
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
SPIはリクルートの実施する適性検査で、応募先の企業やテスト会場、自宅などさまざまな場所から受験することができます。
学生の足切りとしても使われることがあるので、しっかりと対策して臨みましょう。
SPIの対策には一般的に2ヶ月ほどかかると言われています。
ですから、少なくとも受験日の2ヶ月前には対策を始めるのが理想的です。
ここではSPIの効果的な学習方法についても触れているので、ぜひ参考にしてもらって高得点を目指してください。
はじめに
就活では適性検査としてSPIを実施することが一般的になってきました。
「SPIの対策なんて必要ない」と考えている学生も多いですが、SPIの結果が選考を大きく左右することがありますし企業によっては足切りに使用しているところもあるので、対策はしておいたほうがいいでしょう。
では、SPIの対策はいつ頃から始めればよいのでしょうか。
ここではSPIの勉強を始める時期と、具体的なSPI対策の方法について詳しく紹介します。
【SPI勉強いつから始める?】試験前1ヶ月が目安
SPIは、言語・非言語・性格の3つの分野で構成されており、幅広い範囲をカバーするため、対策には一定の時間が必要です。
そのため、試験の1ヶ月前から本格的に勉強を始めるのが理想的なタイミングといえます。
特に、非言語分野の対策には時間がかかることが多く、問題形式に慣れるためには繰り返し演習を行うことが不可欠です。
また、言語分野も問題のパターンを理解し、短時間で解く練習をすることで効率よく得点を伸ばせます。
ただし、あまりに早く勉強を開始しすぎるとモチベーションの維持が難しくなり、中だるみしてしまう可能性があります。
そのため、1ヶ月という適度な期間で集中して取り組むことで、効率的に学習を進めることができるでしょう。
テストセンターに予約しないといけないので早めに!
SPIにいくつかの受験方法があることは既に説明しましたが、その中でもテストセンターで受験する場合には注意が必要です。
テストセンターの場合は企業から「4月30日までにSPIを受験してください」と期間が指定されるので、指定された日時までに受験可能な日を予約して、会場で受験することになります。
しかし、4月の半ばから5月にかけてはSPIの受験者がピークになるため、他社の企業説明会や面接の予定と被ってしまって受験日が確保できないということにもなりかねません。
そのような事態を避けるためには少し早めの受験が必要になるため、 SPI対策をスタートさせる時期も少し早めに設定しておいたほうが安心です。
【SPI勉強いつから始める?】就活スケジュールから勉強開始時期を確認しよう
就活の筆記試験対策は、就活スケジュールを把握し、適切な時期に始めることが重要です。
特にSPIをはじめとするWebテストは、多くの企業が選考の初期段階で導入しており、事前に対策を講じておく必要があります。
以下スケジュールを確認し、自分の志望業界に合わせた勉強開始時期を見極めましょう。
一般的な就活スケジュール
大学3年生の6月頃から、多くの企業がサマーインターンを実施します。
この時期は業界研究や企業理解を深め、志望業界・企業を絞り込むタイミングでもあり、本選考が始まる前に企業の特徴を理解し、自分に合う企業を見極めることが重要です。
大学3年生の3月には、企業の広報活動が解禁され、採用情報が公開され、エントリー受付が開始されるため、志望企業を決定し、本格的な就活準備を進める必要があります。
大学4年生の4月から選考が本格化し、筆記試験や面接が始まります。
この段階で多くの企業がWebテストを実施するため、遅くともこの時期には十分な対策を終えておくべきでしょう。
6月以降は内定が出始め、10月には内定式が行われる流れとなります。
採用早期化でスケジュールが前倒しになっている
近年、採用スケジュールの前倒しが進んでおり、特に外資系企業やコンサル業界は3年生の4月~6月にかけて第一タームの採用活動を開始します。
外資金融や外資メーカー、戦略コンサル、総合コンサルは、5月~6月にかけてサマーインターンの選考が始まり、ここでの選考が実質的な本選考の役割を果たすことも多いです。
そのため、こうした業界を志望する場合は、大学3年生の春頃からWebテスト対策を始めることが求められます。
特にSPIの非言語分野は慣れが必要なため、早めの対策が効果的です。
自分の志望業界のスケジュールを確認し、適切なタイミングでSPIの勉強を開始しましょう。
【SPI勉強はいつから始める?】勉強時間はどれぐらい確保すればいいのか
SPIで6割以上の得点を目指す場合、最低でも40時間の勉強時間を確保する必要があります。
入門的な問題に重点を置きつつ、出題傾向を理解することが重要です。
また、企業や業界によって合格ラインが異なるため、志望企業のテストボーダーを事前に確認し、必要な対策時間を調整しましょう。
【SPI勉強いつから始める?】SPIボーダーはどれぐらい?
SPIテストセンターの合格ボーダーラインは企業によって異なります。
競争が激しい企業や金融・コンサル系では9割以上、大手企業や人気企業では8割以上、多くの企業の標準的なラインは7割以上、中小企業や競争が少ない企業では6割以上が合格ラインとされています。
目標得点を達成するためには、一定の勉強時間の確保が必要です。
9割を目指す場合は約70時間以上の学習がおすすめで、応用問題にも対応できる力をつける必要があります。
8割なら60時間で基本問題を確実に解けるようにすることが重要で、7割を目指す場合は50時間を目安にし、模擬試験を活用しながら対策を進めましょう。
6割以上を狙うなら最低40時間の学習を確保し、出題傾向の理解と基礎問題の習得に重点を置くことがポイントになってきます。
ボーダーライン一覧
それぞれの企業のSPIボーダーラインを一部紹介します。
自分の志望企業を確認して、SPIテスト勉強に役立ててください。
・戦略コンサルティングファーム
マッキンゼー・アンド・カンパニー/ボストン・コンサルティング・グループ/ベイン・アンド・カンパニー
・外資系投資銀行
ゴールドマン・サックス/モルガン・スタンレー/JPモルガン
・総合商社
三菱商事/三井物産/伊藤忠商事/住友商事/丸紅
・メーカー
キーエンス/任天堂/ソニーグループ/マスコミ/電通/博報堂DYメディアパートナーズ
読売新聞社/朝日新聞社/日本放送協会 (NHK)
・シンクタンク・コンサルティングファーム
野村総合研究所 (NRI)/三菱総合研究所/デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー
EYストラテジー・アンド・コンサルティング
・金融機関
三井住友銀行/三菱UFJ銀行/みずほフィナンシャルグループ
・メーカー
トヨタ自動車/キヤノンパナソニック/富士フイルム/サントリーホールディングス
アサヒグループホールディングス/キリンホールディングス
・情報・通信
NTTデータ/NTTドコモ/KDDI/ソフトバンク
・鉄道
JR東日本/JR東海/JR西日本
・航空
全日本空輸 (ANA)/日本航空 (JAL)
中堅企業・中小企業は6割程度のボーダーラインであることが多いです。
また、業界レベルでは流通業、サービス業などは6割程度である傾向があります。
【SPI勉強いつから始める?】どのように対策する?
SPIは少なくとも受験日の2ヶ月前から始めるのが理想的ですが、では具体的にどのような対策が必要になるのでしょうか。
まず、対策するのは能力検査の分野だけでOKで、性格検査については対策は不要です。
というよりも、性格検査は直感で答えることが大切なので対策しても意味がありません。
一方で能力検査の分野については対策が非常に有効なので、ここでは能力検査の分野についての具体的な対策方法を紹介していきます。
問題集を何周もする
SPIの能力検査の出題形式は私たちが学校で受ける試験や入試問題とはまったく異なります。
そのため、出題形式をまったく知らずに初見で受験してしまうと問題を理解するまでに時間がかかってしまって本来の力を発揮する前に試験時間が終了してしまいます。
これでは内定もおぼつかなくなってしまうでしょう。
問題を見て焦ってしまうことがないように、まずは問題の形式に慣れることが必要です。
SPIで出題された問題が掲載されている問題集が販売されているので、そういった問題集を何度も繰り返し解いて出題形式に慣れるところからスタートしましょう。
出題される問題の難易度は中学生から高校1年生程度のレベルがほとんどなので、問題を解いているうちに忘れていた漢字や公式なども自然と思い出してくるでしょう。
新聞などを読む
普段からできるSPI対策として、新聞に目を通すのも非常に効果的です。
SPIの言語分野では語彙力を試される問題が非常に多く出題されるので、新聞を読んでいて意味の分からない言葉や知らない熟語が出てきたら忘れずチェックするとボキャブラリーを増やすことができるでしょう。
また、漢字の問題も必ず出題されるので、読めない漢字があれば忘れずにチェックしておきましょう。
新聞を読むことはSPI対策だけでなく、面接対策としても有効です。
現在話題になっている時事問題や業界や企業に関連する社会問題などについては面接で質問を受けることもあるので、 通学時間の電車の中など、ちょっとした空き時間を見つけたら新聞を読むようにしましょう。
webの模擬試験を受ける
Webサイトで模擬試験や対策テストなどを受けられるため、本番に近い形で問題を解くことができます。
これは、問題集やテキストで勉強するだけでは得られない経験になります。
例えば、試験の時間配分やWebテストに慣れるなどのメリットがあります。
他にも、本番に近い状況の試験を体験することで、実際のSPI試験で雰囲気に負けず本領発揮できます。
このように本番に近い環境を経験するメリットは大きいと言えます。
アプリを活用する
SPIの問題はアプリでも数多く提供されています。
アプリであればスマートフォンで、通学時や就寝前などの隙間時間を有効活用して勉強ができるためとても便利です。
一部では正答率を考慮した出題で、苦手克服が得意なアプリもあります。
Web模試のような体験はできないものの、時間制限をして時間配分を学ぶことも可能です。
このようにアプリである特徴を活かして、固定した問題ばかりにならないことが有効な対策になります。
まとめ
ここまでSPI対策を始める時期と具体的な対策の方法について説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。
就活で学生を選考するためにSPIを導入している企業は非常に多いので、内定を勝ち取るためにはSPI対策は必須と言っても過言ではありません。
SPIは勉強すればするだけ高い点数を期待することができます。
イバルの学生に差をつけるためにも、できるだけ早い時期から対策をスタートするようにしましょう。