【IT業界志望必見!】IT業界は文系より理系の方が有利?就活に役立つIT業界の特徴について解説!

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はじめに

就活を考える上でIT業界に興味がある人も多いのではないでしょうか。

近年、コンピュータやスマートフォンの普及によりインターネットが身近になり、ITという言葉をよく耳にすると思います。

しかし、IT業界と聞いても、業務内容のイメージが掴めなかったり、理系のイメージがあり、文系の人は志望する事をためらってしまう事もあると思います。

この記事では、IT業界の特徴や、文系学生でも目指すことができる業界であることを解説していきます。

ぜひ参考にしてください。

【IT業界志望必見!】IT業界は文系でも理系でもなれる

IT企業と聞くと、技術職や、情報系処理といった業務を多く扱い、数学を多用するイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。

そのため、IT業界というと理系の人がバリバリ働くというイメージが強くなっています。

しかし、IT業界は文系学生でも志望することができます。

実際にIT業界を志望する文系の新卒生の割合は3割〜4割にものぼります。

現在、IT業界では文系の人の活躍が期待されているのです。

文系の大学でも、プログラミングを学べたり、実際にウェブサイトの制作を行う講義を設置するなど、ITへの知識に力をいれている大学も存在します。

文系で就活前にITに触れたいと考えている人は、このような講義を履修してみると良いでしょう。

【IT業界志望必見!】IT業界は理系が優位?

IT業界が文系でも理系でも、志望することができることが分かりました。

しかし、文系より理系学生の方が、有利であると考え、入社しても差ができてしまうと思い、IT業界をためらう文系学生も多いのではないでしょうか?

しかし、IT業界では多くの場合文系であることでハンデになることはありません。

その理由として、新人研修を文系学生、理系学生問わず同じカリキュラムでこなしていくからです。

そのため、企業は文系、理系にこだわらず採用を行います。

IT業界では、出身学部より自社で必要な業務を取得できるかという個人の適性を重視しているのです。

【IT業界志望必見!】IT業界での文系のメリット

IT業界では、文系学生の活躍が期待されていることが分かりました。

実際にIT企業は、文系学生のどのような力に期待しているのでしょうか。

ここでは、理系学生より優位になると考えられる文系のメリットについて解説していきます。

文系のコミュニケーション能力

IT業界は文系のコミュニケーション能力に期待を寄せています。

ITの業務と聞くと1日中パソコンに向き合って作業しているイメージが強いと思います。

しかし、IT業務の要となるシステム開発を行うプロジェクトを完成させるためにはコミュニケーション能力がもっとも重要になります。

システム開発にはクライアントの要求を引き出したり、仕様について詳しく話す必要があります。

また、IT業界では、チームで行う業務も多くあるため、円滑に遂行するためには、他のエンジニアとコミュニケーションを密接にとる必要があります。

文系の書く能力が生きる

IT業界では、計画書、報告書、仕様書など文章を書く仕事が多く存在します。

そのような業務は文系学生の方が得意な傾向があります。

また、プログラミングを行う際も、後で見た人が分かりやすくプログラムを書く必要があります。

相手に、わかりやすく書く能力は文系の力が活かせるでしょう。

【IT業界志望必見!】IT業界での理系のメリット

IT業界では、理系であることが活かせる強みもあります。

文系学生と比べて優位になると考えられる理系のメリットについて解説していきます

理系ではどのような強みが活かせるのでしょうか。

エンジニア色の強いシステムの開発

ハードウェアが絡む、メーカーの製品のシステムエンジニアは、理系のほうが優位に働く場合が多いです。

実際にハードウェア部分である機械の設計が絡んだりするためです。

これらのシステムはソフトウェアだけで完結しないため理系の知識が必要になります。

また、機械の計測プログラムや、複雑な数式を取り扱うプログラムなどの理系の知識が必要となるエンジニア色が強いシステムの開発に関しても理系学部出身の学生の方が有利になります。

論理的思考力

理系の論理的思考力はIT業界においても生かすことができます。

システム開発やプログラミングにおいても論理的思考を生かすと、業務をスムーズにこなすことができます。

複雑なプログラムを組む際にも、理系の論理的思考力が生かされるでしょう。

また、クライアントにシステムを提案する際は、論理的に説明を行うことが重要になります。

また、提案を受ける場合にも、相手の求める要求を実際にどのようにしたら実現できるかをいち早く考えることができます。

理系の学びを行なってきたからこその強みが生きるでしょう。

【IT業界志望必見!】IT業界の業種とは?

ITとは、Information Technologyの頭文字をとったものであり、パソコンやスマートフォンなどを利用した情報技術を指します。

しかし、IT業界はかなり広範囲であり、実際にどのような仕事をするのか想像が湧きにくいと思います。

ここでは、IT業界の業種や特徴について解説をしていきたいと思います。

自分が、どのような部門を志望したいかを具体的に考えると良いでしょう。

インターネット・WEB業界

主な事業内容として、SNSやショッピングサイト、ウェブサイトの企画や開発を行なったり、企業広告や商品広告、SNS広告の制作、ソーシャルゲームやeランニングといったサービスの提供を行います。

インターネットの利用が当たり前になった現代において一番イメージがしやすい業界ではないのでしょうか?

この業種はスマートフォンの普及により、需要が増加し人材を求める企業が多くなっています。

情報処理サービス業界

情報処理サービス業は、クレジットカードや電子決済、ATMや電車の運行情報や券売機、会社の業務などのITシステムを開発、運用、保守を行います。

様々な要素を組み合わせる事で、情報システムを統合することから、情報処理サービス業はシステムインテグレーター(System Integrator)とも呼ばれます。

この業界では、顧客から直接受注する1次請け、そこから受注を受ける2次請け、3次請けといった下請け構造になっていることが特徴としてあげられます。

企業の業務がスムーズに進むようにサポートを行なったり、業務の効率化を図ったシステムの開発など、見えないところでさまざまな企業を支えています。

ハードウェア業界

ハードウェア業界は、スマートフォンやパソコン、ゲーム機やテレビ、冷蔵庫などといった家電製品、自動車などといった手で触ることのできる機械の製造や販売をしています。

ハードウェアの開発には、多くのお金が必要とされているため、多くの企業が大手のメーカーとなっています。

この業界ではハードウェアエンジニアや組み込み系のエンジニア、セールスエンジニアなどが活躍して、開発、製造販売を行なっています。

ハードウェア業界は、新技術の開発競争が行われたりと、目覚ましい発展をしており、常に優秀な人材が必要とされています。

この業界では、実際に機械を制御するソフトウェアの開発が行われるため、ハードウェアエンジニアや組み込み系のエンジニアは、理系出身の学生が求められています。

ソフトウェア業界

ソフトウェア業界ではコンピューターを動作させるためのプログラムの制作を行います。

主に、パソコンやスマートフォンなどで使われるアプリケーションを開発しています。

ソフトウェア業界には、「パッケージ開発」「受託開発」の2つの大きなビジネスモデルがあります。

「パッケージ開発」は、自社でソフトウェアの開発を行い、様々な企業や人に販売をする形態です。

主に、管理ソフトやクリエイティブソフト、ゲームソフトなどが挙げられます。

「受託開発」は企業から注文を受けて、システムの開発を行います。

ソフトウェア業界の多くの企業はこの形態です。

現在のソフトウェアの特徴として、常に新しいバージョンを求められているため、これからも持続的に求められる業界です。

通信インフラ業界

通信インフラ業界は、インターネット、電話回線、Wi-Fiなどの無線回線、海底ケーブルや衛星通信などのネットワークをさせる業界です。

現代においてインターネットは、かなり重要視されており、電気、水道、ガスと並んで第4のインフラとも考えられています。

新しい通信規格にも注目を集めており、現在では5Gといった高速回線が多く普及し始めています。

通信インフラ業界も、進化を続けており成長のチャンスがある業界と言えるでしょう。

【IT業界志望必見!】IT業界の仕事内容とは?

IT業界ではどのような職種が存在し、どのような人が活躍しているのでしょうか?

以下であげる職種は、IT業界共通で存在するものが多いです。

また、組み込み系のシステムエンジニア以外は、文系で活躍することも可能です。

実際に自分がどのような職種を希望したいか、実際に考えてみましょう。

SE(システムエンジニア)

SE(システムエンジニア)はクライアントからの要求から仕様の決定を行い、大まかな設計を行うシステム開発における上流工程を指します。

システムエンジニアの仕事内容として、クライアントがどのようなシステムを欲しているかのヒアリングを行う「要求分析」、要求を元にシステム全体の概要を決める「要件定義」、実際に採用する機能の洗い出しを行なったり、管理画面のレイアウトを考えるなどのシステム全体の基本的な構成の設計を行う「基本設計」、プログラマーが実際にプログラミングを行えるように詳細を作成する「詳細設計」といった業務があります。

システムエンジニアは、プログラマーとの棲み分けが定義されている訳ではありません。

そのため、企業によって業務内容の範囲が変わる場合があります。

組み込み系のシステムエンジニア

パソコンやスマートフォン、家電、自動車といったハードウェアに関わるシステムの設計・開発を行います。

主に、メーカーで活躍しています。

組み込み系のシステムエンジニアはハードウェアとの関係が深いため、機械の知識も必要になります。

そのため、理系の学生の活躍が期待されている職種です。

プログラマー

プログラマーはコンピューターを動かす言語を活用して、システムやアプリケーションの開発を行います。

システムエンジニアが行なった業務を元に下流工程を担います。

実際に、SE(システムエンジニア)が設計したシステムの仕様書をもとに、プログラミングを組む「プログラミング」、完成したシステムのミスや不備がないかをチェックする「テスト」、作成したシステムのトラブルを防いだり、トラブルが起こった際に復旧作業を行う「運用・保守」などの業務があります。

ITコンサルタント

ITコンサルタントは、企業が抱えている問題に対して、ITサービスを提案する仕事です。

問題の原因を分析することで、解決策を提案し、システム導入や、改善まで一貫したサービスを提供します。

プログラムやウェブの知識だけでなく、コンサルティングでは顧客と接する機会も多いためコミュニケーション能力が必須となります。

WEB制作進行(ディレクター・プランナー・プロデューサー)

WEB制作を行う際にプロジェクトの監督や指揮を行う責任者です。

また、制作管理も行い、デザイナーやプログラマー、クライアントとコミュニケーションをとり仕様をまとめていきます。

スケジュールを管理し指揮をとる事で、ウェブサイトの完成に導きます。

WEB制作(デザイナー・マーケター・ライター)

実際にWEBの制作を行う仕事です。

WEB制作進行の指揮のもと作り上げていきます。

WEBサイトの制作にはデザインを行うWEBデザイナーや、サービスのプロモーション活動を行うマーケター、ウェブサイトに載せる文章を執筆を行うライターなどがおり、実際にWEBページの制作を行なっています。

データアナリスト

データアナリストは収集したデータの分析を行い、顧客の悩みや課題を解決するための提案を行う仕事です。

大量のデータの集計や分析が必要になり、高度な分析スキルや分析をまとめる能力も必要になります。

データアナリストには、他のIT職種とは異なり統計学の基礎知識などが必要になります。

まとめ

これまでIT業界の特徴について解説してきました。

IT業界は、文系や理系関係なく活躍が期待されている業界であることを理解していただけたと思います。

この記事をきっかけに、IT業界特有のイメージで志望をためらっていた学生が、自信を持ってIT業界を志望していただけると幸いです。

また、IT業界を志望する事を決めている人は、是非この記事を参考に自分の合う業態や職種を見つけてみましょう。

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