テンプレート化したエントリーシートで就活の効率アップ!

テンプレート化したエントリーシートで就活の効率アップ!

記事をお気に入り登録する

記事のお気に入りに登録

「記事のお気に入りに登録」のご利用にはログインが必要です。

会員登録がお済みでない方

無料会員登録
伊東美奈
Digmedia編集長
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

はじめに

エントリーシートって、毎回同じような質問をされ、いちいち考えるのが面倒…なんて思いますよね。

そんな時にはエントリーシートをテンプレートにして効率化を図りましょう。

本記事では志望理由・自己PR・学生時代に力を入れた事・長所・短所についてのテンプレートをご用意しました。

それぞれを書くためのポイントについても解説していますので、そちらも併せて参考にしてみてください。

エントリーシートをテンプレート化するメリット

エントリーシートを作成していて、この質問って前もあったよなぁ…なんて思うこと、ありますよね。

自己PRはもちろんのこと、学生時代に力を入れた事、長所・短所、あるいは大切にしている価値観など、「またか」と思うこともしばしばです。

これらは、今後エントリーする企業でもおそらく聞かれるはずです。

それらに対し、いちいち作り直していては、時間がいくらあっても足りません。

就職活動では、企業研究など、様々なことに時間を使わなくてはならないため、無駄な作業は極力減らしたいもの。

ですから頻出する質問に対してはある程度の答えを用意しておきましょう。

それがエントリーシートのテンプレートです。

テンプレートを用意しておくだけで、ずいぶんと作成作業が楽になりますよ。

エントリーシートの頻出項目と書き方のポイント

続いてはエントリーシートの頻出項目と、書き方のポイントについて解説していきたいと思います。

マネして使えるテンプレートも用意していますので、是非参考にしてみてください。

志望理由

志望理由はエントリーシートの必須項目と言って過言ではありません。

書き方のポイントは、「この会社だからこそ入りたい」という気持ちをアピールすることです。

その企業ならではの製品・サービスや会社の理念、あるいは社会貢献といったことに着目し、それらを盛り込むことが欠かせません。

志望理由のテンプレート

私が貴社に興味を持ったきっかけは(商品・サービス名)を利用していたことです。

同様のサービスの中でもずば抜けて使いやすく、こんなサービスを作ってみたいという想いから、貴社について調べ始めました。

すると会社の理念として(理念の内容)を掲げ、それを実現するために(実施内容)を実施しているということを知りました。

そこからますます貴社への興味が高まり、今回応募させていただいております。

将来は(仕事名)に就きたいと思い、大学では(専攻の内容)を研究しております。

貴社にて(仕事名)となる夢を実現できる事を心から期待しています。

自己PR

自己PRは自分の良さと会社との相性を最もアピールしやすい項目の一つです。

それだけに志望動機と共に、力を入れなくてはならない項目の一つといえます。

自己PRのポイントは何をPRするのかということです。

何を基準として考えれば良いのでしょう?その答えは「企業が求める人材像」にあります。

クリエイティブさが求めらる職場であればクリエイティブな人材であるとアピールすべきですし、グローバルを目指している企業であれば語学力をアピールすべきです。

もちろんウソをつくわけにはいかないので、企業の求める人材像と自分との交差点を見つけ、それをアピールすることが重要です。

テンプレート

私がPRしたいのは大学時代に(ポイント)をマスターしたということです。

もともと(ポイントに関連する事柄)に興味があったため(ポイント)を習得したいという気持ちをもっておりました。

そのため大学受験が終了し、余裕が生まれたところから、毎朝30分を(ポイント)の勉強を続けてきた結果、今では自信をもって(ポイント)が得意ですと言えるようになりました。

(ポイント)は仕事をしていく上でも役立つものだと思っています。

(ポイント)を十二分に発揮し、いち早く仕事の役に立てるよう努力する所存です。

学生時代に力を入れたこと

学生時代に力を入れた事(ガクチカ)を書くためのポイントは「伝えたいテーマ」をはっきりとさせることです。

学生時代に力を入れた事というタイトルのため「部活を頑張りました」であったり「研究を頑張っています」であったりと、「頑張ったネタ」から考えがちですが、それよりもむしろ最初に考えるべきは「伝えたいテー」です。

