【いつから始める?SPI】SPIの勉強はいつから始める??具体的な対策方法も併せて確認!

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SPIはリクルートの実施する適性検査で、応募先の企業やテスト会場、自宅などさまざまな場所から受験することができます。

学生の足切りとしても使われることがあるので、しっかりと対策して臨みましょう。

SPIの対策には一般的に2ヶ月ほどかかると言われています。

ですから、少なくとも受験日の2ヶ月前には対策を始めるのが理想的です。

ここではSPIの効果的な学習方法についても触れているので、ぜひ参考にしてもらって高得点を目指してください。

はじめに

就活では適性検査としてSPIを実施することが一般的になってきました。

「SPIの対策なんて必要ない」と考えている学生も多いですが、SPIの結果が選考を大きく左右することがありますし企業によっては足切りに使用しているところもあるので、対策はしておいたほうがいいでしょう。

では、SPIの対策はいつ頃から始めればよいのでしょうか。

ここではSPIの勉強を始める時期と、具体的なSPI対策の方法について詳しく紹介します。

【SPI勉強いつから始める?】SPIとは??

SPIはリクルートキャリアが提供する適性検査の試験で、多くの企業が採用活動で利用しています。

試験は能力検査と性格検査の2部構成です。

SPIをさらに詳しく知りたい人はこの記事も読んでみてください。

能力検査

言語分野と非言語分野の検査を行い、知的能力を測る目的があります。

言語分野は、語彙力や読解力など国語に近い内容や一般常識を問う内容が多いです。

一方、非言語分野は、計算問題や確率など数学に近い内容や論理的な思考が問われる内容が多いです。

出題される難易度は高校1年生レベルで、対策すれば回答できる問題です。

ただ、1問に対して使える時間は短く、制限時間内に全て回答するには時間配分が重要になります。

性格検査

言動や思考の傾向に関する検査で、業務内容に対する向き合い方や適性などを測る目的があります。

約300問も日頃の行動や考え方に関する質問が出題されますので、深く考える時間はほとんどなく直感的に回答していく事になります。

その際、企業への印象を良くしたいと思うあまり本音と違う回答をしたとしても、一貫性がなくなり嘘であることが結果に現れます。

また、性格検査の質問には正解がないため特別な対策は必要ありません。

【SPI勉強いつから始める?】SPIとは??

「そもそもSPIって何なの?」という学生もいると思うので、まずはSPIの説明から始めることにしましょう。

企業では人材を採用するにあたって、応募してきた学生の能力や人となりを知るために適性検査を行います。

適性検査にはいくつかの種類がありますが、その中でもさらにも多くの企業が導入している適性検査がリクルートマネジメントソリューションズの実施するSPIです。

SPIは「能力検査」と「性格検査」の二つのカテゴリーからなっています。

能力検査は言語分野と非言語分野とに分かれていて、国語力や計算力など主に学生の地頭のよさを測定するための検査となります。

一方、性格検査は学生の性格や思考傾向などを知ることができる検査です。

受験方法が豊富なのもSPIの特徴です。

応募先の企業で実施されるマークシート式の「ペーパーテスティング」やリクルートの用意した会場でパソコンを使って回答する「テストセンター」、自宅や学校などからパソコンを使って実施する「webテスティング」といった受験方法もあります。

【SPI勉強いつから始める?】いつから始めればいいのか

SPIの実施時期は企業によって異なりますが、企業へのエントリーが開始される大学3年の3月1日頃からテストが開始されて、 大学4年生の4月~5月頃がピークというのが一般的です。

ただし、中小企業やベンチャー企業などでは大学3年の秋ごろからSPIを実施するケースがありますし、マスコミ関係の業界でも比較的早い時期にSPIが実施される傾向があります。

自分の志望する業界ではいつ頃実施されるのかを確認して、その時期に合わせて対策を行う必要があるでしょう。

平均的には卒業前年の1~3月が多い

SPIの対策には少なくとも30時間、平均で50~60時間の学習時間が必要だと言われています。

ですから、1日1時間の勉強時間を確保できる学生ならば2ヶ月、1日2時間の勉強時間を確保できる学生ならば1ヶ月は見ておいたほうがいいでしょう。

たとえば4月1日にSPIを受けるならば、最低でも1ヶ月前の3月1日から、可能であれば2月1日頃から対策を始めるのが理想的と言えます。

もちろん、入念にSPI対策を行って他の学生との差を広げたいというならば、さらに前から始めても何の問題もありません。

早く始めれば始めるほど効果も大きくなるでしょう。

ただし、先程も言ったように業界によって実施時期に違いがあるので、いつ行われるかこまめにチェックしておくようにしましょう。

対策に必要な時間は個人差があるため注意

対策に必要な時間は平均的には1ヶ月から3ヶ月と言われています。

ただし、知識には個人差があるため気を付ける必要があり、できるだけ早く準備や対策に取り掛かる事が大切です。

例えば、文系や理系など所属する学部で知識量や苦手分野が異なります。

また、SPIはWeb方式が多く、パソコン操作に慣れているかも個人差が出るポイントです。

自分の苦手分野の対策に時間を割けるように、できるだけ余裕を持って行動を始めましょう。

就活時は忙しい

就活が本格化してくると忙しくなり、SPI対策の勉強時間の確保が難しくなってきます。

本格的に就活が始まると、ESの作成や面接練習など選考対策すべきことが増えます。

また、企業説明会やインターンシップ、面接などを複数社並行して行うこともあります。

そうした多忙な日に勉強時間を確保するのは想像以上に大変なことです。

そのため、就活が本格化する3年生の3月までには、対策を終わらせておくことをおすすめします。

テストセンターに予約しないといけないので早めに!

SPIにいくつかの受験方法があることは既に説明しましたが、その中でもテストセンターで受験する場合には注意が必要です。

テストセンターの場合は企業から「4月30日までにSPIを受験してください」と期間が指定されるので、指定された日時までに受験可能な日を予約して、会場で受験することになります。

しかし、4月の半ばから5月にかけてはSPIの受験者がピークになるため、他社の企業説明会や面接の予定と被ってしまって受験日が確保できないということにもなりかねません。

そのような事態を避けるためには少し早めの受験が必要になるため、 SPI対策をスタートさせる時期も少し早めに設定しておいたほうが安心です。

【SPI勉強いつから始める?】就職活動の早期化で早いうちから対策が必要

SPIはエントリーしたときや書類選考を行うときなど、採用選考の初めの段階で必要になることも多いです。

これは、SPIの結果で応募者の足切りを行い、相性の良い人材の中から採用したい企業の思惑があります。

採用活動自体も早期化していて、就活生は早い時期に対策が必要となっています。

また、SPIではなく独自のテストを実施する企業も増えているため、SPIを通して早期からテスト対策をすることが得策です。

【SPI勉強いつから始める?】どのように対策する?

SPIは少なくとも受験日の2ヶ月前から始めるのが理想的ですが、では具体的にどのような対策が必要になるのでしょうか。

まず、対策するのは能力検査の分野だけでOKで、性格検査については対策は不要です。

というよりも、性格検査は直感で答えることが大切なので対策しても意味がありません。

一方で能力検査の分野については対策が非常に有効なので、ここでは能力検査の分野についての具体的な対策方法を紹介していきます。

問題集を何周もする

SPIの能力検査の出題形式は私たちが学校で受ける試験や入試問題とはまったく異なります。

そのため、出題形式をまったく知らずに初見で受験してしまうと問題を理解するまでに時間がかかってしまって本来の力を発揮する前に試験時間が終了してしまいます。

これでは内定もおぼつかなくなってしまうでしょう。

問題を見て焦ってしまうことがないように、まずは問題の形式に慣れることが必要です。

SPIで出題された問題が掲載されている問題集が販売されているので、そういった問題集を何度も繰り返し解いて出題形式に慣れるところからスタートしましょう。

出題される問題の難易度は中学生から高校1年生程度のレベルがほとんどなので、問題を解いているうちに忘れていた漢字や公式なども自然と思い出してくるでしょう。

新聞などを読む

普段からできるSPI対策として、新聞に目を通すのも非常に効果的です。

SPIの言語分野では語彙力を試される問題が非常に多く出題されるので、新聞を読んでいて意味の分からない言葉や知らない熟語が出てきたら忘れずチェックするとボキャブラリーを増やすことができるでしょう。

また、漢字の問題も必ず出題されるので、読めない漢字があれば忘れずにチェックしておきましょう。

新聞を読むことはSPI対策だけでなく、面接対策としても有効です。

現在話題になっている時事問題や業界や企業に関連する社会問題などについては面接で質問を受けることもあるので、 通学時間の電車の中など、ちょっとした空き時間を見つけたら新聞を読むようにしましょう。

webの模擬試験を受ける

Webサイトで模擬試験や対策テストなどを受けられるため、本番に近い形で問題を解くことができます。

これは、問題集やテキストで勉強するだけでは得られない経験になります。

例えば、試験の時間配分やWebテストに慣れるなどのメリットがあります。

他にも、本番に近い状況の試験を体験することで、実際のSPI試験で雰囲気に負けず本領発揮できます。

このように本番に近い環境を経験するメリットは大きいと言えます。

アプリを活用する

SPIの問題はアプリでも数多く提供されています。

アプリであればスマートフォンで、通学時や就寝前などの隙間時間を有効活用して勉強ができるためとても便利です。

一部では正答率を考慮した出題で、苦手克服が得意なアプリもあります。

Web模試のような体験はできないものの、時間制限をして時間配分を学ぶことも可能です。

このようにアプリである特徴を活かして、固定した問題ばかりにならないことが有効な対策になります。

まとめ

ここまでSPI対策を始める時期と具体的な対策の方法について説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。

就活で学生を選考するためにSPIを導入している企業は非常に多いので、内定を勝ち取るためにはSPI対策は必須と言っても過言ではありません。

SPIは勉強すればするだけ高い点数を期待することができます。

イバルの学生に差をつけるためにも、できるだけ早い時期から対策をスタートするようにしましょう。

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