【IT業界志望必見】本当に使えるIT業界の就活の軸!採用担当に納得感を与える内容も紹介!

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伊東美奈
Digmedia編集長
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

IT業界を目指している皆様、就活の軸は明確になりましたか?

「考えてはいるけれど思いつかない…」であったり「考えては見たけれど、イマイチ自信がない…」なんて人もいますよね。

そんな場合は考えるのをいったんストップして、ぜひ本記事をチェックしてみてください。

IT業界ではなぜ就活の軸が大切なのかに始まり、IT業界で好印象を与えられる就活の軸の例さらにはIT業界ならではの就活の軸の考え方までを徹底的に解説しています。

IT系を目指す皆様であれば気になる情報がきっと見つかるはずです。

【IT業界の就活の軸】軸を定めた方が良い理由

まずは、就活の軸を持った方が良い理由について以下3つ、ご紹介をしていきます。

価値観を言語化できる

まず、1つ目が「価値観を言語化できる」ことです。

就活の軸を持つことは、自身の価値観や目標、仕事に対する姿勢を明確にし、それを言語化することができます。

さらに、面接を行った時に自社に合っているか、志望度が高いのかどうかを面接官に判断してもらいやすくなるでしょう。

就活を行う時は、自分の価値観と企業の価値観が合致しているかを伝え、納得してもらえるかどうかがとても大切になってきます。

自分の価値観を言語化することで、面接で自己アピールする際にも自信を持って自分の強みや適性を伝えられるでしょう。

短い時間のなかで行う面接で、効率的に進められ、合格率を高められることができるようになります。

就職活動に一貫性が出る

2つ目に「就職活動に一貫性が出る」です。

就活の軸を持つことは、企業を選ぶ時に自分が求める条件を明確にすることができ、自分に合う企業を探しやすくなります。

また、一貫性のあるアプローチは、面接を行った際に面接官に対して、説得力を持たせることができ良い印象を与えることができるでしょう。

例えば、「他にどんな企業を志望しているか」を聞かれた場合でも、就活の軸をもとにそれにマッチする企業を受けていることを回答することができます。

自身の就活の軸に基づいて、自身の目標や大切にしていること、何を優先するかわかるので希望の企業を見つけやすくなり、志望動機にも一貫性が出るので、論理的にかつ、ブレがなく、面接や選考を受けることができるようになります。

将来のビジョンを具体化できる

最後に「将来のビジョンを具体化できる」ことです。

就活の軸を持つことは、将来のキャリアビジョンを具体化する手助けにもなります。

自分がどのような分野で、どのようなキャリアを果たしたいのかを明確にし、それに合う企業や職種を選びやすくなります。

また、長期的な目標を設定し、それに向かって行動するきっかけとなります。もし、就活の軸を定めないでいると将来ビジョンを具体化できず、入社してから「イメージと違う」「理想のキャリアを積むことができない」などが起きてしまう可能性があります。

自分の将来のビジョンを具体化することは、モチベーションを高め、成功への道を切り開くのに役立ちます。

【IT業界の就活の軸】IT系を目指す学生が就活の軸を考えるための3つのポイントとは?

続いては、IT系を目指す学生が就活の軸を考えるためのポイントについて解説していきたいと思います。

ご紹介した3つは何れも重要ですから、しっかりと取り組んでみてください。

1.IT業界を徹底的に理解する

IT系で就活の軸を考えるのであれば、そもそもの大前提としてIT業界を理解しておかなくてはなりません。

IT業界と一口に言ってもさまざまです。

会社の規模を考えてみますと、Googleのような超大企業もありますし、これから頑張っていこうというベンチャー系も多数存在しています。

提供するサービスだって様々です。

NTTデータのように、企業向けシステム導入を担当する仕事もあれば、メルカリなどのようにWEB上でサービスを提供する企業もあります。

ハードウェアよりの企業もあれば、ソフトウェアに特化した企業もあるものです。

このご時世、ありとあらゆるものにIT技術が使われていると言っても過言ではありません。

とにかく広い業界ですから、どんな仕事やサービスがあって、どんな働き方をしているのか、まずはIT業界を徹底的に理解してください。

2.なぜIT業界でなくてはならないのか、徹底的に考える

続いてのポイントはなぜIT業界でなくてはならないのかを徹底的に考えてみるということです。

就活をスタートさせた時点では「なんとなくIT業界とかかなぁ」といったレベルで考えるもの。

そのぼんやりとした思いを明確にしていく過程で軸は生まれます。

なぜIT業界を目指すのでしょう?また世の中には様々な仕事がある中で、なぜIT業界でなくてはならないのでしょう?自分自身に向けて「なぜ?」と問いかけてみてください。

それを繰り返すことによって、軸は強固になり、あなたが進むべき道をしっかりと照らしてくれます。

3.IT業界で働く10年後を想像してみる

3つ目のポイントは理想とする未来の姿を想像してみるということです。

IT業界で5年・10年と働いたあなたは、どんな姿になっているのでしょう?

最新技術を追い求め、バリバリと開発をしているのかもしれませんし、プロジェクトのリーダーとして若手を率いているのかもしれません。

あるいは経営に携わっている姿を想像している人もいるでしょう。

それを実現するためには、それが実現できそうな職場を目指さなくてはなりません。

その条件を考えていきますと、それはすなわち就活の軸となってくれます。

IT系企業を目指すのであれば、上記1~3が軸を考える上でのポイントとなります。

それぞれの方向から軸を眺めることによって、軸は立体的になり、より深いレベルとなっていくものです。

簡単ではありませんが、しっかりと取り組んでください。

【IT業界の就活の軸】就活の軸の注意点

就活の軸を決める際の注意点について紹介します。

企業選択、志望動機作成においてこの就活軸はかなり重要なものになるため、注意点を確認してから作成しましょう。

企業に合わせ過ぎない

自分の考えなしに、企業が求める内容はこういう内容だろう、と作成するのはやめましょう。

この作成方法をしていると、受けている企業に一貫性がなく、選考時になぜ弊社を受けながら他社を受けているのですが?と聞かれた際に根拠ある回答ができなくなってしまいます。

企業に合わせることも大事な要素ではありますが、自分の意思を一番大事にしましょう。

1つだけに絞らない

就活軸は3つほど持っておくと良いでしょう。

就活軸を1つのみに絞ってしまうと具体的すぎる内容になってしまった場合、こだわりが強すぎると思われてしまう可能性があるのと、実際に自分が企業を選ぶのが難しくなってしまうかもしれません。

逆に、抽象的な内容だとどこでも当てはまる内容なのでは?と思われてしまい、就活に対して熱量がないのではないかと思われてしまいます。

このように、1つしか用意していないと極端な捉えられ方をしてしまう可能性があるため、複数用意しておきましょう。

【IT業界の就活の軸】就活の軸の答え方

ここまで、就活の軸を設定した方がいい理由や注意点などを紹介してきました。

次に就活の軸の答え方について解説を行っていきます。就活を進めていく上で応用が効く答え方になるので、是非、参考にしてみてください。

結論を伝える

まずはじめに、「結論」から述べるようにしましょう。

質問に対して結論から回答することで、面接官に対しても何を伝えたいのか先にインプットすることができるので、その後の説明も理解しやすくなります。

就活を行う上で、結論から述べることはどの質問がきても有効なテクニックです。

「わかりづらい」と感じさせてしまうと、論理的でないとみなされ、合格の確率を低くしてしまう可能性があります。

また、回りくどい表現は避けて、複数の軸がある場合ははじめに「私の就活の軸は2点あります。1点目は~~。2点目は~~。」という形に簡潔に結論を伝えるように意識して面接をおこないましょう。

背景を伝える

就活の軸の結論を伝えただけでは面接官は、その想いは伝わりません。

自身の就活の軸が自分にとって大切であることを伝えるためには、きっかけとなった具体的なエピソードをもとに伝えるのが効果的です。

仮に、具体的なエピソードがない状態で「私の就活の軸は◯◯です」と言われても根拠がなく、回答に説得力がでませんよね。

例えば「アルバイトの接客責任者として取り組み、お客様の満足度向上に貢献をした」など過去の経験をもとに、なぜ、その就活の軸を決めたのか面接官に理解してもらえるように準備をしましょう。

そのためにも、当時の自分が何を考えどのように感じたのかを詳しく伝えるとより、よくなります。

まとめを伝える

最後に「まとめ」を伝えます。

入社後に叶えたいことや志望動機などの企業に貢献していきたいことを回答していきます。ここで、自分が求める条件と企業側が求める条件の再認識を行い、より納得してもらえるようにしましょう。

また、まとめを伝える時はなるべく応募先の企業に共通する項目を選んで回答するようにしましょう。

面接の中で企業との共通点が見つからないと、面接官は合致しないと判断をしてしまい選考を通過できない可能性があるからです。

そうならないためにも企業の価値観はしっかりと調べておき、準備しておくことが大切です。

【IT業界の就活の軸】就活の軸の例文

ここでは、就活の軸をもとに例文を以下8つご紹介をします。得意科目が浮かばない場合は、是非参考にしてみてください。

  • ITに携われる

  • 新しいサービスを生み出したい

  • 幅広い業界に携われる

  • チームで働く環境

  • 人々の生活を支える仕事

  • 課題解決ができる仕事

  • モノ作りに関わることができる

  •  最新の技術に触れていたい

それでは順番に説明をしていきます。

ITに携われる

IT業界を志望する人には必然の理由であり、ITの影響力の大きさや便利さを実感しているからこそ、目指すのが自然な流れです。

例えば、この記事を読むためのインターネットとWebブラウザもIT技術を用いています。

また、余暇では、ストリーミングサービスで映画を視聴することもあるでしょう。

日常生活とは切り離せないIT技術で課題を解決した原体験を紐づけられると、印象に残る内容になるでしょう。

ITに携われるが軸の例文

私の就活の軸は「ITに携わる」ことです。

現在、IT業界では「AI」「IoT」といった様々なIT技術があり、現代の日常生活において重要な技術となっています。

今後はさらに多様な領域でIT技術が活用されることが予想されるため、そんなIT業界に携わりたいと考えています。

私のIT技術を活用して、日常生活に必要なシステムを提供出来るように貢献したいと考えています。

新しいサービスを生み出したい

IT業界はちょっとしたアイデアが大ヒットにつながることも珍しくありません。

そのため、次々と新たなサービスを世に生み出しています。

そういった企業に、「就活の軸は新しいサービスを生み出せる会社を目指すことです!」という学生が来たら、面接官も納得しやすいですよね。

この場合「具体的に作りたいサービスのネタとかあるの?」なんて事を聞かれる可能性もあるので、それに対する受け答えも用意しておくとなお良しです。

新しいサービスを生み出したいが軸の例文

私の就活の軸は「新しいサービスを生み出したい」ことです。

近年では医療サービスのデジタル化が進み、オンラインやリモートでの診療サービスが始まり、医療の在り方について重要性が高まっています。

私は、まだ課題がある医療サービスにシステム開発側から携わることで、新しいサービスを生み出し、医療の発展に貢献していきたいと考えています。

幅広い業界に携われる

IT技術は幅広い業界で活用されていて、全てのビジネスの発展には欠かせない存在になっています。

多くの業界に良い影響を与えて豊かな社会を創造したいという就活の軸であれば、IT業界を目指す理由として企業も納得感が高いでしょう。

例えば、関わりのなさそうな農業でも、ビニールハウス栽培の室温や土壌のコントロールや作物の監視にITが活用されています。

顧客管理システムを含めると関わらない業界はほぼないでしょう。

幅広い業界に携われるが軸の例文

私の就活の軸は「幅広く業界に携わる」ことです。

様々な企業と仕事を行えることは、システム開発を行う上で非常にやりがいを感じます。

私は業界のトレンドに敏感に反応・理解し、それに合致したサービスを開発するための柔軟性と適応力を持っていると自負をしています。

そのため、異なる業界のクライアントに対しても、彼らのニーズや課題を理解し、最適なソリューションを提供できるよう精進したいと考えています。

チームで働く環境

IT業界は個人で業務を進めるイメージが強いかもしれませんが、実際はチームで働くことが多く、エンジニア職であれば特にそうです。

プロジェクトは、様々な専門分野や役割のプロフェッショナルが協力して業務を進める必要があります。

例えば、プロジェクトマネージャーやシステム設計エンジニア、開発エンジニアなどです。

そのため、部活などの原体験を紐付けて、チームでの活動を就活の軸にすると企業に良い印象を与えられます。

チームで働く環境が軸の例文

私の就活の軸は「チームで働く環境がある」ことです。

最適なシステムを設計・開発・導入をしていくには個人ではなくチームで協力をしていきながらやっていく必要があります。

そのためにも、部活で部長を務めた経験を踏まえ、チームを取りまとめながらプロジェクト遂行していきたいと考えております。

それが結果として、良いサービスをお客様に提供することができると信じているからです。

人々の生活を支える仕事

IT業界の中でもSIerを目指す人におすすめの就活の軸です。

SIerであればATMなどの金融システムやマイナンバーなどの行政システムといった、大規模な情報インフラに関わる機会が多くなります。

また、IoT技術はスマートホームや健康管理できるウェアラブルデバイスに活用され、FinTechは、オンラインバンキングやQRコードなどのキャッシュレス決済で人々の生活を支えています。

そのため部活やサークルのマネージャー経験のエピソードから、人々の生活を支える仕事を就活の軸にすると企業には好印象でしょう。

人々の生活を支える仕事が軸の例文

私の就活の軸は「人々の生活を支える仕事ができる」ことです。

安心して豊かな生活を送るために、大きな役割を果たしている情報セキュリティが今後も大切だと考えています。

近年、情報セキュリティと個人情報の保護の重要性が増しているため、私は信頼性の高い通信インフラとデータの保護を実現し、人々のデジタル生活が安全で信頼性のあるものとなるよう努力したいと考えています。

課題解決ができる仕事

ITが活用された新たなサービスが生まれるときは、常に課題を解決するときです。

例えば、東日本大震災で電話線が繋がらず、連絡が取れなかった経験からLINEが生まれました。

AI技術で単純作業を自動化したりカスタマーサービスを提供したりと、働き手不足の課題解決に取り組んでいます。

同様に、Iot技術もビルや工場のエネルギー消費を監視して無駄遣いを防ぎ、環境への負荷軽減に貢献しています。

このようにIT技術は課題解決を前提に発展していくため、課題を解決する仕事がしたいという理由はIT業界の軸に適しています。

課題解決ができる仕事が軸の例文

私の就活の軸は「課題解決が出来る」ことです。

ITのシステム開発は常にさまざまな課題に直面し、解決をしていかなければなりません。

私は、課題の特定から最終的なシステム導入までのプロセスを通じて、技術と問題解決を行っていき、自身の成長と共に良いサービスを提供したいと考えています。

クライアントのビジネス課題を理解し、適切な技術を統合して実用的な解決策を提供できる開発者を目指していきたいです。

モノ作りに関わることができる

IT業界も、無形ではありますがモノ作り産業に当てはまります。

クラウドサービスの普及で製品を介在することが減り、モノ作りのイメージが更に薄くなったと言えます。

でも、SIerのようにクライアントの要望に合わせ必要なハードウェアやソフトウェアなどを組み合わせて、統合的なシステムを作る仕事もあります。

そのため、モノ作りをした際にやりがいを感じたという原体験と紐づけると企業ウケがよいです。

注意点は、就活の軸がモノ作りだけの場合「製造業でよくないか?」と企業に感じさせるため、他の軸と組み合わせて使いましょう。

モノ作りに関わることができるが軸の例文

私の就活の軸は「モノ作りに関わることができる」ことです。

最近では新型コロナウイルスによりネット販売のサイトが増えてきています。

その中で勝ち抜くためにも最新のWeb技術やトレンドを取り入れ、携わった販売サイトを通じて競争力のあるものを開発していきたいです。

Webを通じて、ーザーエクスペリエンスを向上させ、販売サイトを成功させることでデジタルの力を最大限に活用し、新たな可能性を追求したいと考えています。

最新の技術に触れていたい

IT系企業ではサービスのネタを考える人と、技術面でそれを支える人が必要です。

技術の習得に身をささげたいというタイプはIT系に欠かせない人材と言えます。

「最新技術に触れられる環境として貴社を志望しています」と言われれば、企業側としても悪い気はしないものです。

なお、技術をアピールする場合には、すでにある程度の知識を有していることが大前提です。

主に利用しているプログラミング言語や特に興味を持っている技術的分野について質問される可能性があります。

滞りなく答えられるように準備をしておきましょう。

最新の技術に触れていたいが軸の例文

私の就活の軸は「最新の技術に触れていたい」ことです。

IT業界は常に技術がアップデートされているので、私自身も最新の技術に触れ、企業の成長に貢献していきたいと考えています。

最新の技術に触れることは挑戦をすることが多くありますが、このような変化にも対応していき新しい知識をどんどん吸収していきたいと考えています。

【IT業界の就活の軸】実際に使われている就活の軸の組み合わせ

3つの要素を組み合わせることを心がけることで、就活の軸は明確になり企業に良い印象を与えられます。

3つの要素

1つ目はIT業界を選んだ理由で、IT業界を志望する妥当性を述べます。

2つ目はSaaS系やSI系などの分野を選んだ理由で、IT業界の非常に多岐にわたる技術やサービスの中からそれを選んだ理由を明確にします。

3つ目は志望企業を選んだ理由で、同業他社ではなく志望企業の特徴を捉えた内容を示します。

SaaS系ベンチャー

「最新の技術で世の中を豊かにしたい」+「成長環境」+「成果主義」

SaaS系ベンチャー企業であれば、最新技術をいち早く自社のプロダクトに取り入れる姿勢が強く、最新の技術を世の中に還元しやすい環境があります。

また、スタートアップやミドルベンチャーは社員が少ない場合が多いです。

そのためマネジメントやプロダクトリーダーなど重要な役職を若くして経験できる環境があり、成長するチャンスを秘めています。

そして、ベンチャー企業は過程ではなく結果で評価される場合が多いため、成果主義を軸にすると妥当性が上がります。

SI(システムインテグレーション)系大手

「ITに携わる業界」+「課題解決できる仕事」+「大規模な案件に携わる」

IT業界への志望理由は、ITに携わる業界という軸で述べます。

SI企業は、最適なシステムを設計・開発・導入することで顧客のビジネスで起きている問題解決を行っています。

そして、ユーザー系やメーカー系の大手SI企業では、大規模案件に携わる機会が多く存在します。

そのため上記の組み合わせで就活の軸の妥当性が高められます。

【IT業界の就活の軸】NGな就活の軸!

ここでは、就活の軸としてNGである以下2つについてご紹介します。

就活の軸を設定する時はこれらのことに気をつけて設定するようにしましょう。また、自分の就活の軸がこれらに当てはまっていないか確認することも大切です

  • 待遇を軸にしている。
  • どの企業にも言えることを軸にしている
  • 転職や独立が前提の軸にしている

それでは順番に解説をしていきます。

待遇を軸にしている

まずはじめに、就活の軸が「待遇」になっている場合は注意が必要です。

面接や就活をしている時に待遇(年収や福利厚生など)を中心に設定すると、「実業務への関心が低く、自分の欲求しか考えていない人」と悪い印象を与えてしまいます。

企業を選んだ理由として待遇は大切ですが、差別化をしていくことが難しいため、企業にどのように貢献できるかを伝えるように意識をしていきましょう。

どの企業にも言えることを軸にしている

業界内のどの企業にもあてはまるような就活の軸では、選考を通過するのは難しいでしょう。

自分の価値観と近い企業を探すだけでは、相手にこちらの魅力が伝わりきらない可能性があります。

その企業と価値観が一致していることをアピールするには、その企業に合った具体的な就活の軸が必要となるのです。

そうすれば、面接で話す内容にも説得力が増しますし、入社後にイメージと違ったなんてことも起こりづらくなるはずです。

情報はしっかり集め、自分に合った就活の軸を設定して就職活動を進めましょう。

転職や独立が前提の軸にしている

まず、誤解を防ぐために最初に伝えておきますが、企業によっては転職や独立が前提の軸でも良い場合があります。

それは人の移り変わりがかなり早い企業であったり、起業家の輩出を目的としている企業などです。

IT業界ではありませんが、リクルートなどはそういった企業に該当します。

こういった例外を理解していただいた上で、基本的には転職や独立を前提とした軸は避けることをお勧めします

その理由としては、近年終身雇用の考え方が変わってきている中でも、まだ入社をしたら長く在籍してほしいと考えている企業が多いからです。

そのため、転職や独立を前提とした軸を伝えてしまうと、採用を見送られてしまう可能性があります

以下に、基本的に避けた方が良い就活の軸の例文を載せておくので、把握しておくようにしましょう。

NG例文

御社で先進的な技術開発に携わりながら、スキルと知識を深め、自分自身の成長を目指したいと考えています。将来的には、そこで得た経験を活かし、自らのビジネスを立ち上げることを視野に入れています。御社での経験を通じて専門性を高め、貢献しながら成長したいと考えています。

 

まとめ:就活の軸をはっきりさせてIT業界を目指せ!

IT業界を目指す人に向け、おすすめの就活の軸から、軸の考え方までご紹介してきましたが、気になる情報は見つかりましたか?

IT業界では自らのアイデアで道を切り拓けるような自発的な人材を求める傾向にあります。

そんな人材の中で埋もれてしまうことなく、内定を勝ち取るため、就活の軸をしっかりと作り上げておきましょう。

今回ご紹介した例や考え方のポイントもぜひ参考にしてください。

就活の軸を作り出す事は簡単な作業ではありません。

けれど苦労して作った軸だからこそ、あなたの本質を表しますし、だからこそ就職活動において意味を成すものです。

就職活動は「急がば回れ」です。

まずはじっくりと時間をかけて考えてみてください。

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