
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
就職活動において、計画力は多くの業界で求められる重要なスキルの一つです。
計画的に物事を進める力があることをアピールできれば、企業からの評価を高めることができます。
しかし、計画力を自己PRで効果的に伝えるためには、単に「計画を立てた」と述べるだけでは不十分です。
具体的なエピソードや成果、計画を立てたことでどのように課題を解決したのかを明確に示すことが求められます。
本記事では、計画力をテーマにした自己PRの書き方や例文、NG例文を紹介し、それぞれの問題点や改善点について詳しく解説します。
計画力で自己PRを作成したい人
自己PRで計画力をアピールする際のおすすめ言いかえ表現
書類選考を本気で突破したい人
計画力を自己PRで効果的にアピールする方法
計画力をアピールする際の注意点
計画力を用いた自己PRの例文
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計画力を自己PRにしても大丈夫?
自己PRでアピールできることはさまざまありますが、計画力は中でも好印象を獲得しやすいアピールポイントの一つです。
「計画力なんてアピール内容はありきたりだし、そもそも学生レベルのことだし…」
と考え、強みとしてアピールして良いのか悩んでいる人は多いでしょう。
しかし物事を計画的に進めることは、当たり前のことのようで意外に難しいのが特徴です。
簡単そうに見えて、計画力が低いことを悩んでしまう人も中にはたくさんいます。
社会に出れば、toBのクライアントワークや日常の業務の中で、スケジュールを守りながら動かなければならないことは多々あるでしょう。
したがって計画力は、強みとしてアピールするのに最適で、高評価につながりやすいのがポイントです。
自己PRと長所の違い
自己PRと長所は、どちらも自分の良いところや得意分野をアピールするため、似ている部分に思えることがあります。
まず自己PRは、志望企業に対して「どのような強みがあるのか」「どんな貢献ができるか」などのポテンシャルのアピールが中心となるのが特徴です。
一方で長所は、自分の持つ特性や人格における良い部分などにフォーカスしてアピールするため、主に人柄の具体的なアピールになるといえるでしょう。
【計画力】自己PRを企業が聞く理由とは
就活の際にESや面接で頻繫に自己PRを聞かれることには、主に以下のような理由があります。
- 「求める能力とマッチしているか確認するため」
- 「入社後のミスマッチを防ぐため」
企業は自己PRを聞くことで、学生と自社のマッチ度をチェックしています。
最終的に採否の決め手にはマッチ度は大きく影響するため、詳細をチェックしていきましょう。
求める能力とマッチしているか確認するため
企業は自己PRを質問することで、自社が求める能力とマッチしているか確認しています。
企業が求める人物像に当てはまれば、入社後、しっかり活躍してくれるポテンシャルがあるか見極められます。
履歴書や面接で自己PRを回答してもらえれば、人物の特徴や具体的なスキルなどが見えてくるため、適性診断には大きく役立ちます。
新卒採用の際は、基本的に企業は即戦力として期待することはありませんが、求める人物像と大幅に乖離していては不必要な教育コストがかかります。
会社が期待するポテンシャルを持っている人物かチェックし、しっかり成長してくれるかどうかを判断しているのです。
入社後のミスマッチを防ぐため
企業は入社後のミスマッチを防ぐ目的で、自己PRを聞いています。
企業にとって新卒採用の際に避けたいのは、ミスマッチによる早期離職です。
早期離職があると、企業にとっては採用や教育にあたって無駄なコストがかかってしまい、不利益になると言わざるを得ません。
もちろん不利益につながるのは学生本人にとっても同様なので、お互いのために、ミスマッチは避けるべきといえます。
だからこそ企業は自己PRを聞いて学生の人柄や価値観をチェックし、自社に合うかどうかを見極めているのです。
【自己PR】計画力のある人の特徴
次に、計画力のある人の特徴を整理していきましょう。
計画力を自己PRの中でアピールしたい、となっても、具体的にどんな人柄をアピールすれば良いのだろうと困ることは多いかもしれません。
計画力のある人の特徴は、次のとおりです。
- 「逆算して物事を考えられる」
- 「計画通りに行動できる」
- 「自分で目標設定ができる」
特徴の重要なポイントを一つひとつ解説していきます。
逆算して物事を考えられること
計画力とは「物事を逆算して考えられること」という意味でもあります。
例えば1つ例を挙げるとすれば、旅行に行くにしても
- 「どこに行くのか」
- 「何をしたいのか」
などは当然のことながら
- 「所要時間を計算し、何時の電車に乗るか」
- 「電車は何分くらいかかるのか」
- 「費用はどのくらいかかるのか」
など、ありとあらゆることについての目安を立てることが必要です。
これは仕事においても同じことで
- 「与えられた仕事がどのくらいで終わるのか」
- 「他に任されている仕事には何があるか
- 「それにはどのくらいかかるのか」
などありとあらゆることを計算し、物事の優先順位を立てて行動することができる人物であるということが挙げられます。
