【ガクチカ例文12選】高評価が狙える!人事に刺さるガクチカ作成の6ステップ

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伊東美奈
Digmedia編集長
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

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【ガクチカ例文12選】はじめに

自己PRや志望動機などに不可欠なガクチカ。

ガクチカ、と聞く機会は多いものの、実際に何か知らない、という人もいます。

今回はガクチカとは何か、良いガクチカを書くためにはどんなことを考えるべきか、を紹介していきます。

これらを覚えてしまえば難しくはありません。

また、ガクチカにはいくつか種類がありますが、場合によっていろいろな書き方があります。

例文を交えて解説しますので、ぜひガクチカを書く際の参考にしてみてください。

【ガクチカ例文12選】ガクチカとは

改めて、まずガクチカとは何か、について説明をします。

これは「大学生時代に力を入れたこと」という言葉の略で、大学生時代に何に、どのように取り組んだのかについて話す就活用語です。

自己PRは人柄や価値観を見ているのに対して、こちらは学生時代の取り組みを見ているので、同じような内容を話さないように気をつけましょう。

【ガクチカ例文10選】ガクチカで見られているポイント

多くの就活生は、学生時代に取り組んでいた勉強やアルバイトで経験した仕事の内容を活かせる仕事に就くわけではありません。

学生時代に取り組んでいたことが、企業の業種や業務と合致している学生は殆ど存在しないと言えるでしょう。

企業が学生に対してガクチカを確認する理由は、就活生の「人柄」「能力」「仕事への取り組み方」を確認したいと考えているからです。

上記の3点を確認する理由について、以下で詳しく説明します。

どんな人柄か

企業がガクチカについて質問する理由は、あなたの人柄を確認したいからです。

学生時代に力を入れていたこと、どんな努力をしていたかなどの具体的なエピソードを確認することで、学生の人柄を把握することができます。

アルバイト経験を確認するだけでも、就活生によって人柄は大きく異なります。

エピソードを聞くことで「計画的な性格の学生」なのか、「行動力のある学生」なのかを判断できます。

内定を出した後の配属先の決定や業務にマッチしている人物なのかを考える上で、就活生の人柄は大きな判断材料になります。

自分の人柄が伝わるように心掛ける点は以下の2点です。

・自分の人柄が分かる内容の履歴書を書く

・自分の人柄が伝わりやすい話を面接で話す

どんな能力を持っているのか

ガクチカを確認することで、学生がどんな能力を持っているのかが見えてきます。

企業側もすぐに仕事で活躍できるスキルやセンスを求めているわけではありません

ですが、コミュニケーション能力・PCスキル・語学力・資格等、多くの部署で必要となる能力を持っている学生も存在します。

ガクチカを説明する際に、それらの能力をアピールできれば、企業側にプラスの印象を与えることができます。

また、法律・経理の知識を勉強してきた学生は高い評価を得る可能性があります。

法律・経理についての知識は、どんな企業でも事業を進める上で、必ず必要になる知識だからです。

そのため、ガクチカを説明する際には力を入れた内容だけでなく、自分の能力が発揮されたことが伝わるように内容を検討しましょう

物事への取り組み方

ガクチカのエピソードから「弊社でどんな働き方をしてくれるのか」を判断しています。

企業の業務によっては、チームワークが必要な仕事・黙々とルーティン作業を行う仕事など、業務の内容が大きく異なります。

チームワークが必要な業務であれば、チームワークを活かしたエピソードが評価されます。

一方で、ルーティンワークであれば、作業を黙々と確実に取り組んだエピソードが評価されます。

チームワークが必要になる仕事であっても、その中で働く人材はリーダータイプや縁の下の力持ちタイプに分かれます。

業務を円滑に進めるためには、どちらのタイプの人材も企業には必要になります。

多様な人材を集めるためにも、学生の「仕事への取り組み方」を想像できる質問を行うことは企業にとって非常に重要となります。

【ガクチカ例文12選】人事に刺さるガクチカの共通点

評価されるガクチカを書くには、企業の意図を知ることが一番です。

企業の採用担当者や面接官は、ガクチカを通して「志願者は、頑張ることで何を学んだか」を知ろうとしています。

学生時代に頑張ったことを社会人になったときに活かせる人は、仕事で得た体験も将来につなげようとする能力があると評価されます。

場合によっては即戦力になるとして、採用に大きく一歩近づけるかもしれません。

この点を理解して、企業の採用担当者や面接官に、良い印象を残せるようなガクチカを書くことが、ウケのいいガクチカにつながります。

ガクチカに活用するエピソードの選び方も、ガクチカの質に大きく影響しますが、選ぶポイントには、「一貫性のある具体的なエピソードを選ぶ」「エピソードで強調したいところを把握する」の2つがあります。

一貫性のある具体的なエピソード

一貫性とは、はじめから終わりまでブレずに同じという意味があります。

一貫性のあるエピソードというのは、ガクチカで伝えるメッセージに一貫性を持たせるためのもので、補足的な役割を果たすのです。

たとえば「一つのことを最後までやり抜く粘り強さがある」ということを、ガクチカのメインメッセージとすると、粘り強さがあるということを一貫してアピールできるエピソードが理想ということになります。

エピソードは具体的であればあるほど良しとされています。

これは企業の採用担当者が、メッセージを頭の中でイメージ化しやすくするためです。

具体的なエピソードにするには、「たくさん」ではなく「5個」という風に、できるだけ明確にする必要があります。

「5W1H」などを使って、必要な情報を具体化してみましょう。

経験や実績にインパクトがある

ガクチカの内容に経験や実績を含ませて、インパクトを持たせることも重要です。

例えば、「部活の全国大会で優勝経験がある」「起業した経験がある」など、並大抵じゃない努力や困難が伴うような経験です。

このような経験をエピソードとして使うことで、人事の方の目に止まる可能性が高く、評価されやすい傾向があります。

しかし、過去経験や実績自体は、学生の評価基準の一つにすぎません。

どんなにすごい経験や実績だけを誇張しても、そこに学生自身の考えの軸や困難に対してどう向き合ったかという内容がなければ、中身のない形だけのガクチカになってしまいます。

自分ならではのレベルの高いインパクトある過去経験を用いる場合は、それに付随する内容も意識した上でガクチカを作りましょう。

内容から人柄や価値観が見える

ガクチカのエピソードで人柄や価値観がわかる内容は人事からみてとても印象が良いです。

上の内容でも触れましたが、ガクチカで求められるのは「凄さよりも深さ」です。

たしかに普通の大学生があまりしないような経験や実績そのものをガクチカでアピールすると人事の目に止まりやすいのは事実です。

しかしながら、それ以上に大切なのは、「その経験の中でどんなことに問題意識を持ち、それに対してどう行動していったのか」「その経験からどんなことを学んだのか」ということです。

どんな経験であっても、自分の考え方次第で学べることや教訓として次に活かすことはいくらでもできます。

これらのことをガクチカの中で書くことができれば、あなたの考え方や価値観も必然的に人事に伝わるはずです。

【ガクチカ例文12選】ガクチカの探し方

多くの学生が「全国大会で優勝した経験」といった大きな功績を残した内容にしないといけないと勘違いしています。

実際には、そんなに大きなエピソードでなくても問題ないことを理解しておきましょう。

企業が注目しているのは「結果」ではなく「過程」です。

就活生は入社後にどんな思考・行動で日々の仕事に取り組んでいくのかという、「再現性」を伝えないといけません。

「再現性」のアピールの際に有効になるのは、背景と事実です。

どんな意図でガクチカに取り組み、どんな行動を行ったのかという内容で伝えることで、内容に説得力を持たせることができます。

誰にでも必ずアピールできることはあります。

以下でガクチカを探すために必要になる項目について、詳しく解説していきます。

①経験を書き出す

まずは学生時代を振り返って、強い思いで取り組んできたことを書き出してみましょう。

学生時代に取り組んだ内容の候補として挙げられるのは、以下の通りです。

・学業

・アルバイト

・サークル

・課題活動

上記の観点等から思い出しながら箇条書きで書き出していきましょう。

「輝かしい結果がなければいけない」「他の人と同じ内容では評価されない」と勘違いしている就活生も多く見受けられます。

先程も説明しましたが、派手な行動・輝かしい結果は必要ではなく、日常的な内容のもので問題ありません。

この経験で自分が成長できたと思う内容について取り上げていくと良いでしょう。

また、そのエピソードを通じて面接官に知ってほしい自分の人となり・行動の特徴が伝わる内容を選ぶようにしてください。

②経験の共通点を探す

先程、書き出したご自身の経験の中から共通点を探してください。

リーダーとして中心となって物事を進めることが多かった、サポート役として活躍する機会が多かった等の共通点が見つかるはずです。

その共通点からご自身の特性や強みが分かると思います。

自分の強みがアピールできるようにガクチカを書くようにすると良いでしょう。

また、企業が求めるものや人物像が分かる場合は、それらとの共通点がないかを探しておきましょう。

その上で、「このように考えた」「こんな工夫を行った」といったプロセスが会社側に伝わるようなエピソードを選択しましょう。

企業の求める人物像を分析する

企業によっては採用ページに学生に求めることを掲載している場合があります。

しかし、企業によって同じワードであっても意味が異なる場合がありますので、しっかりと内容を理解する必要があります。

例えば、「チャレンジ精神」というワードの例を見てみましょう。

「新しいものに挑戦する」や「一つのものを磨き上げる」など、企業によって目指すものが異なります。

企業の採用ページに掲載されてなくても、以下の方法でも企業に確認できます。

・説明会等で質問を行う

・企業のホームページの問い合わせフォームから質問する

企業の求めるもの・人物像を理解しておくことで、自分のガクチカを考える際に非常に役に立ちます。

定番のエピソードを参考にする

ガクチカ探しが難しい方には、以下のガクチカで用いられやすいテーマから内容を考えるようにしましょう。

・学業

・サークル活動

・アルバイト

・留学経験

・資格取得

・ボランティア活動

一方で、「個人的な趣味の内容」等、ガクチカの内容に向いていないテーマも存在しますので注意が必要です。

趣味でガクチカを書きたいと思った方は以下の記事を参考にしてみてください。

またガクチカでは、以下のように他のエピソードを参考にする方法もあります。

・ガクチカで用いられやすいエピソードを参考にする

・先輩のガクチカを確認してみる

・自分の体験に似たエピソードを探してみる

先輩のガクチカを見ることで、構成・能力のアピール方法を自分のガクチカに活かすことができます。

志望企業が決まっている学生の場合、就活会議・ワンキャリア等のサイトで選考を通過した方のESを見ることができますので上手く活用しましょう。

【ガクチカ例文12選】ガクチカ書くための6つのステップ

ガクチカの書き方には一定のルールがあり、どんな種類のエピソードにも共通しています。

はじめに結論を伝え、次にエピソードを用いて頑張った内容を続けます。

そして最後は、エピソードの中で学んだことや教訓、それを今後どう活かしていきたいかをアピールして締めくくります。

このようにガクチカを作成する基本的な流れは同じになりますが、より詳しく説明するために5つのステップに分けて説明します。

ステップ①結論

ガクチカを書くときは、まず1番最初に結論を書きます。

ここでの注意点は、とにかく簡潔に一言でまとめることです。

最初の文言が長いと、話を聞く側は何を言いたいのかわかりづらくなってしまうからです。

「学生時代に一番力を入れたことは何なのか」をできるだけ簡潔な表現で書きましょう。

ステップ②動機と理由

次に述べるのは、その結論を裏付ける根拠に当たる部分です。

具体的には、その経験に全力を注ぐようになった経緯です。

経緯を書くことで、内容に説得力を持たせることができます。

他の人にはないような、自分だけの理由を入れて差別化を図るとより効果的です。

より良いガクチカにするためにも、「なぜ取り組むことになったのか」をもう一度振り返ってみましょう。

ステップ③目標と困難

動機までを書くことができたら、次はその経験の中で苦労した経験を書きましょう。

どんな経験でも、困難にぶち当たった経験は誰にもあるはずです。

自分のなりたい姿と実際の自分の間にギャップがあればあるほど、またそのギャップを埋めようと努力すればするほど、苦痛が伴うものです。

まずは自分の過去経験でどんな困難や苦労があったのか、もう一度洗い出してみましょう。

ステップ④それに対しての取り組みと結果

壁にぶち当たった経験が書けたら、それに対して自分が取った行動とそれによって引き起こされた結果を書きましょう。

ここで見られているのは、「困難な状況に対しての向き合い方」です。

社会人になったら、学生時代よりも数え切れないほどの壁が現れることでしょう。

「この学生は困難な状況に対してどんな行動をとるのか」を知ることで、「社会人になってからも困難を乗り越えることができるかどうか」を人事は見極めています。

忍耐力があるということを裏付ける根拠として、実際にどんな行動をしたのかをここで書きましょう。

ステップ⑤取り組みの中で得た学び

次に書くのは自らの行動の中で得た学びです。

課題や困難を克服するために自分が取り組んだ行動の中で、どんなことを感じ、何を学んだのかを書きましょう。

そして、「その経験から得た学びが、志望企業でどのように活かすことができるか」を示すことができたらガクチカの真骨頂です。

何事に対してもポジティブマインドを持ち、次に繋げていこうとする姿勢を見せることがポイントです。

ステップ⑥入社後の活かし方

学生時代に力を入れたことについて話す際に、入社後の活かし方について述べるのは非常に重要なポイントです。

企業はガクチカを通してあなたが就職後、活躍してくれる人物かどうかを見ています。

つまり学んだことをどのようにして活かしていきたいのかを記載するのが非常に重要なのです。

あなたが入社後、かなり早い段階で活躍してくれる人材であると思ってもらうような書き方をしましょう。

また、入社後どのように活かすのかについて詳しく書いているということは、入社する意志が固いということも伝わります。

内定を出した場合、滑り止めではなく、内定を出した場合、ちゃんと就職してくれる可能性が高いと考えてもらえることでしょう。

【ガクチカ例文12選】ガクチカを書く注意点

ガクチカを書く際に気をつけなければならないポイントもあります。

大きく分けて下記の3つは意識しておかないと忘れがちですし、マイナスなイメージになってしまう可能性もあるので、気をつけておきましょう。

印象が悪いものは避ける

学生時代に力を入れたことは、何でも良いというわけではありません。

中にはマイナスなイメージを与えてしまうトピックもあります。

例えばパチンコなどのギャンブルはあまりよくありません。

「私は学生時代、朝から晩までパチンコにのめり込んでいました」と言われたら「絶対に採用したくない」誰でも思うのではないでしょうか。

当然ながらパチンコをやっているからと言って依存症であるとも言えませんし、パチンコやっているから使えない人材であるというわけでもありません。

しかし、わざわざマイナスなイメージになることが、なんとなく誰でも想像できる題材を挙げるということはそれ以外に何も大学の時にしていなかったのではないか、空っぽな人間なのではと思われてしまう可能性が高いです。

よって、他のエピソードを選びましょう

高校のエピソードを使う

高校の時のエピソードを使うと、大学に入ってから何もしていなかったのではないかと思われてしまう可能性があります。

よって、高校のエピソードは使わない、もしくはもし伝える際は自分にとって非常にターニングポイントとなる重要なものであったということを強調することが必要です。

誰が見てもわかるような功績、例えば英検1級を取得したなど、かなり大きなものであるならば問題はありません。

しかし、基本的に大学でのエピソードを話しておいた方が安全と言えるでしょう。

嘘のエピソード

当然ながら嘘をつくのは絶対にダメです。

人事は多くの就活生を担当しているため、嘘をついている学生は目が泳いでいたり歯切れが悪かったりなどの理由で見透かしてしまうことが多いでしょう。

また、嘘のエピソードかもしれないと疑われた際は、だいたいの場合突っ込まれます。深掘りされた際に話せなくなってしまったら逆に印象を下げることになってしまうでしょう。

ガクチカを作成するにあたって嘘をつくことに関してはこちらの記事で詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

【ガクチカ例文12選】テーマ別のガクチカ例文12選

ここでは、実際に5つのステップを意識したガクチカの例文をご紹介します。

「アルバイト」「学業」「留学」「インターンシップ」「ゼミ活動」「ボランティア活動」「大学受験」「趣味」「サークル活動」別に、例文をご紹介しますので、ぜひガクチカを書く際の参考にしてみてください。

アルバイトのガクチカ例文

アルバイトのガクチカ例文

私が学生時代に頑張ったことは、食品工場のアルバイトを3年間、1日も休まずに続けたことです。

その食品工場は毎朝5時に始まるため、午前3時に起きて支度をする必要がありました。

ある日大寝坊をしてしまい、工場長にひどく怒られてしまいました。

そのとき、アルバイトでも欠けることで仕事に大きな支障が出ることを学び、以来一度も遅刻していません。

午前3時に必ず起きるために、毎日の行動をスケジュール帳に30分単位で書き込むようにしました。

そうすると、「この作業は何時までに終わらせる必要がある」と意識するようになり、以前よりも短時間で済むようになったのです。

スケジュール帳に予定を書き込んで、日々の課題をこなすことを毎日繰り返していくうちに、さらにスピーディーに作業が終わるようになったので、勉強の量を増やすこともできました。

アルバイトの経験から、物事を継続させるには、根性だけでなく、時間の管理をすることも大切だということを学びました。

社会人になってからは、時間を管理するスキルを活かし、与えられた業務を効率良くこなしたいと考えています。

学業のガクチカ例文

学業のガクチカ例文

私が学生時代最も力を入れたことは、卒業論文でした。

経済学部で学んだことの集大成と考えて、ブランディングの経済効果をテーマに卒業論文に取り組みました。

以前アルバイトで働いていた、小さなベーカリーの協力を得て、ブランディングの広まりと売上にどのような関連性が見られるか研究したのです。

店のスタッフとロゴやキャラクター、ブランディングを広めるための媒体の活用方法など、ミーティングを重ね、売上や来客数、オンライン上でのアクセス状況など、毎日数字を追いかけることで、実践的なマーケティング感覚を身につけることができました。

想定外の結果になったときは、MECEやピラミッドツリーを駆使して問題を特定するなど、学んだ問題解決法も現場では役立つことがわかりました。

卒業論文を通して身につけた実践的なマーケティングスキルや問題解決スキルは、今後開発や営業の分野で大いに役立つと考えています。

留学のガクチカ例文

留学のガクチカ例文

私が学生時代に頑張ったことは、イギリスに1年間留学したことです。

私は大学時代経済学部で学び、海外ではどのように経済を学べるのか知りたいと思い、留学を決意しました。

期待に胸を膨らませて飛び込んだ異国の地でしたが、はじめの3ヶ月は苦労の連続でした。

英語の授業に慣れることができず、録音した講義を繰り返し聞いて課題をこなすだけでその日が終わるということも珍しくありませんでした。

日本から来たよそ者という感覚もあり、どこか消極的だったような気がします。

しかし、イギリスでは、自分から積極的に行動したり、意見を言ったりしないと、置いてけぼりになることを学びました。

そこで「郷に入れば郷に従え」と気持ちを切り替え、ワークショップや学生の集まりに積極的に参加するようにしました。

イギリスの大学は国際色にあふれていて、さまざまな国の学生たちが学んでいます。

国が違えば考え方も異なり、経済について活発な意見交換ができたことが大きな収穫でした。

さらに、イギリスで生活することで、日本とは異なる販売形態や物流を学ぶこともできたのです。

留学の経験から、自分の考え方や行動一つで、状況はどうにでも変わるということを学びました。

自分が置かれている状況を冷静に判断して、何がベストかを考え行動する力を、今後に活かしていきたいと考えています。

資格の例文

資格のガクチカ例文

私は大学在学中に宅地建物取引士の資格取得に注力しました。

不動産業界への深い関心から、この資格取得を目指し、不動産法規や実務知識の習得に集中しました。

毎週末は図書館で勉強するのが日課となり、専門書や過去問題集を使って法律用語や契約手続きに関する理解を深めていきました。

さらに、私は不動産会社でのインターンシップにも参加しました。

学んだ理論を実際のビジネス現場で確かめ、実践的な知識を身につける貴重な機会となりました。

この一連の経験は、宅地建物取引士試験の合格へとつながり、私のキャリア形成において大きな自信と強固な基盤を築くことに寄与しました。

この資格取得への取り組みは専門的な知識の習得だけではなく、自己管理能力、目標設定、そして長期的な計画の遂行といった、職業人として必要な多くのスキルを身につける機会でもありました。

