〔26卒向け〕【自己PR例文7選】300文字に魅力的な内容・構成を組み込むコツを紹介!

〔26卒向け〕【自己PR例文7選】300文字に魅力的な内容・構成を組み込むコツを紹介!

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伊東美奈
Digmedia編集長
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

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はじめに

就職活動で避けては通れない関門の1つがエントリーシートです。

その中でも多くの就活生を悩ませている項目は自己PRではないでしょうか。

「なんとか文字数を埋めたぞ」「いつも同じ内容でいいか」では内定を獲得することはできません。

この記事では内定を獲得するために、より魅力的な内容にするためにはどうすればいいかを徹底的に解説していきます。

最後には例文も用意しているので、自己PRを組み立てる際に是非参考にしてみて下さい。

【自己PR300文字】文字数をただ書くだけでは、内定できない

まずは自己PRの項目で「文字数をただ書くだけでは、内定できない」ということから説明していきます。

そもそも自己PRと言うだけあって、あなたのことをしっかりとアピールする必要があります。

そのためには「内容」と「構成や書き方」がとても大切になってきます。

ここの項目では大切なポイントの2つを深掘りして詳しく説明していきます。

ポイントが正しく把握できると自然と自己PRの書き方も変わってくるはずですので、しっかりと確認していきましょう。

内容

自己PRで企業の採用担当者の心を掴むためには「内容」にこだわる必要があります。

その理由は、自己PRからあなたと企業のマッチ度が判断されるからです。

自己PRとはあなたの長所や強みをアピールすると同時に、それを裏付けるエピソードを書く必要があります。

企業の採用担当者はそのエピソードからあなたの価値観や人柄を汲み取り、企業の社風などにマッチしているかを判断します。

そのため、自己PRでアピールする強みとそれを裏付けるためのエピソードは、会社が求める人材とリンクさせておく必要があります。

このポイントを事前に把握しておくことで、エントリーシートの通過率を大きく上げることができるはずです。

構成や書き方

自己PRで優秀な人材であると印象付けるためには「構成や書き方」を工夫する必要があります。

企業の採用担当者は就職活動が始まると、大量のエントリーシートに目を通すことになります。

そのため、伝わりやすい構成や書き方で書かれていない自己PRは最後まで読まれず、当然アピールには失敗してしまいます。

自己PRの構成は結論→具体的なエピソード→入社後に貢献できることで書くと伝わりやすく、最後まで読まれやすくなります。

また、自己PRをはじめとするエントリーシート全般の文章が論理的に書かれている場合、「この学生は優秀そうだな」と思われる傾向にあります。

構成や書き方をしっかり確認しておくだけで、最後まで読まれる上に論理的思考があると印象づけることができるため、必ずあなたの自己PRにも取り入れて下さいね。

【自己PR300文字】企業が300文字の自己PRを求める理由

自己PRで見られているポイントが分かったところで、次は「企業が300文字の自己PRを求める理由」について説明していきます。

自己PRの文字数は企業によって様々であり、短ければ100文字、長ければ800文字程度の幅があります。

その中でも300文字と設定している企業の場合、その理由は「自己PRの大枠を掴めるから」と「表現方法を確認している」ことにあります。

それぞれの理由を詳しく説明していきます。

自己PRの大枠を掴めるから

企業が300文字の自己PRを求める理由の1つ目は「自己PRの大枠を掴めるから」です。

300文字という文字数制限は、自己PRのエピソードを詳細に説明するには少し文字数が足りません。

しかし、自己PRの大枠程度であればしっかりと内容を掴むことができるため、面接などで深掘りして質問するには最適な文字数と言えます。

何を長所や強みと考えているのか、どんなエピソードからそう思ったのかなどの要点だけを簡潔に伝えることを意識して内容を組み立てるようにしましょう。

また、ここで強調して伝えたい部分をあえて簡潔に書くことで深掘り質問するように誘導できます。

これはエントリーシートの先の面接まで見据えたテクニックになるため、取り入れてみて下さいね。

表現方法を確認している

企業が300文字の自己PRを求める理由の2つ目は「表現方法を確認している」ことです。

限られた文字数の中で、いかにあなた自身のことが伝えられるのかが自己PRでは大切です。

そのため、特徴的な表現を使ったり、独特の言い回しを用いたりすることで企業の採用担当者に大きな印象を残すことを意識してみましょう。

エントリーシートの自己PRで重要になってくるポイントは、いかに会ってみたいと思わせるかです。

同じ言葉であっても、表現の仕方は様々です。

その時の心情やあなたに合った言葉遣いや表現方法を事前に模索しておくようにしましょう。

しかし、注意点もあります。

それはあまりに過激すぎる表現であったり、ビジネスシーンに向かない表現方法は控えた方が良いということです。

あくまでも、スマートな表現方法を心掛けるようにしましょう。

【自己PR300文字】業界ごとに求められる人物像が違う

自己PRを書く際は「業界ごとに求められる人物像が違う」ということを理解しておく必要があります。

多くの就活生が「やっぱりリーダーシップあった方がいいよな」「人の先頭に立てる人材って求められているよな」と思っていますが、全業界がそうではありません。

そのため、事前にあなたが目指す業界や企業研究をしっかりと行い、求められる人物像を把握しておく必要があります。

業界にマッチしていない自己PRを書いてしまった場合、自己PRを使い回していると思われることもあるため注意が必要です。

【自己PR300文字】自己分析のすすめ

自己PRを書く際に業界・企業研究が必要であることが分かったところで、次は自己PRを書く前に是非取り組んで欲しいこととして「自己分析のすすめ」を説明します。

自己分析を深く行うことは、信憑性が高くて説得力のある自己PRのエピソードを書くために必須です。

その上この自己分析は、ガクチカや志望動機を組み立てることにも役に立つため、取り組んで損はありません。

ここの項目では自己分析を深くするための方法として4つのステップに分けて説明していきます。

1つ目は「過去の1年ごとに書き出す」2つ目は「なぜ熱中できたかを考える」3つ目は「将来どんな人間になっていきたいか」4つ目は「他己分析」です。

それぞれを詳しく説明していきます。

過去を1年ごとに書き出す

まず最初のステップとしては「過去を1年ごとに書き出す」ことから始めていきましょう。

自分の人生を振り返ることで、その当時熱中していたことや打ち込んでいたことが分かります。

この際、振り返るのは小学生〜現在の大学生までの期間に設定し行えばより深い自己分析になるはずです。

時間がない、小中学生の時のトピックが特にない場合は高校生、大学生時代のみでも構いません。

その場合は、1年単位ではなく学期単位や半年ごとに区切ってより鮮明に思い出して書き出すことで、内容の濃い自己分析を行うことができるはずです。

ここのステップで大切なことは、より多くのトピックを書き出すことです。

過去の写真や卒業アルバムなどを見返すことも効果的だと言えるでしょう。

なぜ熱中できたかを考える

あなたの過去のトピックスが書き出せたところで、次は「なぜ熱中できたかを考える」ことをしていきましょう。

このなぜという理由を突き詰めていくことで、あなたのモチベーションの源泉が分かります。

それが分かることで、その当時の気持ちや熱中できていた本当の理由を掘り起こすことができ、より説得力のある文章を組み立てることができます。

また、このなぜという部分をしっかり分析することで、面接での深掘り質問にも上手く対応ができるようになるはずです。

将来どんな人間になっていきたいか

先ほどのステップで掘り起こしたエピソードの中から共通点を見つけ出し、「将来どんな人間になっていきたいか」を考えていきましょう。

これを考えることで、将来のキャリアプランやライフプランを設計することに役に立ちます。

「将来はバリバリ働いてキャリアアップしたい」「自分のスキルを磨きたい」などの目標が見えてくることで、入社後のキャリアプランも自然と見えるはず。

自分だけで考えるのが難しい場合は、無料でサービス提供されている自己分析ツールを使ってみることをおすすめします!

他己分析

もし時間に余裕がある場合は、この「他己分析」を行うこともおすすめです。

主観だけでなく客観的な視点から自分のことを振り返ることで、思いがけない発見があるかもしれません。

大学の友人やアルバイト仲間、ゼミの先輩や家族などにあなたのことをどう思っているのか聞いてみましょう。

【自己PR300字】構成

自己PRを300字でまとめる際には、構成を明確にすることが重要です。

「結論」「理由」「具体例」「入社後に活かしたいこと」の4つの要素をバランスよく盛り込むことで、短い文字数の中でも説得力を持たせることができます。

ここでは、それぞれの要素を詳しく解説し、分かりやすい自己PRを作成する方法を紹介します。

P(結論)強みを述べる

自己PRの最初に、自分の強みを明確に伝えることで、採用担当者に内容を端的に理解してもらうことができます。

「私の強みは〇〇です」と簡潔に述べることで、聞き手はその後の理由や具体例に注目しやすくなります。

例えば、「リーダーシップ」「行動力」「継続力」など、自分がアピールしたい能力を選びましょう。

ただし、単なる言葉ではなく、後の理由や具体例で裏付けできる強みを選ぶことが大切です。

また、この結論部分で企業にとって魅力的な要素を示すことで、採用担当者の関心を引きやすくなります。

簡潔かつ印象的な表現を心がけましょう。

R(理由)強みを選んだ理由

結論で述べた強みを選んだ理由を明確に述べることで、自己PRに深みが生まれます。

なぜその強みが自分にとって重要なのか、また他の強みではなくその強みを選んだ背景を具体的に説明します。

たとえば、これまでの経験や価値観の中でその強みを培ってきたエピソードや、自分自身の性格や考え方が強みに直結していることを伝えると説得力が増します。

また、強みの選択理由が企業や業界との関連性を示している場合、採用担当者にとって好印象を与える要因となります。

理由部分では、具体的かつ論理的に述べることが重要です。

E(具体例)エピソード

理由の部分を支える具体例を述べることで、強みの裏付けを行います。

エピソードを選ぶ際には、5W1Hを意識し、具体的な状況や結果を説明すると、読み手がイメージしやすくなります。

「どこで」「いつ」「なぜ」その経験をしたのかを明確にし、何を行い、どのような成果を得たのかを簡潔に述べます。

例えば、大学時代のプロジェクトや部活動、アルバイトでの経験など、自分の強みが発揮された場面を選びましょう。

また、エピソードが採用後に役立つと予測できる内容であれば、さらに効果的です。

具体例を挙げることで、自分の強みに現実味と信憑性を持たせましょう。

P(結論)入社後に活かしたいこと

最後に、これまで述べてきた強みや経験を入社後にどのように活かすかを述べることで、自己PRを締めくくります。

「〇〇の強みを、△△の場面で活かしたいです」といった形で、具体的な職務や業務に結び付けることがポイントです。

また、自分の強みが企業の求める人材像と一致していることを示すことで、説得力を高めることができます。

例えば、「継続力を活かして、顧客との長期的な信頼関係を築く営業職に貢献したい」「行動力を武器に、課題を解決し続けるプロジェクトリーダーを目指したい」など、自分のキャリアビジョンを具体的に述べると良いでしょう。

この部分で、採用担当者に「一緒に働きたい」と思わせる自己PRを完成させることが重要です。

【自己PR300字】内容の深掘り方

自己PRの内容を深めることで、採用担当者により強い印象を与えることができます。

そのためには、「なぜその強みが形成されたのか」「なぜその経験をしたのか」「その経験から何を学んだのか」という3つの観点から深掘りを行うことが効果的です。

ここでは、それぞれのポイントについて詳しく解説します。

「なぜ強みになったのか」

自己PRを深めるためには、なぜその強みが自分にとって重要なのかを明確にする必要があります。

その強みが長年の経験を通じて培われたものであるのか、それとも新しい挑戦を通じて発見されたものなのかを具体的に述べることで、内容に説得力が生まれます。

たとえば、「部活動を通じて継続力を培った」「インターンシップでリーダーシップを磨いた」など、エピソードと関連付けると良いでしょう。

この視点を盛り込むことで、採用担当者に「この人の強みは本物だ」と感じてもらえる可能性が高まります。

「なぜその経験をしたのか」

自己PRにおいて、ただ経験を語るだけでは物足りません。

その経験に取り組むきっかけや動機を述べることで、経験に対する思いや背景を伝えることができます。

たとえば、「留学を選んだ理由として、異文化への興味が強かったから」など、自分の行動を裏付ける理由を説明することが重要です。

また、この理由を他の就活生と差別化するためには、自分だけの具体的な背景や価値観を反映させる必要があります。

採用担当者は、その理由を通じて応募者の思考プロセスや判断力を評価してくれます。

「その経験から何を学んだのか」

経験をただ述べるだけで終わらせず、その経験を通じて得た学びを明確にすることが重要です。

学びを述べることで、自分が経験を成長につなげる力があることを示すことができます。

たとえば、「失敗を通じて計画性の重要性を学んだ」など、具体的に何を学び、それをどのように活用しているのかを説明しましょう。

この際、学びの内容が企業や業界と関連している場合、さらに説得力が増します。

学びを深掘りすることで採用担当者に「この人は入社後も学び続けられる」と思わせることができます。

【自己PR300文字】効果的にアピールするポイント

300文字の自己PRの具体的な構成の仕方が分かったところで、次は「効果的にアピールするポイント」を説明していきます。

「構成の仕方は合っているのにイマイチ特徴が出せない」「もっと伝わりやすい文章にしたい」と感じている場合は要チェックです。

ここでは効果的にアピールするためのポイントとして「結論は簡潔にわかりやすく」「具体的なエピソードは数字を用いる」「インパクトのあるエピソードにする」「強調したいところは「」を入れる」「面接に備えたエピソードにする」の5つに絞って説明していきます。

結論は完結にわかりやすく

自己PRを効果的にアピールする方法1つ目は「結論は簡潔にわかりやすく」することです。

自己PRでもっとも読まれる部分である結論が長くてごちゃごちゃした内容だと、その後の具体的なエピソードを読む気がしません。

そのため、1番伝えたいことに焦点をあて、できるだけ無駄な文章は書かず簡潔に文章をまとめるようにしましょう。

これは志望動機やガクチカでも同じことが言えるため、事前に簡潔に文章を組み立てる練習をしておきましょう。

具体的なエピソードは数字を用いる

自己PRを効果的にアピールする方法2つ目は「具体的なエピソードは数字を用いる」ということです。

結論を裏付けるエピソードの部分は具体的であればある程良いため、定量的に数字で表せることは全て数字で書いていきましょう。

そうすることで、あなたの努力や頑張りがイメージしやすくなります。

このことはエピソードの信憑性を高めることに繋がり、あなたの自己PRの説得力を飛躍的に上げることに繋がります。

インパクトのあるエピソードにする

自己PRを効果的にアピールする方法3つ目は「インパクトのあるエピソードにする」ことです。

企業の採用担当者は就職活動期間中、何百何千通りのエントリーシートに目を通すことになります。

そのため、ありがちなエピソードであれば「またこれか。何回目だ?」となり、印象に残ることはできません。

そうならないためにも、他の人が経験していないであろうインパクトの強いエピソードがあればそれを選ぶようにしましょう。

しかし、そんな経験を皆がしている訳ではないので、ありがちなエピソードだと思う場合は言葉使いや言い回しなどで特徴を出すことを心掛けましょう。

強調したいところは「」を入れる

自己PRを効果的にアピールする方法4つ目は「強調したいところは「」を入れる」ことです。

これは言葉を強調するためにもっとも取り入れやすい方法であり、誰でもすぐにできる方法です。

あなたの自己PRで特に強調したい部分や言葉、フレーズなどの「」を用いることで、分かりやすく強調させることができます。

この方法は文字数が足りない時にも使えるテクニックの1つなので、覚えておいて損はありません。

しかし、乱用すると文章が読み辛くなるため、その点は注意が必要です。

面接に備えたエピソードにする

自己PRを効果的にアピールする方法5つ目は「面接に備えたエピソードにする」ことです。

先ほども軽く触れましたが、自己PRは面接で深掘り質問されやすい項目であり、面接まで見据えた内容で書く必要があります。

そのため、自己PRを書く前の自己分析を入念に行いエピソードの深掘りを事前にしておくことで、面接時も落ち着いた対応ができるはずです。

ここでもし余裕があれば、自分が強調したい部分をあえてぼやかして書くことで、質問に誘導することができます。

これはここぞという部分で使うようにしましょう。

また、自己PRでアピールする長所や強みと一緒に準備しておきたいのが弱みや弱点です。

これらをセットで用意しておくことで、急な質問にも上手く対応ができるようになるはずです。

【自己PR300文字】例文集

300文字の自己PRの構成の仕方や効果的にアピールするためのポイントが分かったところで、具体的な「例文集」を紹介していきます。

頭では分かっていても、いざ自分で書くとなるとなかなか書けないものです。

ここでは多くの就活生が経験してきたであろう「アルバイト」「サークル」「学業」「ゼミ」などのキーワードで例文を作りました。

是非参考にして、あなたの自己PRを組み立てて下さい。

そのまま使うことはないようにしましょうね!

アルバイト

私の強みはアルバイト経験を通じて培った高い主体性です。

私は大学1年生の時から居酒屋でアルバイトを始めました。

その居酒屋は近隣店舗と売上を比較し月ごとに表彰する習慣があり、私は店長たちと一緒に1位を目指すことを目標に設定しました。

そのために私は呼び込みやビラ配りに積極的に取り組み、新規のお客様の獲得に奔走しました。

最初は恥ずかしい気持ちもありましたが、1日100枚配る内に売上が上がり成果が目に見えるようになりました。

この結果、昨年比で売上を20%上げることに成功し、見事売上1位になれました。

この経験から積極的に自分から行動することの大切さを学んだので、入社後も主体的に行動し成長していきたいです。

解説

結論部分では多くのことを説明せずに、最低限の情報だけを簡潔に伝えています。

また、具体的なエピソードの部分でも数字を用いて定量的に書くことで、どれだけ頑張って成果を出せたのかイメージしやすくなっています。

入社後に貢献できることでは汎用性の高い能力をアピールしているので、業界問わず刺さりやすい文章に纏まっている。

運動系サークル

私の強みはチームの意見を積極的に聞き入れる協調性です。

私は大学1年生からテニスサークルに所属していましたが、チームにまとまりがなく活動機会も少ない状況でした。

このままではチームの存続すら危ない状況であったため、私はミーティングを開き今後どうしていきたいかを話し合うことにしました。

そこで出た問題点に対して根気強く意見を出し合い、それに対する対策をきちんと取った結果、チームの雰囲気は良くなり活動機会も増えました。

また、部員の数も減る一方でしたが、新入生が入ってくれるようになり15人から50人まで増やすことができました。

入社後も、社内外問わず意見を積極的に取り入れ、早く成果に繋げたいと考えています。

解説

結論部分は無駄のない簡潔な内容で書いています。

定量的に数字で書ける内容は数字を用いて書く事で、より具体的に成果をアピールすることができています。

文化系サークル

大学生活で最も力を入れた活動は、文化系サークルでのイベント企画です。

サークルでは年に一度の大規模な文化祭を主催し、私は企画リーダーとして100名以上の参加者をまとめました。

企画段階では、各メンバーの意見を取り入れながら全体のスケジュールを作成し、予算管理も行いました。

また、広報活動やスポンサー獲得にも積極的に取り組みました。

運営面では、突発的な問題にも迅速に対応し、チームメンバーとの円滑なコミュニケーションを心掛けました。

その結果、参加者から高評価を得ることができ、サークルの認知度向上にも寄与しました。

この経験を通じて、リーダーシップと問題解決能力を身につけました。

貴社でも、この経験を活かし、プロジェクトの成功に貢献したいと考えています。

学業

私の強みは問題発見能力とそれに対する課題解決能力です。

私の学部ではフィールドワークを行う授業があり、多くの学生がその授業を選択しています。

しかし、この授業は難易度が高く、私も前期の成績がBとギリギリ単位が取得できたという成績でした。

この成績の原因はフィールドワークの場所選びが関係していると考え、後期に訪問する場所選びから真剣に取り組みました。

その結果、後期の取り組みの質が飛躍的に上がり、最終レポートの質も向上したことで、通期成績をSまで上げることができました。

貴社に入社後も、直面する問題の本質を見抜き効果的な対策を行うことで、課題を1つでも多く解決していきたいと考えています。

解説

この文章では、数字ではなく学校の成績を具体的に書くことで説得力を増すことができています。

問題点と対策をセットで簡潔に書くことで、協調したい能力を上手くアピールすることができています。

資格勉強

私は大学在学中に、ビジネスに直結する資格取得に力を入れてきました。

特に、簿記2級とTOEICの勉強に注力し、短期間で高得点を取得しました。

資格勉強を通じて、計画的に学習を進める能力や時間管理の重要性を学びました。

また、資格取得のためにコツコツと努力を続ける姿勢は、就職後の業務でも大いに役立つと確信しています。

例えば、簿記2級の取得により、財務諸表の読み解きやコスト管理の基礎を身につけることができました。

また、TOEICの高得点取得により、英語でのビジネスコミュニケーションに自信を持つことができました。

貴社においても、このスキルを活かして迅速かつ効率的に業務を遂行し、貢献していきたいと考えています。

ゼミ

私の強みは粘り強く続けることができる継続力です。

私のゼミは行動経済学を専攻しており、2年生に入った当初は知識が全くなく周りの友人に教えてもらいながらついて行くのに必死でした。

しかし、3年生になる頃には必死に勉強を1年間続けた甲斐もあり、知識も経験も蓄積されてきました。

その頃に取り組んだ論文大会では200を超える論文の中から優秀賞に選んでもらうことができました。

また、ゼミ活動中にも後輩から論文の書き方のアドバイスを聞かれるようになり、継続して取り組むことで成長できていると実感できました。

貴社に入社してからも、持ち前の継続力を活かしコツコツと努力を続け、誰よりも成長していきたいと考えております。

解説

結論は簡潔ながら「粘り強く」というフレーズを入れることで興味を持ってもらう工夫をしています。

また、継続して努力した結果、後輩にアドバイスを求められるようになるという意外性のある結果を書くことで、インパクトのある文章になっています。

留学

私は大学3年次に、アメリカへ1年間の交換留学を経験しました。

留学中は、現地大学での学業に加え、インターンシップにも参加し、異文化でのビジネス慣習やコミュニケーションスキルを身につけました。

特に、グローバルな視点で物事を考える力と、異なる価値観を持つ人々と協力する重要性を学びました。

現地でのインターンシップでは、マーケティングチームの一員として市場調査を担当し、現地のビジネス環境に適応しながら成果を上げました。

この経験から、柔軟な対応力と適応能力を培うことができました。

さらに、異文化理解と多様性の受容がビジネスにおいていかに重要であるかを実感しました。

貴社でも、この国際的な視点とスキルを活かし、グローバルなビジネス展開に貢献したいと考えています。

【自己PR300文字】300字以内に収まらない...字数制限を超えてしまった時の対処法

自己PRの文章を組み立ててみたものの、「300文字以内に収まらない...」という状況に陥っていないでしょうか?

文章を文字数ピッタリに収めることは想像よりも難しく、自分の知識だけで対処するのはとても難しい問題です。

ここでは字数制限を超えてしまった時の対処法として「単語を言い換える」「修飾語を削る」の2つの方法をお伝えします。

単語を言い換える

字数制限を超えてしまった時の対処法1つ目は「単語を言い換える」ことです。

これは文字数を減らすだけでなく増やす時にも使えるテクニックなので、しっかりと習得しておきましょう。

例えば、チャレンジは挑戦、リーダーシップは人を巻き込む力、ボランティア活動は福祉活動など、同じ意味ではあるものの文字数を変えることができます。

この単語の言い換えは文字数の調整で1番使いやすい方法なので、10文字以下の微調整が必要な時に試してみて下さい。

注意点としては、言い換えるのであれば文中の全ての単語を言い換える必要があるということです。

同じ文章中にチャレンジと挑戦が混在していると、文章に統一感がなくなり読みにくくなってしまいます。

修飾語を削る

字数制限を超えてしまった時の対処法2つ目は「修飾語を削る」ことです。

これも文字数の微調整に使えるテクニックであり、減らすことも増やすことも可能です。

修飾語とは他の文節を詳しく説明する文節です。

と、だけ言われてもイメージしにくいですよね。

例えば、とても綺麗という言葉だと「とても」が修飾語にあたります。

他にはすごく、丁寧に、しっかりと、非常に、事前になどが修飾語である傾向にあります。

これらの文節はなくても意味が伝わる場合が多く、10文字以下の調整が必要な場合は削っても文章は通じます。

しかし、「ここの内容は特に協調させたい!」などの場合は本当に削っていいのかを文章全体を読みながら慎重に判断するようにしましょう。

実例

大きく「単語を言い換える」と「修飾語を削る」だけみてもなかなかむずかしですよね。

そこでここでは実際に500字程度の例文を参考に見ていきましょう!

