HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
経団連の発表で、就活解禁の時期が今後変わる可能性が出てきました。
現状の就活ルールについて解説し、自分なりの就活スケジュールを組み立てる方法をご紹介します。
就活解禁時期はどうなる?
経団連会長がルール提示の廃止に言及し、2021年卒の学生以降は、就活解禁時期に関する指針を出さないことを正式に決定しました。
このように就活の開始時期が変動する状況の中で、いつ就活を始めればよいのか、悩んでしまいますよね。
今回の記事では、21卒の学生が動くべき就活スケジュールをお伝えしていきます。
就活生のリアルな疑問を解決していきます。
この記事を参考にして、出遅れることなく就活に臨んでくださいね。
形骸化している就活解禁日
就職情報会社の調査によると、就活解禁日を無視した採用活動が行われていることがわかりました。
ここ数年の状況として、経団連に加盟している企業を含む4割以上の企業が、解禁日を無視した内定を出しているようです。
大学4年生の6月頃が就活解禁日といわれていたとしても、実際には解禁日よりも前から採用活動は始まっています。
以下を見てもわかるように、トップ企業を目指すなら、就活解禁日を待っていては遅いのです。
インターンシップに参加した学生の中から内定を出す企業もあり、その場合、就活解禁日にはすでに内定者が決まっています。
「入りたい」と思った企業に向けて就活を始めたときには、すでに狭き門になってしまう可能性が高いことを意味しています。
スタートを切った時点で不利である状況に陥らないためにも、志望企業の募集に乗り遅れないよう、自分なりのスケジュール感をもって行動することが大切です。
就活の基本ステップ
就活の一般的な進め方としては、以下のステップがあります。
企業によってはグループワーク面接がなかったり、順番が前後したりすることもありますが、基本的にはこの流れで進みます。
やることが目白押しで、げんなりした方もいるかもしれませんね。
ポイントは説明会やエントリーシートの提出が始まる就活解禁日よりも前に、自己分析を終わらせ、インターンシップに参加しておくことです。
先ほどもお伝えしたように、就活解禁日を待っていては、すでに出遅れているケースもあります。
その場になって慌てずに済むよう、あらかじめ終わらせておきましょう。
就活に乗り遅れないためのポイント
何度もお伝えしますが、解禁日まで待って活動を開始したのでは、就活に乗り遅れてしまいます。
スタート時期が遅いほどどんどん倍率が高くなりますので、早めに準備して備えておくことが大切です。
就活に乗り遅れないためのポイントは、以下の4つです。
・大学2年から3年の春休みから始める まず就活の準備は、大学2年から3年の春休みには始めておきます。
周りが動き出してから準備を始めては、他の就活生と差をつけることができません。
早い時期から情報を集め、自己分析などの準備を進めておきましょう。
・登録できる就活サイトに登録しておく 就活解禁日はまだ先でも、早めに情報収集することは有効です。
就活サイトやOBOG訪問をマッチングするサイト、インターンシップの紹介サイトへ登録しておきましょう。
就活は早くに動き出した方が有利です。
興味のある企業の情報は、漏れなく集めましょう。
・大学3年の4月以降に始まるインターンに参加する 先ほどもお伝えしたように、インターンシップを通して内定が出されることも多くあります。
通常の選考より前に内定をもらえる可能性があるインターンを、逃す手はありません。
もし内定が出なかったとしても、インターンでの経験は貴重です。
積極的に参加していきましょう。
・就活セミナーに参加する 就活を成功させるには、情報の多さがカギを握ります。
就活セミナーに参加し、就活についての情報を収集しておきましょう。
大学のキャリアセンター主催の就活セミナーや、就活サイト主催のセミナーなど、就活に関するセミナーは多く開催されています。
参加費無料のセミナーがほとんどなので、まずは1つ参加してみましょう。
就活準備は早めに済ませよう
就活は、いつチャンスが訪れるかわかりません。
急にインターン先の企業から「来週までにエントリーシート書いてきて」と言われるかもしれません。
就活が本格的に始まって、忙しくなってからでは、就活の準備を丁寧に進めることは難しいです。
企業研究や業界研究、自己分析などの就活準備は、就活が始まる前から始められます。
大学2年から3年の春休みから就活の準備を始めるのが好ましいでしょう。
就活の準備を始める初期の段階で、自己分析や企業研究等を終わらせておきましょう。
早めに準備しておくことが、就活を有利に進めるためのポイントです。
幅広い企業にエントリーしよう
就活を始めたばかりの時期に、いきなり本命の企業に絞ったエントリーはおすすめしません。
内定が得られないと、不安感や焦りから、興味のない分野に応募してしまったり、理想とはかけ離れた職種に入社を決めたりしかねません。
1社でも内定をもらえれば、安心して就活を進められますよね。
最初のうちは、幅広い企業へのエントリーが大切です。
実際、2018年卒の就活生の場合は平均37.5社にエントリーしていたのだそう。
就活序盤の選考で決まらなければ、その後の活動は厳しいものになってきます。
不採用だった就活生が、求人に殺到するからです。
本命ではないけれど入社することになっても悪くはない企業へ、初期のうちにエントリーしておきましょう。
企業によって異なる採用スケジュール
一般的な就活解禁ルールである経団連の指針は形骸化しており、当てはまらない企業も多いです。
就活解禁日を待っていたら、すでに他の就活生は内定を獲得していたという体験談も聞きます。
一般的なルールにとらわれすぎず、自分なりのスケジュール感で動くことが大切です。
内定を早期獲得するためには、情報収集が大切になります。
情報を知っているかどうかによって就活の主導権が決まるので、積極的に情報を集めていきましょう。
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