他己分析は意味がない?正しいやり方のコツやメリットについて紹介

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はじめに

「就職活動で他己分析は意味があるの?」
「他己分析を頼まれたらどうすればいい?」
就職、転職活動を進めるうちに、他己分析という言葉を耳にする方も多いのではないでしょうか。

この記事では、他己分析に取り組む意味を、メリットやコツの紹介を通じて確認していきます。さらに、他己分析を頼まれた場合の対応方法も紹介していきます。

この記事を読むことで、就職活動や転職活動における他己分析の意味合いを把握し、自分に合った就職先を見つける手掛かりになることでしょう。また、他己分析の本質を捉えて取り組むことで、自己理解の促進にも役立ちます。

就職活動や転職活動における他己分析の意味を知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。

他己分析は意味がない?

他己分析とは、他人が自分の性格を客観的に分析することです。他己分析は、自己分析よりも客観的な視点を取り入れられる、意味がある方法でしょう。

それにもかかわらず、なぜ「意味がない」と言われてしまうのでしょうか。この記事では、他己分析は意味がないと言われる主な理由も解説していきますので、参考にしてください。

他己分析は意味がないと言われる主な理由

他己分析は意味がないと言われる主な理由として、「評価する側が遠慮してしまうこと」「普段見ている側面からしか意見をもらえない」という2点が挙げられます。

それぞれの理由について、詳しく見ていきましょう。

評価する側が遠慮してしまう

評価する側は、相手を傷つけないようにと遠慮してしまい、ネガティブな意見を伝えにくくなるでしょう。

相手のネガティブな側面を伝えられるかどうかは、関係性によって異なります。依頼する相手によっては、客観的な目線で短所を知ることは難しいでしょう。

普段見ている側面からしか意見をもらえない

実家にいるとき、バイトをしているとき、学校で過ごすとき、それぞれの場面で自分自身の振る舞いは同じでしょうか。

他己分析の依頼を受けた人は、依頼した人と過ごしている場面からのみという、断片的な情報から判断します。普段見ている側面からしか意見をもらえないために、同じ質問内容であっても依頼する人によって、意見は異なるでしょう。

他己分析をするメリット

「他己分析は意味がない」と言われてしまう、主な理由について説明してきました。それでは反対に、他己分析に取り組むとどのようなメリットがあるのかご紹介します。

以下でメリットを確認し、他己分析の必要性などをチェックしてみてください。

  • 自分では気づきにくい長所がわかる
  • 短所改善のきっかけになる
  • 自分の長所に自信が持てる
  • 自己PRに客観的視点を入れられる
  • 自己分析とのズレを見つけられる

自分では気づきにくい長所がわかる

自己分析という主観的な方法だけでは、長所に気づけないこともあります。ところが、他己分析では、自分では思ってもいなかった新しい自分の長所を発見できる可能性があるのです。

4つの窓を用いて自己理解を深める「ジョハリの窓」をご存知でしょうか。4つの窓の中に、記入していく方法です。詳しい内容は下記に説明しています。

・開放の窓:自分と他人が共通して認識している性格
・秘密の窓:自分だけが認識している性格
・盲点の窓:他人だけが認識している性格
・未知の窓:誰からもまだ知られていない性格

他己分析を使うことで、「盲点の窓」と呼ばれる、自分は気が付いていないけれど他人は知っている自己の性格を言語化しやすくなります。

短所改善のきっかけになる

日常生活の中で短所を指摘してくれる人は少なく、自分でもわかりにくいものです。

そのため、他己分析を取り入れて、あえて短所を指摘してもらうことで自分自身の改善点を見つけられます。さらに、指摘されたら改善していく工夫を考えてみましょう。このプロセスによって、面接における説得力も増していくことでしょう。

ただし、関係性によっては評価する側が遠慮してしまう可能性があるため、注意が必要です。

自分の長所に自信が持てる

他己分析を進めていくと、「行動力がある」「臨機応変な対応ができる」のように複数の人から同じ部分を長所として取り上げてもらうことがあります。

複数人から長所を伝えてもらうことで、明確に自分の強みを自覚でき、自信につながることでしょう。

自己PRに客観的視点を入れられる

自分の性格や長所、短所について、主観的な自己分析のみならず、客観的視点を取り入れることで、分析内容が強固になります。特に自分の評価と他者からの評価が一致していた場合は、より確かな分析内容と言えるでしょう。

自己分析と他己分析を合わせて自己PRを作成することで、説得力のある内容に仕上がるでしょう。

自己分析とのズレを見つけられる

他己分析に取り組んだ後は、自己分析と照らし合わせます。一致した点は強みになりますが、内容が一致しない場合もあるでしょう。

自己分析と他己分析の結果が一致しない場合、主観的に見た自分と客観的に見た自分の間にズレがあると言えます。結果に開きがある場合は改善点や今後の工夫を考える必要性があります。その内容を、面接や自己PRで活用していきましょう。

他己分析をするときのコツ

ここまでは、他己分析に取り組むメリットを紹介しました。どれも、自己PRの作成や面接対策に活かすことができる内容でしょう。

ここからは、他己分析を適切に活かすためのコツを紹介していきます。「さまざまな関係性の人に回答してもらう」をはじめとした、5項目をピックアップしていきます。以下の5つについて詳しく見ていきましょう。

  • さまざまな関係性の人に回答してもらう
  • 質問は具体的に考える
  • 自己分析の結果とも照らし合わせる
  • 就活経験者にも依頼する
  • 診断ツールを活用する

さまざまな関係性の人に回答してもらう

さまざまな関係性の人に回答してもらうことで、回答の偏りを防ぐことができます。

仲のいい友人に回答してもらう場合は、日頃の人間関係が反映されるでしょう。また、家族に回答してもらう場合は、自分の本質的な性格が反映されます。年齢や活動の場、関係性などが異なる複数の人たちに回答してもらうのがおすすめです。

質問は具体的に考える

相手が答えやすいような、具体的な質問をあらかじめ準備しておくことが大切です。また、自分と相手の関係性によって、気になることや引き出したいことがあれば、項目の追加もしていきましょう。質問例をいくつかあげますので、参考にしながら考えてみてください。

・長所、短所は?
・どのような第一印象だったか?親しくなってからギャップはあったか?
・改めた方がいいと思うところは?

さらに、内容を深堀していくための質問を用意するのが大切です。「なぜそう思ったのか」「どんなエピソードからそう感じたのか」など、1つのテーマを具体的に深く聞きましょう。

これにより、「自分が相手にどう見えるのか」が明確になっていきます。

自己分析の結果とも照らし合わせる

自分が思っていた性格と、相手から見ていた性格にギャップがあるというのはよくあることです。また、自分の長所だと思っていたことが、他己分析によってエピソードを聞いていく内に、世間の水準と比較して強みではなかったという場合もあります。

重要なことは、他己分析の結果を自己分析と照らし合わせながら分析していく過程です。どこにギャップがあり、それは何からきているのか見つめると、自分にマッチする企業や仕事を発見することにもつながります。

就活経験者にも依頼する

就活経験者に依頼すると、単に第三者からの意見が手に入るだけではなく、就活を進めるうえで、合う業界や職種などの情報が手に入ることでしょう。

また、学生同士で他己分析を進めると、特別な経験や肩書に対して評価が高くなる傾向がありますが、社会人にとっては、役職はないが組織全体に影響を与えたというエピソードの方に興味を抱く可能性が高いです。

学生とは違う社会人の視点を知り、社会に出てからどういう視点が評価されるかを知ることも大切です。

就活を経験した人が身近にいない場合は、キャリアセンターの担当者やOG・OB訪問を活用してみてください。

診断ツールを活用する

他己分析は、診断ツールを使うと簡単に取り組むことができます。短い時間で他己分析を行ってくれる診断ツールが多い傾向にあるため、おすすめです。

また、複数の診断ツールを使用することで、より多くの観点から他己分析を行うことができます。ご興味がある方は、ぜひ試してみてください。

他己分析を依頼されたときのポイント

他己分析を相手に依頼するときのコツや、それに伴う準備の仕方をご紹介しました。ここからは、身近な人から他己分析を依頼されたときのポイントを4つの項目に分けて説明していきます。

  • 嘘をつかない
  • 慣れ合いでやらない
  • エピソードも交えて答える
  • あまり知らない相手からの依頼は断る

嘘をつかない

悪いと思っている部分は、相手のためにしっかりと伝えることをおすすめします。反対に、恥ずかしくても素晴らしいと感じる部分についてもストレートに伝えましょう。

できれば、改善点やどういうことからそれが悪いと感じるかについても、併せて伝えるといいでしょう。

慣れ合いでやらない

仲のいい友人同士の場合、どうしても馴れ合いで終わるケースが多くなりやすいです。親しいからこそ、お互いの就活がスムーズになるように対応しましょう。それぞれの質問に真剣に答えることがポイントです。

エピソードも交えて答える

エピソード、またはなぜそう考えたかという理由を考え、詳しく伝えましょう。

そうすることで、相手が就職を進める中で面接や自己PRに活用しやすくなります。エピソード自体はどんなものでもいいため、正直に伝えましょう。

あまり知らない相手からの依頼は断る

あまり仲良くない人から頼まれた場合は、丁寧に断る方がいいでしょう。

他己分析は、相手を誰にするか、その関係性によって変わってしまうため、相手をよく知っていなければ答えることも難しくなってしまいます。

他己分析は意味がないわけではない

就活を進める中で、自己分析だけを行うと、自身を決めつけてしまうような感情が芽生えてきます。しかし、それでは自分の性格を把握しにくくなってしまいます。

この記事で紹介したように、他己分析を経て周囲の評価を交えることで、自分では気づかなかった強みを発見できるでしょう。さらに、自己分析に煮詰まったときの突破口にもなります。取り組む際のコツを押さえ、他己分析を通して自己理解を深めていきましょう。

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