HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
はじめに
就職活動をはじめる方の中に、自己分析することをめんどくさく感じる方もいるのではないでしょうか。
自己分析についてよく疑問に思われることの中に、性格占いを代用することはできないのかという質問があります。
遊び感覚でやってみた性格占いが、意外と当たっていると感じることもあると思います。
そんなときに、性格占いの結果でも自己分析といえるのではないかと考えるのではないでしょうか。
しかし、性格占いは自己分析と似ているようで正確性があまりなく、結論から述べると就職活動で使うことはあまりおすすめできません。
この記事では、自己分析を難しく感じたり、めんどくさく感じたりする方に向けて、おすすめの自己分析ツールややり方についてご紹介します。
【自己分析で性格占い】性格占いとは
占いと一口で説明してもたくさんの種類があり、性格占いもそのうちの1つです。
生年月日や名前、星座などを用いて、あなたの性格を占うものを性格占いといいます。
生まれ持った性質や恋愛運などを占ってくれるというものを、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
性格占いだと入力することも少なく、簡単に結果が出てお手軽に楽しめることがメリットといえます。
しかし、性格占いは簡単に結果を楽しめる分、正確性に欠けるといえるでしょう。
基本的に当たっていると感じている場合は、バーナム効果によるものが多くあります。
これは誰にでも当てはまるような特徴などをいわれたときに、まるで自分に当てはまったかのように錯覚してしまう現象のことを指すのです。
【自己分析で性格占い】性格占いを真に受けるのはやめよう
今は占い師に占ってもらわなくても、ネットで簡単に性格占いができるサイトもあります。
中にはよく当たる、怖いほど当たってしまうなどの謳い文句がついたものも少なくありません。
しかし冷静に考えてみれば、生年月日や名前、星座などにより、自分の性格が決まるということは考えにくいのではないでしょうか。
当たっていると感じる診断結果は、実は誰でも共通して当てはまる特徴を書いているだけに過ぎません。
思い出してみると、占いの結果には当たることも書いてあれば当たらないことも書いてあると思います。
バーナム効果によって当たっていると認識した診断結果では、正しいものといえません。
たしかに友達や1人で楽しむ分には、性格占いをすることも悪いことではありませんが、正確性が求められる就職活動では性格占いを当てにしない方が無難といえるでしょう。
【自己分析で性格占い】自己分析は適当にやってしまうと意味がない
就職活動において、自己分析はとても重要なことの1つといえるでしょう。
就職活動の指針となるような自己分析を適当にしてしまうと、自己分析をする意味がありません。
そこで、曖昧な診断結果でしかない性格占いを自己分析で使うことは、あまりおすすめできないといえるのです。
しかし、性格占いに頼らないからといって、やり方も分からずなんとなく自分でやっても、良い自己分析にはならないでしょう。
正確な自己分析には、就職支援サイトなどで紹介される自己分析ツールを使ったり、正しい自己分析のやり方を学んだりする必要があります。
この記事で自己分析の重要性を学び、正しい自己分析の仕方などを学ぶことは、あなたが望む企業に就職するための大事な一歩となるのです。
【自己分析で性格占い】自己分析は就活で大切
前述したように、自己分析というものは就職活動の中で非常に大事な項目になります。
さまざまなところで必要になる自己分析の結果が、曖昧なものや正しくなければ就職活動はうまくいきません。
自分にとって何が大切なのか、自分の譲れないものは何なのか、あなたのことが分かる自己分析が必要なのです。
残念ながら名前や生年月日だけでは、あなたのすべてを知ることはできません。
ここでは、就職活動において自己分析がどんなことを決めるときに役に立つのか、その役割についてご紹介していきましょう。
業界・企業選びに役立つ
正しい自己分析というものは、あなたが将来どんな業界のどんな企業を志望すると良いのかを決める指針となります。
人には、それぞれ向き不向きがあることが普通です。
大事なことは、あなたにとって向いていることが何なのかを正しく知ることになります。
自分にとって向いている業界や企業を志望できれば、入社後にこんなはずではなかったというミスマッチを防ぐことにもなるでしょう。
企業は新卒を採用するために多額の資金を費やしており、就活生もたくさんの時間や費用を費やしているので、ミスマッチを減らし退職率を減らすことは、お互いにとって有益なことといえます。
就職活動の時間は、有限で貴重なものです。
限られた時間の中で自分に合った志望先を見つけるためにも、自己分析は欠かせないといえるでしょう。
ESを書くのに役立つ
自己分析が役に立つのは、何も業界や企業を選ぶだけではありません。
ESを書く際にも、自己分析の結果が重要です。
ガクチカや自己PRを書くことは、就活の中で必要不可欠といえます。
そんなガクチカや自己PRを書く際に自己分析の結果が分かっていれば、自分にとっての長所や強み、思考の仕方が分かり、スムーズに書く秘訣といえるでしょう。
自己PRやガクチカを書くことは、就職活動の中でもとくに時間がかかるポイントになります。
もし自己分析をすることで、自己PRやガクチカに費やす時間が少なくなれば、それだけ企業研究や業界研究、面接対策などに時間を回すことができます。
効率良く就活を進められることは、ほかの就活生より一歩先を行くために大切なことといえるのです。
軸を作ることができる