「伝えたいテーマ」とは「コミュニケーション能力に自信がある」であったり「気力・体力に自信がある」といったことです。

もちろん仕事上で役立つテーマでなくてはなりませんし、その企業が求める人材にマッチしている必要もあります。

そういった意味では自己PRに似ています。

テーマを決めることができれば、それを伝えるためのエピソードを考えましょう。

気力・体力をアピールしたいと思えば、部活動で毎日の練習に汗を流したといったことです。

テーマ⇒具体例の順番で考えますと、相手に伝わりやすい文章となります。

テンプレート

私が学生時代に力を入れたのは(頑張ったこと)です。

大学入学よりスタートし、今でも続けています。

(頑張ったこと)を続けるにあたり(困難・課題)もありました。

けれど、(行動)によって、(困難・課題)を乗り切ることができました。

(困難・課題)を乗り越えた経験からは(得られたこと)が得られました。

(頑張ったこと)を続けてられたことはもちろんです(得られたこと)は私にとっての大きな財産です。

また(得られたこと)は私の世界を大きく広げてくれました。

この経験を活かし、社会人としても大きく飛躍したいと考えています。

長所・短所

長所・短所に関しては、単語で答えることも多いはずですが、面接で聞かれることも多いため、テンプレートを用意しておくと便利です。

長所を考えるためのポイントはその企業が求める人材像にマッチしていること、短所を考えるためのポイントはネガティブすぎないことと、短所を克服しようとしているエピソードがあることです。

テンプレート

私の長所は(長所)です。

もともと(長所)には自信があったのですが、大学1年から始めたアルバイトで(長所)に磨きがかかりました。

と言いますのもアルバイト先が(職種)だったため、(長所)を常に意識しなくてはなりません。

アルバイトを始めた当初は緊張や戸惑いから(長所)を発揮することができなかったのですが、いつの間にか慣れ、一人で仕事を任されるまでになりました。

一方の短所ですが(短所)だと認識しております。

ここぞという時に(短所)が顔を出し、しり込みしてしまったことも少なくありません。

このままではもったいないと思い、(短所)を克服するために(克服する手段)を意識しております。

とはいえ、弱点が顔を出す瞬間はありますが、以前と比べて(短所)に影響を受けることは減ってきたように感じております。

面接官に伝わりやすいエントリーシートを作るコツ

せっかくエントリーシートを書くのですから、面接官に伝わりやすい内容にしたいですよね。

本章ではそのためのコツをご紹介していきたいと思います。

ちょっとした事ですが、いずれも重要なポイントです。

そのひと手間が命運を左右することもあるものです。

エントリーシート全体で矛盾が無いようにする

まず気を付けたい事がエントリーシート全体で矛盾が無いようにするということです。

自己PRでは積極的なタイプと書いてあるにも関わらず、短所では物怖じしてしまうことがあると書かれていたらどうでしょう? 面接官としては「どっちなんだろう…」と疑問に思ってしまいますよね。

それでは面接通過はおろか、書類選考通過も危ぶまれます。

志望理由、自己PR、ガクチカ、長所・短所、それらが矛盾なく、互いを高めあうような内容がベストです。

各項目のテーマは一つに絞る

自己PRやガクチカなど、ついつい色々な話題を盛り込みたくなるのですが、それぞれのテーマは一つに絞ったほうが無難です。

というのも、色々な話題を盛り込んでしまうと、話が散漫になり、伝えたいことが伝わらなくなってしまうからです。

自己PRでは〇〇を伝える。

ガクチカでは□□を伝えると、それぞれテーマを分けることをおすすめします。

文章は簡素・簡潔に

エントリーシートの文章は簡素・簡潔でなくてはなりません。

いわゆる一文一義を心がけるようにしてください。

というのも、人気企業では大量のエントリーシートが送られてきます。

一つ一つをじっくりと読むひまは残念ながらありません。

サッと目を通して合否を判定することになります。

そこで読みづらい文章があったらどうなるか…。

それだけで不合格とされる可能性があるのです。

書き出しは結論から

志望理由、自己PR、ガクチカなど、エントリーシートには沢山の項目がありますが、それらの書き出しは結論からです。

結論を伝えた上で、「なぜならば」という説明に入っていきましょう。

理由は単純にこの方が理解しやすい文章になるからです。

「大学入学直後に〇〇がありました。

〇〇をきっかけとして(中略)。

だから私は××です。

」という構成と、「私は××です。

そのきっかけとなったのは大学入学直後におこった〇〇です。

(中略)。

だから私は××です。

」という構成があったらどちらが面接官の心に響くでしょう? 前者ですと、最後まで読まなくては伝えたいことがわかりません。

結論に行きつくころには、前半で何を書いていたのか忘れてしまっている可能性すらあります。

一方で後者ですと、とりあえず伝えたいことは最初の一文で伝わります。

そしてそれを補足する説明があり、最後にもう一度結論のダメ押しです。

これなら読者(採用担当者)が内容を見失うということはありません。

まとめ:テンプレート化したエントリーシートで時間を有効活用!

エントリーシートをテンプレート化するメリット、必須項目のテンプレート、そしてエントリーシート作成のポイントについてご紹介してきましたが、気になる情報は見つかりましたか 業界研究・企業研究・説明会への参加・自己分析などなど、就職活動にはとにかく時間がかかるもの。

ですから、効率化できる部分はとにかく効率化を図り、時間を有効活用しなくてはなりません。

本記事を参考に、エントリーシートのテンプレート化をはかってください。

この記事を友達におしえる!

LINEで送る ツイートする シェアする URLをコピーする

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます