【例文15選】筋トレで自己PRを効果的に書く方法とは?高評価のコツや注意点を徹底解説!

【例文15選】筋トレで自己PRを効果的に書く方法とは?高評価のコツや注意点を徹底解説!

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伊東美奈
Digmedia監修者
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

その中でも何を題材にして良いのか悩む就活生が多いのが自己PRです。

この記事では趣味として捉えられがちな筋トレを自己PRにして良いのか、題材にする場合はどのような方法でアピールすれば良いのかを解説していきます。

この記事をおすすめしたい人

筋トレで自己PRを作成したい人

自己PRに自信がない人

書類選考を本気で突破したい人

 

この記事を読んでわかること

筋トレを自己PRで効果的にアピールする方法

高評価される自己PRを書くコツ

自己PRを書く際の注意点

 

目次目次を全て表示する

筋トレを自己PRにしても良いのか

まずは、そもそも「筋トレを自己PRにしても良い?」という質問にお答えしていきます。

その答えはズバリOKです。

あなたが学生時代に力を入れて取り組んだことであれば、基本的に何を題材にしても問題はありません

しかし、「筋トレを頑張ってベンチプレス100kg達成できました」では残念ながら自己PRとしてはダメです。

筋トレをしていたことで得られた筋肉ではなく、仕事で活かせる能力をメインにアピールしていく必要があります。

この記事でその方法を順番に説明していきますので、しっかりと確認していきましょう。

【筋トレ】自己PRとは

筋トレが自己PRの題材になり得ることが分かったところで、次は根本的な「自己PRとは?」について説明していきます。

自己PRとは文字通りあなたの強みをアピールする項目であり、入社後に活躍する姿を想像させる必要があります。

そのため、先ほども説明しましたが「重い重量を持てます!」ではダメだと言えます。

あなたを入社させれば「こんなことができます」「このスキルを活かし仕事に取り組みます」といった、実用的な強みを存分にアピールしていきましょう。

自己PRと長所の違い

多くの就活生が混同しがちなのが「自己PRと長所の違い」です。

自己PRとはあなたの強みや、入社してからそれを活かしどう貢献してくれるのかをメインに組み立てていきます。

一方長所とはあなたの特性を表す言葉なので、あなたの人柄や価値観に焦点を当てた質問ということになります。

似たような言葉ですが、質問させる意図は全く違いますので、事前に理解しておきましょう。

自己PRとガクチカの違い

ガクチカとは、「学生時代に力を入れたこと」を意味し、主に大学または高校で取り組んだ経験について述べるものです。

これは、アルバイトやサークル活動、学業、ボランティアなど、何かに対して努力し成果を出したエピソードを話すことが求められます。

その目的は、取り組む姿勢や課題に対する工夫、成長した点を伝えることにあります。

企業はこの質問を通じて、応募者の行動特性や問題解決能力、継続力を評価します。

一方、自己PRは「自分の強み」を企業に伝えるためのものです。

具体的なエピソードを通じて、現時点でどのようなスキルや特性を持っているかをアピールすることが重要になります。

自己PRのポイントは、自分の能力をどのように企業で活かせるのかを示すことであり、単に経験を語るのではなく、強みとしてどう活用できるかを明確にすることが求められます。

【筋トレ】自己PRの評価基準

自己PRというものが理解できたところで、次は「自己PRの評価基準」を確認していきましょう。

この評価基準が理解できていると、自然と選ぶエピソードが絞られてくるはずです。

ここでは自己PRの評価基準となっている「ポテンシャル」「求める能力とマッチしているか確認するため」「入社後のミスマッチを防ぐため」の3つに焦点を当て説明していきます。

ポテンシャル

自己PRの評価基準の1つ目は、あなた自身の「ポテンシャル」です。

ポテンシャルという言葉を直訳すれば可能性や潜在的という意味ですが、解釈としては伸びしろだと考えて下さい。

現在のあなたの能力ももちろん大切ですが、企業の採用担当者は入社して2年後3年後のあなたの姿を自己PRから想像しています。

そのため、自己PRでアピールする強みは再現性の高い能力を選ぶようにすると、プラス評価に繋がる可能性が高くなると言えます。

求める能力とマッチしているか確認するため

自己PRの評価基準の2つ目は「求める能力とマッチしているか確認するため」です。

多くの企業は公式ホームページや採用ページに求める人物像を掲載しています。

例えば「大きな目標を持ち挑戦できる人材」や「継続的に努力し成長し続けることができる人材」などです。

企業の採用担当者はこの求める人物像とマッチする人材を探しているため、あなたの強みもこれに合わせる必要があります。

そのため、効果的にアピールするには受ける企業の求める人物像を事前に確認しておくべきだと言えます。

入社後のミスマッチを防ぐため

自己PRの評価基準の3つ目は「入社後のミスマッチを防ぐため」です。

自己PRから得られる情報はあなたの強みだけでなく、エピソードから人柄や価値観も汲み取ることができます。

これらの情報は企業の社風との相性を測るためにとても重要な要素です。

企業の採用担当者としてはミスマッチによる早期退職は大きな痛手になるだけでなく、あなたにとっても大きな損失になります。

そんな悲しい状況に陥らないためにも、自己PRはしっかりと考え組み立てていきましょう。

【筋トレで自己PR】アピールできる強み

筋トレには、継続力や計画性、探求心、問題解決力、そして向上心といったスキルが自然と求められるため、それらを強みに結びつけることが可能です。

これらの要素は仕事においても非常に有益であり、採用担当者に自分のポテンシャルを効果的に伝えることができます。

継続力

筋トレを通じて得られる「継続力」は、どの業界でも高く評価される強みです。

筋トレは短期間では成果が見えづらく、続けることで初めて効果が現れるものです。

そのため、日々のトレーニングを継続する姿勢は、物事を諦めずに粘り強く取り組む力の証明となります。

この継続力は、仕事でもプロジェクトや長期的な目標に向かって確実に進み続ける力として評価されます。

目標を設定し、それに向かってコツコツと努力を続ける姿勢は、企業にとって信頼できる能力です。

継続力を強みとして自己PRを作成したい人は以下の記事もぜひ参考にしてください。

計画性

筋トレを継続するためには、大学の学業、サークル活動、アルバイトなどと両立しながら、時間をうまく管理しなければなりません。

これには計画的なスケジュール管理が欠かせません

計画性とは、複数のタスクを効率よく進めるための力であり、目標に向かって筋トレを続ける中で、学業や仕事など他の重要な要素とバランスを取ることは、計画性の強さを示します。

計画的に進めることで、目標達成に向けた道筋が明確になり、仕事においても有効なスキルとなるでしょう。

計画力を強みとして自己PRを作成したい人は以下の記事もぜひ参考にしてください。

 

探究心

筋トレには、体を効率的に鍛えるための多くのトレーニング方法があります。

例えば、筋肉の部位に応じて様々なアプローチを試し、最適な方法を見つけ出す過程は探究心の表れです。

この探求心は、仕事でも同様に、問題に対して好奇心を持って深く掘り下げ、新たな解決策を模索する力に繋がります。

自ら新しい知識を吸収し続け、より良い方法を探究していく姿勢は、変化の激しいビジネス環境で求められる重要なスキルです。

探究心を強みとして自己PRを作成したい人は以下の記事もぜひ参考にしてください。

課題解決力

筋トレでは、現状を把握し、筋力の弱い部分を強化するための方法を考える力が求められます。

これは、自己分析を行い、課題を明確にし、その課題を解決するための方法を模索する「課題解決力」に直結します。

例えば、停滞期に入ったときに新しいトレーニング方法を取り入れ、成果を出すための解決策を見つけることができる人は、ビジネスでも複雑な問題に対処し、適切な解決策を見つける力を持っています。

課題解決力を強みとして自己PRを作成したい人は以下の記事もぜひ参考にしてください。

 

向上心

筋トレは単に現状維持を目指すものではなく、常に自己成長を追求する姿勢が求められます。

重量を増やしたり、トレーニングの内容を工夫して成果をさらに引き上げることが「向上心」の表れです。

このような向上心は、仕事においても新しいスキルを学び続け、自己成長を目指して努力する姿勢として評価されます。

企業は成長意欲の高い人材を求めており、筋トレを通じて培った向上心は、その期待に応える強みとなります。

向上心を強みとして自己PRを作成したい人は以下の記事もぜひ参考にしてください。

【筋トレで自己PR】筋トレの自己PRの題材

筋トレでアピールできる強みが分かったところで、次は代表的な「筋トレの自己PRの題材」を説明していきます。

ここでは「フィジークの大会に出場した経験」と「食事制限でダイエットした経験」のイメージしやすい2つに絞って説明していきます。

どちらもアレンジしやすい題材なので、あなたのエピソードと照らし合わせながら確認してみて下さい。

フィジークの大会に出場した経験

筋トレの自己PRの代表的な題材1つ目は「フィジークの大会に出場した経験」です。

フィジークやボディビル、フィットネスなどの大会に出場した経験は題材にしやすいと言えます。

趣味として日々トレーニングを続けていることも自己PRにはなりますが、主観的な情報しかなく内容が伝わりづらい場合もあります。

しかし、客観的に順位づけされる大会に出場することで、あなたの努力がより具体的に伝わるはずです。

高い目標を掲げて努力できる姿を想像しやすい題材であるため、特におすすめの題材と言えます。

食事制限でダイエットした経験

筋トレの自己PRの代表的な題材2つ目は「食事制限でダイエットした経験」です。

筋トレでのダイエットとは筋肉量を落とさず体重を落とす必要があるため、継続力・情報収集力・計画性の全てを高いレベルでアピールすることができます。

筋トレのペース、食事の量や栄養素、正しい減量方法など考えることはとても多いため、マルチタスクであることもアピールできます。

また、それが大会に向けたダイエットであるとより大きなプラス評価に繋がると言えます。

【筋トレ】自己PRの読みやすい構成方法

筋トレをアピールするための代表的な題材が分かったところで、ここからは具体的な「自己PRの構成」を確認していきましょう。

ここでは自己PRを構成する順番通りに「自分の強み(結論)」「発揮したエピソード」「仕事での活かし方」の項目に分けて説明していきます。

結論: Point

自己PRでは、最初に自身の強みを簡潔に述べることが求められます。

結論を冒頭で明示することで、面接官や採用担当者が内容を理解しやすくなり、その後の説明にも説得力を持たせることができます。

また、強みを示す際には、単なる主観的な意見ではなく、筋トレを通じて得たスキルや考え方に焦点を当てることが重要です。

「良い例」

「筋トレを毎日継続し、半年でベンチプレスの重量を1.5倍にしました。

その過程で、トレーニングメニューを分析し、食事管理も工夫することで、着実に目標を達成しました。」

「悪い例」

「とにかく筋トレが好きで、毎日ジムに通っています。

筋肉がついたことで自信もつきました。」

このように、成果だけでなく、努力の過程を論理的に説明することで、ビジネスにも通じる強みを伝えることができます。

理由: Reason

自己PRでは、なぜその強みを持っているのかを説明する必要があります。

また、適切なトレーニング方法を考え、食事管理を含めた努力を行うことで、目標に向かって着実に進む能力が鍛えられます。

これらの経験が、仕事においても目標達成に向けた行動を継続する力につながることを説明することが重要です。

「良い例」

「筋トレでは、単に重量を増やすだけでなく、トレーニング方法や食事管理を総合的に考え、効率的に成果を上げる方法を追求しました。

その結果、短期間で筋力が向上し、理想の体型を手に入れることができました。」

「悪い例」

「毎日筋トレを頑張っています。

とりあえず継続することが大事だと思ってやっています。」

単に「頑張った」だけでは説得力に欠けます。

具体的にどのような方法で取り組み、どのような工夫をしたのかを明示することが重要です。

具体例: Example

強みの裏付けとして、具体的なエピソードを提示することが求められます。

ここでは、どのような目標を設定し、それを達成するためにどのような工夫を行ったのかを説明することがポイントとなります。

「良い例」

「大学1年時、ジムに通い始めた当初は、自分に合ったトレーニング方法が分からず、成果が出ませんでした。

しかし、トレーニング計画を立て、毎回の記録を取りながら改善を続けた結果、半年でスクワットの重量を1.5倍に増やすことに成功しました。」

「悪い例」

「最初は軽いダンベルを使っていたけれど、どんどん重いものが持てるようになりました。

気がついたら筋肉がついていました。」

計画性や工夫が見えない説明では、自己PRとしての説得力が弱くなります。

企業が求めるのは「どのように考え、努力し、成長したか」なので、プロセスを具体的に示すことが重要です。

展望: Point

自己PRの最後には、企業でどのように強みを活かしていきたいのかを述べることが重要です。

また、今後の成長に向けた意欲を示すことで、長期的な視点を持っていることをアピールすることができます。

「良い例」

「営業職を志望しているため、入社後は目標数値を設定し、行動計画を細かく立てながら、成果を上げることを目指します。

筋トレで培った分析力や改善の習慣を活かし、より効率的に結果を出せる営業パーソンになりたいです。」

「悪い例」

「とにかく努力すれば成功できると思うので、がんばります。」

漠然とした意気込みだけでは、具体性に欠けるため説得力がありません

仕事と筋トレの共通点を意識しながら、どのように活かすのかを明確に示すことが大切です。

PREP法を用いるメリット

PREP法(Point・Reason・Example・Point)は、結論を先に述べ、その理由や具体例を提示した後、再度結論を繰り返す構成を取る話法です。

この手法は、論理的かつ簡潔に物事を伝えるためのフレームワークとして、ビジネスシーンや面接、プレゼンテーションなど、幅広い場面で活用されています。

特に、聞き手にとってストレスがかかりにくく、時間の無駄を減らせる点が大きなメリットとして挙げられます。

 

【筋トレで自己PR】効果的なエピソードの作り方

自己PRで効果的なエピソードを作成するには、「状況(Situation)」「目標(Target)」「行動(Action)」「結果(Result)」の流れを意識することが重要です。

この構成を明確にすることで、読み手に分かりやすく伝わり、説得力のある内容になります。

特に、筋トレをテーマに自己PRを作る場合、単なる趣味の話ではなく、努力の過程や学び、成果を仕事にどう活かせるかを示すことがポイントとなります。

以下では、筋トレを例に挙げながら、良いエピソードの作り方と、悪い例を交えて解説します。

状況: Situation

まず、どのような状況であったのか、その背景を具体的に説明します。

筋トレを自己PRにする場合は、なぜ始めたのか、どのような課題があったのかを明確にすると、読み手がイメージしやすくなります。

「良い例」

「私は高校時代、体力がなく運動も苦手でした。

大学入学後、体力不足を克服し、より健康的な生活を送るために筋トレを始めることを決意しました。

しかし、最初はどのようにトレーニングを行えば良いのか分からず、思うような成果を出せませんでした。」

「悪い例」

「私は大学に入って筋トレを始めました。

ジムに通い、いろいろな器具を使っていましたが、特に目的はありませんでした。」

具体的な背景や課題を説明することで、話の展開が分かりやすくなるので、「なぜ筋トレを始めたのか」を明確にし、仕事に活かせる要素を含めるようにしましょう。

目標: Target

次に、その状況の中で、どのような課題があり、自分がどのような目標を持っていたのかを述べます。

目標が明確であることで、行動の意図が伝わりやすくなります。

「良い例」

「私は、半年以内にベンチプレスの重量を30kgから50kgまで伸ばすことを目標にしました。

ただ筋トレを続けるだけではなく、効果的なトレーニング方法を学び、計画的に取り組むことを意識しました。」

「悪い例」

「筋トレを始めて、とにかく頑張ろうと思いました。

毎日ジムに行けば、筋肉がつくと思っていました。」

目標はできるだけ数値を入れて具体的にする(「半年で○kg増やす」など)こと、漠然とした目標ではなく、努力の方向性が明確になるようにしましょう。

また、「とにかく頑張る」だけでは、計画性が伝わらないため注意してください。

行動: Action

目標を達成するために、どのような取り組みを行ったのかを詳しく説明します。

工夫した点や意識したポイントを明確にすることで、努力の過程が伝わりやすくなります。

「良い例」

「私は、トレーニングの計画を立てることから始めました。

週4回の筋トレメニューを作成し、食事管理や休養も意識することで、効率的に筋力を向上させることを目指しました。

さらに、トレーニングの記録を毎回取り、効果を分析しながらメニューを調整することで、着実に成長できる環境を整えました。」

「悪い例」

「とにかく毎日ジムに通っていました。

重いダンベルを持ち上げたり、いろいろなマシンを使って鍛えていました。」

「どのように工夫したのか」を明確に述べ、単に努力しただけでなく、戦略的なアプローチが伝わるようにすることがポイントです。

結果: Result

努力の結果として何を達成したのか、数値などを用いて具体的に示します。

また、筋トレを通じてどのような成長を遂げたのかを説明することが重要です。

「良い例」

「この取り組みの結果、半年でベンチプレスの重量を50kgまで上げることができました。

また、計画を立てて実行し、振り返りながら改善する力が身につきました。

この経験を通じて、目標達成に向けた継続的な努力の重要性を実感しました。」

「悪い例」

「筋トレを続けた結果、前より筋肉がつきました。

なんとなく自信がついた気がします。」

具体的な数値や成果を示すことで、説得力を高めましょう。

成果だけでなく、そこから学んだことや得たスキルを明確にすることがコツです。

STAR法を用いるメリット

STAR法(Situation・Task・Action・Result)は、エピソードを論理的に伝えるためのフレームワークとして、多くの場面で活用されています。

特に、面接やエントリーシート(ES)では、企業が応募者の行動特性を評価する際に有効な手法とされています。

このフレームワークを用いることで、話の流れが整理され、スムーズに説明ができるだけでなく、過去の経験を具体的に示すことで企業に適切な評価を受けやすくなります。

【筋トレ】自己PRの効果的なアピールポイント

筋トレをアピールするための自己PRの構成が分かったところで、より効果的にアピールするための「自己PRのポイント」を説明していきます。

ここでは特に意識して欲しいポイントとして「再現性のある強みを選択」「伝えたいことを明確にする「エピソードを1つに絞る」「1文を短くして論理的な構成に!」の4つに絞って説明していきます。

どのポイントも意識するだけで文章が変わってくるので、しっかりと確認して下さいね。

再現性のある強みを選択

自己PRを書く時のポイント1つ目は「再現性のある強みを選択」することです。

自己PRとは入社してから貢献するための能力をアピールする必要があることは、前項で説明した通りです。

そのため筋トレでは、仕事で活かしやすい「継続力」や「計画性」をメインにアピールするようにしましょう。

自己PRを組み立てる時に意識して欲しいことは、本当に仕事で活かせる強みなのかです。

一度自己PRを組み立てた後に、もう一度強みを確認するようにしましょう。

伝えたいことを明確にする

自己PRを書く時のポイント2つ目は「伝えたいことを明確にする」ことです。

仮にあなたの自己PRの結論を「私の強みは継続力です」としている場合、その後のエピソードで本当に継続力をアピールできているかを確認しましょう。

自己PRに一貫性がないと信憑性が低くなってしまいます。

その状態になってしまうと自己PRで大きなプラス評価を得ることは難しくなってしまうため、実に勿体無いと言えます。

何度も読み返し、本当に強みを補足できているかを確認するようにしましょう。

エピソードを1つに絞る

自己PRを書く時のポイント3つ目は「エピソードを1つに絞る」ことです。

筋トレはトレーニング、食事、休息などのあらゆる要素から成り立っていますが、自己PRで書くエピソードは1つに絞るようにしましょう。

その理由は、エピソードを増やすことに比例して、話の濃さが薄くなってしまうためです。

エピソードが具体的であればある程、自己PRの説得力が増します

そのため、エピソードは1つに絞って濃さを重視するようにしましょう。

1文を短くして論理的な構成に!

自己PRを書く時のポイント4つ目は「1文を短くして論理的な構成に!」を意識することです。

就職活動が始まると、企業の採用担当者は1日に何十通というエントリーシートに目を通すことになります。

そのため、内容がどんなに充実していたとしても、読みにくい文章というだけで落とされる可能性も否定できません。

自己PRを書く時は1文を短く書くことを意識することで、企業の採用担当者によって読みやすい文章を組み立てることができるはずです。

1文は50〜70字に収めることを意識し、文章が縦に落ちていくイメージで組み立てるようにしましょう。

定量を用いる

自己PRで「定量」を用いることは、読み手の採用担当者に対して明確なインパクトを与え、内容をより理解しやすくします。

特に筋トレを題材にする場合、成果や取り組みを具体的な数字で示すことで、その努力の規模や結果を客観的に伝えることができます。

例えば、「半年間頑張った」と表現するよりも「6カ月間、毎日2時間のトレーニングを続け、体脂肪率を10%から7%に減少させた」と具体的に説明することで、説得力が大幅に向上します。

数字を使用することで、自分の目標設定能力や計画的な行動力、成果に対する姿勢をアピールできるため、採用担当者に好印象を与えることができます。

筋トレによる内面的変化

筋トレを通じて得られるのは、単なる外見的な変化だけではありません。

日々のトレーニングを続ける中で、忍耐力、自己管理能力、そして目標達成への意欲といった内面的な成長が大きな要素となります。

これらの内面的な変化は、仕事においても非常に重要な資質です。

例えば、筋トレを通じて「コツコツと継続する力」を養い、どんな困難な状況でも諦めずに取り組む姿勢を身に着けたことは、職場でのプロジェクトや長期目標においても高い評価を受けるでしょう。

さらに、自分自身と向き合い、少しずつ改善していく過程は、自己成長の姿勢を示すものであり、企業にとってもポテンシャルの高さを感じさせる要素です。

【筋トレで自己PR】アピールする際の注意点

筋トレを自己PRとして活用する際には、単に「筋トレが好き」「継続している」といった内容だけでは、効果的なアピールにはなりません。

筋トレを通じて得られた具体的な成果や、それをどう仕事に活かすのかをしっかり説明することが重要です。 また、自己PRでは筋トレそのものではなく、そこから得たスキルや経験を伝えることが評価につながります

以下では、筋トレを自己PRにする際に気をつけたいポイントを2つご紹介します。

筋トレに焦点を当てすぎている

筋トレを自己PRにする場合、筋トレそのものを強調しすぎるとアピールが浅くなります。 筋トレの魅力を語るのではなく、それを通じて得られたスキルや成長を重視しましょう。

たとえば「週5日トレーニングを継続しています」というだけでは、終わってしまいます。 代わりに、「筋トレを通じて時間管理能力を磨き、1年でベンチプレスの重量を30%向上させました」と成果を具体的に挙げると、計画性や目標達成力が伝わります

筋トレそのものではなく、仕事に応用可能なスキルとして説明することが重要です。

表現が抽象的になっている

「努力した」「継続した」といった抽象的な表現では、面接官にインパクトを与えることは難しいです。 筋トレを通じて得た具体的な成果や、それをどのように達成したのかを数字やエピソードを交えて説明することが求められます

たとえば、「努力を重ねて筋肉をつけました」と言うよりも、「1年間で体脂肪率を10%減らし、週5日の計画的なトレーニングを継続してきました」と数字や期間を提示することで説得力が増します

さらに、「計画を立てて着実に実行する力が身につきました」といった仕事に応用できるスキルにつなげると、自己PRとして効果的です。

【筋トレで自己PR】高評価の例文集

筋トレを自己PRの題材にできること、構成の仕方や書く際のポイントが分かってきたので、ちょっと書いてみようかなと思っている頃ではないでしょうか。

しかし、0から組み立てるのは想像以上に難しいので、筋トレを題材とした「自己PRの例文」を8つ用意しました。

ぜひ自身の自己PRを作成する際の参考にしてください。

筋トレ経験を用いた自己PR例文

筋トレを用いた自己PRの例文1: 継続力

筋トレを用いた自己PRの例文2: 計画力

筋トレを用いた自己PRの例文3: 向上心

筋トレを用いた自己PRの例文4: 戦略性

筋トレを用いた自己PRの例文5: 課題解決力

筋トレを用いた自己PRの例文6: 忍耐力

筋トレを用いた自己PRの例文7: 協調性

筋トレを用いた自己PRの例文8: 時間管理能力

筋トレを用いた自己PRの例文1: 継続力

私の強みは何事にも粘り強く取り組むことができる継続力です。

私は大学1年生の時から趣味で筋トレを始め、フィジークの大会に出場し入賞することを目標に設定しました。

目標達成のためにまずは1週間ごとに筋トレメニューと食事内容を作成し、毎週それをしっかりこなすことから始めました。

トライ&エラーを何度も行うことで、自分にとってベストなトレーニング方法と食事法を見つけることができました。

それを1年間愚直に続けた結果、見事都内のフィジーク大会で3位になることができました。

私はこの継続力を活かし、入社後も進化を続けるIT技術の勉強を続け、常に最先端の提案ができるエンジニアになりたいと考えています。

筋トレを用いた自己PRの例文2: 計画性

私の強みは目標を達成するための高い計画力です。

私は大学1年生の時から始めた趣味の筋トレで大会に出るために、計画的に8kgダイエットした経験があります。

その目標を達成するために筋トレのメニュー、食事での摂取カロリー、必要な消費カロリーなどを緻密に計算し、週単位で計画を組み実行しました。

しかし、当初は思うように減量できず焦りました。

そんな時はジム仲間からのアドバイスも取り入れながら試行錯誤することで、自分に合った方法を見つけることができました。

その結果、目標体重をクリアすることができ、大会に出場することができました。

この強みを活かし、仕事の納期を守ることで取引先と信頼関係を築きたいと考えています。

筋トレを用いた自己PRの例文3: 向上心

私は、日々のトレーニングを通じて向上心を培ってきました。

例えば、前回よりも1キロ重いダンベルを持ち上げる、または1回でも多く回数をこなすことを目標にし、毎回少しずつ自分の限界を超えることを意識しています。

この経験を通じて、常に自己成長を目指す姿勢が身につきました。

この向上心は筋トレだけでなく、大学の学業にも活かされています。

過去の成績を上回るために計画的に学習し、毎回自己ベストを更新することを目指して努力しています。

この向上心を、仕事でも発揮して成果を出し続けていきます。

筋トレを用いた自己PRの例文4: 戦略性

私は目標達成に向けた戦略を立てる力が強みです。

筋トレにおいても1週間分のメニューを計画的に組み、部位ごとの回復時間を考慮した上で実行してきました。 この経験から得た計画性を活かし、プロジェクトの計画立案やタスク分配を的確に行い、チームに貢献したいと考えています。

筋トレでは成果を最大化するために綿密な戦略を立てることが不可欠です。 たとえば、脚や背中など大きな筋肉を重点的に鍛える日は、前後の日に休息や軽い負荷の日を設けるなど、負担が偏らないよう工夫しました。

また、メニューの変更も定期的に行い、体が慣れないよう新しい刺激を与えました。 これらをスケジュールに反映し、結果として短期間で効率的な成果を上げることができました。

このように計画を立て、状況に応じて柔軟に調整する能力は、ビジネスシーンでも活用できると考えています。

例えば、プロジェクトの進行においても、各タスクの優先順位やメンバーのリソースを考慮し、全体を最適化する力として役立つと確信しています。

筋トレを用いた自己PRの例文5: 課題解決力

私は問題を分析し、新しい解決策を見つける力を強みとしています。

筋トレでは停滞期に原因を分析し、新しいトレーニング種目や負荷設定を試して成果を伸ばしました。 この経験を活かし、問題が発生した際にも柔軟に対応し、チームの成功を支える解決策を提供したいと考えています。

