【情報工学を学んだ人へ】情報工学系におすすめの業界3選!

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【情報工学を学んだ人へ】はじめに

情報工学は今や、あらゆる業界、業種で活かすことができる花形の学問です。

専攻している学生が多いことから、就活で競争に勝てるのかと少し不安になっている方もいるかもしれません。

ですが、情報工学の知識やスキルを持つ人材を求めている企業や機関は幅広く存在しているため心配は無用です。

むしろ、引く手あまたで需要が高いからこそ、 どんな業界にターゲットをあてて就活するかが内定をスムーズに獲得していくために大切です。

【情報工学を学んだ人へ】おすすめの業界!

情報化社会において、情報工学で学んだ知識やスキルはあらゆる業界、業種で必要不可欠なものとなっています。

活躍の場は多種多様に存在しますが、ここでは特におすすめの業界を3つに絞ってご紹介していきます。

王道のIT業界、近年ニーズが高く、学生さんにも人気を高めているコンサル業界、そして、情報工学の専攻者の就職先としては長い歴史を持つメーカーのシステム部門です。

それぞれおすすめの理由やポイントについて見ていきましょう。

情報工学系卒はさまざまな業界で市場価値が本当に高い

今の時代、ありとあらゆる場面でIT技術が使われており、世界的に情報化の動きが加速しています。

日本はモノづくり大国として、自動車や機械、半導体をはじめ、パソコンや携帯電話などの開発や製造でも世界をリードしてきました。

ですが、情報化やデジタル化の流れの中では後れをとっています。

いまだに印鑑文化が残され、ペーパーレス化は進まず、対面によるビジネスや授業が当たり前に行われてきました。

経済後進国にも後れをとる中で、ようやくデジタル化促進の動きが本格化しようとしています。

印鑑の廃止やデジタル申請や電子契約の推進、学校教育におけるIoT化やオンライン授業の導入、企業におけるテレワークやAIやRPAによる業務効率化や人手不足の解消などが求められます。

その推進人材として、情報工学系卒は引く手あまたなのです。

【情報工学を学んだ人へ】IT業界

政府主導でのデジタル化の推進を行政機関や民間企業、教育機関などが行っていくときに、各機関や企業でIT人材を雇うのは非効率です。

デジタル化やシステム改革のパートナーとして欠かせないのがIT企業であり、今後ますます成長が期待できる業界と言えます。

どうしておすすめなの?

新たにデジタル庁が創設され、国を挙げてデジタル化が推進される中、 日本が抱える少子高齢化などの問題や景気などにも左右されず、持続的な成長が期待できる業界です。

むしろ、少子高齢化ゆえに人に代わって業務を推進できるITが不可欠であり、経営状況が悪化した際にもコストを抑えるためにIT化が役立ちます。

あらゆる業界、あらゆる状況、あらゆる場面で求められる業界であるため、高齢化社会により老後の生活に不安がうずまく中、リストラの不安もなく 安定的に活躍していける業界としても魅力があります。

景気や環境に左右され、内定取消や入社してもすぐに倒産といった企業もある中、IT業界は安定成長が望めるのがおすすめの理由の一つです。

大学で学だ知識やスキルをすぐに活用することができるのもメリットです。

プログラマー、システムエンジニアなど多岐にわたり活躍可能!

情報化社会やデジタル化の推進に欠かせないシステムやソフトウェアを開発するIT業界では、社会のニーズやクライアントの要望に添ってシステムエンジニアが企画を立て、プログラマーがプログラミング言語を使って開発を行い、運用、保守点検をしていくことになります。

プログラミング、ハードウェア、ソフトウェア、データベース、Webやネットワークなどさまざまな部門でのエンジニアが活躍しています。

大学や大学院で学んでいる中ではオールマイティに才能を発揮して、興味の赴くままに、さまざまな分野の開発にチャレンジしてきた方も多いかもしれません。

ですが、就活のうえでは職種の絞り込みも求められます。

ITベンチャーなど小さな企業ではシステムエンジニア兼プログラマーなど何でもこなす人材も活躍していますが、大手になるほど専門化されているため、 自分の得意分野の棚卸や取り組みたいことを明確にしていきましょう。

有名企業

富士通やNTT、楽天やヤフー、サイバーエージェントやGMO、DeNAなど有名企業は枚挙に暇がありません。

外資系では AppleやGoogle、FacebookやTwitter社、Amazonなどガーファと呼ばれて、圧倒的な競争力で怖れられている企業も多いです。

IT企業はほかの業界の企業に比べて歴史は浅いですが、その成長スピードと社会や経済への影響力は群を抜くものがあります。

IT業界といっても、そのジャンルは幅広く、ハードウェアやソフトウェア開発企業から、モバイルアプリやオンラインゲームの開発企業、ECサイトをはじめとしたオンラインサービスのプラットフォーム、ブログやSNS運営企業、クラウドサービス企業まで一言では言い尽くせません。

【情報工学を学んだ人へ】コンサル業界

コンサル業界は近年、情報工学専攻者に人気がある就職先の一つです。

ITコンサルタントといった職種を中心に、企業のIT化や業務改革、デジタル化の推進などをコンサルティングしていく仕事です。

どうしておすすめなのか

IT化、デジタル化の推進、業務改革が必要、少子高齢化による人手不足やコストダウンを実現するためにシステムの導入による業務効率化が必要といっても、各企業や行政機関において専門知識や専門スキルを持つ人材がいなければ、取り組むことはできません。

ITコンサルティングを中心に企業などのクライアントが抱えている課題の解決、環境の変化に応じた環境づくりやシステム改革の提案やアドバイス、実行支援を行っていく業界です。

クライアントの課題を解決するために最先端テクノロジーを適用するのはもとより、ロジカルシンキングが求められます。

情報工学を専攻した方はロジカルシンキングも得意とする人が多いので、能力的にも向いています。

アナリストという役職につきやすい

コンサル業界では個々人がコンサルタントとして単独で活動するのではなく、コンサルティングチームを組んで総合的に対応していくのが一般化しています。

情報工学を専攻した方はアナリストと呼ばれるポジションを任されるケースが多いです。

問題の明確化や課題の解決のために情報を分析することやチームやクライアントのアドバイザー的な役割を担います。

AIやアナリティクスを活用した業務プロセスの設計、IoT、ロボティクス、ブロックチェーン、SaaSなど最新のデジタル技術の活用、ERP導入によるデジタルコアの構築などクライアントの課題解決や業務の変革に向けたコンサルティングの一翼を担うことができます。

有名企業

ITコンサルティングで有名な企業としては、 アクセンチュア、NEC、IBMなどが挙げられます。

アクセンチュアのコンサルティングチームはデジタル技術やAIの知見を有する専門家をはじめ、多面的な専門ノウハウを持つコンサルタントがクライアントの業務変革をサポートしています。

NECは企業や行政機関、教育機関などのIT化や業務改革の推進をはじめ、中小企業などのコンサルティングでも実績が豊富です。

IBMもコンサルティング分野では実績が豊富で、社会や企業が抱えるさまざまな課題を解決している企業です。

【情報工学を学んだ人へ】メーカーのシステム部門

今でこそシステム開発や保守運用はIT企業にアウトソーシングするのが一般化していますが、かつては大手企業を中心に自社でシステムを開発し、運用していくのが当然でした。

社内SEとも呼ばれる、メーカーのシステム部門の一翼を担うのもおすすめです。

どうしておすすめなのか

自社での独自のシステム開発や管理をはじめ、システムを通じたマネジメントなど企業を支える役割を担えるとともに、二次請けでのシステム設計を担当するなど、 情報工学の知識やスキルをはじめ、幅広い能力を活用、伸ばしていくことができます。

ITの知識やスキルだけでなく、メーカーの手がける製品やサービスの知識もあり、社内の事業部門の希望をシステムに反映させ、より利便性に優れたシステムへと更新していく役割を担います。

メーカーの製品やサービスなどを理解するだけでなく、会計や流通、生産管理など基幹システムに関する業務知識とシステム設計・開発のノウハウ、社内折衝や調整、ベンダー管理など高いコミュニケーション力も求められる職種です。

プログラミングに限らず情報を扱う

メーカーのシステム部門に属する社内SEは、IT戦略・システム企画の立案などマネジメント的な業務から、基幹システムの構築や運用、保守、ネットワークやサーバー運用や監視、障害対応やセキュリティ対策、データ保全などを行います。

また、社内ユーザーのための日常的なヘルプデスク機能をはじめ、システム導入時のマニュアル作成や研修、パソコンやソフトウェアの資産管理など幅広い業務を担うのが特徴です。

プログラミングといった黙々とコツコツ行う業務にとどまらず、経営層の経営支援や新たな環境へのスピーディな対応、社員の教育やサポートに至るまで、多彩なニーズに応えていく存在となれます。

【情報工学を学んだ人へ】まとめ

情報工学を専攻した人は、あらゆる業界、業種から求められる市場価値の高い人材です。

世界的な情報化やデジタル化の流れの中で後れをとってしまった日本が、国を挙げてIT化やデジタル化を推進していくために欠かせません。

デジタル化推進の流れの中で大きな役割を果たすIT企業をはじめ、行政機関や企業、教育機関などの業務改革やIT化、デジタル化をサポートするコンサル業界、企業のニーズを捉えながらIT化、システム化を担っていくメーカーのシステム部門は特に持続的成長が期待でき、専門性を活かして活躍できるおすすめの業界です。

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