング言語ランキングは以下のようになっています。

プログラミング言語ランキング

1位 Python 14.16%

2位 C 11.27%

3位 C++ 10.65%

4位 Java 9.49%

5位 C# 7.31%

6位 JavaScript 3.30%

7位 Visual Basic 2.22%

8位 PHP 1.55%

9位 Assembly language 1.53%

10位 SQL 1.44%

出典:https://www.tiobe.com/tiobe-index/

上記のランキングは、Google・Bing・Yahoo!・Wikipedia・Amazon・YouTube・Baiduなどの検索エンジンにある膨大なデータをもとに作成されています。

1位のPythonはAI・機械学習に強く、さらに多くの分野で活用できること、それでいて初心者でも比較的学びやすいことなど注目ポイントが多数あります。

そのため数年前からPythonの注目度は非常に高まっており、常にランキング上位にいるプログラミング言語にあたります。

また、システムの根幹を支えるOS開発に役立つC言語、C言語の上位互換であるC++も、ITの現場では長きにわたって高い需要が見られるのが特徴です。

続いてJavaの人気が高いのはPythonと同様に汎用性の高さから、C#にはゲーム市場の拡大などが関係しているといえるでしょう。

【IT業界の言語】将来性のあるプログラミング言語3選

最後に、将来性があるプログラミング言語について整理しておきましょう。

IT業界への就職でさまざまある言語を学ぶときは、やはりそれぞれの言語の将来性に注目したいところです。

将来性のあるプログラミング言語は、次の3つがあります。

将来性のあるプログラミング言語

3位:Java

2位:JavaScript

1位:Python

そのためどのプログラミング言語を選んで就職先を選べば良いのか迷ったときは、まず上記の需要の高い言語をチェックしましょう。

では、それぞれの言語の特徴をおさらいしつつ、なぜ将来性があるのか解説していきます。

3位:Java

将来性のあるプログラミング言語といえば、3位にJavaが挙げられます。

Javaが汎用性に優れたプログラミング言語で、さまざまな分野の開発で活用されているのが特徴です。

企業の新人研修でもよく採用される傾向にあり、求人数も多いといえます。

大規模な業務システムの開発で必要とされる場面も多く、開発環境を選ばないことからも、将来性が高いといわれています。

Javaを習得しておけば、さまざまな就職の選択肢が生まれますし、将来的なキャリアアップにもつながる可能性は高いです。

また、前述のとおりJavaはあらゆるプログラミング言語に影響を与えている側面も持ちます。

そのためJavaに対して経験・知識が豊富であれば、ほかの言語の習熟も早まりやすいでしょう。

汎用性の高い言語を身につけてあらゆるキャリアを検討したいときは、Javaがおすすめです。

2位:JavaScript

2位のJavaScriptは、フロントエンド開発に必要不可欠なプログラミング言語です。

UI/UXに力を入れている企業は多いため、JavaScriptの扱いに長けているエンジニアは、積極的に求められるでしょう。

Webサイト、スマホアプリ、チャットボット、その他さまざまな種類のWebサービスの開発でJavaScriptは使用されています。

なお、JavaScriptの主な活用の場はWeb系企業のため、何も知識がない状態でWeb系企業を目指すのであればHTML/CSSの勉強も欠かせません。

Webサービス・サイトの構築で求められる言語は、JavaScriptのほかにも、マークアップ言語であるHTMLとCSSも基本となるからです。

また、ほかの言語と比べると、JavaScriptはWeb関係のフロントエンド開発で上位・下位互換になる言語が存在しません。

唯一無二の言語ともいえるため、そういった意味でも将来性のある言語として、長い間高い需要をキープしています。

1位:Python

非常に将来性のあるプログラミング言語は、Pythonです。

Pythonは主に、近年大きな盛り上がりを見せるAIや機械学習の分野に強い言語になります。

今後もAIを活用したさまざまなサービス・システムの開発が進むと予想されているため、自然とAI開発に強いPythonも、需要は高まっていくと考えられます。

なお、PythonはAIや機械学習、データ分析などの分析だけでなく、業務システムやアプリケーション、Webサイト制作などにも利用されています。

そのためPythonもJavaと同様に非常に汎用性が高く、幅広い分野で活躍が可能なのです。

それでいて記述自体は比較的シンプルで理解しやすいため、初心者でも学びやすい傾向にあります。

未経験・知識ゼロでIT業界を目指すときは、まずPythonの学習から入ることもおすすめです。

【IT業界の言語】自分の興味と照らし合わせることが大切

IT業界を目指すうえで言語選びはとても重要なため、選ぶときは需要や将来性に積極的に目を向けたいところです。

しかし最終的には、自分の興味関心、将来的にやりたいことを考えることが大切です。

需要や将来性のみに注目して学ぶ言語や就職先を決めると、結果としてモチベーションに影響する可能性があるからです。

キャリアアップには働く・勉強するモチベーションが重要なため、興味を持てない分野の場合、そのモチベーションが保てなくなるかもしれません。

各言語の将来性・需要は理解したうえで、自分のやりたいことや興味関心も整理し、自分に合ったキャリアの方向性を検討しましょう。

まとめ

IT業界を目指すにあたって言語選びは非常に重要なため、まずは、どのようなプログラミング言語があるのか整理することが大切です。

言語によって特徴やできること、習得難易度などは異なり、さらにいえば需要や将来性なども変わってきます。

求人数などにも影響してくるため、IT業界を目指す際は、各言語について知ることは欠かせないでしょう。

しかし、自分自身が本当に興味を持てる分野でなければ最終的にモチベーションを保てなくなるため、興味ややりたいことと照らし合わせることも忘れないようにしましょう。

各プログラミング言語について理解を深めたうえで、自分に合う言語選びを心がけてください。

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