計画通りに行動できること
これは計画力という言葉の文字通りにはなってしまいますが、計画通りに行動ができる人材であるという意味を持つのも計画力という言葉です。
計画を作って、それを遂行せずに終わってしまっては何の意味もありません。
それは計画力があるとは言えません。
達成した時に初めて計画力があると言えるのであり、計画通りに行動できない場合、ただの計画倒れとなってしまいます。
自分で目標設定ができる
自分で目標設定ができる、というのも計画力があることの近い意味として挙げられます。
特にベンチャー企業などにおいてはモチベーションが高い人材こそ採用される傾向にあります。
常に自分の中で目標設定をし、それをクリアしておくことでどんどん成長していく人材こそを近代には求められています。
もちろん企業から与えられたミッションなどがあれば、それをこなす必要はあります。
それ以外に自分の課題などを確認し
- 「どのようにしていけばより企業に貢献できるのか」
- 「どのようにしていけば人間として成長できるか」
などの目標設定を常に続け、それを達成し、また新たな目標を立てるという良いループを作れる人物こそ、計画力がある人物であると言えます。
【自己PR】計画力をアピールするメリット
計画力の魅力を自分自身で理解していなければ、自己PRでのアピールも思うようにできないでしょう。
そのためここからは、計画力の魅力を紹介していきます。
具体的な魅力は次のとおりです。
- 「期日を守ることができる」
- 「リスクを抑えることができる」
- 「自己管理能力が高い」
- 「優先順位を決めて行動できる」
どれも重要な魅力のため、詳細を見ていきましょう。
期日を守ることができる
計画力が強みであるということは、期日を守ることができる可能性が高いとみなされることが多いです。
計画力があるので提出期限などについても遅れることなく、計画的に取り組める就活生であると判断される可能性が高いです。
仕事というのは基本的に何かを任され、それを期日以内に提出するということの繰り返しであるため、与えられたことをしっかりとこなせる人材であるということをアピールできると良いでしょう。
リスクを抑えることができる
計画が立てられる人材であるということはリスクを抑えられる人材であるということにもなります。
計画を立てることにより、先にその計画においてどのようなリスクがあるのかについてしっかりと把握することができ、それを回避しながら物事を考えられる人材であると伝わることでしょう。
何か挑戦的な目標を立てる際はリスクも時折必要とはなるのですが、基本的に仕事において通常の業務ではリスクはなるべく避けたいものです。
そこで計画力のある人材を採用することで、リスクを抑えつつ、会社の発展を目指していくことができるので、非常に重要なスキルであると言えるでしょう。
自己管理能力が高い
計画力があるということは見通しを立てることができるという意味でもあります。
つまり、自己管理能力が高い人材であると判断してもらえる可能性が非常に高いのです。
逆算して計画を立て行動に移すことができる人材は自己管理能力があり、自走できる人材であるとみなされる可能性が高いです。
自己管理能力があるということはモチベーションが高く、体調管理ができるということでもあり、頻繁に風邪で休んだりするような人材ではないという判断もされます。
仕事は確かに結果を出すことも大切ですが、月に何回も体調不良で休むような人材は戦力として計算できないので、自己管理能力が高い人材こそ求められているのです。
優先順位を決めて行動できる
計画力があるということは物事の優先順位をしっかりと決めて行動ができるということでもあります。
何をまずやるべきか、何を後回しにするべきかなど優先順位を立てて、効率的に業務ができる人材であるとアピールすることができれば企業からすれば非常に魅力的に移ることでしょう。
特に繁忙期に残業が多い職場などでは疲れていると判断能力が低下することもあります。
しかし、そんな時にも計画力を持って優先順位を決め、何から取り組むべきなのかをしっかりと判断することができる人材が1人いるだけで、職場の業務も円滑に進むことでしょう。
【自己PR】計画力がある人が求められる業界
ここからは、計画力がある人が必要とされる業界について解説していきます。
「自分はこの業界にも適正があるのか!」と気が付くこともできるので、業界研究のヒントとして参考にしてください。
医療業界
医療業界では、患者一人ひとりの状態に応じた適切な治療計画を立てることが求められます。
例えば、医師や看護師は、患者の症状や経過をもとに診療方針を決定し、最適なケアを提供する必要があります。
また、製薬会社においても、新薬の開発や臨床試験は長期的な計画のもとで進められるため、細かなデータ分析と調整が欠かせません。
さらに、病院の運営や医療機器の供給管理なども、効率的なスケジュール管理が求められる場面の一つです。
計画力を発揮できる環境が多いため、事前に情報を整理し、的確な判断を下せる人材が高く評価される業界といえます。
以下の記事では、医療業界志望者向けに評価されやすい自己PRの作成方法について解説しています。
医療業界に興味があるという方はぜひ参考にしてみてください!
