HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
はじめに
真面目、負けず嫌い、几帳面、好奇心旺盛など人にはそれぞれ性格が備わっています。
自身の性格を診断することが就活でどう役立つのか、どのような関係性があるのかを解説します。
詳しいやり方や便利な方法についても触れていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
今回の記事で、性格と就活が切って離せない関係にあると理解することができるでしょう。
自身の性格を診断すると就活だけでなくいろいろな分野にも応用できるので、さまざまなことに活用してみると良いでしょう。
性格診断と就活の関係性とは?
理系・文系問わず、就活において職業を選択する際に自分の性格や適性については事前に知っておくことが大切です。
実は性格は仕事をするうえで大きく影響する要素なのです。
苦労して入社した企業を早期に退職してしまう人がいます。
退社はしなくても現在の仕事に不満がある場合やもっとほかにやりたいことがあるといった人も多いでしょう。
我慢や根性が足りないという意見もあるでしょうが、それらは総じて職業の適性がなかったと言えます。
また、人にはどうしても向き不向きがあり、それは各々の性格の違いによってもたらされます。
たとえば、経営者に向いている性格や優秀な営業マンに共通する特徴などです。
このように性格と仕事には密接な関係性があるのを理解できるでしょう。
性格診断と就活はなぜ役に立つ?
性格診断は自分でも気付いていない部分まで表すことができます。
性格の深いところや細かいところまで探れると、マッチする職業の選択肢を広げることが可能です。
事前に診断しておくと、自分に合った職業や合わない働き方がわかります。
それが入社後のミスマッチを予防し、退職などの事態になるのを防ぐ役割があります。
また、性格診断は自分の性格だけでなく強み・弱みまで確認することが可能です。
では、具体的に性格診断をすることで、どのように役立つのか詳しく説明します。
自己分析につながる
面接や自己PRにおいて、自分の強みや弱みアピールする場面や質問される時があるでしょう。
特にベンチャー企業の採用では人柄や性格が重要視されます。
その回答を用意するためには自己分析が必要です。
内面的な特徴は自分では気付きにくいものです。
主観が入ってしまうおそれもあるので、就活などの場面で使う時はより正確な分析が必要になります。
職業適性だけでなく、面接の場で役立つ長所や短所も同時にわかるのはメリットの一つでしょう。
自身の強みや弱みは、性格や価値観などさまざまな角度からアプローチして絞り込んでいきます。
性格診断では、このような要素も細かく診断することができます。
このように、性格診断をすることは自己分析するための手段になるのです。
自分に適した職業がわかる
仕事に何を求めるかは人それぞれです。
やりたいことや好きなことを追求するタイプ、お金を大事にする人、とにかく自分に合った仕事につきたい人もいるでしょう。
性格を通して自分がどのタイプかを理解しておくことは、仕事を探すうえで最も重要だと言えるでしょう。
さらに、性格診断を用いることで自分の性格がわかり、その性格が活かせる職種が見つけやすくなります。
たとえば、マルチタスクが得意な人は管理職、人と接するのが好きな性格は営業や接客業など性格にはそれぞれ適した職業があるのです。
また、就活で考えるのは目先の採用だけでなく、その後の長いキャリアも視野に入れなければいけません。
自分の性格の深いところまで理解できるというのは、長期的に働けるような天職を見つけることにつながります。
選考に適性テストがある
多くの会社が入社前にその人が自社と適性があるかを試しておきたいでしょう。
そこで就職試験の選考過程で適正テストを課されることが多々あります。
この適性テストはSPI総合検査と呼ばれ、能力と性格の2つの要素を検査します。
性格の適性検査では、性格診断と同じような問題が出題されることが多いのです。
適性検査の予習をしている人やこれからしようと思ってい人もいるでしょう。
性格診断はほかにもさまざまなメリットがあり、練習にもなるのでとても効率が良い方法なのです。
また、性格診断にはさまざまな種類があるので、問題も豊富です。
複数の職種で面接する人も、数をこなせばそれだけ対応できる問題も増えます。
少しでも入社できる確率を上げたい人は、採用に直結するのでやらない手はないでしょう。
性格診断を通してできる自己分析は就活において最重要項目である
就職活動において自己分析は最も重要な項目です。
仕事選びはもちろん、面接などの選考においてその効果を発揮します。
同じ企業に新卒として応募する人の中で、能力についてはあまり差が出ないことが多いでしょう。
能力以外でどういう観点で採用を決めるのかひと言で言うと個性です。
この人と一緒に働きたい、この人の性格はウチに合っていると思わせる人が企業にとって魅力的に映るのです。
会社にとってブラスになる個性を見せられる人が有利になることがわかります。
この自分らしさを出すためには、自分自身を深く知る自己分析が必要になります。
就職活動をスムーズに成功させるには自己分析がカギを握っているといっても過言ではないのです。
そして、自己分析のためにも性格診断は良いツールであると言えます。
おすすめの性格診断サイト
性格診断のメリットや就活にどのように役立つか理解できたことでしょう。
実際に性格診断をやってみたいと感じたはずです。
しかし、多くの企業や事業者がサービスを展開していて、どれを選択したら良いか迷う人も多いでしょう。
診断サイトによって、ターゲットとなる層や使い勝手も違います。
そこで、就活においておすすめできる性格診断サイトを紹介します。
それぞれのサービスの特徴や利点などもあわせて解説するので、参考にしてみてください。
就活市場LINE
就活市場LINEは、LINE上で質問に答えるだけで自己分析が可能となっています。
大半の人が自分の端末にLINEを入れて連絡用のアプリとして常用しているでしょう。
普段使用しているので操作性に困ることがなく無駄な時間を取られることもありません。
友達追加するだけですぐに診断できるのも大変便利な点です。
いつでも見返せることができ、開くのも容易なので別でメモを用意しなくても良いという利点もあります。
性格診断のほかにも、面接対策やESの添削を手伝ってくれるなど、いろいろな機能があります。
就活を考え始めた段階から面接直前まで使用できるでしょう。
さまざまな診断サービスがありますが、とりわけ利便性に特化したサービスであると言えます。
My analytics
My analyticsはWeb上で質問形式に性格診断ができるサービスです。
質問は36個あり、すべての質問に答えると12のタイプに割り当てられます。
まだ自分の性格についてどの分類に当てはまるか検討すらつかない人もいるでしょう。
細かく分析する前にとりあえずどのタイプなのかを知りたい人に最もおすすめできます。
36の質問に答えるだけなので時間がない人にも適しているでしょう。
性格欄のほかに自分の強み弱み・適した職業なども診断できます。
無料で使うことができ、手軽に時間をかけず効率良く診断できるのが特徴です。
性格診断をしたいけれど何を使えば良いのかわからないので、とりあえず試してみたい人はMy analyticsを選ぶと良いでしょう。
エムグラム
エムグラムの特徴はなんといってもその精度です。
105個の質問に答えることでより性格な診断を可能にしています。
世界各国でおよそ1,000万人以上から利用され企業の適性検査でも使用されており、その信頼性が窺えます。
質問の多さから、診断にかなりの時間がかかると思う人もいるでしょう。
しかし、質問のほとんどが簡単なもので、予想よりも早く診断できることがやっているとわかるでしょう。
自分の特徴が8個の要素でピックアップされるのでわかりやすいのも良い点です。
性格診断で自分の特徴について詳しく追求したい人やとにかく精度の高さを重視する人に向いているでしょう。
職業適性を知りたい時は、ほかの診断とあわせて用いることでより効果的に結果が得られます。
適職診断16
適職診断16の大きな特徴は、適性のある職業を見つけるのに特化していることです。
性格的な特徴と向いている職業までも表示してくれます。
性格診断だけでは職業と結びつけるのが難しいと考えている人におすすめできるでしょう。
お手軽版と精密版があり、質問形式も2択形式なのでクイズのように気軽にできます。
また、どのような職場環境が快適なのか診断してくれる機能もあります。
アットホームな職場や上下関係がしっかりしている環境など、快適に感じる職場環境は性格によるでしょう。
最後に選ぶ企業は一つなので、自分に合った職場環境がどちらであるかは、最終的な判断をする際に役立つこともあります。
気になっている職業が本当に自分に向いているのか、天職を探している人は適職診断16を選ぶと良いでしょう。
マイナビ適職診断MATCH
大手就職情報サイトのマイナビが出しているということもあり、信頼性に加え充実した機能が揃っています。
パーソナリティの特徴や向いている職業、キャリアプランなど就活に関する診断を一通り網羅できるでしょう。
総合の適正診断結果・職種の適性と業界の適性がランキングで見ることもできます。
どのような仕事があるのかに加え、適合する職業が視覚的にもわかりやすくなっています。
サイト自体のUIも優秀で、情報を整理しやすいのも良い点です。
仕事探し自体にも使え、業界単位でわかるのも参考になります。
また、診断後は就活についてのアドバイスももらうことができ、これから就活する人でも活用できます。
幅広くいろいろな診断結果を得たい人や就活全般において診断した人に最適です。
まとめ
性格診断が就活にどのように作用するのか理解できたでしょう。
自己分析は就活で最も重要な要素であり、性格診断は最適な手段の一つなので積極的に活用していきましょう。
おすすめの診断サイトを違いや特徴も含め解説してきました。
それぞれの診断サービスは単体でも十分なものもありますが、併用することでより大きな効果が期待できます。
サイトによって適性職や細かい特徴なども得られる結果は違うので、最初に目的を明確化すると効率的です。