【留年していても大丈夫!】大学を留年していたら不利になる?不利にしないために!

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留年すると就活に不利に働くと考えがちですが、決してそんなことはありません。

確かに、留年は一つの失敗経験です。

しかし、留年した理由に説得力があり、留年という失敗から学んだことをしっかりとアピールすることができれば、かえって就活にポジティブな影響を与えることも可能です。

ここでは就活で留年を強みとするためのコツを詳しく紹介しています。

ぜひ参考にしてもらって、就活をうまく乗り切ってください

【留年していても大丈夫!】はじめに

留年にはさまざまなデメリットがあります。

大学に1年余計に通うことによる金銭的なデメリットもありますし、親しい友人と同じ授業を取ることができないという大学生活上のデメリットを感じることもあるでしょう。

また、留年してしまうと就職にもデメリットがあるのではないかと不安になる学生も多いと思います。

実際いのところ、留年は就職にどれくらいのデメリットとなるのでしょうか。

ここでは留年の就活への影響について詳しく見ていきます。

【留年していても大丈夫!】留年するだけでは不利にはならない

一般的に「留年」という言葉のイメージはよくありません。

ほとんどの人は「大学生の本分である勉強を疎かにしたことが留年という結果を招いた」と判断するからです。

しかし、留年する事情は人それぞれです。

アルバイトばかりに精を出して勉強に見向きもしなかった結果留年する学生もいれば、勉強以外のことで自分の成長につながることに時間を費やした結果留年してしまった学生もいるでしょう。

前者の場合は確かに就活で不利になるかもしれませんが、後者の場合は決して不利になるわけではありません。

留年する人はそもそも少なくない

「留年したので就活活動で不利になってしまうのではないか」と考えてしまうのは、留年が自分の身にだけ起きた悲劇だと感じてしまうからです。

確かに留年しなくても済むならそれが一番ですが、大学生の留年はあなたが思っているほどレアなケースではありません。

大学の中でも一番留年する学生の割合が多いのが私大文系に通う男子学生で、実に10人に1人が留年を経験しています。

女性は男性よりも留年する割合が低いですが、それでも約5%の女子学生が留年を経験しています。

このように、留年する学生は決して珍しいわけではなく、中には2度、3度と留年を経験している学生もいるわけで、留年したからといって悲観的になる必要はまったくありません。

留年していたことを気にする企業はそこまでない

学生としては企業が留年についてどのように考えているのか気になるところですが、採用担当者のアンケートなどを見てみると、学生が考えている以上に企業側は気にしていないということが分かります。

特に人物重視の採用を行っている企業では、面接において留年に関して触れないところもあるほどです。

このように、留年という事実が就職活動においてあまり触れられないのは、人によって留年がポジティブに作用することもあればネガティブに作用することもあるからです。

ですから、たとえ留年してしまったとしても、その経験をプラスの方向へ転換することができるならば不利にはならないということを踏まえて就職活動を行うようにしましょう。

【留年していても大丈夫!】留年を不利にしないために

先程説明したように、留年が就職活動にプラスに働くかマイナスに働くかはケース・バイ・ケースです。

ろくに勉強もせずに毎日遊び呆けていた結果留年してしまい、その後も同じような生活を続けている学生は決して評価されることはないでしょう。

では、同じように留年を経験していても就職で不利にならない学生は何が違うのでしょうか。

ここでは、留年しても内定がもらえる学生の特徴を詳しく見ていくことにします。

留年した中でしっかり学ぶことを作る

留年によって得られるものの一つに「時間」があります。

学生生活は勉強だけでなくアルバイトや部活動、サークル活動など何かと忙しいですから、せっかく手にすることができた時間を有効活用しなければなりません。

せっかくだから、以前から興味をもっていた分野の勉強をしてみるというのはどうでしょうか。

それが仕事でも活かせるようなことであれば一石二鳥です。

また、弱点の克服に充てるのもいいアイデアです。

人前に出るのが苦手ならば接客業のアルバイトを経験することで新しい一面を引き出すことができるでしょう。

この他にも、将来就きたい仕事で役に立つ資格を取得し、インターンに参加して現場で実務経験を積むといったこともおすすめです。

留年が無駄ではなかったということをアピールできれば、留年をポジティブなものにできるでしょう。

留年したことをしっかり反省している旨を伝える

就活の面接では「なぜ留年したのですか?」と理由を尋ねられることもあるでしょう。

その時は留年したことについてしっかりと反省していることを伝えるようにしましょう。

特に、留年の理由が単なる勉強不足であったり、怠け癖の結果だったりする場合は失敗の過程を具体的なエピソードを交えて話すようにします。

そうすることで失敗の原因がどこにあったのか、自分なりの分析ができていることのアピールにつながります。

また、失敗の反省だけでなく、失敗からどんなことを学んだかを話すことも効果的です。

社会人となってからも仕事で失敗することがあると思いますが、その時に留年という失敗の教訓をどのように活かすことができるか伝えるようにしましょう。

誰もが納得できる理由を作ろう!

留年した理由を尋ねられた時に嘘をつかずに正直に答えることはとても大切なことですが、だからといって「努力が足りなかった」「自分の弱い心が出てしまった」とそのまま答えたのでは採用担当者にマイナスの印象を与えるだけになってしまいます。

これでは内定をもらうことは難しくなってしまうでしょう。

留年の理由を聞かれた時は、誰もが納得するような理由を答えることが大切です。

たとえば「野球部のレギュラー争いに負けたくない一心で練習に打ち込んだ結果、勉強が疎かになってしまい留年してしまいました」といった具合です。

このように答えることで、採用担当者に「ただ怠けていて留年したわけではない」と思ってもらえれば、よりポジティブな印象を与えることができます。

【留年していても大丈夫!】留年したら気を付けること

留年は就活の選考において不利になることもあれば、かえって有利に働くこともあります。

「留年しても自分の心がけ次第でどうとでもなる」というのが実際のところです。

ここまでは「留年してしまった時にどうすればその事実をプラスの方向へ転換できるか」について説明してきました。

ここからは「留年がマイナスの方向に働いてしまうのはどのようなケースが考えられるのか」について詳しく見ていくことにしましょう。

何もしないということは避ける

留年の理由を聞かれて「勉強不足だったからです」と単に理由だけを答えてしまう学生がいますが、これはNGです。

それでは留年したことに対して反省がないと取れてしまう可能性がありますし、留年中に何もしていなかったと取られかねないからです。

決していい評価はもらえないでしょう。

就活の面接で担当者が「留年した理由を教えてください」といった質問をするのは、留年の理由そのものを知りたいからではありません。

「留年した背景にどのような考え方があったのか」「留年していた間にどんなことを学んで、何を成し遂げたのか」ということを知りたいから質問するのです。

理由そのものを答えるのではなく、気持ちの変化や行動の変化を伝えるようにしましょう。

昨年第一志望のところは厳しくなる

どうしても就職したい第一志望の企業があるにもかかわらず、その企業の選考に落ちてしまったために留年して来年もう一度挑戦しようと考えている学生もいるでしょう。

「就職留年してでもこの企業に就職したいという熱意が採用担当者に伝われば採用してもらえるのではないか」と考えるかもしれませんが、実際にはそれほど甘くありません。

というのも、企業側には応募してきた学生の採用データが残されていて、そこには落とした理由もしっかりと明記されています。

もしも翌年にリベンジしたいのならば、面接を通じて「落とされた理由」を完全に克服していることを明確に示さなければなりません。

これはとてもハードルの高いことで、難しいことです。

【留年していても大丈夫!】まとめ

留年したからといって必ず就活で不利に働くかといえば、そうでないということが分かっていただけたと思います。

留年の経験を就活でプラスにできるか、それともマイナスにしてしまうかは、結局のところ自分次第のところがあります。

留年したからといってあきらめることなく、日々向上心をもって取り組んでいけば、一見回り道と思われる留年も自分を成長につなげられるということを理解して、ポジティブに就活に臨みましょう。

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