【例文7選】ガクチカでアルバイトはダメ?高評価のコツやアピールポイントを徹底解説!

【例文7選】ガクチカでアルバイトはダメ?高評価のコツやアピールポイントを徹底解説!

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伊東美奈
Digmedia監修者
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

この記事をおすすめしたい人

・アルバイトをガクチカにしたい人
・ガクチカで高評価を得られるポイントを知りたい人
・アルバイトのガクチカ例文が見たい人
・ガクチカに自信がない人

この記事で分かること

・ガクチカとしてアルバイトが弱いか強いか
・ありきたりな経験をガクチカにする方法
・ガクチカ作成時の注意点

ガクチカとしてアルバイトを答えるのはありきたりで差別化できないのでは?

という相談もよく学生様から受けますが、実はそんなことはありません。

アルバイトも伝え方次第で面接官を惹きつけるガクチカとなりえます。

今回は、そんなアルバイトを魅力的なガクチカとして伝える方法についての記事です。

目次目次を全て表示する

【ガクチカでアルバイトはだめ?】ガクチカとは

ガクチカといっても、これから就活をスタートさせる学生にとっては、何のことなのかピンとこないかもしれません。

これはいわゆる就活用語で、定番化した質問項目を略した略語です。

ガクチカとは「学(ガク)生時代に力(チカラ)を入れたこと」の略語で、主に大学生活において、何を頑張ってきたかをアピールする質問となります。

【ガクチカでアルバイトはだめ?】企業の意図

ガクチカでアルバイトはだめなのかな、と疑問に思う理由として、「学生時代に力を入れたこと」を人事がなぜ聞くのか、を深く理解できていない可能性があります。

人事が就活生にガクチカを定番で聞く意図をおさらいしておくことで、的外れな回答をせずに、より人事ウケの良い回答ができるはずです。

①モチベーションの源泉

モチベーションや行動の動機となるものは様々な取り組みの中の源泉と通じる部分があります。
人事は、ガクチカのエピソードの中の取り組みのモチベーションを知ることで仕事でのモチベーションも知ることができるのです。
また、そのモチベーションが「人のため」なのか「自分の成長のため」なのかを理解することで、自社とのマッチング度が測ることが可能なため、採用後のミスマッチに繋がらないようにガクチカを聞いています。

②価値観

面接官や人事は、ガクチカとして語られる一連の思考や行動の過程を知ることで、その人の人柄や大切にする価値観を知ろうとしています。
輝かしい成果こそなくても、自社が目指すビジョンや会社の中で大切にしている価値観とマッチしていると感じられるガクチカを伝えられると「こんな人材が欲しい」「この人と働きたい」と思うため、高評価の対象になります。

③仕事への取り組み

学生時代に力を入れたことを聞くことで、物事の取り組み方やそこで得た学びやスキルも知ろうとしています。
その中でPDCAサイクル、仮説立て、批判的思考などのビジネスにおいて必要となる考え方が学生のうちからできていれば、向き合う人物や扱う対象が異なっても、入社後すぐにその思考力を発揮してくれるだろうと期待するため選考通過にする可能性が高いです。

④強み

他にも、取り組みの中で、どんな強みを発揮して困難に向き合ったのかを知ろうとしています。
就活生が持っている強みを知ることで、自社ではどのようにその強みを活かせるのかを考え、自社で働いた時のイメージを膨らませています。

【ガクチカでアルバイトはだめ?】バイトがダメだと言われる理由

Yahoo!知恵袋やX、相談に来る就活生の中には「ガクチカなんてバイトしかないけど、バイトなんてガクチカとして評価されなさそう」と不安になられてる方がいます。

確かに、営業の長期インターンなどの経験の方が面接官が惹かれやすいのは確かです。

ガクチカとしてアルバイトがだめだと言われる理由2つを説明します。

差別化が難しい

学生のアルバイト経験は比較的似たような内容になりやすく、他の就活生と差別化しづらいという問題があります。

また、経験自体が日常的で当たり前のことだと、それ以上話を掘り下げるのが難しく、印象に残りにくくなります。


居酒屋での接客
→「お客様に笑顔で対応しました」「忙しくても丁寧な接客を心がけました」

コンビニでのレジ打ち
→「正確に早く処理するよう意識しました」

これらは確かに大切な経験ではありますが、同じような内容を多くの学生が語るため、企業側からすると「また同じような話だな」と感じてしまうのです。

抽象的な話で終わる傾向

アルバイト経験を語る際に、「頑張った」「努力した」「成長した」「学びがあった」といった抽象的な言葉だけで終わってしまい、具体性に欠けることが多いという傾向があります。