金融業界
金融業界では、顧客の資産運用をサポートする上で、リスク管理と成果のバランスを考慮した計画が不可欠です。
銀行や証券会社では、マーケットの動向を分析しながら、長期的な投資戦略を提案するスキルが求められます。
また、保険業界においても、顧客のライフプランに合わせた保険商品の設計や、将来的なリスクに備えるプランニングが重要な業務の一つです。
ファンドマネージャーやアナリストといった職種では、数値データをもとに緻密な計算を行い、戦略的に資産を運用する能力が求められます。
慎重な計画を立て、的確に実行できる人材が特に活躍できる分野です。
製造業界
製造業では、安定した生産体制を維持するために、綿密な計画の立案が欠かせません。
生産ラインの管理では、原材料の調達、加工、出荷までのスケジュールを調整し、納期を厳守することが求められます。
また、在庫管理やコスト削減の観点からも、効率的な生産計画を立て、無駄を最小限に抑えることが重要です。
さらに、新商品の開発プロジェクトでは、試作品の設計から市場投入まで、段階的に計画を進める必要があります。
このように、製造業界では計画性を活かせる場面が多く、全体の流れを見据えながら業務を遂行できる人材が求められています。
以下の記事では、製造業界志望者向けに評価されやすい自己PRの作成方法について解説しています。
製造業界に興味があるという方はぜひ参考にしてみてください!
教育業界
教育業界では、生徒の学力向上や受験対策に向けた計画的な指導が求められます。
特に、学習塾や予備校の講師は、生徒一人ひとりの理解度に応じたカリキュラムを作成し、段階的に目標達成へ導く役割を担います。
また、学校教員においても、授業計画や進度管理を適切に行いながら、効果的な教育を提供する必要があります。
さらに、キャリア支援や進路指導の分野でも、個々の生徒に合った学習プランを提案し、長期的な視点で成長をサポートすることが重要です。
計画的に物事を進めながら、生徒の成長を支えたい人には、特に適した業界といえるでしょう。
以下の記事では、教育業界志望者向けに評価されやすい自己PRの作成方法について解説しています。
教育業界に興味があるという方はぜひ参考にしてみてください!
【自己PR】計画力が強みとして評価されやすい職種
次に、業界をさらに詳しくした計画力がより高評価になりやすい職種を知っておくと良いでしょう。
具体的には、以下の職種が挙げられます。
- 「SIer」
- 「コンサルタント」
なぜ高評価につながる可能性があるのか、それぞれの業界の特性などにも触れつつ紹介していきます。
SIer
IT業界は細分化するとさまざまな業種があり、その中でもSIerは、計画力が求められる傾向にあります。
特にSIerの中でも元請けとなると、クライアントやその他関係する協力会社とスケジュールを調整し、納期に間に合わせるように行動していくことが求められます。
細やかなコミュニケーションのほかに、メンバー一人ひとりが計画性を持って行動することが重要になります。
スケジュール通りに納品できるかどうかはクライアントとの信頼関係構築に関わるため、SIerとして働く際は、計画力は重視される能力といえるでしょう。
学生のうちから計画的に行動してきたことをアピールすれば、高評価を獲得できるはずです。
コンサルタント
コンサルタントも、計画力が高い評価につながる業種といえます。
コンサルティング業務は基本的に事業者を相手としたクライアントワークのため、計画的にコンサルプランを立てたうえで、クライアントに納得してもらう必要があります。
具体的なプランとスケジュールを立てて、そのとおりに遂行していくことが、コンサルタントとしての基本業務です。
予定に間に合わないなどのトラブルがあれば、顧客を失うきっかけを作ることにもなりかねません。
このことから、コンサルタント職でも計画力のアピールは効果的といえるでしょう。
【自己PR】計画力のおすすめ言い換え表現
自己PRでそのまま「計画力が強みです」とアピールすると、ありきたりで平凡なアピールになる可能性があるため、ほかの学生との差別化しにくくなります。
埋もれやすい状況を防ぐには、以下のような言い換え表現や類語を使うのが大事なコツです。
- 「遂行力が高い」
- 「優先度をつけて行動できる」
まず、遂行力が高いということは、計画的に一つひとつの課題をやるべきことをこなしていけるということです。
計画力がある人は用意周到なため、行き当たりばったりで行動する人と比べると、期限内に結果を出せます。
そして優先度をつけて行動できるという強みは、社会人として働くうえで必要不可欠な能力です。
期限内に結果を出すためには、さまざまある業務の優先度を整理し、効率的に一つひとつをこなしていく必要があります。
【自己PR】計画力をアピールしやすいエピソード例
計画力を自己PRでアピールするには、その中で伝えるエピソードが重要になります。
実際に計画力を強みとして伝えるうえで、エピソードの題材選びに困っている人は多いでしょう。
