【自己分析】エニアグラムって何?自己分析を効率よく行えるエニアグラムを徹底解説! 

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はじめに

それぞれの人間関係の中で、自分や他人の性格について、より深く理解したいと思うことは誰しもあるでしょう。

また、就活をしていく中で自分の適職を見つける手段のひとつとして自己分析が推奨されています。

エニアグラムは、この自己分析を助ける有効な手法です。

自己流で自己分析をしようとするのもなかなか大変なため、多くの学生は自己分析にエニアグラム診断を活用しています。

今回は、そんなエニアグラムについて詳しく解説していきます。

【自己分析:エニアグラム】エニアグラムとは

エニアグラムとは、複数の質問に答えていくことで、回答者の性格を9パターンのうちのどれに属するのかを診断することができるツールです。

実際にやってみると非常におもしろく、自分の適職をスムーズに探すことができます。

また、基本的な性格だけでなく、職業の向き不向きまで教えてくれるものもあり、就活生の間でも広く知られています。

将来の目標が見つからないという人は、エニアグラムを使ってみると良いかもしれません。

適職の具体例までその場で出してくれるものもあるので、自分に合ったものを探してみましょう。

【自己分析:エニアグラム】性格タイプの分類

エニアグラムは、回答者の性格を、9つのタイプに分類します。

ここからは、その9つのタイプをそれぞれ詳しく紹介していきます。

多くの人は、ポジティブな性格なのか、ネガティブな性格なのかなど、自分の性格はある程度わかっているかもしれません。

しかし、仕事の向き・不向きや、どのような特性を持った人なのかといった細かいところまではなかなかわからないものです。

これから紹介する9つのタイプをチェックし、自分はどのタイプに当てはまるか探してみると良いでしょう。

①理想を求める人

まずは「理想を求める人」です。

別の言い方をすれば、完璧主義な人、高い理想を持つ人と言えるでしょう。

どのようなことも、「正しくありたい」「こうでないとならない」といった理想があり、それに向かって努力する人です。

理想に向かって努力ができるのはすばらしいことですが、一方で頑固だったり失敗したときの自責が強すぎたりするといった欠点を持っています。

「きちんとしたい」という思いが強く、完璧主義なところがあり、周りに「意識が高い」と言われる人はこのタイプかもしれません。

②人を助けたい人

2番目は、「人を助けたい人」です。

困っている人を放っておけないタイプだという人は多いかもしれません。

人を思いやって行動する人は気遣いも自然とできるので、重宝される一方、やっかいな欠点を持っています。

たとえば、困っている人を助けたのにもかかわらず、その人から感謝されなかった場合、ひどく落ち込んでしまいなかなか立ち直れないというものです。

また、自分のことを犠牲にしてまで尽くしてしまうといった欠点もあります。

人助けやボランティアに関心がある人は、このタイプに当てはまるかもしれません。

③成功を求める人

成功させたい目標があるという人は、このタイプに当てはまるでしょう。

自分で決めた目標に、一直線に突き進んで努力できるのが「成功を求める人」です。

しかし、このタイプの人は「成功を求める」があまり、失敗のリスクが高いものにチャレンジしない傾向があります。

リスクが高いものに飛び込むことで、大きなチャンスを得られる可能性があるのにもかかわらず、失敗を恐れてチャレンジしないのです。

このタイプに当てはまるなと思う人は、少しリスクがあったとしても、勇気を持って大きなチャレンジをするのが良いかもしれません。

④個性的な人

芸術的なセンスがあったりユニークなアイデアを思いついたりする人は「個性的な人」に当てはまるでしょう。

このタイプの人は、専門性の高い仕事に就くことが多くあります。

しかし、その個性や性格の癖の強さから、周囲の人々に敬遠されてしまうこともあるので注意が必要です。

適職を探すための自己分析で、このタイプに当てはまった人は専門性が高く、一人で取り組める仕事という括りで探すのもひとつの手でしょう。

また、コミュニケーション能力を磨くため、積極的に他者と関わる姿勢を持つのも有効です。

⑤知識を得たい人

特定の分野に関心が強い人、調べものが趣味だという人は「知識を得たい人」に当てはまるでしょう。

歴史や宇宙、政治や経済など、調べれば調べるほど興味が湧いてくるといった経験を持っている人は多いと思います。

また、分析するのが得意、的確な判断ができるという人も、このタイプに当てはまるでしょう。

なお、このタイプに当てはまる人は、知識を得ることに夢中になり、一度集中モードに入ると周囲の状況がまったく目に入らないということも少なくありません。

⑥慎重に行動する人

3番目の「成功する人」は、リスクが高いことに挑戦しないというところがありましたが、これは「慎重に行動する人」にも当てはまります。

むしろ「成功する人」よりも、リスク回避に特化したタイプです。

「慎重に行動する人」は、リスクを避けることを最優先に考え、安全なプランを考えることに秀でています。

しかし行動力に欠け、元々興味を持っていること以外はやらないなど、やや消極的なところが欠点と言えるでしょう。

慎重なことは決して悪いことではないですが、このタイプに当てはまる人は積極性を高めることも必要と言えます。

⑦楽しさを求める人

楽しいことが好きで、好奇心旺盛な人は「楽しさを求める人」に当てはまります。

このタイプの人は、ポジティブ思考で人生を楽しもうという気持ちが強いです。

明るくポジティブなので人が寄ってきやすく、ムードメーカー的な存在と言えるでしょう。

欠点は、計画性がなくその時々の思いつきで行動してしまうところにあります。

熱しやすく冷めやすいという特徴も併せ持っていますが、この「楽しさを求める人」は、消極的な人が増えた現代社会において少々貴重な存在かもしれません。

⑧自己主張する人

自己主張が強く、会議などで発言が多い人は「自己主張する人」に当てはまるでしょう。

負けず嫌いで好戦的なところがある人も、このタイプに分類されることがあります。

判断力やリーダーシップに長けているという長所がある一方、自分を大きく見せようとがんばってしまう傾向があり、周囲から浮いてしまうことも珍しくありません。

日本人は、自己主張ができない人が多いと言われているので、積極的な発言が必要な職業では貴重な人材として重宝されるかもしれません。

⑨平和を願う人

「平和を願う人」は、調和を大切にし、自分の感情をあまり表に出さない人です。

欠点は、優柔不断で行動を起こすまでが慎重なところと言えます。

優柔不断なので、早い決断やハイスピードな作業を求められる場所では大変な思いをするかもしれません。

しかし、穏やかな性格なため、付き合いやすく人に好かれるでしょう。

人間関係やチームの和を乱すことなく働けるという長所は、就活の際に大きな武器となります。

また、協調性が高いことから、チームで何か大きなものを作るような職業にも向いています。

【自己分析:エニアグラム】エニアグラムで何がわかるか

エニアグラムでは、人の性格を9タイプに分けられるということがわかりました。

自己分析をするときに役立つため、気になる方は一度実践することをおすすめします。

ここからは、エニアグラムでは何がわかるのか、その詳細について解説していきます。

エニアグラムでは、「価値観」「自分に向いていること」の2つがわかるでしょう。

何がわかるかということに重点を置き、エニアグラムの結果を見ていけば、より的確に自分のことを知ることができます。

価値観

エニアグラムでは、その人の価値観がわかります。

何を原動力に行動することが多いか、好奇心は旺盛なのか、リスクを考えて行動するのかという点から価値観を浮き彫りにします。

また、この価値観は性格のタイプによってそれぞれ変わるのが特徴です。

エニアグラムから自身の価値観を判断するときは、「自分の行動基準は何か」を考えるとより理解が深まります。

なお、自身の価値観を知ることは、自分の行動や生活をマネジメントするときにも役立つのでおすすめです。

自分に向いていることがわかる

就職活動で「自分の適職は何か」と考えることは多いと思います。

エニアグラムでは、自分が社会でどのように活躍できるのかがわかります。

リーダーシップがある人、リスクマネジメントが得意な人、分析能力に優れた人など得意分野は人それぞれです。

そのため、自分の得意分野がわからないと悩んでしまう方も多いのですが、エニアグラムによって自分の得意分野がわかれば、自然に自分の適職も見えてくるようになります。

就活の幅を広げることにもつながるので、一度やっておいて損はありません。

【自己分析:エニアグラム】おすすめのエニアグラム

エニアグラムは、自己分析のためのひとつの手法ですが、その種類は多岐にわたります。

会員登録せずに無料で利用できるものもあれば、有料ではあるものの精度が高めのもの、書籍版などさまざまな形のエニアグラムがあります。

「有料のエニアグラムには抵抗があるけど無料ならやってみたい」と考えている人も多いでしょう。

そのような方には、会員登録が不要、そして無料のものを使うのがおすすめです。

以下に、おすすめのエニアグラムをご紹介しますので、気になるものがあればぜひ試してみてください。

日本エニアグラム学会

日本エニアグラム学会のエニアグラム診断は2種類あります。

一つは、会員登録せずに実施できる90問の質問に答えるものです。

もう一つは、長めの文章に答えることで診断を受けられるタイプのエニアグラムになります。

会員登録をしないで試したいという人は、まず前者から行ってみると良いでしょう。

日本エニアグラム学会のサイトでは、より精度が高く詳しい診断を受けることもできます。

以下のボタンから日本エニアグラム学会のサイトに入ることができるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

エニアグラム研究所[日本]

エニアグラム研究所のエニアグラム診断は、36項目の質問に答えます。

基本的に二者択一の問題となっており、直感で素早く選んでいくことでより正確な結果が得られるでしょう。

会員登録の必要はなく、エニアグラムを手軽に試すことができます。

答える問題の数も、36問と比較的少なめなので、多くの質問に答えるのは面倒という人にもおすすめです。

以下のURLから、エニアグラム研究所のサイトに行くことができるので、気になる人はチェックしてみましょう。

【自己分析:エニアグラム】エニアグラムを使う際の注意点

エニアグラムは、就活における自己分析にも利用できとても便利なツールです。

しかしながら、エニアグラムは使う際に注意しなければならないこともいくつかあります。

注意すべき点を守らないと正確な結果を得られず、自身の就活に悪影響を与えてしまうかもしれません。

最後に、エニアグラム診断を使ううえでの注意点を2つご紹介します。

2つの注意点を知っておくことで、エニアグラム診断をより有効活用することができるようになるでしょう。

質問数が多いものを選ぶ

精度の高いエニアグラム診断の結果を求めるならば、より質問数の多いものを選ぶ必要があります。

質問数が少ないと、その分診断基準が緩くなってしまい、正確な結果が得られない可能性があるからです。

エニアグラム診断で、より正確な結果を求めるならば90問以上の質問が必要となるでしょう。

質問に多く答えるのが面倒だからと、質問数の少ないエニアグラム診断を仕事探しの参考にすることはおすすめできません。

エニアグラム診断を活用するならば、より精度の高いものを選んで正確な結果を得るようにしてください。

自分の可能性を狭めない

エニアグラム診断は、自己分析や適職診断を行ううえで非常に役立つツールではありますが、一方で注意すべきポイントがあります。

エニアグラム診断で出た結果のみで、自分の適職を判断したり、自分の性格を決めつけてしまったりするのは好ましくありません。

自分の可能性や、興味・関心の幅を狭めてしまう可能性もあるのがエニアグラムの注意すべきポイントです。

特に、仕事を選ぶときはエニアグラムの結果だけでなく、インターンに参加するなどして自分に合っているかどうかたしかめる必要があると言えます。

他のツールも試す必要がある

前述した「自分の可能性の幅を狭めない」ということにもつながりますが、エニアグラム以外のツールを試すことも大切です。

人間の性格や特性といったものはさまざまな要素で構成されており、一概に「○○だ」とは言い切れません。

しかし自己診断を行い、自分について理解することは、就活で良い結果を収めるためには欠かせないステップです。

そのため、なるべく偏った意見や思考にとらわれないよう、自己診断をするときは他のツールも使って結果を求めるのがベストでしょう。

まとめ

今回は、自己分析において有効なエニアグラムについて解説しました。

エニアグラムというものはそもそも何なのか、より正確な結果を得るために大切なポイントがわかったかと思います。

ただ問題を解いて、エニアグラムの結果を得るだけでは非常にもったいないです。

今回ご紹介した内容を参考に、自分なりの使い方や受け取り方を考えてみてください。

エニアグラム診断を有効活用することで、第一志望の企業の選考を突破できるようになるでしょう。

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