【理系資格一覧】就活に役立つ資格とは?理系向け資格16選!

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はじめに

就活のために、「資格の取得を考えている」という人も多いのではないでしょうか。

なかには「どんな資格があるのか」「そもそもどの資格を取得すれば良いのか」と悩んでいる人もいるかと思います。

特に理系学生の場合、日々の研究などで忙しいため、やみくもに勉強していくと、スケジュールが厳しくなって就活対策がおろそかになる可能性があります。

今回は、理系向けの資格について解説していきますので、お困りの方はぜひチェックしてみてください。

【理系資格一覧】資格は取得するメリットとは?

就職活動において、「資格を持っていても役に立たない」と言われることがありますが、資格が就職活動に役立つことは多々あります。

理系学生が取得できる資格には、仕事に直結するような資格が多くあるためです。

ただし、就職してからだと資格の勉強に充てる時間が取りづらくなるため、学生のうちに取得しておくことをおすすめします。

また、資格の勉強はその分野の見識が深まるだけでなく、自分自身の適正を理解する良い機会にもなります。

応募条件になっている場合がある

職業の中には、特定の資格を取得していないと就職できないものが多くあります。

たとえば、建築士や施工管理士、医師などが挙げられます。

建築士の求人では、二級及び一級建築士資格や建築施工管理技士が必須となっているものが大半です。

取得するのは決して簡単なことではありませんが、その分企業から高い評価を得られるでしょう。

また、資格を持つことで、自分の自信にもつながります。

毅然とした態度でアピールすれば、採用担当者に与える印象も違ってくるでしょう。

能力や専門性を示すことができる

資格の取得が必須ではない場合でも、資格を持っていることで「即戦力になりそう」「熱意がある」といった印象を与えることができます。

また、ある程度難易度の高い資格であれば、仕事内容とは直接関係ない場合でも、「資格取得のために努力ができる人物」であるという点で評価されることもあります。

特に外資系企業では、英語系の資格やTOEICなどのスコアを重視しているため、入社後の仕事の幅が広がることにも期待できるでしょう。

就職後手当が出る場合も

企業によって異なるものの、資格を取得していることで、入社後に資格手当をもらえる可能性があります。

また、会社から評価されやすくなるなど、得をする場面がたびたび訪れることになります。

資格手当が給料に上乗せされ、収入アップにつながる可能性も高いため、資格を持っていて損ということはほぼないと言えるでしょう。

特定の分野についての知識が得られるだけでなく、より多くの給料を望めるのであれば、学生のうちに挑戦する価値は十分あると考えられます。

【理系資格一覧】取得しておくと良い資格は?

ここからは、取得しておくと役に立つ資格を紹介していきます。

資格を取得した方が良いのはもちろんですが、無闇に取得してもそれが有利になるとは限りません。

挫折しないためにも、自分に必要な資格を見つけましょう。

【理系資格一覧】情報系の資格

情報系の学生の方におすすめの、IT・システムエンジニアに有利な資格です。

こういった資格は、習得していると就職に役立つだけでなく、資格を取る過程の学習によってIT業界で必要なスキルを身につけることもできます。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験とは、ITに関する基本的な知識・技能を測る試験で、IT業界への登竜門とも言われています。

プログラマーやシステムエンジニアなど、システム開発に関わる人の中でも経験の浅い人、または将来的にそれらに従事しようとしている人向けの資格です。

主に情報処理システムの開発や活用に必要な基礎知識や技能が問われ、試験範囲が非常に広いことが特徴です。

また、情報基礎だけでなく、企業経営に関することまで幅広く学ぶ必要があります。

応用情報技術者試験 

応用情報技術者試験は、基本情報技術者試験の上位的な位置にあり、高度なIT技術者を目指す人のための資格です。

基本情報技術者試験に合格しさらなるスキルアップを目指す人や、高度情報処理技術者試験に臨む前の通過点として受験する人が多い傾向にあります。

出題内容は基本情報技術者と似たものですが、より深い知識が求められます。

マネジメントや経営戦略などについても問われ、合格すれば技術的なことに限らず幅広い活躍を期待されるでしょう。

ITパスポート試験

ITパスポート試験とは、ITに関する基礎的な知識を有しているかを問う試験で、主に情報処理に関わる人に必要とされています。

ITパスポート試験に向けて勉強し、合格することでITの知識を一通り身につけることができます。

また、ビジネスに関する知識も問われるため、就職や転職に役立つのも大きなメリットです。

IT系の国家試験の中では入門編と言えるレベルで、難易度は比較的低く、独学で合格する方も少なくありません。

そのため、多くの方がチャレンジする試験となっています。

情報セキュリティマネジメント試験

情報セキュリティマネジメント試験とは、情報セキュリティ確保のためにセキュリティマネジメントの計画・運用・改善を通じて、さまざまな脅威から組織を守る基礎スキルをチェックするための試験です。

組織における情報漏えいのリスクを抑え、より安全なIT活用を実現するための知識や技術が求められます。

業務で個人情報や情報管理に携わる人や、情報セキュリティ管理のスキルを身につけたいと考えている人、ITパスポート試験の合格後さらにステップアップしたいと思っている人などにおすすめです。

ジェネラリスト検定

ジェネラリスト検定(G検定)とは、事業に活かすためのディープラーニングの知識を測る試験です。

G検定の試験では、人工知能やディープラーニングに関する内容が出題されます。

これらを学習することで、人工知能プロジェクトや機械学習などの幅広い知識を取得することができます。

データ分析などのデータサイエンスに関係するプロジェクトに携わる人や、それらとビジネスを結びつけた事業開発を考えている人などにおすすめです。

【理系資格一覧】工学系の資格

続いて、工学系の理系学生に有利となる資格をご紹介します。

工学系の業務は、有資格者のみが従事できる専門的な業務も多いため、取得することで応募できる仕事の幅が広がることになるでしょう。

以下の解説をチェックし、自分にとって必要な資格を見つけてみてください。

危険物取扱者試験

危険物取扱者試験とは、消防法で定められた「危険物」を取り扱うために必要になる資格です。

危険物とは、ガソリンや灯油、アルコール類などの爆発や火災のおそれがあるものを指します。

消防士やガソリンスタンド、工場などの現場で活躍したい人におすすめの資格です。

試験は甲種・乙種・丙種の3つに分類されます。

共通して危険物の性質や消化方法などについて問われますが、それぞれ難易度や取り扱える危険物が異なるため、自分に適した区分を選択しましょう。

公害防止管理者等国家試験

公害防止管理者等国家試験とは、大気や水質の汚染などの公害を防止するために必要な試験です。

この資格を取得することで、公害の発生しやすい特定工場での常駐のほか、公害の抑制業務を担うことができます。

試験内容は問題数が少ないものの、幅広い科目から出題されるため、対策が難しいのがデメリットです。

ただし、科目別合格制度といって、3年以内であれば合格した科目が免除になる制度があります。

一度にすべての科目を合格しようと勉強するのではなく、科目を分けて勉強していくという方法も有効です。

高圧ガス製造保安責任者

高圧ガス製造保安責任者とは、高圧ガスを取り扱う仕事に就く際に必要になる資格のひとつです。

この資格を有していると、高圧ガスを扱う施設における保安業務に携わることができます。

LPガス製造事業所や石油化学コンビナート、冷凍設備のある倉庫などへ就職する際に有利になると言えるでしょう。

また、試験内容については、基本的には高圧ガスや機械に関する知識のほか、化学の問題や計算問題などが出題されるので、テストを受ける方は一通りチェックしておくと良いでしょう。

