HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
インターンシップへの参加は大事だとわかっていても、具体的な日程や内容がわからず不安という方はいませんか?初めての経験、誰でも不安を感じるはず。
そこで今回は、インターンシップの特徴や開催時期についてお伝えします。
開催時期によって違う特徴を踏まえた上で、参加するタイミングや参加先を選んでみましょう。
インターンシップの特徴を紹介
インターンシップとは、企業が学生向けに提供する、就業体験やセミナーの場です。
インターンシップを通して、学生は企業について知り、就職後のイメージを膨らませることができます。
就活前にインターンシップへの参加を検討する方も多いのではないでしょうか。
しかし、インターンシップは企業によって開催時期や期間が異なり、それぞれ内容や企業側の意図が違ってきます。
そのため、いつの時期の、どのインターンシップに参加をするべきかは悩みどころですよね。
学生側が、それぞれの違いを正しく知っておくことはとても大事です。
今回は、インターンシップの実施される時期や、いつから参加するとよいのかについて、お伝えしていきます。
一般的なインターンシップの開催時期と期間
インターンシップには、開催時期や期間別にいくつか種類があります。
<短期インターンシップ> 学生の長期休みにあたる時期に行われることが多いものが、短期インターンシップです。
春休みや夏休み、冬休みの時期ですね。
期間は企業によって異なり、数日で終わる場合もあれば、2か月前後にわたって行われる場合もあります。
<長期インターンシップ> 長期インターンシップは、年間を通して募集を行っています。
1年間インターンシップを継続するケースが多いです。
就活生をターゲットとすることの多い短期インターンシップとは異なり、学生であれば誰でも参加できるため、大学2~3年のうちから参加する人もいます。
<1dayインターンシップ> 短期よりも短く、1日のみ行われるのが1dayインターンシップです。
セミナーやワークショップ、職業体験など、企業によってさまざまな企画で開催されています。
時期別インターンシップの特徴1:夏
夏休みは、多くの企業で短期インターンシップが行われる時期です。
多くの選択肢の中から、参加する企業を選べるところは学生にとっても嬉しいところ。
しかし、 複数の希望先の開催期間が重なってしまい、どちらか一方を選ばなくてはならない状況になることも予想しておきましょう。
夏のインターンシップでは、プログラムが組まれていることが多いです。
多くの企業では、複数の学生でチームを組み、プロジェクトを進めていきます。
新商品のアイディアの提案、新規事業案の立案など「その企業ならでは」の内容で行われる傾向があります。
時期別インターンシップの特徴2:冬
力試しのために参加する学生が多い夏とくらべると、 冬は就活のために志望先のインターンシップに参加する学生が多いです。
夏と比べると、インターンシップを開催する企業は少ないので、1つの企業に多くの学生が申し込みます。
そのため、 競争率が高いため、激戦となることを覚悟しておきましょう。
冬のインターンシップは企業の宣伝だけではなく、「能力の高い学生を見つける」ことが大きな目的となっています。
企業側が「選考」という意識をもって学生を見ていることを、意識しておくとよいでしょう。
時期別インターンシップの特徴3:春
春のインターンシップの時期は、就活の解禁日に近い時期に行われます。
優秀な学生を獲得するために、企業が冬のインターンシップよりも真剣になっている時期です。
そのため、もっとも内定に直結しやすいといえます。
就職先を左右する大事な時期なので、どの企業のインターンシップに参加するのか、より慎重に選びましょう。
インターンシップで内定はもらえなくても、そのあとの採用試験のときに、1次選考が免除になるケースも存在します。
志望先の企業がインターンシップを開催しているのなら、積極的に参加することがおすすめです。
種類別インターンシップの特徴1:長期
インターンシップの種類ごとに特徴をお伝えします。
まずは「長期インターンシップ」について見ていきましょう。
長期インターンシップとは、一般的には数か月にわたって参加するインターンシップのことをいいます。
長期にわたって企業で経験を積むので、実践経験だけでなく、ビジネスマナーやスキルを身につけられるところが大きなメリットです。
長期インターンシップを受け入れている企業は、年間を通じて募集を行っています。
しかし、参加者が上限に達すると参加することはできません。
興味のある企業で開催されているのであれば、早めに申し込むとよいでしょう。
種類別インターンシップの特徴2:1day
1dayインターンシップとは、1日のみの開催で行われるインターンシップのこと。
期間が1日なので、実務経験やスキルを身につける目的ではなく、採用セミナーのような内容が多いです。
具体的には、企業説明会や企業見学、ワークショップなどが行われています。
目的が企業の宣伝のためであることが多いので、広く学生を募集し開催しています。
企業や業界について知るきっかけとして、気軽に参加できるところがメリットです。
そのため、短期や長期のインターンシップ前に、参加する学生も多いです。
インターンシップのおすすめ活用方法:大学1~2年生
インターンシップは就職前の時期に参加するものだと思いがちですが、大学1~2年生の時期に参加することも可能です。
就活前の時期にくらべ、時間に余裕のある1~2年生の時期は、長期インターンシップへの参加が可能です。
長期インターンシップに参加をしていると、大学生の早い時期から実務経験を積むことができます。
また企業側にとっても、実務経験のある学生は即戦力としての期待を持ちます。
就活の際に、アピールポイントにすることができます。
短期インターンシップであれば、1年目と2年目で別の企業のインターンシップに参加することが可能。
さまざまな業界の雰囲気を知ることが可能となるので、応募先を決めるときに決断しやすくなるでしょう。
インターンシップのおすすめ活用方法:大学3~4年生
大学3~4年生は就活の目前の時期です。
「志望先をもっと知りたい」「就活を有利に進めたい」など、学生によって目的はさまざまですが、自分なりの目標をもって参加しましょう。
企業も採用について意識して学生を見ているので、インターン中に内定をもらえるケースも多くあります。
受身的な参加ではなく、積極的に取り組む姿勢を見せていけるとよいですね。
大学4年生の場合、単位を習得し終わって時間に余裕がある学生も多いです。
残りわずかの大学生活で、社会人になる前の準備期間として参加するケースもあります。
新社会人は、急に仕事が始まり、戸惑うことも多いはず。
少しでも経験を積むことは、就職前の不安を取り除く方法としておすすめです。
インターンシップに申し込む時期は早いほうが良い!
インターンシップに参加するためには、事前の申し込みが必要です。
短期インターンシップであれば、申し込みは開催の1~2か月前。
人気企業や大企業では多くの人が申し込むので、予定よりも早く締め切られてしまうケースが多いです。
申し込めば全員参加できるのではなく、インターンシップに参加するための選考が行われる企業も存在します。
試験はエントリーシートの提出や、グループディスカッションなどで選考されるので、そのための準備も必要になってくるでしょう。
今回は、インターンシップについてお伝えしましたが、どのインターンシップも早めに申し込んでおくことが重要です。
悩んでいるうちに締め切られ、インターンシップを経験できなかったことが、就活にも響く可能性もあります。
気になる企業のインターンシップは、開催時期を調べておくことがおすすめです。