【経営コンサルティングとは?】経営コンサルタントの具体的な仕事内容や労働環境を徹底解剖!

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伊東美奈
Digmedia編集長
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

経営コンサルティングの仕事としては、大きく分けて4つになります。

まず全体をまとめるマネージャー、そして主に実際に動くコンサルタント、最初に就く役職のアナリスト、そして狭き門のパートナーです。

信頼される経営コンサルティングになるためにも、資格を持っているのも大切です。

有利になるのは、MBA、公認会計士、TOEICになりますので、目指している方は資格取得をしましょう。

休みは安定していませんが、高い年収を目指せるのでやりがいのある仕事です。

【経営コンサルティングとは?】はじめに

学生の方の中には、経営者の力になれるように経営コンサルティングになって頑張りたいと思っている方もいるでしょう。

なんとなく経営者のアドバイスをする仕事というイメージを持っているかもしれませんが、魅力的な部分と実は大変な部分を持ち合わせている仕事です。

こちらでは経営コンサルティングの仕事について、詳しく紹介していきます。

これから目指している方は、ぜひ参考にしてみてください。

【経営コンサルティングとは?】経営コンサルティングってなに?

経営コンサルティングの仕事は、ただ経営者の相談に乗ってアドバイスするだけではありません。

企業の悩みを聞き解決を向けてアドバイスはしますが、戦略を練るだけでなく、オペレーション業務を改善し、さらに売上を出せるように新規事業の立案なども行います。

さらに現状を打破するために、M&A戦略などのコンサルティングサービスについても提供します。

より相談者の経営者に寄り添うため、マネジメント層に対する戦略策定だけでなく現場のアクションプランまでサポートし、口で伝えるだけでなく実際に行動まで手掛ける経営コンサルタントも増えてきました。

多岐に渡って、経営者をサポートし成功に導く仕事です。

仕事内容は大きく分けて4種類

一口に経営コンサルティングと言っても、皆同じ役割を果たしている訳ではありません。

細かく分けると大きく4種類あり、それぞれの重要な役割を果たしています。

マネージャー

とくに進行なども取り仕切りますので、経営コンサルタントの仕事の中でも一番重要な役割を果たします。

他にコンサルタントやアナリストという役職もありますが、こちらよりもさらに全体を見通してどのようにプロジェクトを進めていくのか考えなければならないので責任重大です。

役割としては、プロジェクトの管理の他に顧客の折衝、予算の管理があります。

クライアント側とも密に相談し合いながら、経営が上向きになるように結果を出さなければなりません。

コンサルタント

マネージャーは全体を見て指示を主にしていくのに対し、コンサルタントは実際に自分が動いて黒字になるよう対策をしていきます。

自分が担当したクライアントの状況を見ながら、自分の判断で課題を解決する方法を考え、実際に検証作業もします。

そして他の人などと一緒にチームでミーティングなどをして、結果を出せるようにスケジュールなども自分で決めるのがコンサルタントです。

パートナー

顧客を開拓していきつつ、プロジェクトの受注などをするのがパートナーの役割になります。

経営難に陥っている企業や伸び悩んでいる企業に自社を知ってもらうため、セミナーを開催し、個人的な人脈を通してアプローチし、経営コンサルトをさせてもらえないかとアピールします。

コンサルティングそのものの経営などについても考えていくのですが、このパートナーになれる方は少ないです。

アナリスト

無事に内定をもらい大学を卒業して新入社員で入ると、まずはこのアナリストから始まります。

主に見習いのようなものですので、先輩のコンサルタントと一緒にいながらどんな仕事をしているか学びつつ、クライアントへインタビューをし、情報の分析や資料作成なども行います。

クライアント側の生の情報や声などと向き合っている情報をコンサルタントにも渡すため、見習いな部分はありますが重要で手を抜けないポジションです。

【経営コンサルティングとは?】資格は自分の力の証明になる

中には何かの資格がないとその職業を名乗ることができないものもありますが、経営コンサルティングの場合とくに保有必須の資格はありません。

年齢や経験年数などにも縛りがないのですが、実際には何も資格がなく知識が乏しいと働くのは大変です。

仕事の内容も多岐に渡りますし、知識も高度なもので必ず結果を出さないと信用も得られません。

どんなものを取るべき?

経営コンサルティングをするために資格があった方がいいのですが、実際どんなものを取得すればいいのか分からない方もいるでしょう。

こちらではどんな資格を取得しておくと、経営コンサルティングを行う上で有利なのか紹介していきます。

MBA

経営コンサルティングで働きたいと思ったら、MBAの学位を持っている方が断然有利です。

ただ条件があり普通の大学ではなく、誰も知っているような有名な上位校でないと意味がありません。

クライアント側もお願いする時に、どの大学を出ていてMBAの学位を持っているのか経歴でチェックする場合も多いです。

頼むのであれば、しっかりと勉強してきていて高度な知識がある人に頼みたいと思っています。

ですから経営コンサルティングを目指すのであれば、MBAの学位が取得できる上位校に行くようにしましょう。

公認会計士

資格の中でも公認会計士は難しく、持っていて経営コンサルティングを目指せれば有利になります。

とくに資金繰りなどに悩んでいるクライアント側も多いので、会計のことで相談をしたい時やファイナンス領域の相談、M&Aのアドバイスを受けたい時などに重宝されます。

会計関係のコンサルタントをしたい時には、必ず資格取得するようにしましょう。

TOEIC

最近では日本の中だけでの経営ではなく、グローバル化の傾向も強くなってきています。

プロジェクトを進めていく上で、英語が必要になる場合も多々ありその際にTOEICを持っているということは大きな強みにあります。

とくに英語が堪能だと評価される800点以上を持っていると、並みの英語力ではなく信頼できると感じてもらえるのでそこまで点数が取れるように努力しましょう。

【経営コンサルティングとは?】どんな仕事環境?

学生からも人気のある経営コンサルティングの仕事ですが、実際どんな仕事の環境かしっかりと知っておいた方が安心です。

こちらでは経営コンサルティングの仕事に就いたら魅力的な点と、実は大変な点があるのでどちらも紹介していきます。

これから目指している方は両方の点を踏まえた上で、実際に働くかどうか検討するといいでしょう。

安定した休みを取れない

たとえばアルバイトの時のように、シフトに入っていない時はよっぽどのことがなければ休みということはまずありません。

とくにプロジェクトが忙しい時期には、安定した休みというのはほぼなくすべて何かしらの予定で埋まっています。

平日のみではなく土日に会議があることもザラにありますので、ほとんど休めません。

知識集約型産業とも言われ、同業他社との競争も知識の競争になってしまうので休む時間がなくなってしまうとも言えます。

最新の情報などもチェックが必要で、常に勉強が欠かせない職業でもあります。

休みの日もゆっくりと遊びに行くというよりは、家でもさらに知識を頭の中に入れるために勉強をするような日々になりがちでしょう。

高い年収を目指せる

その方によって変動はありますが、さまざまな職業がある中でも年収は高い水準となっています。

自分が結果を出しクライアント側に満足してもらえばもらう程、高い年収を目指せます。

そのためスキルレベルも必要ですし、ハードな毎日を送る時期なども出てくる覚悟は必要です。

結果を出す方だと年収1000万円以上の方も多々いますし、マネージャーなどを行い実績を出している方はそれ以上の年収の方もいます。

なかなか狭き門のパートナークラスの方の場合、中には億単位の方もいる程です。

よく日本では年功序列な職場も多い中、経営コンサルティングの仕事ではその方の出来次第で若いうちからどんどん年収を上げることができます。

自分が頑張った分見返りがありますので、やる気は大きくアップするでしょう。

【経営コンサルティングとは?】まとめ

企業が抱えている問題について話を聞くだけでなく、解決策をさまざま考えプロジェクトを成功させて結果を出すために多岐に渡って動きます。

チーム全体で動き、しょっちゅうミーティングや会議も行うので安定した休みは少ないです。

しかしその分プロジェクトを成功させた時のやりがいは大きいですし、年収にもしっかりと反映されます。

常に勉強も必要ですが、実力主義の仕事で活躍したい方には向いている仕事です。

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