企業は「どのように行動したか」「どんな結果が出たか」「その経験から何をどう考えるようになったか」を知りたいのに、抽象的な表現では人物像や行動力が見えてきません。

そのため、「アルバイト=ダメ」ではなく、「伝え方が浅い=もったいない」が正しいです。

【ガクチカでアルバイトはだめ?】バイトはエピソードとして弱い?

この点、ガクチカを選ぶ際には実際に最も力を入れたことではなく、より内定につながりやすいと考えるエピソードを選ぶ方が少なくありません。

そこで、多くの就活生が思い至るのが、アルバイト経験です。

もっとも、アルバイトはガクチカとしては弱く、ほかの就活生と差がつかないという意見もあります。

実際のところはどのように評価されるのでしょうか。

プロセス重視

アルバイト経験はガクチカ(学生時代に力を入れたこと)として必ずしも弱いわけではありません

実際に、アルバイトを通じて得たスキルや経験、成長を具体的に説明することができれば、非常に強力なアピールポイントとなります。

重要なのは、プロセスを重視し、自分なりに工夫した点や直面した困難、そしてそれをどのように克服したかを明確に伝えることです。

単なるアルバイトではなく、自分の能力や価値観を証明するエピソードに昇華させることがポイントです。

独自の工夫や動機が重要

ガクチカは珍しい成績や珍しい体験について話すものではないということも覚えておきましょう。

アルバイトは誰でもできるものですし、評価されるものであると多くのメディアが書いているバイトリーダーの経験もそこまで秀逸なエピソードというほどではありません。

しかしそういった意見もありますが、アルバイトしようと思った動機やアルバイト中の働き方など工夫人それぞれです。

結果的に同じようなことをしていたとしても、独自の考えや工夫がそれぞれ存在することでしょう。

企業の採用担当者は、その人独自の考えや仕事への取り組み方を評価したいと考えているのです。

バイトリーダーになっていたとしてもそうでなかったとしても、お店の売上を上げていなくてもアルバイトの経験自体はガクチカとしてアピールするものとして全く問題ありません。

【ガクチカでアルバイトはだめ?】評価されやすいアピールポイント

続いて、アルバイト経験をガクチカでアピールする際のポイントについても詳しく紹介していきます。

下記の5点はアルバイトというガクチカをアピールするにあたって、企業の採用担当者に良い印象を与えられるポイントですから強調できるようにしていきましょう。

数字を含むことができる

ガクチカを話す際、「売上を〇%伸ばした」「1日〇人対応した」といった数字を盛り込むと具体的になり、説得力が増します。

企業の面接官も数字が入っていると成果がイメージしやすく、目に留まりやすくなります。

しかし、数字を入れただけでは魅力的なガクチカとは言えません。

なぜなら、企業が知りたいのは「何を達成したか」だけでなく、「どう考えて、どう行動し、どんな工夫をしたのか」というあなた自身の人柄や思考力だからです。

長く続けた

長期間続けているアルバイトがあるならば是非ともガクチカでアピールしていきたいところです。

1年以上続けている人材ならば、継続力や忍耐力がある人材であるとみなしてもらえることでしょう。

反対に3ヶ月未満でやめてしまった場合は、精進賞や責任感の欠如しているなどの印象を与えてしまう可能性が高いです。

もしアルバイトを長く続けられていない場合は、他のテーマを探してみるのも選択肢の一つであると言えるでしょう。

目標を定めた

アルバイトでは基本的に毎回のシフトを同じ流れや作業を行うため、それらを述べるだけでは差別化になることはほとんどありません。

学生時代に学んだこととして積極的にアピールするには弱いと言わざるを得ません。

そこで、小さなことでも目標をそれぞれ定めて取り組むことで、人とは違うアルバイト経験であることをアピールすることができるでしょう。

アルバイトにおいて、目標を定めたことをアピールする際の例には下記のようなものが挙げられます。

アピールポイント

スーパーの店員の場合:
客層に合わせた接客を心がけた。お年寄りには声を通常よりも大きく、ゆっくり話した。
子供には同じ目線になるまでしゃがんでコミュニケーションをとった。

塾講師の場合
教え子に対して真摯に向き合った。
出勤前にその日の教える内容やテスト範囲を基礎から応用まで復習を網羅し、どんな質問が来ても噛み砕いて説明できるよう、準備を怠らなかった。

飲食店の場合
リピート客を1ヶ月に1人は増やすことを心がけた。
新規のお客様にお店の魅力を存分に味わってもらうため、普段からどんな客層に何が人気なのかなどのおすすめメニューを提案できるようにした。

課題や困難があった

課題や困難があった場合はそれを乗り越えるためにどのような工夫をしたのか、克服するためにはどのようなことが必要であったのかについても話すことができると良いでしょう。

乗り越えられなかったとしても、乗り越えるためにどのような工夫を行ったのかについて述べるだけでも十分に良い印象を与えることができます。

入社後、仕事で行き詰まってもすぐに折れないことや、課題を分析しながら取り組み続けることができるということをアピールすることができれば良い印象を与えられるはずです。

工夫をした

ガクチカ、今回で言うならばアルバイトの中で、業務に取り組むにあたって、何か工夫しながら稼働していたことについてアピールすることができれば良い印象を与えることができるでしょう。

常に考えながら自分を顧みながら行動できている人材であるという印象を与えることができます。

誰かからフィードバックをもらって改善することができる人材が素晴らしいのは当然のことですが、自分で自らを顧みて修正をすることができる人物も企業から求められています。

【ガクチカでアルバイトはだめ?】バイトをガクチカにするメリット

アルバイト経験はガクチカとして十分に使える貴重なエピソードです。

実際、アルバイトは業務としての側面が強いため、採用担当者に自分の働き方や価値観を伝えるのに適しています

ここでは、アルバイトをガクチカにすることで得られる主なメリットについて解説します。

仕事への取り組み方をイメージしやすい

アルバイトは実際の業務経験に近いため、応募者がどのように業務に取り組んできたかを知ることで、入社後の働き方をイメージしやすくなります。

例えば、アルバイトで接客を通じて顧客対応能力を培った経験や、店舗運営に積極的に関与した経験を語ることで、職場での行動力や適応力を具体的に伝えられます

また、アルバイトの中で直面した課題やそれを克服するための努力を説明することで、企業側は応募者の課題解決力や成長意欲を評価することができます。

このように、アルバイト経験を通じて得たスキルや姿勢は、職場での貢献度を予測する材料として非常に有効です。

個性を出しやすい

一見、アルバイトは一般的で平凡な経験に思われるかもしれませんが、掘り下げることでオリジナリティを発揮できます。

例えば、「なぜそのアルバイトを選んだのか」「どのような状況下で取り組んだのか」「その経験から何を学んだのか」を具体的に語ることで、自分だけのストーリーを伝えることができます。

アルバイトにはさまざまな局面があり、独自の経験を持ち込むことで他の応募者との差別化が可能です。

こうした工夫をすることで、単なる「アルバイト経験」を魅力的で個性的なエピソードに変えることができます。

例えば、飲食店でのアルバイトにおいて、自ら新しいメニューを提案して採用された経験や、効率的な作業分担を提案し業務を改善した経験を語ることで、具体性を持たせながら個性をアピールできます。

面接官に伝わりやすい

居酒屋バイトやコンビニバイト、塾講師などのアルバイト経験のエピソードは、研究やゼミなどと比較して話が伝わりやすいです。

その分、深掘り質問が多くなったりしますが、専門用語が飛び交う話や面接官が全く関わってこなかった環境の話はそもそもの関心を惹きつけられないため、アルバイトはガクチカのテーマとして良いです。

協調性をアピールしやすい

アルバイトは会社と同じ、組織の中の一員として働きます。

そのため、新人教育やお客様との関わりなど、周囲の人を巻き込むようなエピソードを話すことができます。

人事は他者とのコミュニケーションの取り方や、組織での立ち位置などを知ろうとしているため、人事から求められている話をアルバイトをしていればエピソードとして伝えることが可能です。

【ガクチカでアルバイトはだめ?】書く時の注意点

アルバイト経験をガクチカに活用する際には、いくつかの注意点を守る必要があります。

不適切な内容や表現によって逆効果を生む可能性もあるため、より効果的なアピールをするために避けるべきポイントを押さえましょう。

NG①エピソードが複数

種類は問いませんが、最も力を入れたことを1つに絞り込みましょう。

部活もアルバイトも頑張ったではなく、いずれか1つのジャンルに焦点を当てます。

ガクチカを話すうえでは、具体的なエピソードを紹介することがポイントです。

どれほど力を入れて取り組んだのかを理解してもらうために、実際の経験に基づくエピソードが重要な役割を果たします。

エピソードの構成としては、単に「〇〇をしていました」ではなく、課題や困難に直面しながらも、乗り越えて頑張ってきたといった印象に残るエピソードがおすすめです。

NG②嘘や誇張を含む

アルバイト経験を実際以上に盛ることは絶対に避けるべきです。

例えば、誇張して「売上を昨年の同じ月の2倍以上向上させた」といったアピールは、具体性がなければ、面接官にすぐ見抜かれます。

誇張が明らかになると、応募者への信頼が失われ、大きなイメージダウンにつながる可能性があります。

自分の経験を正確に伝え、具体的な行動や結果を丁寧に説明することが大切で、誠実な内容は、それだけで説得力を持ち、面接官に好印象を与えることができます。

さらに、アルバイトの成果を語る際には、自分の役割や努力の範囲を明確にすることも重要です。

「店舗全体の売上が向上しました」という表現ではなく、「自分が提案した新メニューが採用され、売上が10%増加しました」というように、詳細に伝えましょう。

NG③業務内容の羅列

単にアルバイトでどのような業務を行っていたかを羅列するだけでは、面接官に響くガクチカにはなりません。

重要なのは、その業務を通じてどのように工夫し、努力したか、そしてどんな成果を得たかを具体的に説明することです。

例えば、「飲食店で接客業務を担当しました」と言うだけでなく、「繁忙期に顧客満足度を向上させるためにスタッフ間の役割分担を改善しました」といった具体的な行動を加えると、印象に残りやすいガクチカになります。

また、「ただアルバイトの指示通りに働いていました」では、面接官に成長意欲や主体性が伝わりません。

どのような場面で自ら考え、行動を起こしたのかを述べることで、評価につながるエピソードとなります。

NG④短気すぎるバイト

面接ではエピソードを深掘りされることが多いため、短期間のアルバイトでは十分に語れる内容が不足する可能性があります。

例えば、1ヶ月しか経験していないアルバイトでは、得られる学びや成果が限られてしまい、説得力に欠ける回答になりがちです。

一方で、1年以上続けたアルバイトであれば、その期間にどのように成長したか、どのような課題に取り組んだかを具体的に説明できます。

継続性をアピールすることで、面接官に信頼感や忍耐力を伝えることができます。

さらに、長期間続けたアルバイトでは、自分がどのように役割を変化させてきたかや、リーダーシップを発揮したエピソードを語ることもできます。

このように、継続して取り組むことで得られるスキルや経験は、採用担当者に好印象を与えやすいです。

NG⑤夜職のエピソード

ホストクラブやキャバクラなどの夜職の経験は、アルバイトであっても良い印象を与えにくいことが多いため、避けたほうが無難です。

たとえ売上トップやチームをまとめるなどの成果があったとしても、面接官がネガティブな先入観を持つ可能性があります。

就職活動では、自分をポジティブにアピールする場であるため、一般的に受け入れられやすいエピソードを選ぶことが重要です。

夜職以外のアルバイト経験でアピールポイントを見つけ、面接官が納得できる内容を準備することをおすすめします。

さらに、もし夜職しか経験がない場合は、その中で得たスキルを別の角度から表現する工夫も必要です。

たとえば、「接客業務を通じてお客様のニーズを理解し、柔軟に対応する力を身につけました」といった形で、印象を改善することも可能です。

【ガクチカでアルバイトはだめ?】掛け持ちをアピールしたい方へ

就活生の中には複数のアルバイトに取り組んでいたという方も多いのではないでしょうか。

掛け持ちしていて色々なエピソードを述べたいと考えている人も多いでしょう。

しかし、いくつか注意ポイントがあるので、頭に置きながらガクチカを作成していく必要があります。

まず、なぜ複数のアルバイトをしているのかについて説明しなければなりません。

特段、掛け持ちをする理由がないのにいくつかアルバイトを掛け持ちしている方は、説明をしないと相手が納得できません。

また、金銭的な理由で掛け持ちしたことによる学びを含めて話すようにしましょう。

こちらの記事では、アルバイトで掛け持ちした経験をガクチカとして伝えたい人向けに詳しく紹介しているので、掛け持ちの話をしたい方はぜひこちらも確認してみてください。

【ガクチカでアルバイトはだめ?】例文一覧

アルバイトは、学生時代の経験として多くの人がガクチカに取り入れることができる貴重な題材です。

特に、単なる業務をこなすだけでなく、課題を発見し解決に向けた行動を起こしたエピソードは、面接官に強い印象を与えます。

ここでは、いくつかのアルバイトの具体的な例文を通じて、効果的なガクチカの伝え方を解説します。

コンビニのアルバイトの例文

学生時代に力を入れたのは、コンビニエンスストアでのアルバイトです。私は、バイトリーダーとして職場環境の改善に取り組みました。

当時、新人アルバイトの定着率が低く、早期に退職するケースが多発していました。
その原因を探ると、業務の流れを明確に示すマニュアルがなく、教育が店長に一任されているため、新人が孤立しやすいことが分かりました。

私は、業務を分かりやすく解説したマニュアルを作成し、既存のスタッフとも相談しながら教育担当を分担する新体制を提案しました。

この取り組みによって、新人スタッフの定着率が向上し、職場全体の士気も高まりました。この経験を通じて、課題を見つけ解決する力や、周囲と協力する大切さを学びました。

入社後も、このような行動力を発揮し、チームの中で積極的に問題解決に取り組んでいきたいと考えています。

キッチン業務のアルバイトの例文

私が学生時代に注力したのは、個人経営の飲食店でのキッチンスタッフのアルバイトです。

その店舗は地域密着型で人気でしたが、近隣に大手チェーン店が進出したことで客足が減少し、経営が厳しくなりました。

私は、この状況を改善するため、店長や他のスタッフと意見交換を行い、具体的な施策を提案しました。
その一つがランチ営業の開始で、昼間の客層を狙ったメニュー開発を行いました。また、地元食材を使用した限定メニューを作り、地域のイベントで試食販売を実施することで、店舗の認知度を向上させました。

これにより、徐々に客足が戻り、売上も安定しました。この経験を通じて、創意工夫と粘り強さを持って困難に立ち向かう重要性を学びました。入社後は、この経験を活かし、どのような課題にも冷静に対処し、成果を出せる社会人になりたいと考えています。

カフェのアルバイトの例文

カフェアルバイトで、コーヒー豆責任者としてコーヒー豆の売上回復に尽力した。
限定店舗でのみ販売されるコーヒー豆の撤退を受けて顧客が離れ、売上が減少したためである。
私はコーヒー豆目的の顧客増加の必要性を感じ、まず既存顧客の大半を占める高齢層とファミリー層に着目した。
豆を使った抽出は難しいと先入観を抱く人が多いことを逆手に取り、手軽に本格的な味が楽しめる抽出器具を店全体で提案することでコーヒー豆の販売に繋げた。
また、新規顧客として店先を往来する人にも着目した。
自店の立地が複合商業施設の出入口付近であるためその人数は多く、潜在的なニーズが存在すると考えたからである。
具体的には、ピークである16時頃に毎日店頭にて五感で楽しめるテイスティングを実施し、往来する人の関心を獲得に成功した。
結果、その年の冬限定コーヒー豆の売上で全店舗中第3位の記録を打ち立てた。

カラオケのアルバイト

私は、カラオケ店の接客のアルバイトで、フロント業務に挑戦した。
最初はマニュアル通りの接客しか出来ず、店長から「ロボットのような接客だね」と怒られ、自分の接客の未熟さを痛感した。
そこで私は、3つの事に取り組んだ。
①スムーズな対応が出来るように先輩から積極的にアドバイスを貰い、先輩の手際の良い動きは全て吸収した。
②学生や社会人、高齢者など、それぞれのお客様に合わせたベストな接客をした。
③お客様に「また来たい」と思って頂けるように、常に笑顔で挨拶した。
その結果、毎月あるお客様アンケートでは1位に選んで頂き、機械的な接客を努力で克服する事が出来た。
私は仕事においても、現状に満足せず、常に成長を求めて頑張りたいと考えている。

スーパーのアルバイトの例文

学生時代、スーパーでのアルバイトに最も打ち込みました。 理由は、接客スキルを磨き、多くの人と関わる経験を積みたかったからです。 アルバイトを始めた当初、レジ打ちや接客業務はもちろん、新人育成にも携わるようになりました。 しかし、当初は新人の教育がうまくいかず、業務の効率が低下することが課題でした。 この課題を解決するために、私は新人研修のマニュアルを見直し、実際の業務に即したトレーニングプログラムを作成しました。 また、新人が業務に慣れるまでの間、先輩としてマンツーマンで指導を行い、質問や不安に即座に対応しました。 結果として、新人の習熟度が向上し、業務効率も大幅に改善され、この経験を通じて、私は指導力とチームワークの重要性を学びました。

塾講師のアルバイトの例文

私は学生時代、塾講師としてアルバイトに最も力を入れ、教育を通じて生徒の成績向上に貢献しようとしました。 担当した生徒の中には、成績が伸び悩んでいる生徒も多く、その改善が大きな課題でした。 私はまず、生徒一人ひとりの学習状況を詳細に分析し、個別の学習プランを作成しました。 さらに、生徒の興味や関心を引き出すために、授業内容に工夫を凝らし、実生活に関連付けた説明を行いました。 その結果、生徒たちの理解度が向上し、特に成績が振るわなかった生徒が、期末テストで大幅な成績向上を達成しました。 この経験を通じて、問題解決力とコミュニケーション能力を磨くことができました。

アパレルのアルバイトの例文

学生時代、アパレルショップでのアルバイトに最も力を入れていました。 元々ファッションに興味があり、接客スキルを磨きたかったからです。 初めての接客業務では、お客様のニーズをうまく把握できず、販売に結びつけることが難しいという課題がありました。 この課題を解決するために、私はまず商品知識を徹底的に学び、ファッションのトレンドにも常にアンテナを張るようにしました。 また、お客様とのコミュニケーションを重視し、ニーズを正確に把握するために、質問を工夫しました。 その結果、お客様の満足度が向上し、売上にも貢献することができ、この経験を通じて、顧客対応力と販売スキルを身につけました。

【ガクチカでアルバイトはだめ?】よくある質問

学生時代ならいつでもいい?

ガクチカの学生時代は主に直前の大学生活を指しますが、小中高時代からずっと続けてきたことなどを話してもかまいません。また、ジャンルも問われず、自由に選ぶことができます。部活動やサークル、習い事をはじめ、勉強や研究、ボランティア活動やアルバイトなど、学生時代に力を入れて取り組んだことなら種類は問いません。自分が一番何に力を入れたかを振り返りつつ、就職を希望する企業へのアピールになるようなガクチカを選ぶことがポイントになります。

学生時代に最も打ち込んだこととは違う?

学生時代に最も打ち込んだこととは、特定の取り組みや活動に対して全力を尽くし、その経験から得た成長や学びを指します。最も打ち込んだことは、通常一つのエピソードで、その中でどのような困難や課題に直面し、どのようにそれを乗り越えたのか、具体的な取り組みや工夫を含めて詳しく説明します。一方、力を入れたことは複数存在する可能性があり、それぞれが異なる学びや成長をもたらしてくれます。しかし、エピソードや構成、ポイントは「最も打ち込んだこと」と同様の手法で伝えることが重要です。

アルバイトしかガクチカがありません。

実はガクチカは学業やサークルなど、意外とどんなエピソードでも作成できてしまいます。大切なのはテーマの珍しさなどではなく、「過程」です。「アルバイトしかない」と感じていても、今までの過去経験を深掘りしてみると、内容の濃いガクチカが見つかる可能性があります。自己分析から深くやり直してみましょう。

【ガクチカでアルバイトはだめ?】まとめ

アルバイトはガクチカとしては弱いと言われることがありますが、それはアピールする内容次第です。

アルバイトをしてきた経験が強みなのではなく、そこでどう取り組み、どんな成果をあげたのか、何を学び、何を得て、今後に活かせそうなのかが強みになります。

それを伝えることができる、具体的なエピソードを選んで紹介するようにしましょう。

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