そのためここからは、計画力をアピールできる題材を紹介していきます。
主な題材は次のとおりです。
- 「研究」
- 「企画系のサークル」
- 「受験」
それぞれどのような点を述べると良いのか、詳細を解説していきます。
研究
理系の学生には、計画力を強みとして伝えるうえで、研究活動を題材に選ぶと良いでしょう。
卒業研究の計画を立てるときの考え方や、予想外の問題が起きて困ったときの対応など、計画力をよりわかりやすく伝えられます。
大学生活における研究活動は、ある程度長期スパンに及ぶことも多いです。
長期的な活動をやり遂げるには計画性が重要なため、研究活動を題材に選べば、計画力=強みというアピールの説得力が増します。
計画的に研究を進めるうえで具体的に心がけたことなども、積極的に伝えていきたいところです。
企画系のサークル
企画系のサークルに所属していた学生には、そのサークル活動がアピールする題材として適しています。
学園祭などの大きなイベントの準備を当日に間に合わせるには、計画力が必要です。
各サークルとのやりとり、外部との調整の際は、とにかくやるべきことがたくさんあります。
それらをすべてスケジュール通りにこなすには、一つひとつの優先順位を考慮することが大切です。
また、サークル内でのチームワークや自分自身の協調性もアピールできるため、良い内容に仕上げられることは間違いないでしょう。
受験
計画力をアピールするなら、題材には、受験を選ぶのもおすすめです。
大変な受験勉強を計画的に続け、成果につなげてきたというエピソードは、計画力を伝えるうえでわかりやすく説得力があります。
とはいえ、就活の自己PRでは、たくさんの学生が大学受験を題材に計画力や自己管理能力などをアピールするものです。
単純に〇〇の科目をいつまでにマスターするか決めただけでは、自己PRとして印象に残りにくい可能性があります。
そのためほかの学生との差別化を意識するなら、自分なりに工夫した計画の内容や、計画を遂行するために行った対策などを具体的に述べると良いでしょう。
【計画力】自己PRの読みやすくなる文章構成方法
ここからは自己PRを作成するにあたって計画力をうまく伝えるための文章構成について詳しく紹介していきます。
今回のテーマである計画力をうまくアピールするための文章構成とはしていますが、基本的に自己PRを作成するにあたってはこの文章構成を使っておけば間違いありません。
最終的に他の長所をアピールすることになったとしても、この構成だけは参考になるのでぜひ確認してみてください。
P:結論
まず一番最初に結論を述べることが非常に大切です。
「私の長所は〇〇です。」という文章から入ることで、結論を念頭において文章を読んでもらうことができるので分かりやすい文章になります。
特に企業の採用担当者は、就活の時期になると大量の自己PRを読むので文章を読むこと自体にも疲れている可能性があります。
最初に結論を述べることで、集中してもらえるよう工夫しましょう。
R:理由
自分の長所が、なぜ長所と言えるのか結論の理由について詳しく述べていきましょう。
なぜその長所をアピールポイントとしたいのか、その背景や理由について詳しく述べていく必要があります。
ただ、自分のPRポイントを述べるだけでなく、それを補強するための理由を詳しく述べていることでより分かりやすい自己PRを作成できます。
E:具体例
具体例があると自己PRの文章は非常に魅力的なものになります。
自分のPRポイント、今回ならば計画力をアピールし、それの理由が何なのか述べられるだけだとまだ具体的にイメージをすることが難しい段階にあります。
そこで自分の計画力を用いてどのような問題を解決したのか、どのような成果を得ることができたのかなどについてわかりやすく述べることができれば、非常に良い自己PRになるでしょう。
P:結論
最後にもう一度結論を述べていきます。
最初に結論を述べてはいますが、もう一度述べることで内容を補強することができます。
またこの部分で企業の仕事内容にどのように活かすことができるのかについても述べることができればより良いでしょう。
実際に具体的にどのように活躍するのかを述べることで、企業の採用担当者はあなたを採用した際のメリットをより如実に想像することができます。
【自己PR】計画力をアピールする際の注意点
ここまで計画力を自己PRとしてアピールする際のポイントや文章の構成方法について詳しく紹介してきました。
当然ながら、避けなければならないこともあります。
大切なポイント、そして注意点の両方を頭に置きつつ、自己PRを作成することで良いイメージを与えつつ、マイナスイメージを与えない文章を作成できるので、一緒に確認していきましょう。
曖昧な内容にしないこと
計画を立てることが何に繋がったのか全くわからない、曖昧な内容にしてしまうと企業の採用担当者は混乱してしまいます。
計画を立てることと関係のないエピソードや成功体験を話してしまうと、そのスキルが具体的な内容にならなくなってしまいます。
そこで必ず、最初に述べる結論と自分の述べるエピソードに関連があるか、そしてそれに具体性があるかなどについて詳しく考えていく必要があります。
