就活中でもマフラーは巻いて大丈夫?気になるマナーや巻き方を紹介!

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伊東美奈
Digmedia編集長
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

寒い時期もスーツを着て頑張る就活生にとって、冷え込みが厳しい日はコートだけで寒さを防げないこともあるでしょう。

しかし、マフラーをつけて面接へ行くのはマナーとして問題ないかと悩む就活生が少なくありません。

そこで今回は就活時につけるマフラーの選び方や巻き方、脱ぐタイミングなど、就活生が知っておきたい正しいマナーについてご紹介します。

【就活:マフラー】 マフラーを巻いていても大丈夫?

就活の際は、寒さ対策としてマフラーを巻いていても問題はありません。

なお、就活で企業やイベント会場を訪れる機会は、以下のような機会があります。

・企業説明会

・インターン(短期・長期)

・面接

マフラーは、いずれの機会でも着用していて大丈夫です。

ただし、注意すべき点はマフラーのデザインや素材になります。

どのようなマフラーなら巻いていて問題ないのか、マナーに注意しましょう。

【就活:マフラー】 就活にふさわしいマフラーの選び方

マフラーは面接の際には脱いでいるため、マフラーを着けている姿を直接、面接官に見られることはありません。

だからといってどのようなマフラーを着けていてもいいと考えるのは短絡的です。

面接先へ向かう道や建物に入ってから面接部屋へ着くまでの間にも、面接先の誰かに見られている可能性があります。

その間の言動や立ち居振る舞いが面接官への印象に影響する可能性がないとは言い切れないのです。

このため就活生は、就活に適したマフラーを選び、身に着ける必要があります。

それでは就活に向いているマフラーとは、どのようなマフラーでしょうか。

デザイン

就活に適したマフラーを選ぶ際は、デザインに注意しましょう。

就活に着けるマフラーの形は、一枚布のスタンダードな形状のものが適しています。

一連の輪になっているスヌードタイプは、マフラーの着脱時にセットした髪の毛やメイクを乱してしまうかもしれません。

また、スヌードタイプはねじれている形状やたわみを持たせた形状のため、かさばって荷物となり目立ってしまう可能性も考えられます。

同様に編み込みデザインなども生地が厚くなり、かさばる可能性があります。

また、 就活に着けるマフラーの色は、派手な色や奇抜な柄はマフラーの存在を必要以上に目立たせ悪い印象を与える可能性があります。

ほかにも、目を引き過ぎるブランドマークや大きな絵柄は不向きなので避けましょう。

就活中のマフラーは、顔を引き締める無地の黒や清潔感を与えるストライプの紺など、シンプルで落ち着きを演出できるものがおすすめです。

【就活生に向いているマフラーのデザイン】

形:スヌードではなく一般的なマフラータイプ

色:スーツに合うダークなベーシックカラー

柄:無地や奇抜すぎないシンプルな柄(ストライプ、チェックなど)

素材・サイズ

就職活動で使用するマフラーはサイズや素材にも注意が必要です。

長すぎるサイズや幅が広すぎるマフラーはだらしない印象になるほか、かさばって荷物になるため避けましょう。

就活に適したマフラーの素材はウールやカシミアなど質の良いものを選ぶとスーツと合いやすく、見た目にも落ち着いた印象になるのでおすすめです。

また質が良いものを選ぶことで、就職後もビジネスシーンで長く使用することができます。

逆にフェイクファー素材などの化学繊維は、光沢やモコモコした素材が不真面目な印象を与えるため避けた方がよいでしょう。

ウールの場合でも、使いこんだマフラーの表面には毛玉が多くついてしまうことがあります。

面接へ向かう日より前にチェックし、毛玉がある場合はきれいにすることをおすすめします。

【就活生に向いているマフラーのサイズと素材】

サイズ:長過ぎないもの

素材:質のよいもの(ウールやカシミア)

マフラーの価格帯は?

巻いていくマフラーの価格帯は、そこまで注意する必要はありません。

大事なのはデザインや素材、サイズです。

それらが問題なければ、腕時計のように価格帯を気にする必要はなく、高級なもの・安価なものでも悪目立ちすることはないでしょう。

まずは、デザインや素材をチェックし、就活に適したマフラーを選びましょう。

【就活:マフラー】マフラーの巻き方について

就活生にふさわしいマフラーを選べても、巻き方によって印象は変化します。

マフラーは防寒グッズですが、顔を覆いかくすような巻き方をすると清潔感を欠いてしまいます。

また二重巻きや後ろで結び目を作る巻き方をするとボリューム感が出てしまい、野暮ったく見えたりカジュアルになりすぎたり、あまり良い印象を持たれません。

マフラーを巻く際は「ワンプール巻き」などボリュームを抑え、スッキリとした巻き方にするのがおすすめです。

また前で結んだ片方の端を結び目の上からかぶせる「スコットタイ巻き」も、印象をスッキリさせることができます。

ワンループ巻き

まずは、ワンループ巻きのやり方を解説していきます。

以下の手順に沿ってマフラーを巻いていきましょう。

1.マフラーを横にし、2回折り畳むことで細い状態にする

2.縦に半分に折り、折り畳んだところに手を挟む

3.手を挟んだ状態で首にかけ、手を入れていたところにマフラーの先端を差し込む

ワンループ巻きはシンプルな巻き方で、悪目立ちしないことが利点です。

フォーマルな服装やシーンに合った巻き方になります。

マフラーを巻くことが苦手な人でも比較的なじみやすい巻き方なので、就活でマフラーを巻きたい人は、積極的に活用しましょう。

アスコットタイ巻き

アスコットタイ巻きは、特に男性におすすめの巻き方です。

以下の手順で巻きましょう。

1.マフラーを2つ折りの状態にする

2.2つ折りしたとき片方が長くなるようにして首にかける

3.長いほうを上にするようにして交差させる

4.ひと結びする

5.ネクタイのようにマフラーが平たく垂れるように意識して整える

ネクタイのようなきれいで整った巻き方になるため、男性でマフラーを巻きたい人は、ぜひ活用してみましょう。

ワンループ巻きと同様に見た目自体はシンプルになり、清潔感もあります。

【就活:マフラー】マフラーの注意点

就活でマフラーを巻くときは見た目の印象に注意する必要があるため、デザインや素材に気を付けることが大事です。

「だらしない」「身だしなみが整っていない」などの印象を与えないようにするためです。

しかしながら、マフラーを巻くときは、ほかにもいくつか注意すべきことがあるため、事前にチェックしておきましょう。

具体的には、以下の2つの注意点があります。

・毛玉は必ず取り除く

・建物に入る前にマフラーを脱ぐ

では、注意点一つひとつを詳しく解説していきます。

毛玉は必ず取り除く

まず、就活で巻くマフラーは、事前にしっかりとお手入れしましょう。

毛玉が付いているときは必ず取り除く必要があります。

毛玉がある状態だとだらしない印象が強くなるため、あまり良いイメージを持たれません。

なお、取り除くときは、小さなはさみなどを使用するのが効果的です。

ほかには専用の毛玉クリーナーを使用すると、生地を必要以上に傷めずに済みます。

また、ほかにもほつれや汚れなどの痛みがあるときは、しっかりメンテナンスする必要があります。

著しく色褪せているなどの傷みがある場合は、別のマフラーを着用することも考えましょう。

建物に入る前にマフラーを脱ぐ

就活でマフラーを巻くこと自体は問題ありませんが、マフラーは、基本的に建物に入る前に外しましょう。

マフラーをつけた状態で挨拶したり説明会に臨んだりすることは、服装のマナー的に好ましくありません。

脱いだマフラーは鞄にしまっておくと良いでしょう。

持ったままでは手がふさがってしまうため、きれいに折りたたんでしまうことが望ましいです。

鞄にしまえないほどボリュームのあるマフラーを着用する場合は、折りたたんだ状態でコートと一緒に持つのがおすすめです。

また、マフラーを脱ぐ際は、髪型や化粧が崩れないように注意を払う必要があります。

就活生もマフラーをつけて寒い季節を乗り切ろう

就活にとって体調管理は大切なことです。

寒い冬にはコートやマフラーを着用し、体調を崩さないようにしましょう。

ただし、就職活動に向いていないマフラーのデザインや色、素材を選ぶと面接先でマイナスイメージを持たれてしまう可能性があります。

寒い季節が来る前に自分のクローゼットの中に就活に向いているマフラーがあるのかを確認し、ない場合は早めに用意しておくことをおすすめします。

また、印象がよくなる巻き方を事前に確認しておくと、面接当日も慌てることなく出かけられます。

さらに可能であればマフラーを収納できるカバンを用意しておくと、面接の場で荷物をスッキリでき、中身を取り出す際もスマートに立ち振る舞うことができます。

マフラーひとつでも、就活にとってはプラスにもマイナスにも影響します。

正しいマナーを知って就活のプラス要素にできるようにしましょう。

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