はじめに
「就活に大事なインターンシップでやらかした」
「インターンシップでのやらかしを挽回するのはもう無理かな？」
このように、就活をしている人の中にはインターンシップの失敗例やその対処法について知りたい人もいるのではないでしょうか。
本記事では、インターンシップでのやらかしの例や、やらかしてしまった場合の対処法について紹介していきます。また、インターンシップでやらかしをしないためのポイントもまとめました。
この記事を読むことで、インターンシップでの失敗例やその対処法について知ることができるため、インターンシップで失敗してしまった場合でも適切に対処できるでしょう。さらに、就活でのやらかしを未然に防ぐことも可能です。
インターンシップ中の失敗やその対処法について知りたい人は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
【インターンでやらかした…】はじめに
インターンでやらかしてしまったという学生は多いかもしれません。そして、やらかしてしまった後にその後自分の評価がどうなったのか気になって仕方がないという人もいるでしょう。
今回はそんなインターンにおけるやらかしについて紹介します。なるべくならこうしたミスは避けたいところですが、毎年必ずいくらかはやらかす人がいるといえるでしょう。
そのため、 万が一、やらかしてしまった場合はどうなるのかを把握しておくのもよいかもしれません。
インターン前にやらかした失敗例
まずは、インターンシップが始まる前にやらかした失敗例を紹介します。「インターンシップが始まる前なのにやらかしたのでは」と自覚がある人は、以下の内容を参考に振り返ってみましょう。
選考のWebテストを受けることができなかった
インターンシップの選考において、Webテストを実施している企業は多くあります。
このWebテストを「つい受けるのを忘れていた」「Webテストの案内を見落としていた」といった理由で、受けることができなかったというケースがよくあるのです。
ミスは誰しもあることですが、Webテストを受けることができなかったという事実は企業の本選考で不利になりかねないため、注意しましょう。
メールの確認を怠ってしまった
インターンシップの時間変更や事前課題などの連絡事項は、企業からメールで送られてくる場合が多いです。しかし、メールの確認を怠ったことで、面接連絡を見逃したり、事前課題を把握できていなかったりというやらかしに繋がる場合もあります。
また、普段からメールを溜め込む癖があると返信が遅れることが常態化し、企業に悪印象を与えるというリスクもあるため、注意しましょう。
インターン中にやらかした失敗例
インターンでのやらかしは、いくつかのパターンがあります。
典型的なパターンとしては遅刻をしてしまう場合ではないでしょうか。さらに、そこから無断欠席までしてしまう人もいますし、服装を間違えてしまう人もいます。
他にも相手にため口をきいてしまう人もいたり、インターンでのやらかしはこのようなパターンになってくるでしょう。
それぞれのやらかしは就活にどのくらいの影響を与えるのかを考えてみますので、ぜひ確認してみてください。
寝坊をしてしまった
インターンシップでのやらかし例の中でもありがちなのが寝坊です。起きるはずの時間に起きることができず、遅刻が確定してしまうと焦るものです。
また、遅刻をすると少なからず企業に悪印象を与えてしまいます。「自己管理能力がない」「社会人マナーがなってない」などと思われることは仕方ないとして、ある程度の叱責も覚悟したほうがよいでしょう。
アラームを駆使するなどの対策を事前によく練るか、すでに寝坊をしてしまった場合には、その後のインターンシップの内容で挽回できるよう努力しましょう。
遅刻してしまった
これは社会で生きるためのマナーといえますが、それでもインターンの際に遅刻をしてしまう人が多いです。また、インターンでのやらかしの中でかなり多いパターンになるのではないでしょうか。
遅刻してしまうと、かなり焦ってしまうので、そこからさらなる失敗をしてしまうような人もいます。インターンで遅刻してしまうと、社会人としての資質を問われることになってしまいますので、十分に注意しましょう。
長期インターンで何度も出社するうちの1回ならばそれほど影響がないかもしれませんが、 短期インターンでの遅刻は致命的といえるでしょう。その時点で相手の評価はかなり落ちてしまうと考えるべきです。
インターンをするなら絶対に避けたい初歩的なミスといえますので、自分なりに対策をして、やらかさないようにしてください。
服装を間違えてしまった…
服装を間違ってしまう人は、毎年ある程度はいます。しかし、遅刻してしまうことに比べると、傷は浅いといえるのではないでしょうか。
服装を間違うといっても、あまりに逸脱した服装はあまり考えられません。ちょっとしたミス程度の服装の間違いかと思われますので、その場合はその他の部分で挽回するとよいでしょう。よほど大きな服装のミスをしない限りは、就活に影響は出ないといえるでしょう。
また、就活の際にはしっかりとした服装をすることも忘れないようにしてください。
ただし、 明らかに場違いな服装をしてしまった場合には、かなり印象は悪くなっていると思われますので、大幅に評価を落としてしまうことがあるかもしれません。
場所を間違えてしまった
インターンシップの詳細案内をよく読まなかったことや事前の準備不足が原因で、場所を間違えてしまう人もいます。また、場所に変更があるなどの追加連絡を見落としたことが原因で、場所を間違うこともあるでしょう。
このような「場所を間違う」といったやらかしは、結果的に遅刻にも繋がり悪印象となりかねません。場所に関しては繰り返しよく確認して、できることならインターンシップ開催場所までのルートを、事前に頭に入れておきましょう。
社員の人と知らず、タメグチで話してしまった…
これはインターンに限らず、社会人になりたての人や、学生がミスしてしまいやすいポイントです。自分では気を使っているつもりでも、ちょっとしたことでため口が出てしまうのです。
また、インターンの心得として、 インターン中に出会う人はすべて会社に関係している人物だと思うことが大切です。そうすることによって、こうしたミスを避けることができます。
とはいえ、咄嗟にため口が出てしまった程度は、ある程度相手も許容してくれますので、大きく就活に響くということはないでしょう。
しかし、まったく目上の人に敬語を使う気持ちがない場合は人格を疑われてしまう可能性があります。
基本的には大きな影響はないものの、ため口を使ってしまった状況にもよるといえるでしょう。
無断欠席してしまった…
無断欠席は相手からの印象をかなり悪くしてしまいます。
遅刻をしてしまい、どうしてよいかわからないので、そのまま無断欠席してしまうというパターンはあり得ます。
しかし、そこはしっかりと連絡をしなければ、まず就活でのよい結果はないと考えるべきでしょう。無断欠席は、会社の信用を一気に落としてしまう行動なので、絶対に避けるようにすべきでしょう。
もしインターンで無断欠席してしまったのならば、その会社はあきらめるべきかもしれません。
ただ、どうしても連絡することができないこともあり得ますので、そういった場合は後からしっかりと理由を説明する必要があります。それが納得できる理由ならば、相手も再び考えてくれるかもしれません。
失礼な言葉遣いや質問をしてしまった
インターンシップ中は、普段使いなれない敬語で話さなければならず、ミスが多くなってしまうものです。悪気なく失礼な言葉遣いをしてしまったり、質問をしてしまったりといったやらかしをしてしまうこともあります。
このような失礼な物言いといった「やらかし」は、その場ですぐに謝れば大目に見てもらえることも多いです。
しかし、自覚なく失礼なことを言い、自身がやらかしたことに気づかず相手を怒らせてしまうこともあります。インターンシップ中は自身の言動や相手の反応に、十分注意するようにしましょう。
作業ミスをしてしまった
インターンシップとは、企業の業務を体験するというものです。したがって、入社後のような作業を行う場面も多くあり、「できるだけミスをしないようにしなければ」と感じる人も多いのではないでしょうか。
インターンシップでのやらかし例の中には、作業の中でミスをしてしまうというものもあります。ミスをしてしまうと「能力不足をイメージづけてしまった」「挽回は無理だ」と絶望してしまう学生も多いでしょう。
しかし、実際にはインターンシップ中の作業ミスはそこまで気にすることはありません。その理由として、インターンシップで学生に任せる業務には多少のミスがあることを想定しているためです。
