インターンシップ
2019/6/30
インターンシップの目的とは?企業の狙いと学生側のメリットを知ろう
2019/6/30
インターンシップ
2019/6/30
2019/6/30
これからインターンシップを受けようと思っている学生。
インターンシップは何のためにあるのか、目的が知りたいと思っている学生。
インターンシップの目的、企業側の狙いについて紹介していきます。
これらを知っておくことで、よりインターンシップを行う理由が明確になります。
CONTENTS
就活生の中には「これから始まる就活の前にインターンシップを受けてみたい」と思う方もいるでしょう。
インターンシップは、企業に入社する前に受けておくことで、より具体的な仕事内容を学べることができます。
しかし、インターンシップの目的を理解しておかないと、なぜやっているかわからなくなってしまうこともあります。
この記事では、インターンシップの目的について解説していきます。
また、企業の狙いと学生側のメリットについても併わせて紹介していきます。
インターンシップは選考で有利になることも多く、参加して損はありません。
是非これからインターンを受けようか悩んでいる方は、参考にしてみてください。
まずはじめに「学生側」がなぜインターンをやるかについての、目的・メリットについて解説していきます。
・社会や業界を知るため
これまで社会について何も知らなかった学生からすれば、インターンは貴重な体験です。
社会人としての常識や、業界のことについて詳しく知れる良い機会にもなります。
無知な状態で就活を始めるよりは、ある程度知っておいた方がインターンをしていない学生に比べて優位に進めることができます。
・自分の方向性や適性を把握するため
就活では「自分がなぜその企業で働きたいか」「どんなことがしたいか」見つからない学生が非常に多くいます。
その理由として、自分の就活における方向性などが定まっていないことがほとんどの原因です。
その点、インターンをすることによって「自分のやりたい道」や逆に「やりたくないこと」などがわかったりもすることもできます。
続いて「企業側」がインターンシップを行う目的を解説していきます。
企業側としては就活生に会社をアピールするための、大きなチャンスでもあります。
企業側がどんな狙いがあってインターンシップを行なっているのか理解をしておくことも大切です。
・優秀な学生を集めたい
企業としてもなるべく「即戦力」で使える学生が欲しいというのが本音です。インターンシップでは、優秀な学生を発掘する狙いもあります。
・ミスマッチを防ぎたい
企業側として最も防ぎたいのが「学生とのミスマッチ」です。
入社後に「なんか違うな」と思って辞められたら困るのは会社の方です。
あらかじめインターンを開催することによって、仕事を体験してもらいミスマッチを防ぐ狙いがあります。
・早い時期から若手を育成したい
企業からすれば「1日でも早く戦力になってほしい」と学生に期待しています。
そのため、インターン時から社員と同様に鍛えることで入社の時点で実戦でも通用する社会人1年目にしたい狙いがあります。
早い時期から内定者インターンなどを行う企業には、このような狙いがあります。
ここでは、短期インターンシップの特徴について解説していきます。
・期間は1日~3週間程度
あくまで体験入社のような感じなので、「企業の雰囲気」「仕事内容」などを知ってほしい狙いがあります。
一方、学生側からしても様々な業界・企業の短期インターンシップを受けることによって就活の視野も広くなるでしょう。
・サマーインターン、ウィンターインターンのように、大学の長期休暇の時期に開催される場合も多い
学生が参加しやすいよう、長期休みでの開催がほとんどです。
そのため、サマーインターンであれば春から募集をしているところもあります。
・セミナー、見学、ワークショップなどを行う
身近に自分たちに仕事を体験してもらうことで、より企業への理解・関心を寄せる狙いがあります。
・短期間で社内の雰囲気がつかめるが、業務内容に関して深く理解するのが難しい
その企業について、どんな仕事をしているかなどは分かっても「社内の雰囲気」「労働状況」などの内情までを詳しく把握することまでは難しいでしょう。
ここでは、長期インターンシップの特徴について解説していきます。
・期間は3カ月~半年程度
長期インターンは一般的に3ヶ月以上からの期間になります。
短期インターンに比べて実践的な仕事を行います。社員の方のサポート、もしくは社員と同じ責任を負って仕事する場合が多いです。
・社会人の基礎的な常識マナーが身につく
より実戦レベルの仕事を体験できます。クライアントへのアポであったり、社員と同じ実務を任せられることで、社会人としてのスキルが高くなるでしょう。
・労働時間が長くなるので学業との両立が課題
企業によっては、学業に配慮してくれる場合もありますが、基本的には普通の社員と同じスケジュールで仕事を行うことがほとんどです。
単位などが取り終わっていないと両立が厳しくなる可能性があります。
インターンシップに参加する際の注意点を見ていきましょう。
・自主的に行動する
インターンシップでは周りとの協調性を見られることもあるので、独りよがりな行動には注意してください。
・企業情報を漏洩しない
企業の一員ですから、万が一企業情報が漏洩してしまうと当然責任を負うことになるでしょう。
社内で得た資料などを学校に持っていたりするのも控えるようにしてください。
いつどこで、誰が見ているかわからないのでリスクが高いです。
・参加したからといって内定がもらえるわけではない点を念頭に置いておく
あくまで参加したから「内定確約」ということはありません。
優秀な学生に限ってはあるかもしれませんが、インターンシップなので基本的にはないと考えておいてください。
最後に参加するインターンシップの決め方について解説していきます。
・興味を持った業界から探してみる
どれにしようと迷うくらいであれば、片っぱしから興味あること・好きなことができそうな業界でのインターンシップがおすすめです。
興味・関心が高いので、より意欲的にインターンシップを行うことができるでしょう。
・企業のWebサイトや関連ニュースなど情報を集めて、興味を持った企業のインターンシップに参加してみる
どんな企業がインターンシップを開催しているかを、知っておくことも大事です。その中から興味がある企業だけピックアップして参加してみてみるのがおすすめです。
インターンシップに参加する際に、目標を決めることは非常に大切です。
単に参加するのではなく、目標を持って参加することで、より有意義な経験になることでしょう。
「社会人としてのマナーを身につけたい」「興味のある仕事なので、適性があるのか確認したい」などの目標を掲げてみてください。
なぜやるかを明確にしておくことは、とても大事なことです。
ぜひこれからインターンシップに参加しようか悩んでいる人は参考にしてみてください。
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