HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
はじめに
サークル活動の経験で得た強みは、企業に求められる社会人像にも大きく関わってきます。
そのため、サークル活動はガクチカでは間違いのない・アピールすべき話として選ばれています。
特にサークルで代表として活動した経験は、誰もができるものではありません。
そのため、説明次第では強力な武器になる可能性があります。
ただ、ガクチカでサークル代表の経験をただ伝えるだけではアピールにならないことも考えられます。
なぜ企業がガクチカを聞くのか、内容のどこを重視するのかについても解説しますので、サークル代表の経験をアピールに活かすためにも、ぜひ記事を参考にしてみてください。
【サークルのガクチカ】サークルの代表経験はガクチカになる?
サークルの代表を務めた経験は、内容が濃いガクチカになります。
サークルの代表は、同じサークルのメンバーをまとめ、目標に向かって気持ちを一つにするリーダーシップや相談役といったさまざまな役割を求められる立場です。
その役割は、社会人として企業に求められる素質でもあります。
「サークルの代表を務めたけれど本当にガクチカになるのだろうか」と悩んでいるなら、ほかの人にはない強みとしてその経験をしっかり深掘りしていくことが大切です。
ここではサークル代表の経験の強みの理由を見ていきましょう。
サークル代表はガクチカに使いやすい
単にサークルの経験がある人より、サークル代表という経験は魅力があるということを覚えておきましょう。
学生時代にサークル活動に取り組んだということは、自身で好きなもの、やりたいことを自主的に選び参加したものであるということです。
さらに、活動を通して自分がどんな経験をしてどんな風に変われたのかということも、ガクチカの材料にすることができます。
サークルの代表を務めたということは、サークル活動をしたことにさらに付け加えて「代表に選ばれた」もしくは「自分で立候補した」プラスの経験をしているということです。
責任を負う立場であることに加えて、ほかの人よりも時間を拘束されることも多く、そういった経験をしてきたことを社会人としてどう活かせるのか、説明できれば大きな強みになります。
【サークルのガクチカ】企業がガクチカを聞く理由は?
ガクチカが大切ということを考えすぎて、なぜ企業がそこまでガクチカを詳しく聞きたいのか把握していないということはないでしょうか。
どの企業もガクチカを聞いてくるという考え方だと、せっかくほかの人にない経験をしていたとしてもアピールに活かすことができません。
なぜ企業はガクチカを求めているのか、その理由をよく考えましょう。
企業からの問いかけにきちんと答えられるガクチカを書くためにも、企業が何を知ろうとしているのか詳しくご紹介します。
・学生時代にどのような経験をしているか
・学生時代の経験がどう生かせるか
・論理能力を見ている
学生時代にどのような経験をしているか
ガクチカで企業が把握したいのは、学生時代にどういったことを経験したかということです。
企業はあなたがどんな人間なのか知りません。
どういった経験をし、何を身につけ、どんな人間になって自社で働きたいと考えて面接に挑んでいるのか、短い時間で把握する必要があります。
就活で企業選びをする段階で、自分にはどんな強みがあるのかを考える際、その強みを形成した経験について考えて自己PRを作成します。
つまり、企業に対し自分がどんな人間かを知ってもらうため、また共感してもらいやすい話題が学生時代の経験と言えるのです。
面接する側も、学生時代の経験であれば想像しやすく、そこから学生を理解することにもつながるため、ガクチカを聞きたいと考えているのです。
学生時代の経験がどう生かせるか
学生時代の経験で得たことを、仕事にどう活かせるかも企業はガクチカで見ています。
学生時代はやりたいこと、自分が打ち込めるものを選んで参加しています。
その中で目標を持ち、目標をクリアするためにどんな工夫をし、自分で考えたかという経験は、社会人になってからではなかなか身につけることは難しいものです。
学業に加えてアルバイトやボランティア、サークル活動など自分が興味があるものならなんでもチャレンジができる環境にいる学生時代だからこそ、その経験を社会人としてどう活かすか、どんな武器として持っているかを見る材料として企業はガクチカを重視しているのです。
さらに、志望する企業で自分が持っている強みがどう活きるのかを把握できているかどうかを判断するためにも企業はガクチカを尋ねています。
論理的能力を見ている
ガクチカを読んだり聞いたりすることで、企業は就活生の論理的能力も見ています。
ガクチカで見られているのは、あなたの経験談や強みばかりではありません。
相手が理解しやすいよう、また引き込まれるような話の流れが作れているかどうか、また論理的な説明ができているかどうかも見ています。
ガクチカでほかの就活生よりも目につく話題を持っていたとしても、それを相手にきちんと伝える技術がなければ社会人として働き続けるのは無理だと判断されかねません。
また、相手に伝えようとする意図がない、ただ事実を書き連ねているだけで引き込まれない文章も、伝える力がないと判断されます。
わかりやすい文章を作成することはもちろん、論理的な文章構成になっているかも考えながらガクチカを作成することが求められます。
【サークルのガクチカ】ガクチカにサークル代表を用いるメリット
ガクチカを見ることで、企業は就活生が「自社で活躍できる人間かどうか」を判断しようとしています。
だからこそ、ガクチカで得た自分の強みを企業にきちんと伝えられるかどうか、企業側に「必要な人材だ」と思ってもらえるかが重要なポイントとなってきます。
中でもサークル代表というポジションはガクチカでぜひ使いたいものの一つです。
ガクチカの中でも、特にサークル代表をガクチカとして用いることにはどんなメリットがあるのか詳しく見ていきましょう。
・リーダーシップやマネジメント力をアピールできる
・自分が力を入れたことはアピールしやすい
・サークル代表という経験は全員ができる経験ではない
自分が力を入れたことはアピールしやすい
サークル代表は、自分が力を入れてしてきた経験だからこそ、相手にアピールしやすいこともメリットと言えます。
ガクチカとしてアピールするために、サークル活動は伝わりやすいため題材にする人は多くいます。
ですが、多くの人がサークル活動をガクチカで取り上げるため、自分がどんなに力を入れたことであっても内容は似たり寄ったりになりがちです。
その中で、サークル代表は単に自分が好きなことをしているという立場ではありません。
代表として自由にならないことがあったり、責任を負わなければならなかったり、好きなだけでは務められないからです。
サークル代表という経験は、本当に好きでなければ務められないことだからこそ得られるものと言えます。
だからこそアピールに熱がこもり、相手にも説得力を持って伝えることが可能なのです。
サークル代表という経験は全員ができる経験ではない
サークル代表は誰にでも経験できることではないということもガクチカにするメリットです。
同じサークル活動をしていても、活動をしていただけの人と、活動に加えて代表としても務めていた人とは、経験したことの濃さが違います。
そのため、ほかの就活生と差別化が図れることも強みです。
また、サークル代表という立場は、自分でなりたいと思ってもなれるものではありません。
サークルのほかの所属する人たちが認めてくれなければいけませんし、人望も必要です。
サークル代表として選ばれたという事実だけで、ほかの人よりも強みを持っていると採用担当者にアピールすることが可能と言えます。
サークル代表という経験を持っているなら、自信を持ってガクチカとしてアピール材料にしましょう。
【サークルのガクチカ】ガクチカにサークルを用いるデメリット
サークル経験をガクチカに用いるのはメリットがある反面、デメリットもあります。
以下では、学業面での問い、そして用いるにはハードルが上がってしまうということについて詳しく説明していきます。
学業面で頑張ったことは何か問われる
一つの注意点は、学業とサークル活動のバランスを取ることが重要です。
サークル活動に時間を費やすことは良い経験ですが、学業への取り組みが疎かにならないように注意しましょう。
効果的な時間管理や優先順位の設定が必要です。
学業とサークルの両立が出来ている場合は問題ないが、出来ていない場合には学業面での成績が問われることが多くあるので注意が必要です。
そのため、学業面の成績を補うためにも早期から、SPI3や玉手箱などの対策は早めにしておきましょう。
ハードルが上がる
サークルの代表をやっていて、コミュニケーション能力があるとアピールしてしまうと、その後の面接等でハードルが上がってしまう可能性があります。
そのため、ESや履歴書では通ってもその後の面接でハキハキ話せていないなどエピソードとの相違があると、本来の力が発揮できずに終わってしまう可能性があります。
このハードルをクリアするためには、専門用語や難しい言葉をあまり利用せずに、簡単な用語で自然に話すことでこれらの問題はクリアできるでしょう。
また、聞かれた質問には遠回りをせずに簡潔に答えることも重要でしょう。
これらの方法によって、他の応募者と差別化を図り、ハードルをクリアすることができます。
【サークルのガクチカ】サークル代表でアピールできる力
サークル活動を通じて培った力を具体的に示すことで、主体性、リーダーシップ、マネジメント力など、企業が求める重要なスキルを伝えることができます。
以下では、それぞれの力について詳しく説明し、どのようにアピールできるかを解説します。
主体性
サークル代表として主体性をアピールすることは非常に効果的です。
代表として活動を主導するには、まず目標を設定し、それに向けた計画を立てる必要があります。
日程調整や費用の管理など、さまざまな要素を自ら率先して決定し、実行していくことが求められます。
また、サークル活動は繰り返し行われるため、その中での経験を積み重ね、次の活動に活かすことも重要です。
リーダーシップ
リーダーシップは、サークル代表としての経験を通じて最もアピールしやすい力の一つです。
社会においては、個人プレーよりもチームでの協調が重視され、率先して行動しながら他者を導くリーダーシップが求められます。
サークル代表として、数多くのメンバーをまとめるだけでなく、各メンバーに適切な役割を与え、全体の活動を円滑に進めるための指示を出すことが評価される可能性が高いです。
マネジメント力
サークル代表は、メンバー全員の意見を尊重しつつ、全体の方向性を定める役割を担います。
そのためには、信頼関係を築きながら、各メンバーの強みを引き出し、最適な役割分担を行うことが求められます。
また、プロジェクトの進行状況を常に把握し、問題が発生した際には迅速に対応する力も必要です。
これらの経験を通じて、メンバーと協力しながら目標を達成する力を身につけたことを強調することで、企業においても活躍できる人材であることをアピールできます。
【サークルのガクチカ】サークル代表をガクチカに用いる際の注意点
サークル代表の経験は、それだけで十分ガクチカとして使えます。
ただ、単にほかの人よりも有利と考えているだけだと、内容によってはアピールにつながらないばかりか、うまく伝えられなかったということにもなりかねません。
サークル代表というガクチカをうまくアピール材料とするためにも、注意したいことを見ていきましょう。
アピールしたい気持ちが強すぎると、ついしてしまいがちなこと、そうならないために事前にしておくべきポイントを3つご紹介します。
専門用語などは使わずわかりやすく伝える
ガクチカを文章にする場合でも話す場合でも、相手にわかりやすく伝えることを意識しましょう。
理系の人によく見られるのが、使い慣れた専門用語を無意識に使ってしまうことです。
日常的に使っていて、周りの人も同じように話しているので気付きにくいのですが、知らない人からすると何を言っているのかわかりません。
同じようにスポーツ系のサークルでも言えますが、ルールや専門用語は同じサークル内でしか通用しません。
ガクチカでは、基本的に何も知らない人に説明するつもりで文章を作成するようにしましょう。
また、自分で文章を作成しただけでは気がつかないことも多いため、サークル外の人に文章を見てもらい、客観的なアドバイスをしてもらうことをおすすめします。
なぜ代表になったのかの理由も伝える
ガクチカで説明を忘れがちですが、なぜ代表になったのか理由はきちんと伝えましょう。
代表になった経緯はそれぞれ違います。
単にサークル代表を務めた、ということだけではあまりアピールになりません。
代表になるまでの経緯、選ばれた理由を踏まえて伝えることで、自身の主体性、前向きな意欲、さらに周りの人の信頼を集めていることなどをアピールできます。
もちろん意欲があって代表に選ばれたのではなく、周りに誰もおらず自分が引き受けざるを得なかったということもあるかもしれません。
その場合でも、自分が代表となったことでサークル全体で成し遂げた結果を説明できれば、自分自身が代表となって成長できたというアピールにもなります。
説得力を持たせるためにも、理由を説明することは大切です。
話を盛らない
ほかの人と違うアピールをしたいと思っても、話を盛ってはいけません。
説明をしたところで、調べられるはずがないと考えてつい話を盛り上げることをしがちですが、自分の体験でないことを付け加えると取り返しがつかないことになる可能性があるからです。
面接官はいろいろな応募者のガクチカを聞いていますので、矛盾していることや疑問に思うことがあればすぐに気がつきます。
そこで深掘りして聞かれると、盛った話では答えられません。
そうなると単に話を盛ったというだけは済まず、仕事をしていても自分を過大評価したり正しい報告をしないで勝手な行動を取ったりする人間と受け止められてしまう可能性もあります。
話を盛らず、ありのまま事実だけを伝えるようにしましょう。
オリジナリティで差別化を図る
サークル代表の経験を取り上げたガクチカは多くの就活生が使います。
また、「就活の時期になるとサークルの副代表が増える」といった話も有名です。
このことから、サークルの代表としての経験だけだとありきたりになってしまい、差別化ができません。
サークル代表の経験という事実に比重を置くのではなく、人柄や価値観、学んだことといった、主観的な要素に力を入れてオリジナリティを出すようにしましょう。
【サークルのガクチカ】ガクチカの構成
ここまでサークル代表のガクチカを書くときの注意点について説明しました。
次はガクチカの構成について説明していきます。
ガクチカの構成は「結論→動機→目標→課題→行動と結果→学び」になります。
今回は以下の例文をそれぞれの要素に分解しながら解説するため、照らし合わせながら確認してみてください。
私が学生時代に力を入れて取り組んだことは、学祭サークルで新入生勧誘を担当する企画運営を務めたことです。
昨年の4月にサークルの説明会を開きましたが、新入生の参加者が集まらないという問題を抱えていました。
サークルの存続にも関わると感じ、50人以上の入会を目標に集客するための施策を検討しました。
私はPR規模に原因があると考え、キャンパスでビラ配りを毎日行いましたが説明会での人数は増えませんでした。
そこでPR規模でなく内容に問題があるのではないかと推測し、自分自身が入学時に困った経験から従来の勧誘ではなく、新入生の悩みや困り事の解消出来る相談会の開催を提案しました。
その結果、新入生の不安も解消しながら、サークルのPRにも成功し、多くの新入生を勧誘することが出来ました。
この経験から、ニーズを把握することの重要さを学び、それ以来相手の立場になって考えることを大切にしています。
結論
ガクチカの書き出しは結論から入りましょう。
ガクチカだけではなく、ES全般で分かりやすく伝えるためには結論ファーストが重要です。
今回の例文では「私が学生時代に力を入れて取り組んだことは、学祭サークルで新入生勧誘を担当する企画運営を務めたことです。」という部分が該当します。
動機
次に動機について述べましょう。
動機とは、どうしてその活動に力を入れたかということです。
動機はモチベーションなどの重要な要素に直結するため、面接でも深掘りされます。
例文では「昨年の4月にサークルの説明会を開きましたが、新入生の参加者が集まらないという問題を抱えていました。サークルの存続にも関わると感じ、」という部分が該当します。
目標
動機の後は目標について述べましょう。
目標の要素から企業は「目標を自ら設定できる人材であるか」や「どの程度の高さの目標を設定する人材なのか」という観点から評価します。
例文では「50人以上の入会を目標に集客するための施策を検討しました。」という部分が該当します。
課題
次に直面した課題について説明しましょう。
企業は課題の項目で「どの程度の躓きを課題として捉えるか」や「なぜ課題として捉えたか」といった価値観を知りたいと考えています。
例文では「私はPR規模に原因があると考え、キャンパスでビラ配りを毎日行いましたが説明会での人数は増えませんでした。」という部分に該当します。
行動と結果
次に課題に対してどのように取り組み、解決したかという行動について述べましょう。
この項目では「課題をどのように分析したか」や「課題に対して適切な対処ができているか」や「課題に対して能動的に取り組むことができる人材なのか」といったことを評価しています。
例文では「そこでPR規模でなく内容に問題があるのではないかと推測し、自分自身が入学時に困った経験から従来の勧誘ではなく、新入生の悩みや困り事の解消出来る相談会の開催を提案しました。その結果、新入生の不安も解消しながら、サークルのPRにも成功し、多くの新入生を勧誘することが出来ました。」という部分に該当します。
学び
最後に学んだことについて述べましょう。
感想だけで終わらず、「どのようなことを学んで入社後にも生かすことができるのか」ということが重要です。
例文では「この経験から、ニーズを把握することの重要さを学び、それ以来相手の立場になって考えることを大切にしています。」という部分に該当します。
ここで注意するべきことは再現性です。
ガクチカの学んだことは再現性のある学びを取り上げるように注意してください。
【サークルのガクチカ】サークルをガクチカに用いる際の例文
以下では新入生勧誘の経験や様々なサークル経験をもとに書いた例文を詳しく説明していきます。
サークル経験をガクチカに書く場合には参考にしてみましょう。
例文1 新入生勧誘の経験
新入生勧誘期間中、私たちは積極的に学内イベントやオリエンテーションに参加し、学生たちにサークルの魅力を伝える役割を果たしました。
新入生歓迎会当日では、上級生たちが勝手に楽しむのではなく、新入生が楽しめるように気を配ってコミュニケーションを心がけるという工夫を施しました。
この経験を通じて、コミュニケーション能力やリーダーシップスキルを大いに磨くことができました。
また、新入生たちとの対話や相互作用を通じて、異なるバックグラウンドを持つ人々と協力し、チーム全体をまとめることの重要性を学びました。
私はこれらの経験を通じて、チームプレーヤーとしての能力を高め、チャレンジ精神を持って貴社に貢献出来ると考えております。
例文2 テニスサークルの代表経験
このサークルで代表を務めており、関東のトーナメントで優勝することを目標としました。
しかし、私が代表になった最初のトーナメント戦で負けてしまいました。
練習量が少ないことやスケジュール管理の甘さが優勝できない要因であると考え、練習時間を細かく管理し、少ない練習時間でも効率よく練習できるように工夫をしました。
その結果、大学3年生の2月に行われたトーナメント戦では5対3でギリギリ優勝することができました。
この経験から、目標を設定し、その目標にこだわることの重要さ、そしてスケジュール管理の重要性を学ぶことができました。
私が貴社に入社したら業務遂行にこだわり、周りと協力して1つのことを達成することができると考えます。
例文3 演劇サークルの代表経験
演劇サークルで代表をしていましたが、演劇の知識や経験がまだ少なくサークルを上手くまとめることができませんでした。
メンバー内の役決めや演劇の構成で揉めることが多くありました。
しかし、自分の持ち味であるコミュニケーション能力の高さを用いて、役の雰囲気と1番合っている人を毎回話し合いで決めることで揉めることなく解決することができました。
その結果、公演では素晴らしい舞台を作り上げる事ができました。
この経験から、メンバーとコミュニケーションをとる大切さを学びました。
貴社でもマネジメントをする際はメンバーと積極的に話し合いを重ね、組織運営をしていきたいと考えております。
【サークルのガクチカ】よくある質問
サークルをガクチカにする際、就活生が抱く質問には共通の悩みが多くあります。
下記では、サークルをガクチカにする際に多くの人が抱く3つの質問に対して、具体的なアドバイスと解説をします。
Q特別な役職でなきゃダメ?
特別な役職がなくてもガクチカとして十分にアピールすることができます。
重要なのは、役職そのものではなく、活動を通じて達成した目標や、それに向けてどのような行動を取ったか、そしてその経験から何を学んだかです。
企業は、ガクチカを通して応募者がどのようなプロセスを経て成長し、学びを得たのかを重視しています。
たとえ役職がなくても、チームでの役割や自分がどのように貢献したかを具体的に伝えることで、十分にアピールすることが可能です。
Q嘘ついてもいい?
ガクチカで嘘をつくのは絶対に避けるべきです。
面接において最も重要なのは、一貫性と信頼性です。
嘘をつくことで、一貫性が失われるだけでなく、面接官に矛盾を指摘された場合、信頼を大きく損なうことになります。
面接官は、細かい点や過去のエピソードに関して深掘りすることがあり、その際に嘘が発覚すれば、不合格になるリスクが高まります。
嘘をつかずに、実際の経験に基づいて正直に話すことで、真実味が伝わり、結果的に好印象を与えることができます。
Qサークルややめてても大丈夫?
サークルを途中でやめたとしても、その在籍期間中に力を入れていた活動があれば、それをガクチカとして十分にアピールできます。
重要なのは、在籍していた期間に何を学び、それを今後どのように活かそうとしているかを明確に伝えることです。
サークル活動を通じて培ったスキルや経験は、たとえ活動期間が短くても価値があります。
企業側も、学んだことやその後の展開に注目していますので、在籍期間よりも、活動内容や学びの深さを強調することで、ポジティブな印象を与えることができます。
まとめ
サークル代表という経験は、誰もが経験できることではないからこそ、ガクチカとして使うべき題材です。
ですが、単に「代表を務めたことがある」という話だけでは、採用担当者の気持ちを掴むことはできません。
その経験で何をやり遂げたのか、またサークル代表として身につけたことや経験をどう仕事で活かせることができるのかを、相手に伝わるようわかりやすくまとめておく必要があります。
代表として得た強みをアピールできるようなガクチカをまとめましょう。