実は、日本の企業は技能などより、その人の人柄や性格を重視する企業が多くあります。
理由としては、スキルについては後々育てることができますが、その企業の雰囲気と合うかどうかや人柄というものはなかなか変えられないからです。
性格や人柄について質問された際に回答が定まっていない場合、自己分析を行っていない就活に適当な人間だと思われ、マイナスな評価になってしまうでしょう。
志望動機に書いていたことと面接のときに答えた内容がブレることがないためにも、自己分析がとても重要なのです。
自己分析により自分の軸が明確になっていれば、急な質問をされて応用力が試されたとしても、焦って回答がブレてしまうこともありません。
そのためにも、なるべく正確な自己分析を行っておく必要があるのです。
【自己分析で性格占い】自己分析ツールを使ってみよう
自己分析のやり方が分からない、めんどくさいという人におすすめなのは自己分析ツールです。
曖昧で不正確な診断結果である性格占いを就職活動で使うよりも、自己分析ツールの方が正確で信憑性のある診断結果が望めるため向いているといえるのです。
自己分析ツールというものは、就職活動中に自己分析で使用することを想定して作られた診断ツールとなっており、性格占いの結果より高い正確性が期待できます。
時間をかけることが難しい方やめんどくさいと感じる方におすすめなのは、LINEを使った自己分析ツールになります。
10分ほどで自己分析ができ、性格占いのように手軽に行え、なおかつ正確にあなたの深層心理を知れることが魅力といえるでしょう。
LINEでお手軽に自己分析を行いたい方はこちらから
【自己分析で性格占い】オススメの自己分析の仕方
自己分析ツールを使うと早く簡単に自分のことを知ることができますが、中には使用したくない方もいるのではないでしょうか。
自己分析ツールがあまり信用できない、うまく使いこなせない、または自己分析ツールを使ったうえで自分でも自己分析を行ってみたいなど理由もさまざまだと思われます。
そこでここでは、自分で一から自己分析を行ってみたい方に向けて、自己分析の詳しいやり方についてご紹介していきましょう。
しかし、自己分析を自分ですることはとても難しくもあります。
もしも自分でやってみてうまくできないと感じたときは、自己分析ツールを使ってみることも1つの手です。
過去の経験を洗いざらい思い出す
自己分析をするうえで、まずはじめにしなければいけないことは、自分の過去の経験を振り返ることです。
このとき、過去の経験といっても、自己PRなどで使われる部活で体験したことやサークルで頑張った経験だけではなく、もっと過去まで振り返ることが重要になります。
例えば、子どもの頃楽しかった遊びや熱中していたことなど、小さな経験でも覚えていることはすべて書き出していきましょう。
一見自己分析には関係ない経験でも、自分の軸というものが小さな頃から劇的に変わっていることは多くありません。
むしろ無意識のうちに行動していた経験にこそ、あなたの深層心理が隠れている場合があるのです。
自己分析をするということは、自分を見つめ直す時間が何よりも大事なことといえるでしょう。
経験をwhyで突き詰める
さて、覚えている限りあなたのすべての経験を書き出すことができたでしょう。
とても大変な作業だったとは思いますが、これだけでは自己分析とはいえません。
書き出した過去の経験に、なぜそうしようと思ったのか?、なぜそう行動したのか?というようにwhyで突き詰めていくことが大切になります。
このwhyの中にこそ、自分がどのように思考してきたかが隠れているのです。
あなたがたくさんの経験を書き出せば書き出すほど、自分の思考パターンを知ることができ、自己分析の正確性が上がっていきます。
自分の思考を突き詰める作業のときに、あまり自分の思考パターンが分からないのであれば、書き出した経験が少ないといえるでしょう。
そのときは一度戻って、経験を書き出す作業に戻ることが大切です。
どうしても経験が思い出せない場合は、家族や写真のアルバムを見ることで、あなたが忘れていた経験を思い出すこともできます。
今の自分にどう影響を与えたか考える
たくさんの経験や思考が分かったら、いよいよその結果が今のあなたにどのような影響を与えているのか考えてみることが大切です。
経験によっては、その経験以降あなたの選択する道が変わっていたり、考え方が変わっていたりと今のあなたに影響を与えている場面がどこかにあると思います。
そこから、自分が今どのような人間なのか、なぜそのような人間になったのかを探していくことになるのです。
この自己分析をやっていると、今まで気付かなかったところで自分の考え方が変わっていることが分かるのではないでしょうか。
たしかに自分の経験を思い出したり、そのときの思考を突き詰めたりすることはとても大変な作業です。
しかしここで得られた結果は、この先どのような道を選べば自分が納得できて、後悔しない道なのかを見つける手助けとなるでしょう。
まとめ
ここまでで、自己分析が就職活動においてとても重要であることが分かったのではないでしょうか。
たしかに占いというものは、自分のことをはっきりと言い当てられたようで楽しい一面もあります。
しかし、今後のあなたの将来を決めるうえで、大事な指針となる自己分析をするには正確性が重要になるのです。
自分で自己分析をやる方法は時間がとてもかかり、うまくいかない場合もあるでしょう。
もしもうまくできないと感じた場合は、自己分析ツールを頼ることも良い選択です。
自己分析ツールは就活のために作られた専用のツールになるので、信憑性のある診断結果が期待できます。
効率的に就活を進めたい方はぜひ利用して、今後の就職活動を有利に進めていきましょう。