【例文あり】製薬会社の就活の軸って何?必要な理由から軸の例まで徹底解説!

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伊東美奈
Digmedia編集長
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

はじめに

製薬会社への就職を目指しているものの、就活の軸がなかなか思い浮かばない人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、そもそも就活の軸とは何なのかについて解説しつつ、就活においてなぜ重要なのか、どのような例があるのかについて詳しく紹介していきます。

【製薬会社の就活の軸】就活の軸について

製薬会社の就活の軸を作成する前に、そもそも就活の軸とは何なのかについて考えていく必要があります。

一言で言うならば、就活の軸とは、就職をする上で外せない条件のことを指します。

自分にとって譲れない条件や自分と合う企業を確かめる上で欠かせないものと言えます。

多少時間がかかってしまったとしても、あらかじめきちんと定めておくことで、スムーズに就活を進められる上に、あなたにぴったりの企業を見つける上で重要な要素の一つなので、先に定めておくことをおすすめします。

企業選びの軸と就活の軸の違い

就活においてよく聞く単語として、企業選びの軸というものもあります。

これは、就活の軸とはどのような違いがあるのでしょうか。

就活の軸と企業選びの軸については、大きな違いはないと思って良いでしょう。

しかし、企業選びの軸は企業に焦点を当てているという点があるため、頭の片隅に置いておくことをおすすめします。

しかし、無理に分けて考える必要はないので、それぞれの違いについて頭を悩ませるほどのことではないでしょう。

就活の軸は何個?

就活の軸は何個作れば良いのかと頭を抱えている人も多いかもしれませんが、まずは興味と関心、強みや性格、やりがいや働き方、この3つに焦点を当てて考えてみることをお勧めします。

具体的に何個定めなければならないと決まっているわけではありませんので、1つでも5つでも良いとされています。

しかし、スムーズに就活を進めるという観点から考えると、3つ程度が最も良いとされています。

3つ定めた後に自分の中で譲れない条件が他に見つかってしまった場合は、無理に他の条件を外す必要はありませんが、一旦、まずは3つ設けることを考えてみると良いでしょう。

【製薬会社の就活の軸】就活の軸が必要な理由

就活の軸がどのようなものかある程度分かってきたところで、そもそもなぜ必要なのかについても考えていきましょう。

色々な就活メディアや就活エージェントに就活の軸を作りなさいと言われるものの、そもそもなぜ必要なのかわからないという人のために解説していきます。

応募先企業を絞るため

就活の軸を定めなければならない理由の一つとして、応募先の企業を絞るためということが挙げられます。

就活の軸をしっかりと定めておくことができれば、それに適合した企業だけを探すことができるので、選考を受ける企業を絞り込むことができます。

自分に合った働き方は何なのか、何をしたいのかについてしっかりと考えていくことで、あなたにぴったりな企業だけを選択肢に加えることができるでしょう。

将来のキャリアを考えるため

自分のビジネスマンとしての将来のキャリアを考えるためというのも、就活の軸を定めなければならない理由の一つと言えるでしょう。

将来のキャリアは就活の軸を考える際に非常に重要なポイントの一つであると言えます。

就活の軸を定めておくことで、将来自分はどうなっていたいのかについてはもちろんのこと、自分にとってその企業はどのような存在であるのかについても確かめることができます。

選考対策のため

選考対策のためというのも、就活の軸を定める理由の一つであると言えます。

近年は選考において、就活の軸について聞いてくる企業も非常に多いです。

面接やESの中でも就活の軸について聞かれることは非常に多いため、あらかじめ対策をしていないと、浅い軸しか書くことができない場合もあります。

当然ながら、質の低い回答をしてしまうと、マイナスなイメージを与えてしまい、落とされてしまう可能性が高いので、しっかりと就活の軸を定めておく必要があると言えるのです。

【製薬会社の就活の軸】企業が就活の軸を聞く理由

企業はなぜ就活の軸について聞いてくるのでしょうか。

相手側の意図を把握した上で作成することで、より企業に対して刺さる就活の軸の回答を用意できるはずです。

下記の2つを踏まえた上で、自分の就活の軸についての回答を考えていきましょう。

就活生の性格、価値観を知りたい

企業は就活の軸を尋ねることを通して、就活生の性格はもちろんのこと、価値観などについても確認したいと思っています。

働く上でのモチベーションにはどのようなものがあるのか、将来はどのような働き方をしたいのかなどについても、就活の軸を通して確認しようとしているのです。

どのくらい働いてくれるのか、どのくらい貢献してくれるのか、どのような価値観を持って業務に取り組むのかなどについて確認したいと思っていることでしょう。

企業とのマッチ度を測るため

就活の軸について聞くことで、企業とどのくらいマッチしているのかについて確認するというのも、企業が就活の軸を聞いてきている理由の一つであると言えるでしょう。

就活の軸と企業の行っている業務やビジョンがあっていない場合、就職してからでもすぐに仕事を辞めてしまう可能性があります。

そこで、あらかじめ就活生の価値観がどのようなものであるのか、企業とどのくらいマッチしているのかについて確認しています。

可能な限り企業の考え方に沿った就活の軸の回答を用意することができれば良いでしょう。

【製薬会社の就活の軸】就活の軸を作成する方法

続いて、就活の軸を作成する際の方法について詳しく紹介していきます。

先の2点を踏まえた上で、就活の軸をスムーズに作成することができるでしょう。

自己分析

就活の軸を作成するにあたっては、自己分析を行うことが非常に重要です。

就活に当たっても最も有効な対策の一つなので、すでに行っているという方は多いかもしれませんが、就活の軸を作成するにあたって、もう一度しっかり自己分析に取り組んでみましょう。

自分の過去の経験から何が自分のモチベーションの源泉であるのか、どのような働き方をしたいのかなどについて確認することが重要です。

これにより、深掘りされた就活の軸を作成することができるはずです。

企業研究

自分について知ることは就活において当然ながら重要ですが、企業について知ることも非常に重要であると言えます。

なぜならば、企業の業務形態や業務内容を知らないままでは、就活の軸にあった企業の選考を受けることができないからです。

よって、公式サイトや採用ページなどをチェックし、どのような人材を採用したいと考えているのか確認することが重要です。

特に優先度の高い企業においては、企業説明会に参加することもおすすめです。

【製薬会社の就活の軸】製薬会社就活の軸例

多くの人が製薬会社に提出する就活の軸には、どのようなものがあるのでしょうか。

下記の4つは、多くの就活生が製薬会社を受ける際にアピールする就活の軸なので、是非参考にしてみてください。

困っている人を助けたい

製薬会社を受ける人の多くが、就活の軸を引かれた際に「困っている人を助けたい」と回答することが多いです。

製薬会社は人の命を救う仕事であると言えます。

研究をする職種であったとしても、MRという営業の職種であったとしても、この考え方は非常に重要です。

自分が仕事を通して困っている人を助けたいと考えている方は、積極的にアピールしていきましょう。

ただし、定番の就活の軸なので、同じことを言う就活生が多いということも忘れてはいけません。

エピソードなどについてしっかりと掘り下げた上で、オリジナリティのある就活の軸の文章を作成していかなければ、他の就活生と差別化を図ることが難しいことでしょう。

専門的な知識を活かしたい

「専門的な知識を活かしたい」というのは、多くの薬学などについて学んできた就活生がアピールする就活の軸の一つであると言えます。

ただし、これも多くの人が述べる就活の軸のため、掘り下げたエピソードなどについて、誰が読んでも理解できる客観的な文章で提出する必要があると言えるでしょう。

製薬会社は誰でもなれる職業ではないので、自分の持っている知識を最大限発揮できる場所であるということを話すことが重要です。

また、具体的に自分のスキルをどのように活かしたいと考えているのかについて話すことができれば、他の就活生と差別化を図ることもできるでしょう。

安定した職種に就きたい

「安定した職種に就きたい」というのも、製薬会社の志望を就活の軸を作成するにあたっておすすめの選択肢の一つです。

製薬会社は日本の医療を支えている重要な業界であるため、仕事がなくなるということはほとんどないでしょう。

確かにAIなどに仕事を取られる業界も増えてきていますが、今のところAIは薬を作ることができないので、業界自体が大きく衰退する可能性は非常に低いです。

安定した職種に就きたいと話すと、成長意欲がないと思われてしまうかもしれないと懸念する人も多いかもしれませんが、製薬業界が安定しているのは事実であり、しっかりと業界研究を行っているとむしろプラスのイメージを与えられる可能性も高いでしょう。

新たな製品を生み出したい

「新たな製品を生み出したい」というのも、就活の軸を作成するにあたっておすすめの選択肢の一つであると言えるでしょう。

こちらは「安定した職種に就きたい」という就活の軸と比べて、向上心の高さがアピールできるので、ベンチャー企業やモチベーションの高さを重要視している製薬会社を応募する際におすすめの選択肢です。

製薬会社では既存の薬を作るのはもちろんのこと、新しい薬品の開発なども常に行っています。

実際に新しい製品の研究に関われる人はそこまで多くありませんが、MRにおいてもお客様の話を聞いて問題を解決することなども業務とされているため、新しいものを生み出したいということは十分に就活の軸となることでしょう。

【製薬会社の就活の軸】製薬会社の就活の軸例文

私の就活の軸は、社会への貢献を通じて、より良い未来を創造することです。

小学生の時、あるニュースで薬が人々の命を救う様子を見て、その強い影響力に心を打たれました。

その瞬間から、私は製薬の分野に深い関心を抱きました。

大学では薬学を専攻し、特に「ペプチド合成」という分野に興味を持ち、その成分に関する研究に4年間没頭しました。

研究を通じて、専門的な知識を深めるだけでなく、仲間との協力やチームワークの重要性も学びました。

これらの経験は、私が多くの人々に価値ある製品を提供し、人々の健康に貢献するための基礎となると考えています。

貴社で働くことは、私の専門知識を活かし、社会貢献を実現する最良の方法だと信じています。

まとめ

今回は就活の軸、製薬会社を受けるにあたっての就活の軸の作成方法について詳しく紹介していきました。

最近では就活の軸について聞いてくる企業が多いので、自分の就活をスムーズに進めるためはもちろんのこと、面接などで適切な回答をするためにも、しっかりと就活の軸を定めていきましょう。

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