このような経験は、私が今後の職業生活で直面するであろう様々な課題に対処する上で大きな強みとなり、キャリア構築に役立つと確信しています。

インターンシップガクチカの例文

インターンシップのガクチカ例文

私が学生時代に真剣に取り組んだことは、システム開発企業での長期インターンシップでした。

システムエンジニアに興味を持ち、大学では情報工学を学んでいた私は、インターン生としてシステム開発部に配属されました。

先輩社員の下、システム設計書作成のアシスタントなどが主な業務です。

配属された部署はとても忙しく、先輩社員も1から10まで教えてくれるわけではありません。

何から何まで質問するわけにもいかず、はじめは戸惑うばかりでした。

覚えることがなかなか覚えられず、ミスもほかのインターン生よりも多く、落ち込む日が続いたのです。

このままではダメだと思い、細かくメモを取る、自分で調べてどうしてもダメなときは先輩に聞くなど、自分でルールを設定して業務に取り組みました。

また、仲間のインターン生とともに、その日の業務についてフィードバックを重ねるなど、反省と改善を日課とし、次へとつなげるようにしました。

その結果、手掛けている業務内容に理解が深まり、ミスも減ったのです。

インターンシップでは自分から学ぶ姿勢の大切さを体験し、この経験を今後に活かしたいと考えています。

ゼミ活動のガクチカ例文

ゼミ活動のガクチカ例文

私が学生時代に頑張ったことは、歴史学のゼミ活動でした。

ゼミでは地域に伝わる風習や伝承について研究をしていて、文献調査やインタビュー、資料の収集といった活動を展開していました。

私はゼミに参加した当初、図書館にある文献を読んでレポートにまとめることを繰り返していたのです。

しかし、担当の教授からダメ出しされて、気づいたのが、風習や伝承について理解するためには、多方面からアプローチすることが大切だという点です。

完成度の高い研究にするには、膨大な情報を総合的に捉えて、その中から必要だと思われるものを選択する必要があります。

そのためには文献だけでなく、インタビューや専門家の意見、美術館や博物館に展示されている資料など、さまざまな調査が不可欠です。

その点に気づいた私は、時間が許す限り自分の足で情報を集め、調査を続けました。

完成した研究は高く評価されて、学会で学生最優秀賞を受賞するに至ったのです。

物事は一つの方向ではなく、多方面から見ることが大切だということを、ゼミ活動から学びました。

ボランティア活動ガクチカの例文

ボランティア活動のガクチカ例文

私は学生時代、地域活性化を目指すボランティア活動に力を入れていました。

大学内のボランティアグループのリーダーだった私は、大学や地方自治体などと連携を取りながら、ボランティア活動を展開していました。

グループのメンバーが増えて、意見がまとまらない問題が発生して、活動がままならない状態になったことがあります。

一人で奔走するには限界があると感じた私は、メンバー10人に1人の割合でサブリーダーをつけることにして、サブリーダーたちから定期的に報告を受けるシステムを作りました。

そして、月に2.3回グループのメンバー全員とお茶を飲みながら、気軽に雑談する機会を設けました。

こうしたコミュニケーションを通してグループ内が活性化して、それがボランティア活動に良い影響を与えるようになり、結束力のあるグループへと成長します。

結果的にグループはさまざまなボランティア活動を展開して、地域の観光地化や緑化に貢献しました。

私はグループのリーダーとして、常に問題意識を持ち、意思決定や決断力、全体を俯瞰するスキルを身につけられました。

ボランティア活動で身につけたリーダーシップや管理能力を、営業の場で活かしていきたいと考えています。

大学受験のガクチカ例文

大学受験のガクチカ例文

私が学生時代努力したことは、大学受験の勉強です。

高校1年生の頃から、入学したい大学がすでに決まっていて、受験勉強に励みました。

しかし当時の成績はふるわず、模試では常にD判定でした。

それでも目標の大学に入りたい気持ちは強く、猛勉強しようと決心したのです。

1日最低10時間を勉強時間に割き、塾講師のアドバイスや勉強法の本を読み、自分に合った勉強方法を確立しました。

模試の結果も徐々に上がり、第一次志望の大学入学も現実味を帯びるようになったのです。

しかし、第一次志望の大学は不合格で、第二次志望の大学に合格という結果でした。

かなりショックを受けましたが、受験勉強で学んだことは無駄にはならないと心を入れ替えて、大学では勉強やサークル活動に力を注ぎました。

その結果、大学では常に「秀」の成績で、将来の選択肢も幅広くなったのです。

大学受験は経験から学んだことは、一生懸命頑張ったことは無駄にはならず、必ず報われるということでした。

社会人になっても、この精神を忘れずに、仕事に励んでいきます。

趣味のガクチカ例文

趣味のガクチカ例文

私が学生時代に夢中になったことは、海外旅行です。

大学1年生から2年間で、およそ80カ国を回りました。

勉強の合間を縫って旅費を稼ぎ、短時間でできるだけ多くの国を訪問できるように計画を立てました。

考え方や言葉の違いで、意思の疎通が難しいと思うこともありましたが、ハプニングが起きても、必死になれば解決できることは、海外旅行で得た大きな収穫です。

海外旅行という趣味を通して、限られた予算や期間の中で、何ヶ国旅行できるのか計画を立てる緻密さと、自分の力で準備を整えたことに、大きな達成感やよくわからない国でも、飛び込んでしまえばなんとかなるという度胸がつきました。

サークル活動のガクチカ例文

サークル活動のガクチカ例文

私が学生時代に頑張ったことは、大学のバスケットボールサークル活動です。

私はマネージャーとしてサークルに参加していて、スコアチェックから練習メニューの実践、監督との打ち合わせなど、裏方として活動していました。

メンバーたちは楽しくバスケットボールができればいいと考えていましたが、ある大会でボロ負けしたことをきっかけに、「強くなりたい」と皆が思うようになりました。

私はメンバーや監督とポジションや練習メニュー、目標設定などについて話し合いながら、必要な部分を変更したり調整したりしたのです。

メンバーにはフィジカルとメンタルの両方を強化できるよう練習メニューを変えて、必要であれば個別に強化メニューも設定しました。

メンバーの結束力を高めるため、全員とコミュニケーションを取るようにして、一つの目標に向かって進めるよう環境を整えるなど、できる限りのことをした結果、地域リーグで決勝進出という快挙を達成しました。

