【インターン後の就活対策】インターンの学びを活かす自己分析

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伊東美奈
Digmedia編集長
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

インターンに参加し、数多くの学びを得た学生も多いのではないでしょうか。

インターンシップ後に陥りやすい就活生の悩みは、 「インターンはとりあえず参加したけれど、今後の就活はどう進めていったらいいんだろう...」ということ。

早期に就活に向けて動き出し、夏はインターン で忙しかった就活生も、夏が終わると中だるみしがちです。

この記事では、インターン 後に行うべき自己分析の方法について紹介しています。

インターンで得た学びを深掘りして整理する

インターンに参加した後は、会社の事業理解が深まり、グループでの課題解決の経験を積んでいます。

そこで、早いうちに経験・エピソードから学びを整理しましょう。

例えば、もともと自分は「陰で支える裏方タイプ」だと思っていたけれど、複数のインターンに参加する中で、積極的な発言ができるようになり、リーダーとしてプレゼン発表を任されたエピソードがあるとします。

その経験から得られた能力として「チームを率いるリーダーシップ」、「わかりやすく要点を伝えるプレゼン能力」、心構えとして「チームの成果に貢献する意識」などが挙げられます。

インターン から得た経験はとても貴重なものです。

鮮度が高いうちに振り返っておきましょう。

参考までに、以下に自己分析に役立つ質問例を掲載しておきます。

・個人で成長した点は? ・グループワークなど集団で物事を進めていく中で、自分はどんな役割を担っていたのか? ・グループワークの中で大変だったことは何か?どのようにして、それを乗り越えたのか?

インターンで関わった仲間・メンターから自分の強み・弱みを聞く

自己分析とは、自分自身の過去の経験を振り返り、意味づけをしていく作業です。

しかし、自分ひとりだけで行うと、どうしても「こうありたい!」というバイアスがかかってしまいます。

おすすめは、 第三者に自分の印象を聞いてみることです。

自分では無意識だった行動に気づくきっかけになるでしょう。

例えば、「一人で淡々と仕事を進めていく方が得意」と自分の中で思いこんでいても、周りからは「チーム全体の気を配ることができて、助かっている」「責任感が強くて、安心して仕事を任せられる」と見られていて、チームで働く方が向いている場合もあります。

親しい友人・教授はもちろんですが、インターンで同じグループだった仲間や、お世話になったメンターに自分への印象を尋ねてみましょう。

自分から見た姿と他者から見た姿では大きく異なります。

チームとしてひとつの物事に取り組んだ仲間からの意見は、必ず自己分析の助けとなります。

インターンで感じた「面白い!」から志望業界を絞る

自己分析を深めるには、過去を振り返るだけでなく、 これから実現したい未来を考えることも重要です。

その中で、インターンの過程で「面白い!」と思えた出来事が大きなヒントになります。

インターン中に「こんな物があったら便利なのに!」というアイデアを出すのが面白いと感じたなら、それが実現できる職業を探します。

例えば、メーカーで新規製品のアイデアを出す仕事、もしくは新しい流行を作り出す広告プランナーの仕事に就けば、持ち前のアイデア力を活かせるでしょう。

将来、自分がどのように社会で活躍したいのかをイメージして、それが実現できる業界・企業を軸にした就活を進めていきましょう。

まとめ

インターンに参加した後の就活対策として自己分析を中心に解説しました。

本選考では「入社した後にやりたいことはあるのか?」「競合他者ではなく、なぜその会社なのか?」という面が重視されます。

そのためにも、インターンの経験を深めて、自己分析の一助にしてください。

就活を笑顔で終えるためにも、歩みを止めずに本選考に向けての対策を始めましょう。

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