ESに書けるゼミの研究テーマがない場合どうしたらいい?対処法や書く際のコツも紹介

ESに書けるゼミの研究テーマがない場合どうしたらいい?対処法や書く際のコツも紹介

記事をお気に入り登録する

記事のお気に入りに登録

「記事のお気に入りに登録」のご利用にはログインが必要です。

会員登録がお済みでない方

無料会員登録
伊東美奈
Digmedia編集長
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

はじめに

理系向けの求人ですとエントリーシートに「研究内容」という項目が設けられている事も珍しくはありません。

ここで悩ましいのが学部生ですとまだまだ研究なんてスタートしていないことが一般的ですし、修士だってそれほど研究が進んでいるワケでは無いということ。

けれど「研究内容」という項目がある限り、何かを書かなくてはなりません。

本記事では学部生・院生それぞれに向けて、研究内容を書くためのポイントについて解説していきます。

研究内容に書くべきことで迷ったら、ぜひ参考にしてみてください。

▼▼▼ この記事の要約動画はこちら ▼▼▼

企業がESで研究内容を聞く理由

企業がエントリーシートにて研究内容について聞いてくる理由にはどのようなものがあるのでしょうか。

企業側の意図を理解しておけば、相手の期待に応えられる質の高いエントリーシートを作成できます。

ぜひ以下の3つの理由を理解した上で、相手が求めている回答を用意し、良い印象を与えましょう。

興味のあることや専門分野について知りたいから

全ての企業がエントリーシートで研究内容について聞いてくるわけではありません。

しかし、その中で聞いてきたということは、あなたが何に興味があるか、そしてどのような分野を専門としているのかについて知りたいと考えている可能性が高いです。

特に専門的な職種や研究開発部門では、就活生が特定の分野に深い知識や関心を持っていることが非常に重要です。

例えば、技術職であれば工学や科学の特定の分野に精通していることが求められます。

また、興味を持って取り組んできたことが企業のビジネスにどのように貢献できるかを見極めるための材料となります。

したがって、エントリーシートで自分が取り組んできた研究の具体的な内容や、その中で得た知見を具体的に分かりやすく説明しましょう。

研究を通して得た学びを知りたいから

企業は、研究を通して、就活生が何を得たのか、何を学んだのかについて知りたいと考えています。

研究活動はただ知識を得るだけでなく、問題解決能力や批判的思考、プロジェクトの管理能力など、様々なスキルを育む場でもあります。

例えば、実験や調査を通じて得たデータを分析し、結論を導き出すプロセスは、論理的思考力や分析力を養成する上で非常に大切です。

また、研究を進める上での試行錯誤や困難を克服する経験は、忍耐力や創造性を培います。

企業は、就活生がこの中でどのような能力を身につけているのかを知りたいと考えています。

したがって、エントリーシートでは研究の具体的な成果だけでなく、その過程で得た学びや成長についても詳しく述べると、より良い印象を与えられます。

どれほど真剣に取り組めたか知りたいから

企業はエントリーシートで大学での研究について聞き、就活生がどれほど真剣に取り組めたのかについて知りたいと考えています。

研究に対する取り組み方や姿勢を通じて、就活生の熱意や人柄を見極めようとしているからです。

研究は長期的なプロジェクトであり、一貫して努力を続けることが求められます。

したがって、研究に真剣に取り組んできた就活生は、忍耐力や責任感が強いと判断されます。

困難を乗り越え、成果を出すためにどのような工夫をしたのか、そのプロセスを具体的に説明させることで、就活生の問題解決能力や粘り強さを確認しようとしているのです。

【5ステップで簡単】ESの研究内容の書き方

続いて、エントリーシートにおいて研究内容を書く際はどのような点を意識すれば良いのかについても理解を深めておきましょう。

以下の5点を理解した上でエントリーシートを作成することで、より企業の採用担当者にとって読みやすく、内容が理解しやすい文章を提出できます。

1.研究内容について簡潔に説明しよう

まずは研究内容について簡潔に説明をすることが大切です。

最初にどのようなことを研究したのかについて一言で説明することで、相手はあなたが何に取り組んでいたのかを念頭においてその後の文章を読めます。

一方、何について研究したのか説明がないままエピソードや理由の話を始めてしまうと、企業の採用担当者は概要を理解できず、あなたの魅力や能力を最大限に理解できないまま読み進めなければなりません。

途中で何を研究したのかについて話すのではなく、先に研究内容について話し、話の本筋が何なのか、誰が読んでも理解できる書き方をしましょう。

2.研究内容を選んだ理由について説明しよう

研究内容の概要を説明できたら、続いてなぜその研究を選んだのかについて理由を説明しなければなりません。

企業は、就活生のモチベーションの源泉が何であるのかについて知りたいと考えているため、あなたがなぜその研究内容を選んだのか、どのようなモチベーションや目標があったのかについて確認しようとしています。

就活生のやる気の源泉を把握できれば、企業に合っているかだけでなく、採用した後はどの役割を任せるか、どのようにモチベーションを引き出してあげるかなどについても検討できるため、研究内容を選んだ理由を知りたいと考えているのです。

3.研究内容の具体例な取り組みをアピールしよう

研究内容の具体的な取り組みをアピールすることもエントリーシートにおいては非常に重要です。

あなたが研究を通じてどのように工夫や努力をしたのかについて話しましょう。

この部分を具体的に説明できるかどうかは、合否に大きく関わってくるポイントです。

あなたがどのような問題や課題に直面し、それを解決するためにどのように工夫をしたのか、どのように努力をしたのかについて、誰が読んでも理解できるよう数字などを用いて分かりやすく説明しましょう。

具体的な取り組み方の説明ができれば、企業の採用担当者もあなたが入社した後、どのように仕事に取り組むのかについて理解しやすいです。

4.研究を通して得た学びを述べよう

研究を通してどのような学びを得たのかについても詳しく説明することが大切です。

取り組んだ研究が同じでも、人それぞれどのような学びを得たのかは異なります。

単純に研究内容に関する知識が深まっただけかもしれませんし、課題解決力や柔軟性などを身につけた人もいるかもしれません。

このように、その研究が現在の自分にどのような影響を与えているのか、人として、ビジネスマンとしてどのように成長できたのかについて、わかりやすく説明しましょう。

5.研究から得た学びを企業にどう活かすか説明しよう

最後の部分では、研究から得た学びを企業にどのように還元するのかについて、わかりやすく説明することをおすすめします。

この部分に力を入れれば、企業の採用担当者にモチベーションの高さと採用した際のメリットの両方を伝えられます。

なぜならば、企業の求める人物像に合ったアピールをしてくる人材は、企業研究をしっかり行っている、モチベーションが高く長く働いてくれる可能性が高い人材であるからです。

そして企業に合った人物像を有しているということは、入社後即戦力として活躍する可能性も高いと判断されます。

就活において重要視される2つのポイントを同時にアピールできる重要な部分であるため、企業研究を徹底的に行い、特に力を入れて作成しましょう。

ゼミで研究テーマが決まってないときの対処法

さて、それでは早速、研究はまだまだこれからという人に向けて、「研究内容」に書くべきポイントを解説していきたいと思います。

まだ研究をしていないことをはっきりとさせる

まず大切な事は「研究はまだしていません。これからです」という事をはっきりさせましょう。

ここが曖昧ですと、研究する予定の事を研究成果だと勘違いされる可能性があるからです。

研究予定と研究成果は全くの別物ですから、はっきりと分けておかなくてはなりません。

興味があること・研究する予定のことをわかる範囲で書く

研究はまだ行っていないという事をはっきりとさせた上で、興味を持っている事や研究する予定の事をわかる範囲で書いていきましょう。

それほど詳しく書けない…という人もいるかもしれませんが、研究が始まっていない以上、それは仕方ありません。

あくまでもわかる範囲で、書けばそれでOKです。

例文をチェック

まずお伝えしておかなくてはならないのが、まだ研究はスタートしていないということです。

この春に研究室に配属されて以降、研究に関する基礎を学んでいるところです。

研究室の大きなテーマとしては〇〇です。

ですからいずれは〇〇に関する何かについて研究する事になるはずです。

現時点では〇〇の中の△△に興味を持っています。

大学院生がESの「研究内容」に書くべきポイント

大学院生ですと、一応は研究がスタートしているはずですし、研究内容に書くべき事もあるはずです。

とはいえ研究テーマを人に伝えた経験は少ないはずですし、それほどの研究成果も得られていないはず。

そんな状況で研究内容を書くためのコツについてご紹介していきたいと思います。

1.わかりやすい言葉で書く

まず大切な事は分かりやすい言葉で書くということです。

「〇〇変異体の××反応における××特製について」といった論文や研究発表のタイトルのような事を言われても、その研究と関係のない人にとっては1mmも伝わりません。

それでは研究内容の意味をなさない事になります。

ですから専門用語は基本的に避けなくてはなりません。

どうしても使わざるを得ない場合にはその説明をカッコ書きで補足するようにしましょう。

また、一般の人はその研究に対する大前提を知りません。

業界内だと説明が不要なことも、きちんと説明しない限り一般の人の理解は得られないという事をお忘れなく。

一般の人の目でチェックするために、その研究と全く関係ない知人・友人(理系)に書き上げた研究内容を読んでもらいましょう。

相手が「へぇー凄いね」と言ってくれれば内容がそれなりに伝わっているはずですし「全然ワカラナイや。なんか凄そうだね」という反応ですと、まったく伝わっていない可能性が大です。