結果的に決勝で敗れてしまいましたが、サークル発足以来最も良い成績を収めることができたのは、大きな自信につながります。

サークル活動を通して、私は問題を冷静に分析し、解決策に沿って行動することを学びました。

研究のガクチカ例文

研究のガクチカ例文

私は生物学の研究に注力していました。

特に遺伝子編集技術を使用して植物の耐病性に関する研究に熱心に取り組みました。

この研究には、実験計画の策定からデータ収集、結果の分析に至るまで、多大な時間と努力を費やしました。

この研究活動を通じて、私は問題解決能力、批判的思考、そしてチームで協力して取り組む力を身につけました。

これらのスキルを用いて、実験室内での作業だけでなく、チームメンバー間での効果的なコミュニケーションや協力にも大きく貢献しました。

私の努力と研究成果は、学会での発表につながり、さらには賞も受賞することができました。

この経験は、私にとって単に学術的な成功を収めたということ以上の意味を持ちます。

困難な課題に直面した際に諦めずに解決策を見出し続ける重要性を教えてくれました。

社会人としても目標に向かって持続的に取り組むことの重要性を理解しており、この姿勢は今後のキャリアでの成長や貢献に繋がると信じています。

実習のガクチカ例文

実習のガクチカ例文

私は教育学部の一環として行った教育実習に力を入れていました。

この実習では中学校で英語教師としての経験を積み、授業計画の策定から教材の準備、実際の授業運営まで、教師の役割を全面的に経験しました。

この過程で、特に生徒たちの異なる学習スタイルに対応するため、多様な教授法を用いることに注力しました。

また、生徒とのコミュニケーションを通じて、彼らの興味を引き出し、学びへの意欲を高める方法を学びました。

この実習経験から、教育の現場で求められる柔軟性、忍耐力、そして効果的なコミュニケーション能力を身につけることができました。

この実習を通じて得た経験とスキルは、私が将来的に教育者やトレーナーとして、または他のどのような職業においても、人々を指導し、育成する上で非常に重要なものとなります。

生徒たちとの関わりや彼らの成長を支えることで得た学びは、私のキャリアにおいて大きな強みとなると確信しています。

【ガクチカ例文12選】NGな例文紹介

ここまで、いい例文を紹介してきました。

しかし、当然ガクチカを書く際にやってはいけない注意点が存在します。

そんなNGなガクチカを以下の記事で紹介しています。

ガクチカをよりよくするために目を通してみてください!

【ガクチカ例文12選】ガクチカを書いたら客観的に添削する必要がある

ガクチカの書き方やいい例文を紹介してきました。

しかし、これらを踏まえて自分で作ったガクチカに自信がない、不安だといった方もいると思います。

本当に面接官に評価されるガクチカかを判断する必要があります。

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自分がそのエピソードで何をアピールしたいのか把握しよう!

エピソードを決めたら、その中で特にメッセージを補足してくれる部分はどこかを把握しましょう。

そうすることで、ガクチカで伝えたいメッセージが明確になり、相手に理解してもらいやすくなります。

ガクチカで必要なのは、「何を学んだか」「それを今後にどう活かすか」という2点です。

たとえば、「あきらめずに最後までやり通すことで、結果は出せる」ということを学んだら、「一つのことを最後までやり抜く粘り強さを仕事に活かしたい」と、今後の抱負が出てくるでしょう。

これらのメッセージを強調してくれる部分をエピソード内で見つけることがポイントです

【ガクチカ例文12選】まとめ

ガクチカの作成方法についてご紹介しました。

エピソードを通して学んだことや、今後に活かしていきたいことを明確にすることで、相手に伝わりやすいガクチカになります。

適切なエピソードを選択して、就職に役立つガクチカを作成しましょう。

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