【4種の例文あり】物理学を研究した人の長所・短所とは

【4種の例文あり】物理学を研究した人の長所・短所とは

記事をお気に入り登録する

記事のお気に入りに登録

「記事のお気に入りに登録」のご利用にはログインが必要です。

会員登録がお済みでない方

無料会員登録

はじめに

就活では長所や短所を尋ねられるケースが多く、あらかじめ自己分析を行って、 自分の強み、弱みを理解しておくことが必要です。

長所、短所は性格上のものなどいくつも思い当たりますが、就活においては、入社後に活かせる長所や、短所でありながらも仕事をしていくうえでプラスに変えられる短所をアピールすることがポイントです。

物理学を専攻してきた方にとってアピールすべき長所、短所について考えていきましょう。

物理学を研究した人の長所とは?

物理学を研究した人の長所として、就活でどんな長所をアピールすべきでしょうか。

それぞれ長所は違いますが、迷った時には以下の3つをベースに、自分の強みを検討してみましょう。

法則を見つけ出すことができる

物理学を研究してきた方は、 法則を見つけ出すことが得意です。

物理学はさまざまな現象の背景にある法則を見つけ出していく学問であるからです。

仕事の中に法則を見つけ出すことで、業務の効率化や生産性を上げることが可能となるため、長所としてアピールできます。

物理学における学問としての法則の発見や理解をアピールするのではなく、日常生活や何かを遂行していくうえで法則を見出して成功したエピソードがなかったか考えてみましょう。

根拠を持った立証ができる

物理学は法則をもとに、 根拠を持った立証を行っていく学問です。

そのため、文系の学生などにありがちな、なんとなくこうなるではなく、しっかりとした根拠を持った説明や行動ができるのではないでしょうか。

自分では気づいていなくても、物理学に興味を持ち、物理学を専攻して大学で研究を重ねてきたことで、根拠を立てて立証する力が身についているはずです。

説得力のあるわかりやすい説明で問題を解決したエピソードがなかったか、振り返ってみましょう。

何事も突き詰めて考えることができる

物理学では「物が落ちるのはなぜか」といった、我々の生活では当然と考えられいる事象の根拠や法則を解き明かす学問です。

一般的な人では自然なこと、そんなもの、と思われている事柄でも、「なぜだろう。

」と何事も突き詰めて考えることができます。

物理学は世界のあらゆる不思議を解明する学問であり、「これはこのようなものだ」という固定観念を持たず、 どうしてこのようになったかを好奇心を持って突き詰めて考えることができるのは長所としてアピールできます。

長所の例文

では、物理学を研究した人の長所として、「根拠を持った立証ができる」、「何事も突き詰めて考えることができる」のケースで例文をご紹介します。

ご自身の長所を考え、例文を参考にオリジナルのエピソードを踏まえて作成してみましょう。

根拠を持った立証ができる

私の長所は根拠を持った立証ができることです。

ピザ店でアルバイトをしていたのですが、オーダーを受けてからオーブンに入れるまで3分以内でトッピングするというルールがありました。

新しく入った小柄な女性が、どうしても5分を切れず、毎回のように指導されていました。

仕事の様子を見ていて、原因は仕事が遅いのではなく、材料の配置や置き場所に問題があると気づいたのです。

小柄なので高い場所や離れた場所にある材料に腕を伸ばしても手が届きません。

そこで、仕事がしやすい距離を測り、レイアウトの見直しを提案しました。

すると、その女性はもちろん、これまでも時間内にできていた人はさらにスピードがアップし、短時間で仕上げることができるようになったのです。

この経験を活かし、根拠を持った立証を通じて業務改善や業務の効率化に貢献したいです。

何事も突き詰めて考えることができる

私の長所は何事も突き詰めて考えることができることです。

私は学童保育でボランティアをしており、他の学生とともに発達障害のあるお子様のサポートをしていました。

文具を使ったら必ず元の場所に戻すというルールがありましたが、散らかしっぱなしで何度伝えても直せないお子様がいました。

思わず、「前も言ったでしょ。

」と強く指導してしまったり、見かねて何も言わずに自ら片付ける学生ボランティアが出てきたりしました。

それでも何度も同じことを繰り返すため、なぜ、そうなるのか考えてみました。

強く言われると怯えてしまい、言われたことが頭に入りません。

また、他人が代わりに行ってしまうと覚えられません。

そこで、叱ったり代わりに行ったりするのではなく、一緒に行う取り組みをしました。

すると、自ら進んで一人で片付けができるようになったのです。

この経験を活かし、うまくいかないからとすぐにあきらめたり、そんなものだと片付けたりするのではなく、何事にも真摯に向き合い、問題の本質を理解して取り組みたいと考えています。

物理学を研究した人の短所とは?

では、物理学を研究した人の短所として、就活で何を挙げればいいでしょうか。

短所を話すのは採用されなそうで不安という方も、短所を短所と感じさせない短所をアピールしましょう。

こだわりが強いことがある

物理学は物事や事象の裏に隠されている法則を見つけ出し、それによって根拠を持った立証を行う学問です。

法則を見つけ出したり、根拠立てて説明したりするために何事も突き詰めて考えることが特徴です。

これらは長所でもある反面、裏返すと 「こだわりが強すぎる」という短所になります。

仕事をしていくうえで常識と捉えられる事柄や、とらわれずに進めたい点を追求しようとするあまり、時間をとられて仕事が進まない、共に働く人に迷惑をかける、組織の和を乱すなどしないよう注意が必要です。

臨機応変に動けない時がある

何事も突き詰めて考える癖や、根拠を持って行動をすることが日常となっているため、直感で行動することが苦手であったり、立ち止まって考えこんだりしてしまうことがありませんか。

何かをじっくり考え、解き明かすことは大切ですが、仕事をしていくうえでは今はその時ではないことや、仕事をするうえでは当然のルールや慣習として進めていかなくてはならないこともあります。

ビジネスにはスピードも求められ、スケジュールなども決まっているので、 臨機応変に動けないことは短所と言えます。

短所の例文

では、物理学を研究した人の短所として、「根こだわりが強いことがある」、「何臨機応変に動けない時がある」のケースで例文をご紹介します。

ご自身の短所を考え、例文を参考にオリジナルのエピソードを踏まえて作成してみましょう。

こだわりが強いことがある

私の短所はこだわりが強いことがある点です。

ゼミの課題に取り組むため、工作をしていたのですが、どうしてもうまくいかない点があり、寝食を忘れて16時間も没頭してしまったことがあります。

明け方の5時過ぎになり、少しだけ仮眠をとろうと思ったところ、寝すぎてしまい、大学の1限目に遅刻してしまったのです。

課題に没頭するあまり、その発表の機会である授業に遅刻するのは本末転倒だと反省しました。

それからは、こだわりを持って原因や原理を解明する際には時間管理を行い、一定時間考えて解明できなければ、また次の機会にしたり、教えを乞うたりしたのです。

この経験をもとに、こだわりを持って取り組むべきこと、時間など他に優先すべきことが考えられるようになりました。

仕事をしていくうえでも、優先順位をつけて臨みたいと考えています。

臨機応変に動けない時がある

私の短所は臨機応変に動けない時があることです。

私は実家暮らしをしていますが、前庭に水たまりができやすい場所があり、親から「土を埋めておいて。

」と言われました。

ですが、なぜそこに水たまりができるのかが気になり、傾斜を測ったり、雨どいからの水の流れや周囲の観察を始めたりしてしまったのです。

すると親から「明日はまた雨だというのに、まだやっていないのか。

」とあきれられてしまいました。

まずは土を埋めるなど応急措置を行ったうえで、原因を解明すべきだったと反省しました。

親の言葉に我に返って土を補充した後、あらためて原因を突き止めて庭の傾斜を整えたところ、その後は水たまりができなくなったのです。

この経験を踏まえ、臨機応変に対応することを心掛け、優先順位をつけて原因を解明しながらスムーズに物事を進めていきたいです。

長所短所を伝える時の注意点

就活の場で長所短所を伝える時には注意点があります。

長所、短所それぞれにおいて、伝える時の注意点を理解し、注意点に気をつけて伝えるようにしましょう。

長所をどのように活かすかを伝える

就活においては自分の長所を伝えるだけでは十分ではありません。

志望する企業に採用したいと思わせる、アピールが必要です。

つまり、 自分の長所を入社後にどのように仕事に活かすかを伝えなくてはなりません。

そのためには自分の長所を理解する自己分析だけでなく、企業研究をしっかり行い、どの業務やどんな点に活かせそうかを具体的に検討しておきましょう。

短所を言い換える

短所があると採用してもらえなそう、自分の短所を他の学生と比べられて内定がもらえなそうなどと不安になっていませんか。

短所を伝える際に、 「こんな短所がある自分はダメな人間です。

」のような話し方はNGです。

短所を短所で終わらすのではなく、言い換えをして短所も仕事に活かせるような話の構成を考えましょう。

「こだわりが強い」短所があるけれど、それゆえに問題が生じたら「しっかり解決できる」など短所が長所として役立つことをアピールしましょう。

まとめ

物理学を研究した人の長所は「法則を見つけ出すことができる」こと、「根拠を持った立証ができる」こと、「何事も突き詰めて考えることができる」ことです。

短所は「こだわりが強いことがある」、「臨機応変に動けない時がある」などが挙げられます。

長所を伝える時は、長所をどのように活かすかを伝えましょう。

短所を伝える時は、短所を言い換えるようにします。

短所を短所で終わらすのではなく、言い換えをして 短所も仕事に活かせることをアピールしましょう。

この記事を友達におしえる!

LINEで送る ツイートする シェアする URLをコピーする

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます