
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
エントリーシートは、多くの企業で複数回に分けて提出期限が設けられています。
しかし、一次締め切り前にできるだけ早く提出することで熱意があるとみられたり早期選考を受けることができる可能性が高くなるなど、就活を成功させるチャンスをつかむことができます。
そのため、効率よく憧れの企業の内定を勝ち取りたいのであれば時間に余裕を持ってエントリーシートを作成し、他の就活生よりも早めに提出することを重視することが欠かせません。
目次[目次を全て表示する]
【エントリーシートはいつまでに提出?】エントリーシートとは?
そもそもエントリーシートとは、就活生の人柄を知るために企業側が要望する書類です。
就活を成功させるために欠かせない応募書類の一つとなっており、履歴書同様に重要なものです。
そのため、丁寧に書くのはもちろんこと、期限を守って採用担当者の元まで届いていなければいけません。
また、選考時に必要な書類でもあり、採用担当者は、そこに記載されている志望動機や自己PR、ガクチカなどさまざまな項目から就活生の人柄を知りたいと思っています。
企業によって記載する項目や文字数には違いがあるのも特徴です。
エントリーシートの提出を求めることなく履歴書だけを求める企業もありますが、どちらのケースにおいても期限を守り出すことは必須です。
履歴書との違い
エントリーシート(ES)と履歴書は、採用選考において異なる役割を持ちます。
ESは、主に選考の参考資料として用いられ、応募者の志望動機や自己PR、学生時代の経験などが記載されます。
企業はこれを基に、応募者の人物像や企業との適性を判断します。
一方、履歴書は選考過程だけでなく、採用後も正式な従業員データとして管理される書類です。
氏名や生年月日、住所、連絡先、学歴、職歴などの個人情報が記載され、雇用契約の際にも必要とされます。
また、履歴書には公的な書類としての側面があり、応募者の正式な情報を企業が確認する目的もあります。
ESは自由度が高く、企業ごとに独自のフォーマットが設定されることが多いですが、履歴書は一般的な書式に則る場合がほとんどです。
【エントリーシートはいつまでに提出?】ESの提出時期
エントリーシートには提出期限を設けられています。
インターンシップに向けたエントリーシート、本選考に向けたエントリーシートでは時期が異なるのため、それぞれ詳しく紹介します。
インターンシップに向けて
インターンシップのエントリーシート提出時期は大学3年生の夏に行われるサマーインターンに向けて、5月から6月に募集が多くなります。
夏以降になると、オータム(秋)やウィンター(冬)に向けてのインターンシップ募集が増えてきます。
経団連が定める就活ルールの変更により、インターンシップが採用直結型で運用されるケースが増えています。
そのため、情報をしっかりとチェックし、早めにエントリーシートを提出することが重要です。
インターンシップに参加することで、採用選考での有利なポジションを得ることができるため、計画的に準備を進めましょう。
本選考に向けて
本選考に向けてのエントリーシート提出時期は、一般的には大学4年生の3月から5月がピークとなります。
しかし、最近では就職活動の早期化が進んでおり、大学3年生の夏から本選考のエントリーシート提出が始まる企業も増えています。
特に、コンサルティング業界は早期化が顕著であり、早めの準備が必要です。
また、インターンシップに参加しないと内定をもらえない企業もあれば、インターンシップなしで本選考に進める企業もあります。
企業ごとのスケジュールや要件を確認し、適切なタイミングでエントリーシートを提出するようにしましょう。
二次締め切りを用いている企業もある
企業の採用活動では、二次締め切りを設ける場合があります。
これは、一度の募集だけでは応募者が多すぎて選考に時間がかかる場合や、一次締め切り後に必要な人員が確保できなかった場合に行われることが多いです。
特に人気企業や大手企業では、応募数が予想を大幅に超えることがあり、スムーズな選考を行うために締め切りを分けることがあります。
また、採用計画の進行状況に応じて追加の募集が行われることもあります。
一次締め切りで応募できなかった場合でも、二次締め切りが設定されている可能性があるため、企業の採用スケジュールをしっかり確認することが重要です。
ただし、一次締め切りで多くの採用枠が埋まるケースもあるため、できるだけ早めに応募する方が有利になる可能性があります。
【エントリーシートはいつまでに提出?】早めに提出するメリット
エントリーシートは、できるだけ早く提出したほうが採用に有利になるのでしょうか。
期限内の提出であれば基本的にすべて確認するため、絶対に有利になるとは言い切れません。
しかし、早く提出することでメリットはあるため、それぞれ紹介します。
熱意があるとみられる
エントリーシートは、最終締め切り日までに大丈夫だと思っている就活生もいます。
もちろん指定された期日までに間に合えば採用担当者から苦言を述べられることはないかもしれません。
しかし、少しでも印象をよくし採用確率を上げたいのであれば、最終期日のぎりぎりに出すよりもできるだけ早く提出したほうがいいでしょう。
他の就活生よりも早い時期に採用担当者の手元に渡るだけで熱意や誠実さを感じられることは間違いありません。
熱意があり意欲の高い人物は、採用担当者から見ても圧倒的に評価が高くなるため、早めにエントリーシートの作成に取り掛かり期限前に提出できるように努力しましょう。
エントリーシートは受付順にチェックされている
ESは、多くの企業で受け付けた順にチェックされています。
そのため、早い段階で提出されたエントリーシートが基準となることが多く、後半に提出するよりも通過しやすい可能性があります。
特に、応募者が集中する企業では、選考が進むにつれて評価基準が厳しくなることも考えられます。
また、企業の採用担当者は、毎日大量のESを確認するため、締め切り間際になるほど疲労が蓄積し、判断の精度が変わることもあります。
初期の段階では、担当者のモチベーションも高く、じっくりと目を通してもらえる可能性が高いです。
そのため、少しでも有利に選考を進めるためには、早めにESを提出することが重要です。
採用担当者のモチベーションが高い
企業の採用担当者は、日々多くのESに目を通しています。
そのため、選考の前半では比較的余裕を持って対応できますが、締め切りが近づくにつれて負担が増え、疲労が蓄積することもあります。
特に、大量のESを処理する必要がある企業では、後半になるほど集中力が低下し、一つひとつの内容にじっくり目を通すのが難しくなることがあります。
また、早期の段階では応募者のESを基準にしながら評価するため、基準がまだ厳しくなりすぎていないことも考えられます。
そのため、担当者のモチベーションが高く、より丁寧に見てもらえる可能性が高い早い段階での提出が有利になることがあります。
選考を少しでも有利に進めるためには、締め切り間際ではなく、できるだけ早めに提出することが望ましいでしょう。
早期の選考を受けられる
エントリーシートを早く提出することで早期選考を受けられる可能性が高くなります。
早期選考とは、3月より前に開始される選考のことであり、他の就活生よりも早く内定がもらえるのもメリットです。
企業側は、優秀な学生を求めて早期選考を行っていますが、エントリーシートを早く提出し熱意があると見られれば早期選考枠に入れる可能性も高くなるでしょう。
インターンに参加して好成績を残したり早期選考イベントに参加するなど早期選考を受ける方法はさまざまありますが、エントリーシートをできるだけ早く提出することも他のライバルに差をつけて内定を勝ち取る必勝法と言えます。
一部の企業ではリクルーター面談に呼んででもらえる
エントリーシートを早期に提出することで、リクルーター面談に呼んでもらえることもあります。
リクルーター面談とは、リクルーターと呼ばれる「人事から依頼された採用の補助を行う社員」がカジュアルな雰囲気の場で行う面談のことです。
説明会では得られないような企業の内部事情や選考に有利になる情報を知ることができますし、リクルーター面談で高評価を得ることができれば、選考の優遇ルートに乗ることができます。
基本的に企業が興味を持っている学生に対して行うものなので他の就活生に対して一歩先んじることができるでしょう。
エントリーシートを早く提出することは、就活を有利に進めるうえで必要だと言えます。
【エントリーシートはいつまでに提出?】期限ギリギリに提出するデメリット
エントリーシートをギリギリに提出してしまうと損をする可能性があります。
3つの内容に分けて就活において、損をする可能性について言及していきます。
期限内に到着しない可能性がある
エントリーシートを期限ギリギリに提出するデメリットの一つは、提出が期限内に到着しない可能性があることです。
特に郵送の場合、配達の遅延や予期せぬトラブルにより、エントリーシートが期限までに企業に到着しないリスクがあります。
オンライン提出であっても、ネットワーク環境の問題やシステムエラーなどにより、提出が間に合わない可能性はゼロではありません。
そのため、余裕を持って提出することが重要です。
合否に迷ったときに落とされやすい
まずは合否に迷った時に落とされやすいということです。
ギリギリに提出してしまうと志望度が低いと考えられてしまう可能性があります。
どれだけ良いエントリーシートを書いていても、早く提出している就活生と比べた際に志望度が低いのではないかと考えられ、落とされる確率が高まってしまいます。
読まれない可能性がある
そもそも提出期限ギリギリに提出してしまうと選考が始まるまでの時間もないため、読まれない、または流し読みをされてしまう可能性があります。
大手であると何万というエントリーシートが届くため、丁寧に読まれる可能性は限りなく低いです。
よって、早い段階で提出をしておくと良いでしょう。
採用枠が埋まってしまう恐れがある
提出するタイミングによっては、すでに選考が進んでいる応募者や内々定が決まっている人がいる可能性があります。
また、企業によっては採用枠に限りがあり、優秀な人材が一定数集まった時点で選考を終了することもあります。
そのため、どれだけ質の高いESを提出したとしても、枠が埋まってしまっていれば不採用になる可能性があります。
特に、人気の企業や応募者が殺到する業界では、採用予定人数に達した段階で早期に締め切られることもあるため注意が必要です。
早めに提出することで、選考の機会を確保し、不利な状況を避けることができます。
また、早期に応募することで企業側の印象に残りやすく、選考過程でも優先的に対応してもらえる可能性があります。
【エントリーシートはいつまでに提出?】エントリーシートを早く提出するために
沢山の企業に応募したけど、手が回らなくて早期提出できないといった方もいるかもしれません。
ここでは、締め切りに余裕をもってエントリーシートを早期提出するためのテクニックをお伝えします。
ここで紹介するテクニックを活用すれば、何十社にエントリーしても締め切りに余裕をもってエントリーシートを提出することができます。
頻出の設問は使いまわす
自己PRやガクチカなどは聞き方や字数に細かな差はあれど、基本的に書く内容は同じです。
そのため頻出の設問に対しては、200字・400字・600字など様々な字数で用意しておくことでエントリーシートを作成する時間を大幅に短縮することができます。
聞かれ方・企業の求める人材像などに照らし合わせて各企業向けに内容をカスタマイズする必要はありますが、事前に頻出設問の回答内容を作っておくのは効果的でしょう。
エントリーシートを一度作成したら、必ずコピーを取るかメモを残しておくことが重要です。これにより、同様の内容を他の企業への応募時にも再利用でき、作業効率が向上します。また、面接の際にも、事前にエントリーシートの内容を振り返ることで、スムーズに自己PRやガクチカ(学生時代に力を入れたこと)を説明できる準備が整います。コピーを取っておくことで、エントリーシートの作成に費やした労力を最大限に活用し、継続的に質の高い応募書類を提出することができます。
過去のESの設問を把握して準備しておく
企業によっては、何年もほぼ同じ内容の設問を用いているところもあります。
そういった企業に対しては前もって書く内容を大まかにでも準備しておくことで、提出を早めることができます。
また、設問内容を把握しておくことで説明会や座談会などでエントリーシートの作成に活用できそうな質問をすることもできます。
企業が求める学生像は数年でコロコロ変わらないので、エントリーシートの設問も大幅に変わることはないでしょう。
企業の求める人物像を確認する
企業が求める人物像を事前に確認することで、エントリーシートの作成がスムーズになります。
求める人物像を把握すれば、自分のエピソードの中から優先度を決めて記入する内容を選ぶことができます。
また、似たような人物像を求める企業であれば、同じ内容を使い回すことができ、効率的に作成が進みます。
逆に、異なる人物像を求める企業に対しては、それぞれの企業に合わせた内容を考え直す必要があります。
志望度と優先順位を整理しておく
事前に準備をしていても、沢山の企業に応募していれば、全ての企業にエントリーシートを早期提出することは難しいこともあるでしょう。
そういった際は、締め切りと志望度から優先順位を決めておくことが有効かもしれません。
応募した全企業に万全の状態で早期提出できることが理想ですが、応募企業数が多いほど現実的では無くなります。
優先順位の高い企業のエントリーシートから処理していくのが、忙しい就活を制するコツです。
エントリーシートを早く提出するためには、カレンダーを作成して締め切りを管理することが重要です。