そして企業は、むしろミスをした後の学生の誠実な振る舞いや対応能力を見ています。そのため、作業ミスを過剰に気にし過ぎる必要はありません。
居眠りをしてしまった
インターンシップで説明を聞いている最中に、「つい眠くなり居眠りをしてしまった」という失敗例もあります。
このような「居眠り」のやらかしは、かなりの悪印象です。「やる気がない」「自己管理能力がない」といったイメージを持たれてしまうため、体調管理を徹底して居眠りを回避しましょう。
こっそりゲームをしてしまった
「インターンシップの説明が退屈でついスマホゲームをしてしまった」「時間内にこっそりゲームをしていることが見つかってしまった」というように、ゲームをしていることがばれてしまったという例もあります。
このような「ゲームをしていた」ことが企業に見つかった場合、居眠り同様、かなりの悪印象を持たれることは覚悟しなければなりません。せっかくインターンシップをさせてもらっているのに、失礼な振る舞いで失望させてしまうでしょう。
インターンシップ中にゲームをするのはやめておきましょう。
上手に立ち回れなかった
インターンシップでは、入社後の社員さながらの業務をすることが多いです。学生にはレベルが高い業務内容も多く、積極的に動けなかったり協調性を欠いた行動をとってしまったりして、「全然うまく立ち回れなかった」と落ち込む人も多いでしょう。
また、「緊張してしまい自身の実力を出せなかった」と後悔する人もいます。
しかし、うまく立ち回れなかったとしても、選考に大きく響くことを心配する必要はありません。企業としてもまだ学生であることはよく理解しており、インターンシップでの業務に「完璧な仕事」を求めているわけではないでしょう。
それよりも、うまく立ち回れなかったことから得た学びを活かす姿勢や、正直に不出来を認める誠実さといった、人間性を見られているということを意識するようにしましょう。
企業や業界についての勉強が足りなかった
インターンシップが始まる前に企業やその業界についてある程度勉強しておくべきですが、インターンシップが始まってから初めて知ることも多いでしょう。
このように企業や業界についての勉強が足りず、「インターンシップで気まずい思いをした」「業務内容についていけない」となる場合もあります。
勉強不足が明らかになった場合は、恥ずかしがらずに質問したりインターンシップ中でもよく勉強したりすることで、フォローしていく姿勢を見せましょう。努力する姿勢を見せることで、企業からの評価も高まります。
【インターンでやらかした…】対策方法
ここではインターンでやらかした場合の対策方法を紹介します。自分で絶対にそうしたミスをしないとも言い切れませんので、万が一、そうなってしまった時の対策を把握しておくことは重要です。
また、インターンでのやらかしは、 心構えとちょっとした知識さえあれば、ほとんどが未然に防げるものばかりです。
マナー系は事前にできるだけ調べておく
ため口はマナー系のやらかしだといえますが、これは事前にできるだけ調べておくことによって防ぐことができます。
そもそも、インターン先で出会う人はすべて会社の関係者だと思うという心得があれば、ため口というやらかしはあり得ないといえるでしょう。マナー系は知識はもちろんですが、事前の心得でかなり防ぐことができますので、実践してみるとよいでしょう。
また、普段からため口をきかないような癖をつけておけば、咄嗟の時にミスをしてしまうのを防ぐことができます。
就活に関するマナー系の情報はたくさんインターネットに出回っていますので、それらを利用して事前に勉強しておくのもよいです。
めちゃくちゃ謝る。本気で。
インターンで失敗してしまった場合は、その後の対応によっても状況は大きく左右されます。自分が悪いと思っていることをしっかりと伝えることが重要で、そのためには本気で謝ることが重要になってくるでしょう。
遅刻をしても1度くらいならば、しっかりと謝罪することができれば、就活に大きく影響を与えることはありません。しかし、謝罪もない場合は、悪いと思っていないと受け取られてしまう可能性もあるのです。
ため口なども気づいた後に、しっかりと謝罪して、今後の行動を改めることができれば、そこまで深く追求されることはないでしょう。
多くの企業は、大学生ということを前提に見てくれますので、失敗したら謝罪したり、反省する姿勢を見せることが非常に重要になってくるのです。
わかってしまう嘘をつかないようにする
インターンシップ中に「やらかした」と思った時、つい嘘をついてごまかしたくなるものです。しかし、ここで嘘をつき、さらに後からばれると企業にかなりの悪印象を与えてしまいます。
そのため、わかってしまうような嘘はつかないようにしましょう。ミスは正直に謝り、対策をとることに意識をシフトするようにしてください。
失敗やミスはすぐに伝える
インターンシップ中に失敗をしてしまったら、どのような内容のミスであってもすぐに社員に伝えるようにしましょう。すぐに伝えることで新たなミスを防ぐことができ、さらに早めにフォローをしてもらうことで被害を少なく済ませることができます。
頼れる人に話す
失敗をすぐ伝えることについては前述しましたが、インターンシップ中に「やらかした」と気づいたら、頼れる人に話すようにしましょう。報告相手をきちんと選ぶことで、その後の対応を迅速に進めることができます。
一人だけで解決しようとせず、社員や大学のキャリアセンター職員などの指示を仰ぐようにしましょう。
インターンでやらかさないようにするポイント
ここからは、インターンシップでやらかさないようにするポイントをいくつか紹介します。「これからインターンシップに入るものの、何かやらかさないか心配」という人は、以下の内容をぜひ参考にしてみてください。
- こまめにメールを確認する癖をつける
- 早めの準備を心がける
- インターン前日はしっかり睡眠をとる
- メモ帳を活用する
こまめにメールを確認する癖をつける
前述したようにメールの確認をしなかったことが原因で、Webテストを受けることができなかったり、場所の変更に気づかなかったりして「やらかした」となるケースがあります。
メールはこまめに確認する癖をつけ、企業からの連絡事項を見逃さないようにしましょう。
早めの準備を心がける
インターンシップ中は早めの準備を心がけることで、遅刻を回避することができます。また、早めの準備をすれば余裕を持ってインターンシップに臨むこともでき、「やらかした」となりにくくなるでしょう。
インターンシップの参加申し込みをした時点で、準備を始めることをおすすめします。
インターン前日はしっかり睡眠をとる
インターンシップ中に居眠りをすることや、インターンシップに遅刻することは企業に悪印象を与えてしまいます。そのため、インターンシップ前日はしっかり睡眠をとって、本番に備えるようにしましょう。
メモ帳を活用する
インターンシップでのやらかしを予防するために、メモ帳を活用するというのも効果的です。
自分でメモに書いておくことで、ミスを減らせるだけでなく、インターンシップでの学びがより身につきやすくなります。また「熱心にメモをとっていてやる気を感じるな」と、企業に好印象を与えることもできるでしょう。
【インターンでやらかした…】就活に与える影響は？
万が一インターンでやらかしてしまった場合の就活に与える影響を紹介します。どのくらい影響を与えるかによって、やらかした後の方針が変わってきますので、これは重要なポイントだといえるでしょう。
ほとんどないが、その企業一本は危険
インターンでやらかしてしまった場合の影響は、広い視野で見れば、実はそれほど大きな影響を与えるわけではありません。そもそもインターンに参加した企業を志望するかもわかりませんし、就職先の選択肢は一つだけではないのです。
逆に、インターンを志望した企業に絶対に行きたいという場合は、大きなミスになってしまう可能性があります。また、場合によってはその企業一本だけではなく、他の企業を選択肢として考えておく必要もあるでしょう。
少なくとも、インターンでのやらかしがその他の企業の就活に影響を与えるということはあまり考えられません。
インターンでやらかしても気持ちを切り替えよう
インターンでのやらかしについて理解できたのではないでしょうか。
失敗しないように注意をするのは大前提ですが、どうしても失敗してしまうことはあります。その場合は、そのミスがどの程度のダメージなのか、就職先を考え直す必要があるのかを考えた上で行動を選択したいものです。
失敗してしまったものはどうしようもありませんので、次に失敗しないように注意をすることと、気持ちを切り替えて努力することも重要になってくるのではないでしょうか。