筋トレを継続する中で、一定の時期に成果が出にくくなる停滞期を経験しました。 このとき、体がメニューに慣れたことが原因だと分析し、専門書やインターネットで情報を収集。

新たな種目を取り入れることや負荷の設定を調整することで、新しい刺激を与える方法を試しました。 結果として、停滞期を乗り越え、自己ベストを更新することができました。

この経験を通じて得た問題解決力は、業務上の課題にも役立つと考えています。 例えば、業務のプロセス改善やトラブル発生時の対応など、適切な分析と柔軟な対応が求められる場面で大いに貢献できると感じています。

筋トレを用いた自己PRの例文6: 忍耐力

私の強みは、困難に立ち向かう忍耐力です。

筋トレでは重い重量に挑戦する際、恐怖心を克服して挑戦を続けてきました。 この経験を活かし、プレッシャーがかかる仕事や新しい環境でも冷静に対応し、成果を出す力を発揮したいと考えています。

筋トレをしていると、より高い目標に挑戦するたびに限界を感じる瞬間があります。 私は当初、ベンチプレスで100kgを目指していましたが、重量が増すたびに恐怖心が芽生え、思うように記録が伸びませんでした。

それでも、正しいフォームや補助者をつけることで安全性を確保し、挑戦を続けることで目標を達成することができました。 この経験は、仕事における新しいチャレンジや困難な状況でも冷静に取り組む姿勢に結びつくと考えています。

特に高いプレッシャーがかかるプロジェクトや短期間での成果が求められる業務でこそ、私の忍耐力は大いに発揮されると確信しています。

筋トレを用いた自己PRの例文7: 協調性

私の強みは、チームで成果を上げる協調性です。

筋トレ仲間と励まし合いながら、お互いの目標達成を支援した経験があります。

この経験を活かし、チームメンバーと協力しながら目標を共有し、成果を最大化する力を発揮したいと考えています。 筋トレは個人の取り組みが基本ですが、仲間と一緒に励まし合う環境では、より高い目標に挑戦できます。

私自身、ジムでのトレーニング中に仲間とアドバイスを交換しながら練習を続けました。 特に、仲間の一人がベンチプレスの記録を伸ばすために苦戦していた際には、フォームを修正するための意見を出し合い、練習メニューを一緒に改善しました。

その結果、仲間の記録が更新されただけでなく、私自身も新しい視点を得てトレーニングの質を向上させることができました。 このような経験は、仕事においても役立つと考えています。

具体的には、チームメンバーとのコミュニケーションを大切にし、互いにサポートし合うことで、個人の力だけでは達成できない成果を引き出せるよう努めたいと考えています。

筋トレを用いた自己PRの例文8: 時間管理能力

私の強みは、限られた時間で成果を出すスキルです。

学業やアルバイトと筋トレを両立するためにスケジュールを工夫してきました。 この経験を活かし、タスクの優先順位を見極め、効率的に仕事を進める力を発揮したいと考えています。

大学生活では、授業やアルバイト、そして筋トレと多忙なスケジュールの中で全てを両立させる必要がありました。 私は、1週間の予定をあらかじめ立て、時間帯ごとにタスクを振り分けることで、各活動に集中できる環境を作りました。

たとえば、早朝に筋トレを行い、午後は授業に集中、夜はアルバイトというルーティンを組み込むことで、時間を効率的に活用しました。 この結果、筋トレで目標を達成しつつ、学業でも安定した成績を維持することができました。

仕事では、この時間管理能力を活かし、限られた時間内で最大限の成果を生み出す働き方を実現したいと考えています。 特に、複数のタスクが同時進行する状況でも優先順位を見極め、効率よく取り組むことで、チームに貢献できると確信しています。

【筋トレで自己PR】評価されにくいNG例文集

筋トレをテーマにした自己PRは、取り組む姿勢や努力をアピールできる反面、書き方を間違えると企業に魅力が伝わりにくい場合があります。 特に、「結果を強調しすぎる」「具体性がない」「仕事との関連性が低い」といった例文は評価されにくく、効果的なアピールにはなりません。

本章では、筋トレを題材にした自己PRのNG例文を取り上げ、その問題点と改善点を具体的に解説します。 効果的な自己PRを作成するためのヒントとして参考にしてください。

筋トレを用いた自己PRのNG例文集

筋トレを用いた自己PRのNG例文1: 結果のみを協調した文章

筋トレを用いた自己PRのNG例文2: 具体性がない文章

筋トレを用いた自己PRのNG例文3: 仕事との関連性が低い文章

筋トレを用いた自己PRのNG例文4: 企業にとってのメリットが不明な文章

筋トレを用いた自己PRのNG例文5: 精神論に偏った文章

筋トレを用いた自己PRのNG例文6: 筋トレが好きということだけの文章

筋トレを用いた自己PRのNG例文7: 筋トレのことばかり語った文章

筋トレを用いた自己PRのNG例文1: 結果のみを協調した文章

私は、筋トレを通じて努力が結果につながることを実感しました。 例えば、ベンチプレスで120kgを挙げることを目標に掲げ、具体的なトレーニング計画を立てて取り組みました。

毎日コンディションを記録し、体調や筋肉の疲労を考慮してメニューを調整することで、着実に成果を上げることができました。 また、目標に向かう中で、モチベーションを維持するためにトレーニング内容を変化させる工夫も行いました。

結果として、半年間で目標を達成し、自分の努力が実を結ぶ達成感を味わいました。 この経験を通じて、目標を設定し、計画を立てて継続的に取り組む力を身につけました。

また、目標達成までの過程でモチベーションを維持する方法や、課題に直面したときの解決策を考える重要性を学びました。 これらのスキルを貴社での業務に活かし、成果を生み出すために全力を尽くしたいと考えています。

就活コンサルタント木下より

ポイント解説

先述の例文では、筋トレの成果として「120kgを挙げた」と記載されていますが、それを実現する過程が曖昧です。

「目標達成のために具体的なトレーニング計画を立てた」「進捗を記録しながらモチベーションを維持した」といった具体例を記載することで、仕事に活かせるスキル(計画力、継続力)が伝わりやすくなります。 さらに、「努力が成果に結びついた経験を、目標達成が求められる業務で発揮する」といった形で、仕事との関連性を明確にすることで、説得力のある内容に改善できます。

筋トレを用いた自己PRのNG例文2: 具体性がない文章

私は、筋トレを毎日続ける力を強みとしています。

毎朝決まった時間にトレーニングを行う習慣を持ち、数年間途切れることなく継続してきました。 その結果、目標としていた筋力や体型を実現し、体調管理や自己管理の重要性を強く実感するようになりました。

筋トレを続ける中で、単に体を動かすだけではなく、具体的なトレーニング計画を立てて進めることが効果的であると学びました。 例えば、筋肉の成長を促すために必要な負荷を調査し、適切なタイミングでメニューを変更する工夫を行いました。

また、進捗を記録することで自分の成長を可視化し、継続のモチベーションを維持しました。 さらに、継続する中で得られる充実感が、自分の中で達成感を強化する良い循環を生み出しました。

これらの経験から得た継続力や自己管理能力を活かし、貴社での業務に取り組むことで成果を上げたいと考えています。

就活コンサルタント木下より

ポイント解説

この例文では、「筋トレを毎日続けた」という事実のみが記載されており、具体的な行動や成果が不足しています。 例えば、「進捗を記録することでモチベーションを維持した」「目標に応じてメニューを柔軟に変更した」などのエピソードを加えることで、仕事にも応用可能な能力が伝わります。

また、筋トレを継続する中で得た「自己管理能力」や「時間管理の工夫」を具体的に述べることで、継続力が単なる事実ではなくアピールポイントに変わります。

筋トレを用いた自己PRのNG例文3: 仕事との関連性が低い文章

私は、筋トレを通じて体力に自信を持つようになりました。

定期的にトレーニングを続けたことで、持久力や集中力が向上し、疲れにくい体を手に入れることができました。 特に、長時間のトレーニングを通じて体力を効率的に活用する方法を身につけ、どのような環境でもパフォーマンスを発揮できるようになりました。

さらに、トレーニング計画を立てて日々のルーティンを実践する中で、自己管理の重要性を学びました。 目標を設定し、短期目標を段階的に達成していくことで、モチベーションを維持しながら成果を得られることを実感しました。

例えば、月ごとに達成した目標を振り返り、次の課題を設定するサイクルを取り入れることで、トレーニング効果を最大化しました。 また、課題に対して粘り強く取り組む力を身につけ、困難な状況においても前向きに努力できるようになりました。

こうした体力だけでなく計画性や継続力を活かし、貴社の業務でも課題解決や目標達成に貢献したいと考えています。

就活コンサルタント木下より

ポイント解説

この例文では、筋トレによる体力の向上が記載されていますが、体力以外のスキルや事との関連性が弱く、説得力に欠けま

「目標を設定し、段階的に達成していく計画性」や「継続して努力する力」を強調することで、企業が求める能力と結びつけることができます。

さらに、「体力を活かして長時間の集中力を維持した経験」など、仕事に直接役立つ具体例を盛り込むことで、印象に残る内容に改善できます。

筋トレを用いた自己PRのNG例文4: 企業にとってのメリットが不明な文章

私は、筋トレを通じて自分に自信を持つことができました。

体型の変化を感じるたびに自分の努力が結果につながる喜びを味わい、自己肯定感を高めるきっかけとなりました。 例えば、日々のトレーニングを通じて目標を達成したときには、自己成長を実感し、自分に対するポジティブな見方が強まりました。

さらに、筋トレの成果を維持するためには、適切な食事や休養を取り入れることも重要だと学び、全体的な健康管理能力が向上しました。 こうした経験から、自信を持つためには継続的な努力と計画性が必要であることを実感しました。

また、目標達成までの道のりで培った忍耐力や課題解決能力は、他者との連携や新しい挑戦にも活かせると考えています。 例えば、仲間と共有した課題に対して、自分の強みを生かしながら具体的な解決策を提案する経験も積みました。

これらの経験を基に、貴社の業務で成果を生み出し、自信を持って仕事に取り組むことで組織全体に貢献していきたいです。

就活コンサルタント木下より

ポイント解説

例文では「筋トレで自信を得た」と記載されていますが、それが企業にどのようにメリットをもたらすかが明確ではありません。

「自信を持てるようになった結果、人前でのプレゼンが得意になった」「トレーニングを通じて自己管理能力を向上させた」など、業務に直接役立つスキルや成果を記載する必要があります。

また、「自信を持って挑戦する姿勢が、貴社のプロジェクト推進に貢献する」といった形で、具体的な活用方法を示すとより効果的です。

筋トレを用いた自己PRのNG例文5: 精神論に偏った文章

私は、「努力すれば必ず結果が出る」という信念を持っています。

筋トレでは、達成したい目標を設定し、それに向けて日々努力を続けることで結果を出してきました。 例えば、1年間で体脂肪率を5%減少させることを目標に、具体的なトレーニング計画と食事管理を徹底した結果、目標を達成することができました。