各企業の締め切り日を明確に記入し、どの企業を優先したいかも一目で分かるように整理します。
締め切りだけでなく、締め切りに余裕を持って提出するための理想の完了期日も設定しておくと良いでしょう。
これにより、計画的にエントリーシートの作成を進めることができ、万が一のトラブルにも対応しやすくなります。
第3者に確認を頼む
エントリーシートを効率的に作成するためには、第三者に内容の確認や添削を頼むことが有効です。
自分だけで確認していると、内容が正しいのか分からず、作成に時間がかかることがあります。
エージェントや先輩に内容確認や添削を依頼することで、客観的な視点からのアドバイスを得ることができ、スピード感を持って作成を進めることができます。
特にエージェントは、専門的な知識と経験を持っているため、より効果的なアドバイスを提供してくれます。
無料で利用できるので、興味のある方は下記のURLからチェックしてみてください。
【エントリーシートはいつまでに提出?】エントリーシートの入手方法
提出期限を守るためには、まず入手方法を把握しておくことが重要です。
事前に企業の採用情報をチェックし、適切なタイミングでESを確保できるように準備を進めましょう。
企業ホームページからダウンロードする
企業の採用活動が開始されると、公式ホームページや採用専用ページが開設されることが一般的です。
そのページからESをダウンロードできる企業が多く、応募者はそこから必要な書類を入手することになります。
企業によっては、ダウンロード期間を限定している場合があるため、採用情報が公開された段階で早めに確認することが重要です。
また、フォーマットが指定されている場合もあり、PDFやWordファイルでの提出が求められることもあるため、事前に確認しておく必要があります。
ダウンロード後はすぐに内容を確認し、記入に必要な情報を整理することで、提出期限に余裕を持って準備ができます。
締め切り直前になるとシステムの不具合などでダウンロードができない可能性もあるため、早めの対応を心掛けましょう。
会社説明会で受け取る
企業によっては、ESの配布を会社説明会の場に限定している場合があります。
このようなケースでは、説明会に参加しないとエントリーシートを受け取ることができず、応募自体が難しくなる可能性があります。
特に、採用人数が限られている企業や、説明会での印象を重視する企業では配布を対面で行うことが多いです。
そのため、事前に企業の採用情報を確認し、ESの入手方法を把握しておくことが重要です。
また、説明会への参加が必須となる場合、予約が必要なこともあるため、定員が埋まる前に申し込みを済ませておくことが望ましいです。
説明会で配布されたESは、手書きでの記入を求められることもあるため、丁寧に仕上げる必要があります。
【エントリーシートはいつまでに提出?】エントリーシートの送り方
ここからはエントリーシートの提出方法について詳しく紹介していきます。
エントリーシートは、いわばあなたと企業が初めて接点を持つものです。
面接や電話などと異なり、一方向的なコミュニケーションですし、あなたの人柄などがなかなか伝わりにくいです。
そこで、限られた情報の中からあなたの魅力を伝え、面接に進むための工夫が必要とされます。
それぞれのポイントを抑え、人事担当の方に魅力的に映るエントリーシートを作成していきましょう。
郵送の場合
まずは郵送する場合です。
郵送する場合はA4の白い封筒に入れて送るのが一般的なマナーであるとされています。
茶色い封筒は避けましょう。
白い封筒の表面には、企業名はもちろん企業の住所、送り先の部署、左下には「応募書類在中」と赤線で囲って記入することが大切です。
裏面は裏面は自分の名前と自分の住所を書きましょう。
中の書類は折れないように、無地のA4をクリアファイルに入れておくと良いでしょう。
柄の入っているものはもちろん避けるべきです。
また、他の企業の説明会に参加した際にもらった、企業のロゴが入っているものなども絶対に使ってはいけません。
メールの場合
メールで送る場合はエントリーシートを送信して、別でパスワードを送るのが基本的であるとされています。
ZIPファイルに入れて、パスワードをつけておきましょう。
また、タイトルには「エントリーシート送付の件(○○大学・○○(氏名)」などとつけておき、どのような内容で誰からのメールなのか一目でわかるようにしておきましょう。
人事担当は忙しいですし、大手ともなればメールが大量に来るので、分かりにくいタイトルのものは見落としてしまう可能性もあります。
メールでエントリーシートを送付する際のテンプレートは下記のようになっています。
ぜひ参考にしてください。
【件名】エントリーシートの送付について(○○大学・氏名)
○○株式会社 人事部○○様
お世話になっております。
○○大学○○学部の氏名と申します。
応募書類のエントリーシートを送付いたします。
お忙しい所お手数をおかけします。が、ご確認の程よろしくお願いいたします。
【署名】
【エントリーシートはいつまでに提出?】提出する際にやっておくと良いこと
提出する際には、ただ記入を終えて送るだけでなく、いくつかの事前準備を行うことでスムーズな選考につなげることができます。
以下、主な準備について解説します。
応募先の企業の提出期限などをしっかりとメモしておくこと
就職活動では、複数の企業に同時に応募することが一般的です。
そのため、それぞれの企業の提出期限や必要書類を管理しておくことが非常に重要です。
特に、郵送する場合は、配達にかかる日数を考慮し、余裕を持って送る必要があります。
速達や簡易書留などの配達方法も事前に確認し、確実に企業に届くよう手配しましょう。
また、企業によってはオンライン提出のみを受け付けている場合もあるため、締め切りの時間やフォーマットをしっかり確認することが求められます。
提出が遅れると、どれだけ優れた内容であっても選考対象外となる可能性があるため、スケジュール管理を徹底しましょう。
送り状を入れる
送り状とは、ビジネス文書を郵送する際に同封する挨拶文のことを指します。
これは企業に対するマナーの一つであり、丁寧に送付する姿勢を示すことができます。
送り状には、宛先企業名・担当者名・送付する書類の一覧・簡単な挨拶文などを記載します。
企業によっては「送り状は不要」とされている場合もあるため、事前に確認することが大切です。
不要であると明記されていない限り、基本的にはESと一緒に同封するのが望ましいです。
また、送り状を作成する際は、誤字脱字がないように注意し、フォーマットもビジネス文書の形式に沿ったものを使用しましょう。
シンプルで分かりやすい文章を心掛けることで、採用担当者に対して良い印象を与えることができます。
【エントリーシートはいつまでに提出?】提出期限を過ぎてしまった場合
エントリーシートの提出期限が過ぎた際はもう諦めなければならないのでしょうか。
提出期限を過ぎてしまった時の対処法について詳しく紹介していきます。
大前提として遅れてしまったらアウト
締め切りを過ぎてしまった場合、基本的には応募は認められません。
企業は締め切りを明確に設定しており、期限内に提出できるかどうかも社会人としての基本的な能力の一つと考えています。
たとえ内容が優れていたとしても、期限を守れなければ選考対象から外される可能性が高いです。
また、企業の採用スケジュールは厳密に管理されているため、遅れて提出した場合、他の応募者と公平に比較することが難しくなります。
そのため、締め切りを守ることは単なるルールではなく、信頼や信用を築くための重要な要素といえます。
万が一、締め切り直前でトラブルが発生した場合でも対応できるよう、余裕を持ったスケジュールで準備を進めることが大切です。
メールで一言お詫びの連絡を入れる
メールで一言、お詫びの連絡を入れるのも良いでしょう。
エントリーシートを郵送で送った場合は、提出を完了した旨のメールを送った方が良いです。
そこでも文章にてお詫びと、選考の機会を与えてもらえるよう丁寧な文章を添えておきましょう。
次の締め切りに間に合わせる
一部の企業では、締め切りを複数回設けており、一次締め切りに間に合わなかった場合でも、次回の応募機会が用意されていることがあります。
しかし、一次締め切りで既に一定数の応募者が選考を通過しているため、二次以降の選考では競争率が高くなる可能性があります。
また、採用枠が埋まりつつある状態での応募になるため、より厳しい評価基準が適用されることも考えられます。
そのため、可能な限り最初の締め切りに間に合うようにスケジュールを管理することが重要です。
加えて、一次選考を逃した場合は、気持ちを切り替えて次の締め切りに向けた準備を進めることが大切です。
まとめ
本記事では、エントリーシートの提出時期について解説しました。
エントリーシートに限らず採用担当者に渡す書類は、提出時期までに間に合えば問題ないと思っている就活生も少なくありません。
しかし、採用担当者からの評価をアップしたり他の就活生と差をつけるには、やはりできるだけ早く準備をし提出することが大切です。
重視したい点として内容を充実させて自身の強みや思いをしっかりとアピールするのはもちろんのこと、提出期限よりも早めに出すことを意識してみるといいでしょう。