最強のガクチカの構成とは?通るガクチカの共通点を知るべし!

最強のガクチカの構成とは?通るガクチカの共通点を知るべし!

記事をお気に入り登録する

記事のお気に入りに登録

「記事のお気に入りに登録」のご利用にはログインが必要です。

会員登録がお済みでない方

無料会員登録

はじめに

面接で聞かれる項目の中でも、ガクチカは大変重要視されています。

そのためには相手に伝わるガクチカを作らなければ意味がありません。

漠然と思ったままに話すのではなく、伝わりやすい構成を意識しながら話すようにしましょう。

こちらではより面接官に伝わりやすく、この学生と一緒に働きたいと思ってもらえるガクチカの作り方を紹介していきます。

ガクチカの文章の構成で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

ウケのいいガクチカの共通点は?

相手に話の内容が伝わり、中身があるガクチカはウケが良くなります。

さらに今から就職したいと思っている会社にリンクするようなガクチカでなければ、その話はスルーされてしまいます。

面接官が聞いてこんな人材を待っていたという場合のガクチカは、大変ウケが良く内定までとんとん拍子にいきやすくなるのです。

ここからはどんなガクチカがウケるのか、もっと詳しく説明していきます。

一貫性がある

ガクチカの話をしているときに、聞いていくうちに始めの話から逸れてしまうとおかしいと思われてしまいます。

さらに別の質問をされたときに、ガクチカで話したものとは別のことを言われてしまうと「あれ?さっき聞いたものと、話のつじつまが合わない」と思われてしまいます。

すると「この学生はもしかしたら嘘をついているのではないか」と思われてしまうことになってしまうのです。

面接では何を聞かれても、始めから最後まで話がズレてしまってはいけません。

考えてきたガクチカに対し、興味を持ってもらいどんどん深堀りされることもあります。

少し違う聞き方で質問をされたとしても、一貫性を持っているとブレた回答にはならなくなります。

具体性がある

なんだか何を言いたいのかわからないふんわりしたガクチカを話してしまうと、面接官の心に響きません。

抽象的でイメージができないようなガクチカは、内定を勝ち取れないと思っていたほうが良いでしょう。

特に結論などを言った後に、どんな問題や困難に直面し、どのように切り抜けてきたのかは一番具体的に知りたい箇所です。

ここをわかりやすく具体的に話すことで、面接官もその学生が当時頑張っている様子を想像できます。

話を聞いただけで自然とその当時の光景が浮かぶくらい、具体的に話しましょう。

自分だけで文章を考えてしまうと、他人には伝わりにくいままになっている可能性があります。

面接の前に、ほかの人にも聞いてもらい話がわかりやすいものとなっているのかチェックしましょう。

「なぜ」「何」がしっかり考えられている

なぜ困難や問題点を感じ、それを行ったのかは大変重要です。

そのなぜについて深堀りされて、詳しく聞かれることも多数あります。

ほかにもこのガクチカのエピソードを通して、何を得たのかというのも大切です。

ガクチカはストーリーを話せば良いのではなく、そこから何を得て今後会社ではどのように活かしていくのかが大変重要になります。

なぜや何がしっかりと考えられていないと、それは何のために行ったガクチカなのか面接官にも伝わりません。

自分なりにガクチカで深堀りされそうな点にも気を付けて、考えを整理するようにしましょう。

ガクチカの構成は?

思いつくままにガクチカを話してしまっては、自分だけしか理解できない話になりがちです。

ガクチカにも伝わりやすい話し方や構成がありますので、そこに当てはめて考えていきましょう。

構成に従うだけで、話が入ってきやすくなり聞きやすい文章になります。

はじめはガクチカを思いつくくままに書き出し、最後に構成に当てはめて文章の順番を変えても大丈夫です。

ここから詳しく構成について見ていきましょう。

結論

自分の頭の中ではこの話をすると思って内容から話してしまうと、面接官はどんなことを考えているのかわからないので話がまったく入ってこなくなります。

まずはこれからどんな話が始まるのかバンっと、一言で伝えるようにしましょう。

たとえば「私は陸上の砲丸投げで全国大会までいきました。

」と結論をまず聞くことで、これから部活動の全国大会まで行った話を聞けるのかと心構えができます。

次のストーリーは全国大会まで行くための頑張りが聞けるのだと面接官も思うことで、その後の話もすんなり頭の中に入りやすくなるのです。

ほかにもアルバイトなどで「3ヶ月で30人の常連客を獲得しました」などでもOKです。

「お!これからすごい話をしてくれんだな」と感じるような結論を、始めにバンっと持ってきましょう。

背景

これから始まる話はどんなものか、結論を述べた後に背景も少し話しておくともっとわかりやすい文章になります。

自分のストーリーですので、自分自身ではよくわかっているのは当たり前です。

しかし相手に訴えるとなると、それなりにイメージできるような補足が必要になります。

結論の話がもっとイメージしやすいように、背景についても話しましょう。

このときにあまり詰め込みすぎても長くなってしまい、聞きにくい話になってしまいます。

ガクチカの全体的な話が簡単にわかるように、背景を伝えられるとバッチリです。

問題

頑張るときや目標を達成する前には、何かしら問題点が発生しています。

そのときどんな問題が起きていたのか、話の背景まで話した後に具体的に伝えましょう。

たとえば「全国大会まで行けるような実力はなく、県大会で入賞するだけでも必死で力がなかった」などでもかまいません。

当時の現状はどのようであったのかを、詳しく面接官も理解ができるように話しましょう。

面接官はもちろん結論なども聞いていますが、この問題点と次のどのような行動を取ったのかという点に注目しています。

問題については簡潔にするのではなく、具体的でその光景が浮かぶように話すようにすると良いでしょう。

行動

ガクチカの中でもこの行動のエピソードは、話の山場になります。

その問題に対しどのように解決するために行動したのかというのは、大変重要です。

この行動の仕方から学生の人柄や傾向などもわかりますし、会社にマッチする人材かどうかもわかってきます。

どのように解決へ向けて行動したのかは、具体的に話すようにしましょう。

単独で頑張った行動ももちろん良いのですが、会社の場合チームワークでほかの人と協力しながら働くケースも多いです。

そのため周りの人を巻き込む力があるのか、仲間と一緒に頑張る姿勢があるのか見たいと思っている場合もあります。

皆がやる気がないところを引っ張っていった話や影で支えたような具体的な行動を話せると良いでしょう。

こんな学生がほしいと思っているイメージに、そのエピソードが当てはまってると好印象です。

結果から自分はどう分析しているか

行動まで話をしたら、次はまた始めと同じように結果についてもう一度話します。

ガクチカの場合はこのエピソードも大切ですが、そこからどのようなことを学んだのかと言うことも大変重要です。

「こんなことがありました。

終。

」ではなく、その経験を通して自分は何を得たのかもセットで話すようにします。

結果を通して忍耐力や継続する大切を学んだなど、今後に活かせるものをどう感じ学んだのか伝えましょう。

どのように分析しているのかも面接官は見ていますので、その当時どのようなことを学んだのかじっくりと考えましょう。

なぜガクチカは聞かれるの?

面接の質問の中でも、ガクチカが学生の中身を知ることのできる質問なので聞かれます。

どの会社の面接に行っても、ガクチカについては定番のように聞かれます。

内容からどんなレベルの学生なのかを探り、自社にマッチする人材なのかどうかを見ているのです。

学生の場合これまで会社で働いてきたわけではないので、ガクチカからその人の力を探ろうとしています。

だからこそ適当に考えてはいけないですし、面接官に伝わる話し方や構成を覚えていなければなりません。

企業の求めている人物像と合うか知るため

どんなに素敵で優秀だと感じても、面接で話している内容を聞いて自社の雰囲気ではないと思われるとそこで終わりです。

もし優秀ということだけで採用してしまい実際に働くと、お互い価値観が違うので合わずに苦労します。

さらに新卒で入社してもすぐに嫌になり、辞めてしまうリスクも大きいのです。

採用をするまでにも企業は時間や費用をかけているので、自社にマッチしない人材を選ばないようにしたいと思っています。

ガクチカを知ることで話の内容から、自社にマッチする人物かどうか冷静に判断しています。

企業も求めている人物像に合うガクチカを選ぶのも大切です。

人材の能力の伸びしろを推し量るため

学生時代に頑張ったことがある、意欲的な場合は、会社に入ってからもその性質を持っているので頑張ってくれます。

ただぼんやり学生時代を過ごしてきたのか、何かに情熱を傾けてひたすら頑張って困難を乗り越えてきたのかを見たいと思っています。

普通の学生のほとんどがしてこなかった経験をしてきた学生は、それなりに伸びしろが大きいとも思われやすいでしょう。

学生時代を振り返ると学業だけでなく、アルバイトや部活、サークルなど視野を広げることで、何かしら頑張った経験があるのではないでしょうか。

大学時代だけでなく、高校時代なども振り返り伸びしろを感じさせるエピソードがあれば面接でアピールしましょう。

複数の業界には複数のガクチカを用意しておこう

企業によって求められる力やほしいと思われている人材に違いがありますので、複数ガクチカを用意しておきましょう。

1人で活動することが多く忍耐を必要とする場合、常に人と関わり合いチームワークを大切にする場合では求めている人材も違います。

さらにガクチカの質問をされるときにも、いくつか聞かれるパターンもあります。

最低でも3つから4つ、種類もアルバイトだけでなく学業やインターンなど考えておくと安心です。

まとめ

ガクチカでは通りやすいものには、いくつか共通点があります。

まずは構成がしっかりとしていて、話の内容がわかりやすいことです。

そしてその内容が企業の求めている人物像に当てはまるかどうかも大切です。

どんなに立派な話をしても、企業で行っている事業ではあまり使えないような話をしてしまうと、マッチしていないと思われてしまいます。

エピソードも1つだけではなく、学業、部活などと何種類か考えておくようにもしましょう。

この記事を友達におしえる!

LINEで送る ツイートする シェアする URLをコピーする

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます