【例文3選】実習の経験はガクチカになる!アピールできる内容と伝える際の注意点

【例文3選】実習の経験はガクチカになる!アピールできる内容と伝える際の注意点

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大学在学中に教育実習や介護実習、保育実習を経験し、ガクチカでそれをアピールしたいと考えてはいるものの、どのように書けばいいのか分からない。

そんな風に悩んでいる就活生は非常に多く、あなただけではありませんよ。

この記事ではそもそも「ガクチカとは」から始めて、ガクチカの「企業が見ているポイント」「実習のガクチカでアピールできること」「実習別のアピールできる内容」を順番に説明していきます。

その後、より具体的な「実習のガクチカをアピールする際の注意点」「実習のガクチカの内容の書き方」を説明し、最後には3つの例文を用意しているので、是非参考にしてみて下さいね。

【実習経験をガクチカに】ガクチカとは

実習経験をガクチカでアピールするためには、まず「ガクチカとは」何かを一旦振り返りましょう。

ガクチカとは、学生時代に力を入れて取り組んだことの略称です。

多くの就活生が部活動やサークル活動、アルバイトの経験やゼミ活動、研究室での研究内容などを書く傾向にありますが、あなたのように実習経験を書くことや趣味、ボランティア活動でも問題ありません。

ガクチカと自己PR

ここで注意したいのが「ガクチカと自己PR」の違いについてです。

たまにこの2つの内容がごちゃごちゃになっている就活生がいますが、ガクチカは主に大学や高校時代に取り組んだことをアピールすることで、自己PRとはあなたの強みや長所、スキルや経験をアピールすることです。

ですので、ガクチカの書き出しは「私が学生時代に力を入れたことは〜」で始まり、自己PRの書き出しは「私の強みは〜」で書き始めて下さい。

確かに自己PRで、学生時代の経験から培った強みや長所をアピールすることはあります。

しかし、それは強みの根拠としてエピソードを述べるだけで、その経験自体をアピールしてしまうと、あなたの強みや長所をアピールするチャンスを逃すことになるので注意が必要です。

【実習経験をガクチカに】企業が見ているポイント

ガクチカを組み立てる際に重要なことは、「企業が見ているポイント」を正しく把握することです。

この企業が見ているポイントが分からないと、選ぶエピソードが明確にならず、ぼやっとした内容のガクチカになってしまう可能性が高くなります。

ここでは特に企業が見ているポイントである「物事への取り組み方」と「自社で活躍できるかどうか」の2つに絞って深掘りして説明していきます。

物事への取り組み方

企業の採用担当者はガクチカから「物事への取り組み方」を判断しようとしています。

部活動やサークル活動、ゼミ活動や研究室での研究など、就活生によって取り組んだ物事は様々ですが、どれだけ熱意を持って取り組むことができるのか、集中して取り組めるのかなどは判断できます。

この取り組み方や取り組む姿勢は、社会人となり働く際の、仕事への取り組み方に直結することなので、やる気や熱意を持って取り組むことができるとアピールするようにしましょう。

自社で活躍できるかどうか

企業の採用担当者が就職活動で興味を惹かれるのは、「自社で活躍できるかどうか」が見えた時です。

学生時代に部活動でどんなに活躍しても、全国大会に行っても、優勝しても、いざ仕事となると全然活躍できないという就活生も実際、存在しています。

そのため、ガクチカから「この学生はうちの会社に来て何ができるんだろう」「どのように貢献してくれるんだろう」と活躍の可能性を探っています。

そのため、後に詳しく説明しますが、ガクチカでの経験を社会人になってどう活かすのか、どのようにして貢献していくのかを述べることが重要になってきます。

【実習経験をガクチカに】実習のガクチカでアピールできること

ガクチカで企業の採用担当者が見ているポイントが分かったところで、次は「実習のガクチカでアピールできること」を説明していきます。

実習では様々なことを学び、スキルだけでなく実地での経験などを得ることができます。

しかし、そのスキルや経験を得るためには、厳しい実習を耐え抜く必要があり、そこで磨かれた「やり遂げる力」「計画力」「コミュニケーション能力」をアピールすることができます。

それぞれ、その根拠などを詳しく説明していきます。

やり遂げる力

実習とは短期間で終わることがなく、一定期間続けて行うものであり、この「やり遂げる力」がないと途中で挫折してしまうことになります。

実習期間は朝早くから準備し、実地での実習をこなし、実習終了後もその日の振り返りや反省点の振り返り、そして次の日の予習をするなど、心身ともに消耗が激しくキツイ日々が続きます。

そんな環境の中でも諦めず、多くのことを学び経験する実習に食らいつき、最後の日までやり遂げる力は、社会人になってからも必ず活かさせる能力であり、実習をガクチカでアピールすると自然とそのことが相手に伝わります。

社会人になると必ず大きな壁に直面するので、このやり遂げる力を持っていることは、その壁も乗り越えてくれると期待できる要素の1つと言えます。

計画力

実習とは長期間厳しい環境で実地での実習をこなすので、強い精神力やタフさなどが注目されがちですが、計画的にカリキュラムをこなす必要があり、「計画力」も同時にアピールすることができます。

どんなに自分にスキルや能力があるからといって、他の人をほって自分だけ先に進むこともできませんので、いかに計画的に実習をこなしていくかは大切な要素になります。

また、空いた時間に予習したり、その日の振り返り、反省点の洗い出しなどを行った経験を話すことで、実際働く時でも、「ペース良く仕事をこなしてくれそう」と印象付けることができます。

この計画力は実際に働く時にとても重要な要素になるため、これをアピールできるのは大きなプラス評価に繋がること間違いなしです。

コミュニケーション能力

どの実習先でも、多くの職員や関係者と接する機会があり、その実習を上手く乗り越えられた経験があれば「コミュニケーション能力」もアピールすることに成功しています。

このコミュニケーション能力は業種や職種に関係なく必要な能力であり、ないと判断されると選考で先に進むことは難しくなります。

そのため、実習ではよく指導係の人に質問をしたことやアドバイスをもらったこと、生徒や患者さんと円滑にコミュニケーションが取れたエピソードがあると、ガクチカにはもってこいです。

ここで注意が必要なのは、同じ学校から同時に実習にいっている友人とよく話した、よく相談した、お互い励ましあったエピソードでは、アピールするには弱くなることです。

できれば、実習先で出会った人たちとの、コミュニケーションがアピールできるエピソードがあれば、それを選ぶように意識しておきましょう。

協調性

実習の経験からアピールできるものの一つに協調性が挙げられることでしょう。

どのような職種における実習においても、一人で行えるものではなく、複数のメンバーと行うためです。

実習先で協力して作業し、円滑に業務を進めた経験がある人は、協調性があると言えるでしょう。

少しでも採用担当者に良い印象を与えるために、どのように工夫をして取り組んだのか、協調性を保つために、どのような工夫をしたのかなどについて分かりやすく説明できると良いでしょう。

その協調性が就職してからでも活用できるものであるという印象を持ってもらうために、可能な限り再現性のあるものであることが伝わる書き方をすることが大切です。

チームワーク

多くの人が想像できていることかもしれませんが、実習経験について話す際はチームワークについてもアピールできることでしょう。

実習を行うメンバーと協力して作業できると話すことは、チームワークをアピールすることにもつながるからです。

教育実習や看護実習などさまざまな実習がありますが、どのような場面においても体力的にも精神的にもかなり厳しいものなので、一人で乗り越えることはかなり難しいはずです。

よって、行った業務は一人で行うものが多かったとしても、お互いに励まし合ったり、欠点を埋め合ったりして乗り越えた経験があるならば、それはチームワークがあると十分に言えるでしょう。

責任感

責任感も実習を通してアピールすることができる能力の一つであると言えるでしょう。

教育実習、介護実習、保育実習など「実習」と名のつくものは実際の現場で働くものであり、全ての業務において責任感が求められるからです。

なぜならば、どのような業務においても、大げさに聞こえるかもしれませんが、子供や体の不自由なお年寄りなどの、「命を預かっているから」です。

よって、最後まで投げ出さずに仕事をしたことがアピールできれば、責任感があるとアピールすることができるでしょう。

自分の強い責任感をより強く表現するためにも、可能な限りわかりやすく説明していくことが重要であると言えます。

【実習経験をガクチカに】実習別のアピールできる内容

実習経験をガクチカにした際に、アピールできるポイントが理解できたところで、次は「実習別のアピールできる内容」を説明していきます。

今までの実習でアピールできるポイントは、全てに共通したポイントでしたが、実習もそれぞれに特徴があり、学べるスキルも変わってきます。

ここでは「教育実習」「介護実習」「保育実習」の3つに絞って、それぞれの実習を経験したからこそアピールできる、そんな内容を説明していきます。

教育実習

まずは「教育実習」でアピールできる内容について説明していきます。

教育実習とは、自分の出身校などで一定期間実習を行い、その内容は授業を教えることから始まり、ホームルームや放課後の部活動にも参加するなど、多岐に渡ります。

そのため、教育という分野を網羅的に学ぶことができるため、教育業界などを受ける際には大きなアドバンテージになります。

また、授業だけでなく部活動も見るとなると、放課後にその日の振り返りをすることができなくなるため、より計画的に実習をこなす必要があり、計画力を大きくアピールすることができると言えます。

介護実習

次は「介護実習」でアピールできる内容について説明していきます。

介護実習では、その名の通り体の不自由な方の介護を経験するため、体力的にも精神的にもキツく、1つのミスが事故に繋がる可能性もあり、正確な行動が求められます。

また、利用者さんが何を求めているか、何が今必要なのかを深く考えるため、洞察力や観察力、広い視野も必要になります。

介護実習を通して得られる正確性や洞察力、観察力と広い視野は仕事をする上でとても重要なスキルであり、これらをアピールすることで大きなプラス評価を得られるはずです。

保育実習

最後に「保育実習」でアピールできる内容について説明していきます。

保育実習とは、保育園や幼稚園で実際に園児たちと触れ合いながら、保育に関する知識を高め、その他の学習や教育に関しても学ぶことができます。

また、小さな子どもたちとたくさん遊ぶ機会も多く、体力があることをアピールできることはもちろんのこと、どうしたらもっと楽しんでくれるのかを考えるので、洞察力や発想力も同時にアピールすることができます。

【実習で学んだことの例文】実習のガクチカをアピールする際のポイント

学生時代に取り組んだこととして実習を話す際にはさまざまなポイントがありますが、特に下記の2点は非常に重要であると言えるでしょう。

ポイントを抑えてガクチカを作成することで、より質が高いものを作成できるはずなので、ぜひ参考にしてみてください。

数字を使って表現する

数字を使って表現することは、実習のガクチカを作成する上で非常に重要なポイントの一つであると言えるでしょう。

なぜならば、数字という客観的かつ定量的なものを用いることができれば、どのような人が読んだとしても非常に分かりやすく理解できるからです。

数値は誰が読んでも変わらないものであり、非常に分かりやすく説明できるものです。

よって、自己PRや志望動機などにおいても、数字を用いることは非常に重要であり、頭に置いて作成していきましょう。

実習の学びを伝える

実習においてどのようなことを学んだのかについても、詳しく説明していくことが重要です。

企業の採用担当者はどのような経験においても学びの姿勢を持っている人材を採用したいと考えていることでしょう。

また、実習という貴重な経験からどのようなことを学んだのか、それが仕事にどのように活かせるのかについても、確認したいと思っている場合が多いです。

そこで、実習においてあなたがどのような学びを得たのか、そしてその学びをどのように就職してから活かしていくのかについて、分かりやすく説明していくことが重要であると言えるでしょう。