【理系資格一覧】理学系の資格

理学系の資格には、専門性の高いものが多くあります。

そのため、以下に解説する資格を取得し、それを活かして就職することができれば、専門家として手に職をつけることも可能です。

自分の興味に合うものがあれば、参考書を買って勉強してみてください。

建築士

建築士は、建築物の設計や施工管理を行うための資格です。

一般的な住宅から産業に関わる施設の建造まで、幅広い役割を担うことができます。

建築士資格には「一級建築士」「二級建築士」「木造建築士」の3つの種類があり、それぞれ難易度や分野が異なるため、自分の目標に合った資格の取得を目指しましょう。

なお、受験するためにはいずれも一定年数以上の実務経験が必要になります。

資格の取得までに、長い時間を要することになることも押さえておきましょう。

消防設備士

消防設備士とは、施設に設置されている消防設備を点検・整備するための資格です。

消防士資格には甲種・乙種の2種類があり、甲種を取得した場合は消防設備の点検・整備のほか、設置・交換作業も行えます。

一方、乙種を取得した場合の業務は点検・整備に限定されます。

ビル管理会社やメンテナンス会社、消防設備会社などでは必須とされる資格です。

消防設備分野の専門的な知識を身につけることで、この分野での就職や転職に有利になると言えるでしょう。

電気工事士

電気工事士とは、電気設備の工事を行うために必要になる資格です。

電気工事士の仕事内容は、主に建設電気工事と鉄道電気工事の2つです。

住宅や病院などのあらゆる建物をはじめ、電車や駅などの電気設備の設計・施工・保守業務を担っています。

第一種と第二種に分けられ、第一種の方がより広い範囲の工事に携わることができます。

企業や部署によっては電気工事士の資格の取得が必須となっているため、就職を有利にするために勉強を始める方も少なくありません。

【理系資格一覧】さまざまな企業で有利になる資格

受けたい企業が決まっておらず、何から資格を取得するか悩んでいる方も多いでしょう。

そういった方のために、汎用性の高い資格や、学んでおいた方が良い勉強の種類について解説していきます。

グローバル化の進む現代社会についていけるよう、興味があればぜひチャレンジしてみてください。

TOEIC

TOEICとは、英語によるコミュニケーション及び業務を遂行する能力を測る試験です。

ビジネス会話や日常会話を中心に、実用的な英語の問題が出題されます。

また、TOEICのスコア(800~900点以上など)を昇進や昇給の条件にしている企業も多く、日々勉強に励む方も少なくありません。

勉強時間の目安としては、400~500点台から730点を目指すのであれば、おおよそ700時間が必要だと言われています。

なお、600点以上のスコアであれば、ESに記載するメリットが多くなります。

TOEFL

TOEFLとは、アメリカの教育試験サービスが主催する、英語を母国語としない人の英語力を測る試験です。

主に海外の歴史や人類学など、留学や大学入試向けの問題が出題されます。

就活に有利なのはTOEICですが、海外での就職・赴任においてはTOEFLも役立つでしょう。

勉強時間の目安としては、50~60点台から80点を目指すのであれば、おおよそ700時間が必要だと言われています。

なお、70点以上のスコアがあれば、ESへの記載を検討しましょう。

簿記

簿記とは、企業の営業取引や経営活動を帳簿に記録するスキルのことで、高校生・大学生・社会人などさまざまな人が試験を受けています。

簿記を理解することで、経営事務で必要とされる会計知識のほか、基礎的な経営管理や分析力を身につけることができます。

また、コストを意識した仕事ができるようになったり、取引先の経営状況を把握できたりと、多くの社会人に役立つスキルを取得することが可能です。

勉強時間の目安としては、2級の場合は約300時間が必要だと言われています。

MOS

MOSとは、マイクロソフトが認定する、Microsoft Officeのソフトに関する資格です。

WordやExcelなどを用いたパソコンスキルが試されるため、これらを仕事で用いる人はぜひ取得しましょう。

議事録や資料の作成、プレゼンテーションの作成など、MOSの知識は多くの場面で活用できます。

勉強時間の目安としては、PCに慣れている場合であれば約40時間、慣れていない場合は約80時間が必要だと言われています。

普通自動車免許

普通自動車免許は、自動車での移動が必要となる企業で必要とされます。

例としては、ドライバーや営業などの職種が挙げられますが、特に地方では、運転免許を所有していることを前提に採用する企業も少なくありません。

運転免許を持っていないという理由だけで落とされることはあまりありませんが、プライベートで車を運転できるというメリットもあるので、早めに取得しておいて損はないと言えるでしょう。

なお、「AT限定」なら比較的簡単に取得できるので、企業の応募条件を確認しつつ、問題なければぜひ受けてみてください。

【理系資格一覧】悩んだら就活エージェントに相談しよう

就活エージェントは、プロのアドバイザーによって就職活動をサポートしてもらえるサービスです。

専任のアドバイザーがつき、求人紹介や履歴書添削から面接対策まで、包括的に支援してもらうことができます。

また、個別カウンセリングを通じて、現在の状況や悩み、希望を踏まえたうえで就職に関する相談に乗ってくれます。

就活全般に行き詰まっている方や、「興味があるから一度利用してみたい」と考えている方は、下記のサイトをご覧ください。

https://digmee.jp/lp/2?mode=preview

まとめ

資格そのものはもちろんですが、資格取得のために学習して得た知識は決して無駄にはならないはずです。

また、取得する過程で自分の得意・不得意を理解できたりと、自分と向き合える良いきっかけになることも大きなメリットであると言えます。

就職の際や仕事を始めて以降も、必ず取っておいてよかったと思えるときが来ることでしょう。

本記事を参考に、自分に合った資格取得に挑戦し、就職活動をより有利に進めてみてはいかがでしょうか。

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