客観的に読んで、あなたを何も知らない人が初めて読む際も内容を完全に理解できるものなのかについて、詳しく掘り下げていきましょう。
リスクヘッジの内容を伝えること
計画を立てるにあたってリスクヘッジを行った場合は、それに関しても必ず詳しく述べるようにしましょう。
計画を立てるにあたってリスクについて全く考えないのは計画力があるとは言えません。
特に社会に出たらイレギュラーなことは頻繁に起こります。
クライアントと連絡が取れなくなったり、一緒に仕事をする社員が出社してこなかったりなど、想定外の出来事が頻繁に起こるのです。
そうした際に臨機応変に対応できる能力はもちろんのことあらかじめリスクを想定して第2の案、第3の案を考えていたことをが伝わるような文章構成にしておくことが大切です。
これにより、計画性と適応力がある人材であるとみなしてもらえる可能性も高まります。
エピソードを1つに絞る
自己PRで計画力を強みにするときは、エピソードを一つに絞る必要があります。
常に計画的に物事をこなしてきた自信を持っている人は、確かにアピールしたいエピソードが複数あるかもしれません。
実際に、計画力の効果的なアピール方法として複数のエピソードを取り上げるべき、と述べている就活ノウハウサイトも多く見られます。
しかしながら、わかりやすさと具体性の観点から、やはりエピソードは一つに絞るべきといえます。
エピソードに複数触れると、それぞれの内容が薄くなるため印象に残りにくく、ほかの学生との差別化が難しくなります。
重要なプロセスを述べる部分も薄くなるケースも多いので、エピソードは、原則として一つのみにしましょう。
一文を短くする
自己PRでは、一文を短くするように意識しましょう。
企業の採用担当者は、一日の中で何本ものESを読んでいるため、読みにくいESはそれだけでは選考からはじかれてしまう恐れがあります。
読みやすさの重要な要素には、一文ごとの長さも関係してきます。
一文が長くなると主語述語が把握しにくくなり、さらには文章が横に伸びるイメージを与えるせいで、構成の理解しにくさにもつながります。
そのため一文は、50字~70字に収めると良いでしょう。
すると文章は縦に流れる印象が強くなり、非常に読みやすくなります。
【自己PRは計画力】高評価の例文集
ここまで計画力を自己PRとして紹介する際の重要なポイントや気をつけなければならない点構成の方法などについて詳しく紹介してきました。
ここからはいよいよ例文を紹介していきます。
異なるエピソードを用いて計画力をアピールできるような自己PRの例文を作成しました。
いずれもここまで紹介してきた内容を踏まえた上で作成されているので非常に参考になるはずです。
自分が計画力を発揮したエピソードの中で最も近いものを中心に参考にしてみてください。
計画力を用いた自己PR例文1: アルバイト活動経験その1
私の強みは計画力です。
私はアルバイト経験を通じて、この能力を磨き上げてきました
アルバイト先のレストランでタイムマネージャーを務めていた際、出勤するスタッフの能力とポジションの適正を日々分析し、効率的なシフト計画を立案していました。
例えば、ピークタイムにどのスタッフがどのポジションで最も効果的に機能するか、事前に緻密な計画を立てることが必須でした。
さらに、不測の状況が発生した際に迅速に対応できるよう、リスクマネジメントにも注力しました。
ある週末、予想外に大勢の客で店内が溢れかえった際には、この計画力が大きな役割を果たしました。私は予め考えておいた緊急時の人員配置計画に基づき、迅速にスタッフに指示を出すことができました。
このおかげで、混乱することなくスムーズなオペレーションを維持し、客からのクレームも一切出ませんでした。
私はこの計画力を活かし、常に何が起きるかを想定しながら先を見据えた行動をして、貴社の業務においてイレギュラーなことが起こった際にも柔軟に対応する所存です。
計画力を用いた自己PR例文2: アルバイト活動経験その2
飲食店でのアルバイト経験を通じて、データを活用した計画力を身につけました。
店長からシフト管理を任された際、過去の売上や来店客数のデータを分析し、繁忙期を予測しました。
従来は経験則に基づいてシフト調整が行われていましたが、私は曜日ごとの客数傾向や天候の影響を数値化し、最適な人員配置を考えました。
また、注文数の推移を記録し、特定の時間帯に多くのスタッフを配置することで、提供スピードの向上にも取り組みました。
その結果、人手不足による業務の遅れや、過剰なシフトによる人件費の無駄を削減できました。
さらに、スタッフの負担が軽減され、勤務満足度の向上にも寄与し、この経験から、データをもとに合理的な計画を立てる重要性を学びました。
今後は、このスキルを活かし、業務の効率化や課題解決に貢献したいと考えています。
特に、数値に基づく計画立案を強みに、組織全体の最適化を図れる人材を目指します。
計画力を用いた自己PR例文3: サークル活動経験
私の最大の強みは、計画を緻密に立て、それに基づいて行動する能力です。
私は学生時代、サークルの企画担当として、大規模なイベントの主導を務めていました。
企画をするにあたって、まず最初に私が行ったのは、イベントに必要なタスクをすべて洗い出すことでした。
会場準備から招待状の配布、スケジュール管理、当日の流れまで、一つひとつの細かい項目を紙に書き出しました。
これにより、抜け漏れなくイベントの全体像を把握し、何をいつまでに完成させなければならないのかを明確にしました。
結果として、計画通りにイベントは無事に開催され、参加者からは多くの肯定的なフィードバックを得ることができました。
さらに、当日に小さなトラブルが生じた際も事前のリスク管理計画に従い、迅速かつ効果的に対応することができたのです。
社会人としてもこの計画力を活かして、仕事においても成果を出し続けたいと考えています。
計画力を用いた自己PR例文4: 部活動経験その1
私の強みは計画力です。
計画力を表現できるエピソードとして、部活動での経験があります。
まず始めに、過去に選ばれたメンバーの特徴や選出基準を徹底的に分析しました。
どのようなスキルや特性が評価され、どのポジションが私の能力を最大限に活かせるかを見極めた上で、それに適した練習メニューを自ら考案しました。
たとえば、私が目指したポジションではスピードとスタミナが重要だったため、それらを強化するためのトレーニングを計画的に増やしました。
また、実戦を想定した練習を積極的に行い、技術だけでなく、ゲームにおける瞬時の判断力を養うことにも注力しました。
この計画に基づいて日々の練習に取り組んだ結果、目標としていた大会メンバーに選ばれることができました。
このプロセスを通じて、目標に向かって効率よく、かつ着実にスキルアップする方法を学んだのです。
貴社に入社した暁にも、分析を元に緻密な計画を立て、プロジェクトが納期内に終わることはもちろん、余裕を持ったスケジュールで進められるよう貢献する所存です。
計画力を用いた自己PR例文5: 部活動経験その2
私は高校時代、陸上競技部のキャプテンを務めました。
部員それぞれの能力や目標が異なる中、全員が最大限の力を発揮できるような練習計画を立てることが求められました。
そこで私は、メンバーごとの得意分野や苦手分野を分析し、それに応じた個別のトレーニングメニューを作成しました。
さらに、試合直前には、負荷の調整を行いながら、選手一人ひとりがピークの状態で大会に臨めるように工夫しました。
その結果、チーム全体のレベルが向上し、地区大会で優勝することができました。
特に、個々の強みを最大限に引き出すことで、全員が自信を持って試合に臨める環境を作ることができました。
また、計画の柔軟性を意識することで、突然の体調不良や怪我による変更にも適切に対応できました。
この経験を通じて、目標達成のための戦略的な計画立案が重要であることを学びました。
会社でも、このスキルを活かし、チームの特性を踏まえた最適な計画を立て、組織全体の成果向上に貢献したいと考えています。
計画力を用いた自己PR例文6: 受験勉強経験
私の強みは計画力で、この能力を最も活かしたのは、大学受験の際です。
高校2年生の夏、私は目標とする大学が決まりました。
まず最初に志望校の過去問を徹底的に分析し、出題傾向と自分の弱点を洗い出しました。
そして、それを基に1年半という限られた時間の中で、科目別、月別、さらには日々の学習計画を策定しました。
塾の先生や学校の先生とも密に相談し、計画をブラッシュアップしました。
計画には「もしも」のリスク管理も含まれていました。
第二志望の大学の対策も行い、気持ちに余裕を持って学習を進めることを心がけました。
その結果、志望校への合格という目標を達成することができました。
この成功体験から、計画性がいかに目標達成に不可欠かを深く認識しました。
私はこれまでの経験を活かし、業務の計画立案、実行において目標を明確にし、それに向けて効率的かつ効果的な行動を取り続け、貴社に貢献する所存です
計画力を用いた自己PR例文7: 留学経験
私は大学2年時に半年間の留学を経験し、自分の計画性の高さを実感しました。
異文化の環境で生活するにあたり、語学の習得、学業、日常生活の管理など、多くのタスクを並行して進める必要がありました。
特に、授業ではディスカッションが中心であり、積極的な発言が求められるため、短期間での語学力向上が不可欠でした。
私は学習計画を細分化し、毎日少しずつ目標を設定しながら、効率的に勉強を進めました。
たとえば、語彙力向上のために毎日新しい単語を覚え、実際の会話で使う機会を意識的に増やしました。
また、授業で扱うテーマを事前にリサーチし、発言内容を整理することで、議論に積極的に参加できるようにしました。
結果として、留学後には英語でのディスカッションに自信を持てるようになり、現地の学生とも積極的に意見交換ができるようになりました。
入社後も、柔軟な思考と計画性を活かし、グローバルな視点で課題解決に取り組みたいと思っています。