【実習経験をガクチカに】実習のガクチカをアピールする際の注意点

実習内容別のアピールできる内容が分かり、ガクチカで実習経験をアピールしようと考えていると思いますが、「実習のガクチカをアピールする際の注意点」もあるので、しっかり事前に確認していきましょう。

ここでは企業の採用担当者から聞かれることの多い「実習先に行かない理由を考えておく」必要があります。

他には、ガクチカを実際書くときに「専門用語を使わない」ことも注意点ですので、それぞれ詳しく説明していきます。

実習先に行かない理由を考えておく

実習の経験をガクチカでアピールすると「実習した職種ではなく、なぜうちの会社を受けようと思ったんですか」と聞かれるので、事前に「実習先に行かない理由を考えておく」ようにしましょう。

ここの理由をしっかりと準備せずに、明確な回答ができない場合は「この学生はうちの会社が第一志望ではないな」「滑り止め程度に考えているんだろうな」「本当はそっちに行きたいんでしょ」とネガティブなイメージを持たれてしまいます。

そうなってしまうと、自己PRや志望動機でどんなに良い内容を伝えても、ガクチカでのネガティブな印象を払拭できずに、選考を通過できずに終わってしまうことになります。

そうならないためにも、しっかり考えた実習先の職種に行かない理由を用意しておきましょう。

専門用語を使わない

ガクチカだけでなく、自己PRや志望動機にも共通して言える注意点が「専門用語を使わない」方が企業の採用担当者に伝わりやすいということです。

実習では、実地で色々な作業を行うため、どうしても専門用語が多くなりがちですが、その専門用語は就職活動の多くの場合で伝わりません。

正しく内容が伝わらないと、企業の採用担当者もあなたのエピソードを想像しにくくなり、「今のは何がどうなっているの?」と話が頭に入ってこなくなります。

そのため、あなたのエピソードの印象も薄くなってしまう可能性が高くなるため、できるだけ専門用語の使用は避けるようにするのが無難です。

どうしても使う必要がある場合は、前後にその用語の説明を軽く入れ、イメージしてもらいやすい工夫をすると良いでしょう。

実習内容だけを伝える内容にしない

実習の内容を伝えるだけの内容に文章にしないことも非常に重要であると言えます。

ガクチカにおいて重要視されているのは、ここまで何度も紹介しているように、あなたがどのようなことを学んできたのか、どのようなことに興味を持っており、努力をすることができるのかということです。

つまり、人柄について確認されているので、実習の内容だけについて説明してしまうと、企業の採用担当者が本当に知りたいことが理解できなくなってしまいます。

よって、ただ実習内容を話すだけの文章にしないようにしましょう。

実習を通してどのような力を身につけたのか、それをどのように仕事に活かすのかについて分かりやすく説明していくことが重要なのです。

【実習経験をガクチカに】実習のガクチカの内容の書き方

実習経験をガクチカでアピールする際の注意点が分かったところで、次はより具体的な「実習のガクチカの内容の書き方」を説明していきます。

ここでは実際にガクチカを組み立てる順番通りに「結論を伝える」「目標/課題を伝える」「行動を伝える」「結果を伝える」「学んだことを伝える」「入社後どのように活かすのか」の順番で説明していきます。

あなたならどんな内容を書くのかを、具体的にイメージしながら順番に確認していきましょう。

結論を伝える

ガクチカで最初に伝えるべき内容は「結論を伝える」ことです。

ここでいう結論とは、あなたが学生時代に力を入れて取り組んだことです。

最初に結論を伝えることで、企業の採用担当者にその後のエピソードの展開を想像させることができ、あなたのガクチカの内容が頭に入ってきやすくなります。

また、結論を最初に伝えずにエピソードから入ってしまうことで、結論迷子になる可能性が高くなり、「この学生は結局何を一番に頑張ったんだ?」という状況を回避できます。

この結論を最初に伝えてからエピソードに繋ぐテクニックは、自己PRや志望動機でも使えるので、早めにマスターして自分のテクニックにして下さいね。

目標/課題を伝える

ガクチカでは、最初に結論を伝えた後に、「目標/課題を伝える」必要があります。

例えば、「私が学生生活で力を入れたことは教育実習です」で始めた場合、「私はより多くの生徒とコミュニケーションを取ることを目標にしました」、もしくは「私は人前で話すことが苦手なので、克服することを課題に取り組みました」などの文章になります。

あなたが1番力を入れて取り組んだ内容の当初の目標を書くことで、自分が置かれた状況を客観的に見ることができることをアピールできると同時に、計画力もアピールできます。

行動を伝える

ガクチカでは結論、目標/課題を伝えた後に、それに対する「行動を伝える」必要があります。

企業の採用担当者は、この行動も重視する傾向にあり、この行動の部分は具体的かつ端的に、定量的に伝えるように心がけましょう。

ここの内容が明確でなく、ぼやっとしている場合、あなたのエピソードに対する信憑性が低くなり、説得力がどんどんなくなってしまいます。

そうならないためにも、しっかりとあなたのエピソードを深掘りして思い出し、起こした行動を具体的に、数字で表せることができる部分は定量的に伝えましょう。

結果を伝える

結論、目標/課題、行動の次は「結果を伝える」ようにして下さい。

あなたが学生時代に力を入れて取り組んだ結果なので、正直にありのまま書くようにしましょう。

仮に、実習が上手く行かず怒られていても、最後の発表が上手く行かなくても、あなたが立てた目標、起こした行動で得られた結果なので胸を張っていいんです。

部活動で全国大会を目標にどんなに頑張っても、それに届くのは全国で47校しかありません。

その他の学校の部員に対して、もっとやれたと言う人はいないと思います。

それと同じで、結果が良くなくても何の問題でもありません。

就職活動では、結果よりもその過程が評価の基準になるため、ここの部分は簡潔に正直に伝えるようにして下さい。

学んだことを伝える

あなたのガクチカでの結果を伝えたあとは、その経験から「学んだことを伝える」ようにしましょう。

ここの部分を忘れている就活生が非常に多いので、組み立てる際は特に注意が必要です。

あなたが学生時代に力を入れて取り組んだことから、何を感じて何を学び、どのような能力やスキルに繋がったのかを端的に伝えるようにして下さい。

例えば「教育実習を通して多くの生徒や、先生と関わることで会話することの大切さを再認識し、改めて自分のコミュニケーション能力を磨くことができました」のような部分です。

この項目も結果ではなく、大切な過程の部分になるため、絶対に書き忘れることのないようにして下さいね。

入社後どのように活かすのか

ガクチカの最後は「入社後どのように活かすのか」で締めるようにして下さい。

企業の採用担当者が見ているポイントでも説明しましたが、ガクチカはあなたが入社後に活躍できる人材であるかを判断する、重要な要素の1つです。

そのため、ガクチカから得られたスキルや能力、経験をどのように活かし活躍するのかを具体的に伝えることで、入社後のイメージをさせることが必要になってきます。

この入社後どのように活かすのかを、より具体的に伝えるためには、事前に企業研究をする必要があり、実際の業務内容や先輩社員の働き方をチェックしておきましょう。

ここの内容が具体的である程、入社への熱意を伝えることができるため、志望度が高い企業であれば、他の就活生と被らないような、インパクトのある内容にしましょう。

【実習経験をガクチカに】実習のガクチカをアピールする例文

ここまで実習経験をガクチカにするため、アピールできるポイントや内容、伝える時の注意点や書き方を説明してきました。

あなたはもうすでに書いてみたくなっていると思いますが、1から組み立てるのはやっぱり難しいと思います。

そのため、最後に例文を3つ用意しておきました。

「教育実習を用いたガクチカの例文」「介護実習を用いたガクチカの例文」「保育実習を用いたガクチカの例文」それぞれ用意しましたので、是非参考にして下さいね。

教育実習を用いたガクチカの例文

私の学生時代に力を入れて取り組んだことは、母校で行った教育実習です。
私は教職課程を専攻しており、大学3年生の時に自分が通っていた母校で教育実習を経験しました。
教育実習では、授業の企画と運営に力を入れ、計画的に生徒の理解を深めることを目標に取り組みました。
私は実際の授業の場面で、より生徒の理解が深まるように、資格教材の使用や今までやったことがなかったグループワークを取り入れることにし、生徒が勉強に興味を持って取り組める工夫をしました。
また、生徒1人1人の理解度を把握するために、授業が終わった後のフィードバックの時間を大切にしました。
その結果、普段の先生が行っている授業よりも分かりやすいと言ってくれる生徒が多く、授業の理解度が向上し、クラスの平均成績を向上させることに成功しました。
この経験が、私の教育への情熱をさらに深めるとともに、計画性やコミュニケーション能力を磨くことに繋がりました。
私はこの経験とスキルを活かし、貴社に入社後も目標に対してきちんと計画を組み、誰よりも成果を出し続けたいと考えております。

介護実習を用いたガクチカの例文

私の学生時代に力を入れて取り組んだことは、施設で行った介護実習です。
大学では介護福祉を専攻しており、大学在学中に実際の施設で実習を行いました。
その際、個人的な目標として、誰よりも利用者さんの心身のケアを心掛けることを意識して実習に取り組みました。
私は施設での実習で、利用者さんの日々の生活支援やコミュニケーションの取り方に工夫を重ね、今必要としていることや感じていることを汲み取る努力をしました。
また、上手く言葉にできる人だけではなく、表情や些細な身体の動きで気持ちを表現される方も多く、広い視野とよく観察することも日々心掛けて実習に取り組みました。
また、心のケアの部分では、利用者さんと信頼関係を構築する必要があると感じたため、誰よりも笑顔と優しい言葉使いを意識して、たくさん話しかけるようにしま
た。
その結果、多くの利用者さんから、実習が終わっていなくなるのが寂しい、またいつでも戻ってきてね、と言ってもらうことができ、私も勇気づけられました。
この経験から、洞察力や観察力、相手の気持ちを思いやり適切なサポートは何かを判断するスキルが身につきました。
この強みを活かし、貴社に入社後はより多くの人のサポートをし、大きな結果を残せるように日々努力していきたいと考えています。

保育実習を用いたガクチカの例文

私が学生時代に力を入れて取り組んだことは、保育実習です。
私は大学で幼児教育学科に所属しており、大学3年生の時に保育研修を経験しました。
その研修で、私の1番の目標として掲げたのが、子どもたちの個性を大切にして、その個性を伸ばすことです。
そのためにはまず、子どもたちの興味を引き出し、自発的に学ぶ力を引き出す必要があると考えたので、様々な遊びや活動を企画・提案を繰り返しました。
また、先生からの言葉を理解し、それに対する気持ちを言語化できるよう、日常会話を大切にしました。
その結果、子どもたちが自分の感情をきちんと言葉にしてくれる回数が増え、興味を持ったことや楽しい感情、もっと遊びたい、もっと勉強したいと意思表示してくれるようになりました。
私はこの経験から、子どもたちの個性を大切にし、その成長をサポートするための、保育士としての必要なスキルや経験を身につけることができました。
私はこの強みを活かし、より保育の現場で必要とされるような、企画や提案をたくさん行い、子ども1人ひとりに寄り添った園の実現に貢献したいと考えております。

まとめ

実習経験はとても貴重な経験であり、あなたのガクチカに十分なり得る経験の1つです。

辛くてキツい実習を乗り越えた経験は、あなたにやり遂げる力や計画力、コミュニケーション能力が備わっていることを示し、それは大きなアピールに繋がります。

実習でも教育、介護、保育と、それぞれアピールできる特徴が違いますので、事前にしっかり確認しておきましょう。

書き方や伝え方を間違えると、貴重な経験が正しく認識されず、実に勿体無いことになります。

書き方のポイントも事前にしっかり確認し、具体的かつ的確に、定量的に組み立てるように意識しておきましょう。

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