この経験を通じて、努力を結果に結びつけるためには、現実的な計画とそれを実行するための工夫が必要であることを学びました。 また、途中で挫折しそうな場面でも、目標を見失わずに努力を続けることで、粘り強く課題に取り組む姿勢が身につきました。

さらに、仲間と励まし合いながら目標を共有することが、自分自身のモチベーションにも良い影響を与えると感じました。 貴社の業務においても、目標達成のために計画を立て、努力を惜しまない姿勢を活かし、確実な成果を上げるために貢献していきたいと考えています。

就活コンサルタント木下より

ポイント解説

「努力すれば結果が出る」という精神論のみでは、企業にとっての具体的なメリットが見えません

「目標を実現するためにどのような計画を立てたか」や「挫折を乗り越えるために行った具体的な工夫」を記載することで、計画性や課題解決力が伝わる内容に改善できます。 さらに、「課題解決力を活かして、業務の効率化や目標達成に貢献する」という形で、企業が求めるスキルに結びつけると効果的です。

筋トレを用いた自己PRのNG例文6: 筋トレが好きということだけの文章

私は、筋トレが大好きで、毎日ジムに通いトレーニングを楽しんでいます。

例えば、仕事や学業の合間に時間を確保し、スケジュール管理を工夫しながら続けてきました。 筋トレを通じて、目標達成に向けた努力が自分にとってどれほど重要かを実感しています。

トレーニングでは、単に好きなことに取り組むだけでなく、計画を立てることや自分の成長を可視化することを重視しています。 例えば、筋力向上のために食事内容を調整したり、適切な負荷を考慮したメニューを作成したりと、効率的に成果を得るための工夫を取り入れました。

また、定期的に進捗を振り返り、次の目標を設定することでモチベーションを維持しています。 継続する中で体力や精神力が向上し、日常生活や他の活動にも良い影響を与えるようになりました。

貴社においても、この目標に向かって努力する姿勢を活かし、仕事の効率化や成果の最大化に貢献したいと考えています。

就活コンサルタント木下より

ポイント解説

例文では「筋トレが好き」という趣味に終始しており、仕事への具体的な関連性が弱いです。

改善策として、「好きなことに熱中する姿勢を仕事にも応用できる」ことを具体例を交えて記載すると効果的です。 例えば、「筋トレのメニューを工夫し、進捗を記録してモチベーションを維持した経験」を通じて、目標達成能力や計画性を培ったことを強調しましょう。

さらに、筋トレを通じて得たスキルが、業務の効率化や継続的な努力を必要とする仕事にどのように活かせるかを具体的に述べると、説得力のある内容に改善できます。

筋トレを用いた自己PRのNG例文7: 筋トレのことばかり語った文章

私は、筋トレに情熱を持ち、毎日ジムでのトレーニングを欠かしません。 例えば、限られた時間を見つけて通い続け、常に自分の限界に挑戦しています。 筋トレを通じて、計画的に努力を重ねることで成果を得る重要性を実感し、それが自分の自信や成長に繋がっています。 トレーニングでは、目標を細かく設定し、進捗を記録する習慣を身につけました。 例えば、筋力を効率よく向上させるためにメニューを見直し、必要な負荷を加える工夫を行いました。 さらに、仲間と励まし合いながらトレーニングを続けることで、協力することの大切さや、周囲と協働するスキルを養いました。 これにより、忍耐力や継続力だけでなく、他者と目標を共有しながら成果を上げる力を培いました。 また、定期的に自身の課題を振り返り、改善点を見つけることで、さらなる成長を目指しています。 貴社では、この情熱と努力を仕事に応用し、チームで成果を上げるために全力を尽くしたいと考えています。

就活コンサルタント木下より

ポイント解説

例文では「筋トレへの情熱」が中心となり、それ以外のスキルや仕事への活用方法が曖昧です。

改善するには、「筋トレを通じて得た計画性や忍耐力」を明確に述べ、それを業務にどのように活かすかを具体化する必要があります。 例えば、「目標を細かく設定し、進捗を管理する力を業務のプロジェクト運営に応用できる」や、「仲間と協力して目標を共有した経験をチームでの課題解決に活かす」と記載すると効果的です。

さらに、筋トレ以外の趣味や経験にも触れることで、多面的な能力をアピールすると良いでしょう。

【筋トレ】自己PRが書きおわったら

あなた自身のエピソードで「自己PRを書けたら」第三者に添削してもらうようにしましょう

筋トレは多くの人に認知が広がっている趣味ですが、トレーニング方法や食事法などで専門的な言葉が使われている場合があります。

そのため、友人や家族などの第三者に自己PRを読んでもらい、知識がなくても理解できるかどうかを見てもらいましょう。

しかし、就職活動が本格化してくると友人も忙しくなりますし、家族に見せるのは少し恥ずかしい。

そんな時におすすめなのは就職エージェントを活用することです。

就職エージェントとは就活のプロであり、エントリーシートだけでなくその後の面接や受ける企業の選定までサポートしてくれます。

少しでも気になった方は、下記にES添削のリンクを貼っておきますので使ってみて下さい。

ES添削ツール

【筋トレで自己PR】この記事のまとめ

筋トレを自己PRでアピールすることは十分可能ですし、書き方次第では大きなプラス評価に繋がる可能性を秘めています。

しかし、書き方を間違ってしまうとただの趣味紹介になってしまうため、事前にしっかりと構成の仕方やポイントを確認しておきましょう。

筋トレと同じく自己PRも書いた分だけ内容はよくなるはずです。

トレーニング方法を探す要領で求める人物像を調べ、計画的に取り組むようにしましょう。

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