【例文あり】GPAはガクチカで書ける?学業やGPAを活用するときの注意点や例文もあわせてチェック!

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はじめに

勉強でガクチカを書くことができるのか不安な人もいるのではないでしょうか。

勉強というのは学生の本分でもあるので、これでガクチカを書くと、当たり前になりすぎてしまうのではと懸念する人もいるでしょう。

ガクチカで勉強を作成する場合には、2通りのパターンがありますので、それぞれのパターンのポイントを覚えておくことも大切です。

企業によってはうまく勉強のガクチカを使いこなすことによって、必要な人材であることをしっかりとアピールできるかもしれません。

「勉強」で書くなら2通り

ガクチカを勉強で書くなら、2通りの方法があります。

それがゼミと授業という選択肢です。

授業でガクチカを書く場合には、GPAを強調することができ、学生の本分をしているといったことを強調する必要があるでしょう。

また、ゼミでガクチカを書く場合には、研究してきたことを伝える必要がありますし、理系ならスキルの強調をすることができます。

このように勉強でガクチカを作成するなら、大きな2つのパターンがあることを踏まえたうえで、詳細を確認してみましょう。

「授業」で書く場合

授業でガクチカを書く場合には、GPAを強調して書く必要があるでしょう。

また、学生の本分をしているということでもありますので、ガクチカとしては間違ってはいないでしょう。

GPAを強調できる

授業でガクチカを作成する場合には、GPAを強調することができます。

GPAは、授業を頑張ったということの証でもありますので、GPAがあなたのガクチカを証明してくれるとも言えるでしょう。

しかし、注意が必要なのは、授業でGPAを強調することができる場合は、当然それなりのGPAを残している必要があります。

特に目立ったもののない数値なのであれば、GPAを強調したところであまり意味がありません。

そのため、ガクチカで授業のことを書くならば、GPAが強調できるレベルに達しているということが必要です。

GPAを参考にする企業は多いので、ここでうまくアピールすることができれば、採用への第一歩を踏み出すことができるかもしれません。

GPAをアピールすることができれば、この学生は学習意欲が高く、知識を吸収する能力が高いので、仕事を早く覚えてもらえると評価される可能性もあるでしょう。

そんな意味では、GPAをアピールする戦略は決して間違っているわけではないです。

学生の本分をしている

授業をアピールするようなガクチカを書く場合には、学生の本分をしているということなので、とても自然です。

多くの人が学業を頑張るために大学に入学したので、授業のガクチカというのは、当たり前とも言えるでしょう。

そのため、ガクチカの内容としては間違ってはいません。

しかし、学生が学業を頑張るというのはあまりにも当たり前すぎるので、オリジナリティの創出に苦労する可能性があります。

勉強を頑張ったということをオリジナルのエピソードで伝えるのはなかなか難しいので、どうやって相手に納得してもらうかという話になってくるでしょう。

相手に納得してもらうためには、納得できるだけのデータも必要になってくるかと思うので、具体的な数字などの材料をあらかじめ用意しておく必要があるのではないでしょうか。

「ゼミ」の場合

ゼミをガクチカで書く場合には、研究してきたことを言えます。

研究してきたことには、それぞれの想いが詰まっていると言えますので、ガクチカとしては比較的作成しやすい部類になるのではないでしょうか。

また、理系ならばスキルを強調するということができますので、企業が求めている能力に合致するならば、しっかりと評価してもらえる可能性があります。

研究してきたことを言える

ゼミをガクチカで利用する場合には、研究してきたことを言えるのは大きなポイントになってくるでしょう。

ゼミの研究には、いろいろなテーマがありますので、それぞれのオリジナリティが発揮されやすいです。

ガクチカは、その学生がどんな学生だったのかを知りたいと思っているからこそ、聞かれます。

そして、ゼミの研究にはその人の性格や想いがたくさん詰まっていますので、ガクチカで自分をアピールしたい場合にはピッタリでしょう。

そのため、どんな想いがあってこの研究テーマにしたのかとか、ゼミでこのテーマを学ぶことによって、どのようなことを思ったのかなども良いです。

また、ゼミでこのテーマを学ぶことによって、この業界に興味を持ったと、就活につなげるのも良いかもしれません。

ガクチカでゼミを利用する場合は、このようにさまざまな選択肢があります。

理系ならスキルの協調ができる

ゼミが理系ならば、スキルの強調をすることができます。

特にIT企業などを志望する場合には、IT系で役立つようなスキルを学べるゼミならば、大きなポイントになってくるでしょう。

IT系で働くうえで、必要な基礎知識というのは企業も重視しているので、そのようなゼミを利用していたのならば、大きなチャンスと言えるかもしれません。

しかし、スキルを身につけることができるといっても、その企業に合致していなければ、大きな効果はありません。

ただし、ゼミで意欲的に勉強をしていたというアピールはすることができますので、マイナスになることはないでしょう。

ここでもゼミに対してのどんな想いがあったのか、どんなことを学べたのかを具体的に説明することが重要になってくるのです。

気を付けた方がいいこと

勉強を使ってガクチカを作成する際の注意点を紹介します。

勉強を使ってガクチカを作成するのは問題ありませんが、注意点はそのほかのテーマと同様にあります。

この注意点を守ることができなければ、せっかくのガクチカも無駄になってしまう可能性があるので注意しましょう。

なぜそれを行ったのかをしっかりと納得できる形で説明するのも重要になってきますし、専門分野で語りすぎないことも重要です。

「なぜそれを行ったのか」をちゃんと伝える

なぜそれを行ったのかをしっかりと伝えることはとても大切です。

これをしましたというガクチカでは、まったくあなたのことを理解することができません。

どのような原動力があって、どのように思ったから、これをやったというものでなければ、相手は理解することができないのです。

ガクチカで知りたいことの中には、その人材の原動力というものもあります。

この人は、どういったものに使命感を感じ、どのようなものなら突き進むことができるのかといったことをガクチカに盛り込むことができれば、評価につながるのではないでしょうか。

これはガクチカでよくやってしまいがちな注意点なので、相手の立場を考えて、こう言われたら理解できるということを考えながら作成してみてください。

専門分野で語りすぎない

ガクチカで勉強を使う場合にやってしまいがちなのが、専門分野で語りすぎてしまうのです。

専門分野を専攻したということは、それだけその分野に思い入れがあるのはわかります。

そのため、ついつい語りすぎてしまう情熱を持っている人もいるでしょう。

しかし、それでは完全な独りよがりになってしまいますので、相手にしっかりと伝わるような言葉で伝えてください。

専門分野の場合は、企業の人事の人はまったく理解できない可能性もあるので、もっと簡単な言葉に変えて、わかりやすいよう説明すると良いでしょう。

そもそも、あまり専門的な内容を含めないというのも方法です。

ガクチカで重要なのは、専門分野の知識を持っているということではなく、その学生が何を思って、どういった行動をする人なのかといったことなのです。

ここを取り違えてしまうと、質問の意味を理解していない学生と思われてしまう可能性があります。

何を得たのか述べる

ガクチカで重要になってくるのが、最終的にあなたは何を得られましたか、というものです。

仮に失敗した経験であっても、失敗から何かを学ぶことはできるはずです。

また、成功体験の場合は、成功を通じて、何かを得ることができるでしょう。

ここがガクチカの最終的な到達地点なので、得たものを書いていないというのだけは避けたいものです。

そうでなければ、何のためにガクチカを聞いたのかということになってしまいかねません。

何を思って何を始めたか、そして何を得ることができたのか、その結果何を思ったかといった具体的なエピソードはガクチカには必須と言えるでしょう。

簡潔に判断材料を述べることによって、相手はしっかりとあなたを評価してくれます。

ガクチカの例文

ここではガクチカの例文を紹介します。

授業でガクチカを作成する場合と、ゼミでガクチカを作成する場合の2パターンを紹介しますので、それぞれ参考にしてみてください。

どちらを選ぶかは、それぞれの状況によって異なってくるかと思われます。

「授業」で書く場合

私は海外留学を目指していましたが、諸事情から断念せざるを得ない状況になってしまいました。

その代わりに、大学の英語の授業にはかなり力を入れていました。

将来は海外展開するような企業で働きたいと思っておりましたので、大学の授業の範囲内で、どこまで英語スキルを高められるかは、ある種、自分への挑戦だとも思っています。

そのためには、ほかの学生と同様に普通に勉強をするだけではダメだと思っていましたので、予習、復習に加えて、教師への質問も毎回のように行いました。

また、幸いなことに帰国子女の学生がおりましたので、その学生と積極的にコミュニケーションを取り友人になりました。

英語に関しては、最終的に学内でトップクラスの成績を収め、スピーチコンテストで優勝したのは良い思い出です。

「ゼミ」で書く場合

私は大学のゼミでブロックチェーンを学びました。

ブロックチェーンについては、この後、まだまだ発展することが予測できましたので、今のうちに学んでおくと将来いろいろ役立ちそうだと思ったからです。

日本でも少ないブロックチェーンの専門家の教授とともに日々、研究を重ねることによって、このシステムの大きな可能性に気が付くことができました。

また、ブロックチェーンにはさまざまなアプリケーションとの親和性があることがわかり、それからは自分でブロックチェーンアプリを作ることができないか自主的に勉強するまでになっています。

このゼミには、最新技術のすごさと、新しい技術を学ぶことへの喜びを学んだと思っています。

まとめ

勉強のガクチカの書き方がわかったのではないでしょうか。

勉強のガクチカは決まりきった内容になってしまうかと思っていた人もいるかもしれませんが、ゼミの内容を利用することでオリジナリティを演出することができます。

また、授業をガクチカにすれば学力をアピールすることができるでしょう。

基礎学力を重視するような就職先ならば、授業のガクチカでアピールすると、必要な人材だと考えてもらえる可能性があります。

適材適所で勉強のガクチカを作成する応用力を身につけておきましょう。

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