この場合にはどこがわからなかったのかを質問し、徹底的にブラッシュアップをはかることが求められます。

おそらく「最初の〇〇ってところから、なんか想像つかなくて…」なんて事を言われるはずです。

だとすると、〇〇に関する説明を追加するのか、あるいは別の表現を考えましょう。

2.研究の結果、得られる(はずの)ことを明確にする

二つ目のポイントは研究の結果、得られる(はずの)ことを明確にするということです。

現時点で研究していることだけにフォーカスしますと、研究の全体像がつかみづらくなり、「で、なんでその研究やってるの?」という印象を持たれてしまいがちです。

これでは研究内容に興味を持ってもらう事は出来ません。

ですから、研究の結果、得られる(はずの)ことについても述べておかなくてはなりません。

「この研究の結果、画期的なダイエット法が見つかるかもしれません」というのであれば、「それって本当にそうなるの?」であったり「いつ頃実用化されるの?」と一般的な感覚で研究に興味を持ってもらえます。

注意しなくてはならないのは自分の成果と、目標は明確に区別しておくということです。

そこの境目が曖昧になってしまいますと、研究内容とは言えなくなってしまいます。

また、目標に対して、現状どのくらい研究が進んでいるのかを示しておくと、研究の状況がリアルに伝わりやすくなります。

また現時点での課題などがあるのならば、それについて記載するのも良いでしょう。

もちろんわかりやすい言葉で書くのが大前提です。

例文をチェック

私が研究しているのは〇〇についてです。

〇〇の中でも××という現象に着目し、スーパーコンピューターによるシミュレーションでその現象を再現しようとしています。

仮に××が上手く再現できますと、□□といったことが可能となり、大幅な省エネにつながることが期待されます。

もちろん実用化されるためには、まだまだ時間がかかるはずですし、修士の間にそこまでの研究が進むことはないはずです。

けれど、××が再現できれば、省エネへの道筋がそれなりに見えてくるはずです。

それを目標として研究をすすめています。

現状では、特定の条件のもとでのみ××が再現されています。

なぜその条件が必要なのかをはっきりとさせることが、目下の課題です。

ESに「研究内容」を書く際の注意点

続いては研究内容を書く際の注意点についてご紹介していきます。

研究がスタートしている人も、まだまだこれからという人も共通している部分ですから、ぜひ参考にしてみてください。

なし・空欄は避ける

研究はまだまだこれから・研究はスタートしたばかりという場合、特に書くべき事が無い…という事もあるはずです。

けれどこの場合にも「特になし」や空欄は避けなくてはなりません。

エントリーシートというのは「その会社に入りたい」という本気度を示すものです。

「特になし」というのでは本気度が疑われてしまいますし、それで内定を勝ち得る事は出来ません。

「研究はまだこれから」という事を断ったうえで、興味のあるテーマや研究する予定の事を記載してください。

それだけでもずいぶん印象は良くなります。

自分が理解していないことは書かない

続いての注意点は自分が理解していないことは書かないということです。

エントリーシートを書いていますと、ついつい自分を良く見せたいという心理が働くもの。

研究テーマですと、ついつい難しそうなテーマにしたくなります。

けれどそれは避けた方が無難です。

というのも、面接時に研究内容について説明を求められる事があるからです。

「ここに〇〇と書いてありますが、それについて詳しく説明してください」なんて事を聞かれた場合、頭が真っ白になってしまいます。

「えっと、〇〇というのはですね…〇〇と言いまして、えーっと、〇〇ですから、××が反応したときに出うのかな…確か」なんてしどろもどろの受け答えになっては、内定は遠く離れてしまいます。

研究内容に書くべきはあくまでも自分が理解していて、難なく人に説明できる事のみです。

良くわかっていない・人に説明できるほどには理解できていないというのなら、書いてはいけません。

専門用語は極力避ける

先ほどもちょっと触れましたが、専門用語は基本的に使わないようにしてください。

同じ研究をしている人であれば間違いなく伝わることも、その研究に触れたことが無い人には全くもって伝わりません。

それに配慮ができないということは「説明が下手」ということを意味します。

に説明をするというのは社会人にとって基本のスキルです。

説明が下手な人材を雇いたいという企業は基本的にありません。

ESが終わったら面接対策をしましょう

エントリーシートの作成が完了したら、面接対策もしなければなりません。

いくらエントリーシートのクオリティが高かったとしても、面接で本来の能力を発揮できなければ魅力を伝えられず、最悪の場合エントリーシートで嘘をついていたのではないかと思われてしまうこともあります。

就活はそのフェーズごとで判断されるため、ESで得られた高得点をそのまま面接に持ち込めるわけではありません。

したがって、こちらの記事を参考に面接対策もしっかりと行い、せっかく時間をかけて作成した質の高いESが無駄にならないようにしましょう。

詳しくはこちらの記事をご確認ください。

まとめ

エントリーシートの研究内容について、学部生・院生それぞれに向けてポイントを解説してきましたが、気になる情報は見つかりましたか? 研究内容を書く上で、最も気を付けなくてはならない事は、研究と全く関係のない人に説明するということです。

専門用語は伝わりませんし、そもそもの基礎知識が全くことなります。

そういった人に理解してもらえるように考えることがなにより大切です。

この記事を友達におしえる!

LINEで送る ツイートする シェアする URLをコピーする

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます