HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
はじめに
就活を有利に進めていくにあたり、自己分析は、必要不可欠な作業です。
自己分析に役立つツールとして、性格診断というものがあります。
インターネットで、自己分析について検索すると、さまざまな性格診断テストが無料で公開されているでしょう。
5人格性格診断というものもあり、こちらは5つの人格パターンに当てはめて診断する性格診断です。
今回は、この5人格性格診断について、徹底解説していきましょう。
誰にでもわかりやすく、自己分析の中でもとくに利用しやすいツールなので、この記事を読んで知ってみてください。
【5人格性格診断とは】5人格性格診断とは何か
5人格性格診断では最終的に、その人の性格が5人の人格であらわされた形で結果が出ます。
人間1人の性格は5人の主要な人格で形成されている、という前提の元で作られている診断だからです。
5人格性格診断では、総勢25人分の人格パターンが用意されています。
その中から、その人にもっとも近い5人の人格を洗い出し、どの人格でどのようにその人の性格が形成されているかが分かるのです。
実際に、診断してみると分かると思いますが、自分の中に平等な割合で5人の人格が潜んでいるのではなく、各人格に濃淡があるでしょう。
どの人格がとくに強く出ているかまで分かるため、適性診断にも十分に利用可能です。
5人格性格診断の最大の魅力は、自分の性格がどのように形成されているかが、詳細に結果が出るところといえます。
【5人格性格診断とは】ビッグファイブとは?
5人格性格診断は、ビッグファイブという性格分類理論を基礎に作られた性格診断です。
1人の人間の性格を形成するのは、そのビッグファイブという5つの特徴であり、その強弱により性格が決まります。
5人格性格診断は、25パターンの人格が用意されていましたが、元になったビッグファイブは、5種類の指標での分類です。
性格分類理論のビッグファイブの5人格は、以下の5パターンの指標で分けられます。
それぞれの詳しい特徴も紹介していますので、自己分析の参考にしてみてください。
外向性
外向的な性格か、内向的な性格かというところの指標です。
この外向性が高い人は、積極性があり、営業や販売に向いている人といえます。
そして、外向性が低い人は、大人しく消極的なため、事務や作業系に向いているといえるでしょう。
この外向性がどれだけあるか見るだけで、仕事の適性の十分な判断材料にもなります。
外向性だけでは、もちろん仕事の適性を見ることはできませんが、ビッグファイブの中でもより重要な項目のひとつです。
5人格性格診断でも外向性をはじめ、それに類似する積極性等の特徴が結果に出たら、注目してみましょう。
仕事の適性を考える上での指標のひとつにもなりますし、自己分析には欠かせない大切な項目です。
外向性が自分にあるかどうか注目し、5人格性格診断等のツールを使ってみてください。
協調性
次は、協調性の項目についてですが、協調性が高いかどうかも重要な項目のひとつです。
誰とでもフランクに話せるか、温かみのある接し方ができるかが、協調性の指標といえます。
協調性は、共感能力の意味も含まれており、人の気持ちが理解できる面倒見のいい人物として評価されるでしょう。
従順で、慎みがあり日本だと協調性があるほど、年収が高まるという傾向さえあります。
協調性が低い人は、やや自己中心的で共感能力も低く、他者を簡単には信用しないところがあるでしょう。
一方で、協調性が低い人は、決断力や論理的思考に優れていることもあります。
アメリカでは、協調性が低い人のほうが、所得が高くなる傾向やカリスマ性のあるリーダーになる可能性もあるのです。
協調性で人のよし悪しが分かるわけではないですが、他者とどのように関わるかの判断材料になるでしょう。
誠実性
誠実性は、勤勉に仕事や勉学に取り組む姿勢や真面目さについてのことです。
誠実性が高い人ほど、目標達成能力が高く集中力があり、自分をコントロールする力に優れているといわれています。
また、責任能力の高さにも関わりがあり、決められたノルマをきちんとこなせる人は、誠実性が高い人だといえるでしょう。
物事を継続する力もあり、こつこつと長い間努力をして大きな成果を出すことができるのも、誠実性が高いタイプです。
また、誠実性が低い人は、アドリブ力や行動力に優れるタイプといえます。
行動力がある反面、継続する力に欠け目標達成能力は低いかもしれません。
このように、誠実性を見れば、その人がどのように仕事や目標に向き合うか、が分かるでしょう。
精神安定性
精神安定性は、神経症傾向とも呼ばれており、その人のメンタルがどの程度、安定しているか見る指標です。
トラブルやネガティブな出来事が起きたときに、どのように対応するかが分かります。
ストレス耐性にも大きく関わりがあり、精神的に安定している人ほど、神経質でなくストレスに強いでしょう。
日本人は、どちらかというと神経質な傾向があり、真面目で几帳面であるといわれています。
新しいものを生むよりも、既存のものの問題を改善するほうが得意です。
日本人は、ほかの民族と比べて精神安定性の項目では弱いかもしれませんが、綺麗好きで几帳面な部分が強みといえます。
ただ、精神的に安定していて、細かいことは気にせず、楽観的でいられる人のほうがストレス耐性は高いでしょう。
開放性
開放性が高い人ほど、芸術的な感性とチャレンジする力が高いといわれています。
物事からあらゆる方向に連想を広げたり、未知のことにもポジティブに飛び込んだりしていけるのが、開放性が高い人の強さでしょう。
好奇心と考えて行動する力を兼ね備え、何事にも積極的な姿勢でもって取り組むことができます。
この開放性と真面目さが高い人ほど、学歴が高いという研究結果もありました。
また、開放性が低い人は、好奇心に乏しくチャレンジ精神や行動力が足りないといわれています。
知性や学歴にも関わってくる部分いうこともあり、人によっては、大きな弱点と捉えてしまう人もいるかもしれません。
開放性が低く出た人は、何事にも好奇心を持つよう心がけ、視野を広げることを意識するといいでしょう。
【5人格性格診断とは】診断結果の活用方法
5人格性格診断を使えば、自分の性格などを深堀することができるので、就活や人間関係の状況改善に便利でしょう。
自分自身の性格を深く理解することで、適性や適職を判断することができます。
どのような性格パターンに当てはまるか知ることで、自分の強みや弱点が知れるのも、性格診断の利点でしょう。
就職活動では、自己分析が必須といわれ、友人や就活仲間と互いの長所・短所を教えあうワークなどが推奨されているほどです。
しかし、そのような方法に加え、今回ご紹介した5人格性格診断などのツールの利用もいい方法といえるでしょう。
【5人格性格診断とは】無料で診断できるの?
5人格性格診断は、メールアドレスの登録などの手間も必要がなく、無料で診断可能です。
自分について理解を深めることができ、個人情報の申請や登録の必要もないため、気軽に利用できる有益なツールです。
とくに、就職活動をしている学生は5人格診断などの性格診断を一度は、受けてみるべきでしょう。
下記のURLから、5人格診断を無料で受けることができます。
下記の診断は、診断内容も難しくなく誰でもすぐに始められるので、性格診断の中でも大変おすすめです。
https://questi.jp/diagnoses/commons/five-personalities
まとめ
今回は、5人格性格診断についてご紹介してきました。
就活を進める上で、自己分析がなかなかできていないという人にはとくに、おすすめの性格診断です。
25種類の性格パターンから、自分を形成する人格たちが分かるというのは、面白く感じる人も多いかもしれません。
ビッグファイブについても、どのパターンに自分がよく当てはまるか考えてみることで、適職や向き不向きもわかってくるでしょう。
無料で簡単に始められる5人格診断もあるので、ぜひ試してみてください。