計画力を用いた自己PR例文8: ゼミ活動経験
私は計画力の高さには自他ともに定評があると自負しています。
ゼミ活動において、研究チームのリーダーを務めたのですが、研究を円滑に進めるためには、メンバーの進捗を把握し、スケジュール通りに作業を進めることが不可欠でした。
そこで私は、プロジェクトの全体像を整理し、各メンバーの役割を明確にすることで、効率的な進行管理を行いました。
さらに、研究の質を高めるため、文献調査やデータ分析の進捗を定期的に共有し、チーム全体の理解を深める取り組みも行いました。
発表前には、シミュレーションを繰り返し、想定される質問への対応を準備するなど、万全の体制を整えました。
その結果、研究発表会では高評価を得ることができ、教授陣からも「計画的に研究を進めたチーム」として評価されました。
この経験から、計画力がチーム全体の成果向上に直結することを学びました。
仕事でも、プロジェクト管理のスキルをさらに磨き、チームのパフォーマンスを最大限に引き出せる環境を作りたいです。
計画力を用いた自己PR例文9: マーケティングインターン経験
マーケティングのインターンに参加し、企画立案から実施までのプロジェクトに携わりました。
複数のタスクが同時進行する中で、スケジュール管理と計画的な進行が求められる環境でした。
私はプロジェクトリーダーとして、全体の流れを把握し、各メンバーがスムーズに作業できるようサポートしました。
具体的には、スケジュールを細分化し、各段階の目標を設定することで、着実に進行できる体制を整えました。
また、計画と実行のギャップを最小限にするため、定期的な振り返りを行い、適宜修正を加えました。
プロジェクトの途中で課題が発生した際には、チーム全体で話し合い、迅速に解決策を模索しました。
最終的に、提案したマーケティングプランが採用され、実際の施策として実施されるまでに至りました。
特に、計画を柔軟に調整しながら進めることで、より現実的なアプローチが可能になることを学びました。
業務でも、実現性の高いプランを立案し、組織の成長に貢献します。
計画力を用いた自己PR例文10: プレゼン大会出場経験
私は事前にしっかりと計画を立てて物事を進めます。
大学のプレゼン大会に出場し、短期間で質の高い発表を行うことが求められる状況でした。
その中でも限られた時間の中で最大限の成果を出すため、私はタスクの優先順位を明確にし、スケジュールを組み立てました。
リサーチと資料作成のバランスを調整し、プレゼン練習の時間を十分に確保できるよう計画しました。
また、チームメンバーと役割分担を決め、各自の得意分野を活かす形で発表内容を作成しました。
本番直前には、想定される質問を洗い出し、即座に対応できるよう準備を重ね、限られた時間の中で的確に情報を伝えるスキルが重要であることを実感しました。 結果として、大会では高評価を獲得し、優勝することができました。
また、タスクの取捨選択を適切に行うことで、限られた時間の中でも高い成果を出せることを学びました。
今後も、タイトなスケジュールの中でも成果を出せるような仕事に挑戦し、より高いレベル の仕事を実現したいです。
【計画力で自己PR】評価されにくいNG例文集
就職活動において計画力をアピールすることは重要ですが、書き方によっては企業に伝わりにくくなってしまいます。
具体性が欠けていたり、ネガティブな印象を与えてしまったり、仕事との関連性が薄い内容になってしまうと、魅力的な自己PRにはなりません。
今回は、計画力を強みとした自己PRのNG例文を紹介します。
それぞれの例文では、どのような点が問題なのかを明確にし、どのように改善すべきかも併せて解説します。
これらの例を参考にして、より説得力のある自己PRを作成する際のヒントにしてください。
NG例文1: 内容に具体性が無い文章
私は計画力を強みとしています。
何事にも計画的に取り組み、事前にスケジュールを組むことで効率的に物事を進めることを心掛けています。
例えば、大学のゼミ活動では発表の準備を計画的に進めました。
資料作成のスケジュールを立て、発表当日に向けて順調に準備を進めました。
結果として、ゼミでの発表は滞りなく進み、周囲から評価を得ることができました。
また、アルバイトでも事前に業務の流れを把握し、スムーズに作業を進めるように意識しています。
その結果、業務の効率が上がり、同僚からも信頼されるようになりました。
さらに、私はサークル活動でも計画的な運営を心掛けていました。
イベントの準備では、メンバーと役割分担を決め、スムーズに進行できるよう調整しました。
計画を立てたことで、当日の混乱を防ぎ、問題なくイベントを成功させることができました。
このように、私は計画力を活かしてさまざまな場面で物事を円滑に進めてきました。
この経験を活かし、社会人になっても計画的に業務を進め、成果を上げていきたいと考えています。
NG例文2: ネガティブな内容の文章
私は計画を立てることが得意ですが、過去には計画不足で苦労した経験もあります。
大学の学園祭で企画のリーダーを務めましたが、準備が間に合わず、当日は大きな混乱が生じました。
ポスターのデザインや会場設営の手配が遅れたため、直前になってメンバーが慌てる場面が多くなりました。
最終的には周囲の助けを借りて何とか開催にこぎつけましたが、多くの改善点が残る結果となりました。
さらに、イベント後の反省会では「もっと早く準備を進めるべきだった」との意見が多く上がりました。
私はこの失敗から学び、次回のイベントではより綿密なスケジュールを立てようと決意しました。
しかし、具体的にどのように改善するべきかを考えず、再び同じようなミスを繰り返してしまいました。
準備段階でのミーティングを増やしたものの、実際には作業の進捗管理が不十分で、課題が解決されませんでした。
この経験を活かし、今後はしっかりと計画を立て、計画倒れにならないよう努力していきたいと考えています。
就活コンサルタント木下より

この文章では、計画を立てることの重要性を主張しているものの、結果的に計画がうまくいかなかった点ばかりが強調されています。
また、「助けを借りて何とか開催できた」と結んでいますが、その経験を通じてどのような改善策を見つけたのかが書かれていません。
このように、ネガティブな内容をそのまま伝えると「計画を立てたのに失敗した人」という印象を与えてしまいます。
より効果的な自己PRにするためには、課題をどのように乗り越え、次に生かしたかを明確に示すことが重要です。
NG例文3: 仕事との関連性が低い文章
私はチームで成果を出すための計画を立てることが得意です。
大学のサークル活動ではイベントの企画を担当し、皆が楽しめるように計画を練りました。
まず、メンバーと話し合いながらスケジュールを決め、準備に必要なものをリストアップしました。
また、チームで協力しながら進めることで、当日はスムーズに進行でき、無事にイベントを成功させることができました。
この経験から、チームで動く際には計画が重要であると学びました。
今後は、この計画力を活かして、社会に出ても役立てていきたいと考えています。
また、アルバイトでも同様に計画的に仕事を進めることを意識していました。
シフトを効率的に組むことで、忙しい時間帯でもスムーズに業務を進められるよう工夫しました。
おかげで、店のオペレーションが向上し、混雑時にもスムーズに対応できるようになりました。
このように、私はさまざまな場面で計画力を発揮し、成功を収めてきました。
社会人になってからも、この経験を活かし、計画的に仕事を進めていきたいと考えています。
就活コンサルタント木下より

この文章の問題点は、計画力をアピールしているものの、仕事との関連性が薄いことです。
イベントの成功がどのような工夫によるものだったのかが不明確で、計画力がどのように発揮されたのかが伝わりません。
また、「今後は計画力を活かして仕事に役立てたい」と述べていますが、どのような業務で役立つのかが具体的に書かれていません。
企業が求めるのは、計画力を業務にどのように応用できるかを示すことです。
自己PRでは、計画力がどのように企業の業務に活かせるのかを明確に伝えることが重要です。
計画力を自己PRにしたい人におすすめの記事
自己PRの中で計画力をアピールする際は、あわせて付随する情報に目を向けておきましょう。
SIerの志望動機の作成方法や考え方について触れつつ、基本のポイントとして、SIerの仕事内容や主な企業なども紹介しています。
すぐにできる志望動機作成のポイントが知りたい人には、まさに必見の内容です。
計画力を自分の強みとしてSIerを志望する人は、ぜひ参考にしてみてください!
また、コンサル志望の人には、以下の記事がおすすめです。
下記の記事では、コンサルの志望動機の考え方やポイントを解説したうえで、コンサル業界の魅力や将来性などにも触れています。
コンサル業界について詳しく知りつつ、志望動機や自己PRの書き方を学びたい人は、就活準備としてぜひチェックしてみてください。
【計画力で自己PR】この記事のまとめ
今回は計画力という言葉の定義から始まり、計画力を自己PRに用いる際のポイントや注意点、構成方法などについて詳しく紹介してきました。
計画力は多くの学生が自己PRに用いる特徴なので差別化を図ることは難しいですが、言い方を変え、より具体的に述べることで分かりやすく説明することができます。
計画力に自信のある方はぜひ本記事を参考に、魅力のある自己PRを作成してください。
就活コンサルタント木下より
この文章は「計画力がある」と主張しているものの、計画をどのように活用し、具体的にどのような成果を得たのかが曖昧です。
例えば、ゼミの発表でどのようなスケジュールを立て、どんな課題を克服したのかが分かりません。
また、アルバイトの例でも「計画的に進めた」とありますが、具体的な改善点や工夫が述べられていないため、単なる抽象的な主張にとどまっています。
計画力をアピールするには、実際の経験の中で「計画を立てたことでどんな問題を解決し、どのような成果を生んだのか」を明確に述べることが重要です。