この例文を参考に自分なりのヒントを押さえて実践してみましょう。

最初は500字の例文で次がまとめた300字の例文です。

例文自体も参考になるので自分に取り入れてESの対策に繋げよう。

500字の例文【既定文字数オーバー】

大学生活の中で、私は飲食店でのアルバイトを通じてさまざまな経験を積みました。

特に、繁忙期の混雑した環境での接客業務において、迅速かつ正確なサービス提供に努めたことは私の中で非常に大きな経験で、多くの事を学びました。

お客様のニーズを的確に把握し、高い満足度を提供することで、リピーターの増加に貢献しました。

さらに、店長からの信頼を得て、新人スタッフの教育を任されるようになり、リーダーシップと指導力を磨く機会を得ました。

教育担当として、業務マニュアルの作成や効率的な研修プログラムの実施により、新人スタッフの早期戦力化を実現しました。

また、トラブルが発生した際にはパニックにならないよう意識して冷静に対応し、チーム全体で問題解決にあたる力を養いました。

このような経験を通じて、チームワークの重要性とコミュニケーション能力の向上を実感しました。

貴社においても、これらのスキルを活かし、お客様やチームメンバーとの良好な関係を築き、企業の成長に貢献したいと考えています。

これらの経験のように、常に最善を尽くし、柔軟かつ積極的に業務に取り組む姿勢でいることは長期的に見ても必ず企業の利益に反映されると信じています。

300字の例文【修正後】

大学生活の中で、私は飲食店でのアルバイトを通じて多くのことを学びました。

特に、繁忙期の忙しい環境での接客業務を担当し、迅速かつ正確なサービス提供を心掛けました。

お客様のニーズを察知し、満足度の高いサービスを提供することで、リピーターの増加にも貢献しました。

また、店長からの信頼を得て、新人スタッフの教育も任されるようになり、リーダーシップと指導力を養うことができました。

この経験を通じて、チームワークの大切さとコミュニケーション能力が向上しました。

貴社においても、これらのスキルを活かし、お客様やチームメンバーと良好な関係を築き、企業の成長に貢献したいと考えています。

【自己PR300文字】注意点

ここまで300文字の自己PRを書く上でのポイントや構成の仕方を説明してきましたが、この項目では自己PRを書く際の「注意点」を説明していきます。

ここではこれだけは守って欲しい注意点として「企業が求める人物像と合致させる」「ガクチカと自己PRの内容は分ける」「二つ以上の内容を盛り込まない」の3つに絞って説明していきます。

多くの就活生がやりがちなポイントなので、事前にしっかりと把握しておきましょう!

企業の求める人物像と合致させる

自己PRを書く際に注意すべきポイント1つ目は「企業の求める人物像と合致させる」ことです。

企業の採用担当者は企業が掲げる求める人物像に沿って採用する人材を決めています。

そのため、あなたは自己PRを書く際、その求める人物像とマッチしたエピソードを選ぶ必要があります。

どんなにあなたが優秀であっても、求める人物像とかけ離れている場合、内定を獲得することはできません。

この求める人物像には価値観や人柄の要素と、スキルや能力の要素があり、マッチさせる必要があるのは価値観や人柄の要素です。

これらをマッチさせるためには、事前に企業の公式ホームページや採用ページを確認し、求める人物像をきちんと把握しておく必要があります。

ガクチカと自己PRの内容は分ける

自己PRを書く際に注意すべきポイント2つ目は「ガクチカと自己PRの内容は分ける」ということです。

ガクチカと自己PRはよく内容が混同されがちですが、実際は全く別物として考えられています。

そのため、この2つの項目が同じような内容だと「この学生は他に経験したことないのかな?」と思われてしまう可能性があり危険です。

そうならないためにも、ガクチカと自己PRで書くエピソードは全く別の内容になるように工夫して書いていきましょう。

とは言っても部活動に打ち込んでいた就活生は、アルバイト経験がなかったりするため、書くことが難しいです。

そんな時は、同じ部活動の内容でも、一方は3年生の時の合宿で一方は2年生の時の大会など、はっきりと違うテーマで組み立てるようにしましょう。

二つ以上の内容を盛り込まない

自己PRを書く際に注意すべきポイント3つ目は「二つ以上の内容を盛り込まない」ことです。

300文字という限られた文字数の中では、1つのことに絞ってアピールする方がより効果的だと言えます。

その理由は、複数の内容を盛り込もうとすると、各エピソードの内容が浅くなってしまうためです。

エピソードの内容が浅くなってしまうと説得力も薄くなってしまうため、できれば避けたいところです。

また、面接で質問される範囲が広がるため、対策をしにくくなるというデメリットもあります。

【自己PR300文字】エージェントを利用することをおすすめ

自己PRは避けては通れない関門であり、しっかりとした準備が必要な項目です。

しかし、0から組み立てるのは想像以上に難しく、「誰かのサポートがあればな〜」と感じている就活生も多いはず。

そんな時は就活のプロである就活エージェントに頼ってみてはいかがでしょうか。

自己PRをはじめとするエントリーシートだけでなく、面接や受ける企業の選定まで幅広くサポートしてくれる頼れる相棒のような存在です。

少しでも気になった場合は、「就活エージェント」と検索してみて下さい。

きっとあなたの役に立ってくれるはずですよ。

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