【研究室って何するところ?】理系の研究室と就職の関係・選び方のコツなどを紹介

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伊東美奈
Digmedia編集長
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

はじめに

大学3年生や4年生になると、研究室に入ることを義務づけられているところがほとんどであり、否が応でも研究室を選ばなければいけないことになります。

今まで培ってきた知識や能力を使って研究をしていきますが、そもそも研究室に入ることで何を得られるのでしょうか。

今回は理系の学生が入る研究室の謎や、メリットについて解説していきましょう。

【研究室って何するところ?】研究室って何?

研究室とは大学の教授を始めとする教員及び、現役大学生や大学院生を含めた学生が特定のテーマについて研究を行う機関のことです。

文系では研究室と似たものに「ゼミ」があります。

ゼミは少人数の生徒と教員が集まり勉強会を行う授業形態のことであり、実験などを行ってテーマに沿う研究を行う研究室とは似て非なるものでしょう。

研究とは?

一言で研究といっても、その内容は非常に多岐にわたります。

たとえば、理系でも数学や化学、基礎工学や生物学など各分野があるように、研究も同じ分野でも研究内容は千差万別です。

研究テーマに関しては担当教員が選定してくれるので、1から自分が研究対象を決めることはほとんどありません。

また、教員側は研究テーマの選定や、論文のチェックなどはしてくれますが、研究の過程については助言に留めることが多いです。

そのため、実験を含めての過程は学生側の自主性で進めていくことになります。

そして自分の研究結果を学会で発表することが、最終目的となるのです。

研究のシステムについて

研究のシステムについては、大学や研究室ごとに大きく変わっていきます。

研究室には、「〇時〜〇時の間は研究室にいなければいけない」という決まりがあり、これをコアタイムと呼びます。

とあるデータでは、研究室の多くが「10時〜17時」と決めていますが、最近ではコアタイムのない研究室も増えてきています。

中には「ブラック研究室」と呼ばれる、深夜でも研究室の明かりが消えない、教員の評判が非常に悪いなどといった研究室もあるので注意が必要です。

事実、研究室の教授がハラスメント行為で問題になることもあるので、ブラック研究室には気を付けなければいけません。

そういう研究室は事前調査でわかるところが多いので、研究室を決める際はきちんと情報収集を行いましょう。

情報収集をするときは研究室訪問が必須となります!

研究室訪問の流れやアポイントメールの例文については、こちらの記事でご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

【研究室って何するところ?】研究室で得られるもの

研究室というのは、一見すると自分の勉学の時間を取られてデメリットがあるように思えますが、実は大きなメリットもあるのです。

そこで、研究室で実験と研究を行うことによるメリットを2つ紹介していきましょう。

高い専門性が身につく

研究室ごとによって得意としている研究内容は異なり、強みとしている分野も変わっていきます。

研究室ごとに専門性が変わってくる分、高い専門性を身に着けることができるでしょう。

また、研究というのは考察と実験を繰り返して結果へと辿り着くものです。

論理的に考察を行い、確かな手順で実験を繰り返していくうちに論理的思考力も身に着けることができます。

この論理的思考というのは就職活動や就職後の社会生活にも良い影響を与えてくれるため、今後の人生をより良いものとしてくれるでしょう。

就職に有利になることがある

研究室選びというのは、卒業後の進路に大きな影響を与えます。

「どの研究室でどのような研究を行っていたのか」、「どのようなテーマで卒業研究を行っていたのか」など、就職の際の面接で聞かれることが多いのです。

これは技術職や研究職のみならず、一般企業における就職でも同様のことが言えます。

実際に、こちらの記事のように近年では研究所事態に注目している企業も多く、これからの時代は専門性の高い研究室が注目されていくでしょう。

研究室での研究というのは、一般の就職には何も関係がないように見えるものですが、実際は研究室や研究内容は非常に重要なのです。

研究室と就活の関係については、こちらの記事でご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

【研究室って何するところ?】途中で変えることは可能か

一度決めた研究室を変えることは、基本的に不可能です。

これはどこの大学でも言えることであり、何かしら大きな事情がない限りは、まず変えられないものだと思ってください。

それでは研究室に入らなければいいのでは?と考える人もいるかもしれませんが、こちらもほとんどの大学で研究室に入ることが決められています。

多くのところは、3年生か4年生になった時点で研究室に入ることは義務づけているので、1年生や2年生の時点で研究室の情報収集をしておくべきでしょう。

というのも、人気の研究室というのは倍率が高く、選考試験を行う研究室もあります。

そのため、どうしても入りたい研究室がある場合は、その研究室の教授の元に足しげく通って顔を覚えてもらうなどの活動が必要になります。

【研究室って何するところ?】就職との繋がり

前述したように、研究室選びや研究内容というのは就職と深く結びついているものです。

特に専門性が高い分野となると、企業側も興味を示す可能性が高く、それが人気の分野となると引く手数多でしょう。

しかし、自分が学んだ研究が企業側が欲しがる分野ではないと、就職が少し不利になってしまうこともあります。

そのため、目指す企業があるのならば、その企業はどんな研究者を欲しがっているのかを事前にリサーチしたうえで研究室を選ばなければいけません。

就職活動につなげるための研究室選びというのは、情報収集は欠かせないのです。

【研究室って何するところ?】研究室の選び方

研究室を選ぶ際に、自分はどの研究室に入ればいいのか迷う人もいるでしょう。

そこで、研究室の選ぶ際の4つのポイントについて解説していきます。

自分がやりたいことを見極める

まずは自己分析を行うことが大事です。

自分はどのような分野に興味があって、どのような企業に入りたいのかなど、今と進路のことを考えておきましょう。

この自己分析は研究室を選択する前にやっておかなければ、直前になって研究室選びに迷ってしまいます。

そのため1年生の後半や2年生の前半など、事前に将来のことを見据えた自己分析を行うことで、重要な進路につながる研究室を選ぶことができます。

教授との相性

研究室において、教授との相性とは非常に重要です。

教授によって研究の内容や、研究室の雰囲気というのは大きく変わっていき、また指導方法などにも違いが出るでしょう。

特に研究が大詰めとなってくると、研究室に教授や仲間たちと引きこもる機会も増えていきます。

そのときに、共に苦労を分かち合える仲間がいるのか、辛い中でも自分と向き合ってくれる教授がいるのかという点は非常に大きいものです。

研究室の中には、雑務ばかりで研究が進まない、研究内容が古い、逆に教授が生徒を放置していることが多いなど、学生にとって良くないところもあります。

そういう研究室や教授を避けるためにも、事前の情報収集は怠るべきではないでしょう。

研究時間

研究室によって研究時間も、週の稼働日数も変わっていきます。

特に研究者志望が多い研究室では、専門性の高さと過程の実験の複雑さから自然と研究時間が増えるため、教授の雑用なども頼まれたりします。

また、平日のみならず土日も研究室に来ることが求められることもあるため、就職活動をする時間がなくなることも。

そういった研究室を避けるためには、教員や先輩に「忙しい研究室はどこか」といった聞き込みが必要になってきます。

将来の進路を左右する研究室なのに、研究室のせいで就職活動をする暇がないとなると本末転倒です。

卒業生の進路

理系の場合は、研究者となるのか技術者となるのか、それとも一般企業に就職するのかなど進路にバラツキがあります。

実は研究室によって、卒業生がどのような進路に進んでいるかに違いがあります。

研究者の多く輩出している研究室、一般企業の就職者を多く輩出している研究室など、それぞれの特色があり、特定の進路へのパイプも変わっていきます。

その研究室がどの進路に強いかどうかは、先輩たちへの話などで聞くことができるので、そういう点も細かく把握しておく必要があります。

【研究室って何するところ?】まとめ

研究室選びというのは、将来の進路を左右する重大な選択です。

選択に失敗してしまうと、せっかくのキャンパスライフどころか、自分の進みたい進路すら満足に進めないといった事態になりかねません。

それを防ぐためにも、教授や先輩たから話を聞いて情報収集を行う必要があります。

自分の将来のためにも研究室選びは妥協することなく、自分にとって最適な研究室を選びましょう。

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