HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
要約
長期インターンは3ヶ月~1年以上の勤務形態を言います。
3ヶ月の勤務なら業界の雰囲気やおおまかな業務内容がわかり、基礎的なスキルも身につくでしょう。
半年以上勤務すれば、業界で通用する程度のスキルが学べますし濃密な業務体験になるはずです。
いざ入社したときに同期を引っ張るだけの力もつきそうです。
長期インターンは、休学中や長期連休中であれば平日5日間フルでの勤務も可能かもしれません。
一般的に多いのは、週3日程度の勤務日数です。
これくらいであれば学業やサークル活動との両立もしやすいです。
ライターやエンジニアなどWebでの職種に興味あるなら、リモートインターンの求人を探すのもひとつでしょう。
週1~2日の勤務なので忙しい人にもおすすめです。
自分の目的やライフスタイルに合う期間のインターンを探すことが大切と言えます。
はじめに
就職サイト等を見ていると、実際の企業面接選考とは別にインターンシップの求人を出している企業が多いことに気付くのではないでしょうか。
今やインターンシップを導入している企業が非常に増えています。
インターンシップはその企業にて、学生が賃金をもらい業務体験をする活動です。
アルバイトとはまた異なり、就活をしている学生をターゲットに企業が行っています。
長期インターンは学生の間でも人気があり、就職課にインターン求人が届いている学校も見られます。
具体的に長期インターンの勤務形態や、期間によって何が学べるのかを見ていきましょう。
上手に取り入れて、就活の成功に役立てたいものです。
【長期インターンの期間】長期インターンとは
インターンシップには長期と短期があります。
長期はだいたい3ヶ月~1年以上にわたって、企業にて業務活動をする形です。
短期の場合は企業側が自社を知ってもらうアピール目的であることが多いです。
けれども長期になると、学生側にもスキルアップをはじめとするたくさんのメリットが生まれます。
中には長期インターンに参加した学生に対して内定を決める企業もありますし、就活にプラスになることも多いと言えるでしょう。
しかしながら長期インターンはそれなりに時間が必要です。
学生の場合、学業やアルバイト、サークル活動等と上手に両立することが大切です。
そのためにもしっかりとスケジュール管理を行い、充実したインターン活動にしたいものです。
【長期インターンの期間】どのくらいの期間?
具体的に、期間別にどういった特徴があるのかを見ていきましょう。
3ヶ月インターンするのと1年活動するのとでは、得るものが変わってきます。
自分が何を目的にするのかによって、適切なインターン期間を選ぶことが大切です。
知識やスキルアップのためには、半年以上がおすすめです。
3ヶ月
長期インターンの最低勤務期間が3ヶ月です。
学業との両立が不安な人や、サークル活動やアルバイトで忙しい人は、3ヶ月のインターンを選べば良いでしょう。
3ヶ月企業に携わることで、その業界の人の職場や働き方のおおまかな雰囲気や業務内容がわかるはずです。
3ヶ月社会人のみんなと一緒に過ごすので、知っておくべき社会の常識も学べます。
そこまで深くではないとしても、最低限必要なスキルは身につくのではないでしょうか。
接客マナーや営業マニュアル、その業界の基本的な知識等が取得できるでしょう。
3ヶ月であれば、いくつかの企業のインターンに参加することも可能です。
業界、企業選びで悩んでいる人は3ヶ月インターンを上手に活用したいものです。
本命企業を決めるための企業研究を目的としてインターンするのにも、3ヶ月は良い期間と言えます。
半年〜1年
半年以上、約1年にわたってインターンに参加すると、その業界で通用する程度のスキルは取得できるでしょう。
基礎はもちろん、それ以上のことを覚えられるので将来的にも役に立ちます。
また学んだ知識や技術を活かして、社員と同等の業務を任せられることもあります。
インターンでありながら社員並みの仕事をすることが重いと感じるか、それとも自身の成長とキャリアアップになると受け取るかは自分次第です。
いずれにせよ、中身の濃い業務体験ができることは間違いありません。
その業界に就職したいと決めているのであれば、1年後もさらにインターン期間を延ばしても良いでしょう。
半年~1年間社会人に混じって業務をこなせば、いざ入社したときに同期の中でもリーダーシップを取れる力が付いているはずです。
率先して働く能力が自然と身につくことも、これだけの期間インターンすることのメリットです。
【長期インターンの期間】どのくらいの頻度?
長期インターンの場合、学生は週にどれくらい働くことになるのでしょうか。
企業によって、インターンの最低勤務日数等が決められているところもあります。
企業は休日は勤務時間外であるところがほとんどなので、平日のみの勤務体制になることが多いです。
一般的なのは週3勤務
平日の間で週に3日の勤務というところが多い傾向にあります。
週3日で、1日5時間ほど働く形です。
週3勤務であれば、学業やサークル活動との両立もしやすいです。
また大切な仕事を覚えるためにも、週3以上は勤務したいと考える学生もいるのではないでしょうか。
教えてもらったことを忘れずに次の仕事に活かすことができる良い勤務日数と言えそうです。
企業によっては、最低週3日は勤務するようにインターン規定が成されているところもあります。
週3以上勤務可能であると面接時に伝えれば、採用してもらいやすいでしょう。
週1,2日
長期にわたってインターンしたいけれども、実際のところ出社する時間がなかなか取れない学生も見られます。
そんな人におすすめは、リモートインターンを実施している求人です。
週に1~2日の出勤で後は自宅にて働ける形のところもあります。
こうした業務内容でよく見られるのが、ライターの仕事などです。
希望する職種がパソコンを使うエンジニアやデザイナーといった業務の場合、主にリモートで行っている企業も少なくありません。
学業やサークル活動等にも力を入れたいうえに、Webを介した仕事に就きたいというのであれば、こうしたリモートインターンは最適と言えるでしょう。
週1~2日の勤務形態でも3ヶ月以上の長期にわたれば確実に力が付くはずです。
フルコミット
土日が休みの会社で、フルコミットで週5日勤務するというのは、なかなか学生では難しいかもしれません。
しかしながら当然のことながら、勤務の頻度が高ければ高いほど企業での学びも多くなります。
社会人と触れ合う時間も長くなり、より充実した長期インターンが実現するでしょう。
フルコミットで働く学生は、休学中や長期連休中の場合が多いです。
就活に力を入れたくてフルコミット勤務を希望する人は、学業に支障が出ないかもきちんと考えて決める必要があります。
うまく問題なく参加できるのであれば、週5勤務すればかなりのスキルや知識が身につくはずです。
企業側も学生の才能や人間性がよくわかり、気に入ればオファーをもらえる可能性もあるでしょう。
【長期インターンの期間】企業側が長期インターン生を採用する理由とは?
企業にとって、学生を長期インターン募集する意図にはどのようなものがあるのでしょうか。
企業としては、インターンに参加する学生は働くことに意欲的で自社に対しても興味を持っている人材という印象を持ちます。
長く一緒にいることで、より深くその学生について知ることができるのは大きな意味があります。
その中で学生の才能が自社が求めるものとマッチするならば、内定を決めるケースもあるのです。
企業としても必要な能力を持ち合わせている優秀な人材に活躍して欲しいのが本音です。
入社後にすぐに辞められては困りますし、そうならないためにもしっかりと人間性を見極めなければなりません。
そのために長期インターンはちょうど良い機会と言えるでしょう。
また熱意ある学生に、社員と同じように仕事を任せたいという意図もあります。
学生もそれにより得られるものがたくさんありますし、企業側も実際のところ助かるのです。
【長期インターンの期間】目的を達成するために長期インターンをしよう
就活をするうえで長期インターンを上手に取り入れることは、プラスに影響することが多いです。
忙しい中でも、インターンの日数を工夫するなどして積極的に参加してみましょう。
長期インターンの目的としては、企業選びの軸を定かにすることがひとつです。
まだ就職したい業界が曖昧な人は、インターンを組み込んで企業研究に活かすのがおすすめです。
実際に現場で働くことで新たな興味が湧いたり、その業界のメリットデメリットが見えたりします。
企業選びの決め手に出会える可能性が高いのです。
また社会人と触れ合うことで社会の厳しさも学べます。
長期インターンは、自身の成長の場となり得ます。
将来に活きるスキルアップができる点も、大きな魅力です。
スキルを身につけることを目的としてインターンに参加する人も大勢見られます。
長期インターンの期間】長期インターンの探し方とは
長期インターンに参加したいけれども、どのようにして求人を探せば良いのかわからない学生もいるでしょう。
探し方としては、興味のある企業のホームページを見てピンポイントで探す方法があります。
企業研究をするうえでも、企業のホームページチェックは欠かせません。
詳しいインターン求人内容が記載されていることもあります。
また大学の就職課に問い合わせてみる方法もあります。
就職課に求人が届いていれば申し込みやすいです。
過去にインターン参加した先輩の声が聞ける可能性も出てきます。
最も探しやすいのは、就職サイトでインターン求人を調べる方法です。
求人一覧が掲載されているので、自身の興味あるインターンを絞りやすいでしょう。
勤務期間や日数、業務内容や賃金等を確認して比べやすいのも魅力です。
まとめ
一言に長期インターンとは言え、このように勤務期間や働く頻度も多種多様なケースがあることがわかりました。
それぞれの勤務期間によって、得られるものも変わってきます。
学生は学業が本業であり、自分のライフスタイルを把握したうえで上手にスケジュール調整するのも大切なことです。
時間の使い方をはじめとし、社会人になったときにためになるさまざまな学びがインターンにはあります。
何より企業選びをするうえでの軸が見つかりやすくなりますし、ガクチカのひとつにもなり就活にプラスになる要素があふれているのです。
自分に合った長期インターン求人を見つけて、是非とも前向きに取り入れてみてはどうでしょうか。