【例文あり】教育業界のインターンシップの志望動機ってどう書けばいいの?現状や書き方ポイントについて徹底解説

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はじめに

就活を本格的に始める前に、インターンシップに参加しておくと、業界や職務に関する理解を深める事ができるでしょう。

また、参加しておくことで就活を有利に進められることもあります。

教育業界では、業界理解を深める上で参考になるのが、インターンシップです。

教師を目指している人は教育実習がありますが、それ以外にも様々なインターンシップが存在しています。

この記事では、教育業界の現状やインターンシップの参加方法、志望動機の書き方などをご紹介します。

【教育業界のインターン】教育業界について

教育業界といって、まず初めに思いうかぶのは学校や塾などではないでしょうか。

これらは、子どもを教育するための施設や機関です。

これ以外にも、教育を行う企業は多くあります。

まずは、教育業界とはどんな業界なのか、教育業界の現状など基本的な情報についてご紹介します。

教育業界の種類

教育業界は大きく分けて2つに分けられます。

1つは、進学向けの教育です。

これは、小学校・中学校・高校・大学の学習や受験などに関する学ぶサービスを提供している業界です。

これにあたるのは、学校や学習塾などです。

また、これらのサービスは学生だけでなく、社会人や高齢者など年齢に関係なく学ぶサービス全般を指しています。

もう1つは、社会人向けの教育です。

社会人向けの教育では、キャリアアップを目的としたサービスです。

このサービスは、各種資格取得のための講座などを行うことで再就職や独立のサポートを行うサービスです。

教育業界の現状

少子化によって減少する傾向があります。

しかし、通信教育市場やeラーニング市場は拡大を続けています。

その理由としては、コロナウイルスによって外出制限がされたことで、家で勉強をするオンライン授業の普及が上げられます。

よって、オンラインによる学習サービスや勉強アプリは増加傾向で、プログラミング教育や英語教育は今後も注目される分野となっています。

ただし、少子化に伴う市場規模の縮小は大きな問題となっています。

【教育業界のインターン】教育業界の職種について

教育業界と言っても幅広い業務が存在しています。

直接教えられる仕事もあれば、間接的にサポートする仕事もあるため、自分はどんな職種に就きたいのかを定める必要があります。

よって、ここからは教育業界の主な職種についてご紹介します。

講師(塾講師・予備校講師)

塾講師は中学から大学受験の合格や成績を伸ばしたい学生に学習指導を行う講師の事です。

学校授業の補助的な役割があり、定期テスト対策や学校授業の予習・復習を行っています。

予備校講師は、主に大学受験に対応した自分の担当する科目に特化した講師のことです。

塾講師と予備校講師の違いは、対象としている年齢層や1つの科目に特化しているかしていないかが、違いとなっています。

また、予備校講師の場合は、集団授業で行うことが多いですが、塾講師の場合は1対1で教える環境もあるという違いもあります。

事務・広報・運営スタッフ(バックオフィス)

事務の仕事は学校や塾などのバックオフィスです。

電話対応や経理などを行い、生徒や講師が円滑に勉強できる環境を支えています。

広報の仕事は、イベント企画や自社教育の宣伝など会社を知ってもらうための活動をしています。

その他にも塾や予備校の運営に関する仕事やマネジメントを行う仕事、マーケティングを行う仕事などがあります。

これらの職業は他の企業でも欠かせない職種となっています。

企画・開発

企画・開発の仕事は、教育に関する教材や映像を企画・制作を行う仕事です。

近年、授業でITコンテンツを取り入れた教材を使う学校や塾が増えています。

コロナウイルスの影響でオンライン授業が増えたことでさらにその需要は伸びています。

よって、ITコンテンツの教材の企画・開発を行う企業が年々増えており、需要が高まっている職種となっています。

この仕事は専門性が高く、新卒では携わることが難しい職種です。

学校教員

学校教師は基本的に教育免許を持っているとなれる職種です。

小学校、中学校、高校で子どもたちに勉強を教えることが主な仕事となっていますが、その他にも部活動の顧問や生徒指導など様々な業務を行っています。

生徒たちに勉強だけでなく、生活態度や社会のルールを教えることも大事な仕事となっています。

教師は、生徒を注意深く観察し、生徒1人1人に適した指導をする必要があるため、様々な知識や技量が必要となります。

【教育業界のインターン】教育業界に向いている人

ここまでは、教育業界の主な特徴や職種について説明しました。

ここからは、教育業界に向いていると思われる特徴について主に3つご紹介します。

この特徴に当てはまっていなくても、向いていることがあるため、あくまで参考程度にしてください。

コミュニケーション能力がある人

講師や教員は子どもや保護者と直接的に関わるため、コミュニケーション能力が重要となります。

また、講師や教員以外のバックオフィスであっても、先生との連携や保護者との信頼関係の構築が必要となるため、コミュニケーション能力が必要です。

また、生徒に何か問題や困難が立ちはだかった時に良き相談相手、理解者になるためにもコミュニケーション能力はなくてはならない能力となっています。

コミュニケーション能力のみならず、一般的な社会常識や礼儀、礼節もなくてはならない要素となっています。

熱意がある人

教育業界は、生徒と向き合って勉強を教えるため、生徒の学習意欲を向上させるためにも相手と向き合う熱意が重要となります。

例え生徒のやる気がなくても勉強を教え続け、生徒を引っ張っていく必要があるため、自分のモチベーション管理や忍耐力も必要となります。

また、生徒の将来を支えるという強い意思や教育によって社会を良くしたいなど目標や理想を持っている人の方が、向いている傾向があると言えます。

子どもが好きな人

教育業界は社会人向けの学習もありますが、ほとんどは子どもに向けた学習がほとんどです。

企画や事務などのバックオフィスでも、子どもと全く関わらない仕事というのはとても少ないです。

また、事務では保護者の方と連絡を取ったり、受付の仕事をすることもあるため、子どもと接することが他の仕事よりも多い職業となっています。

よって、子どもと直接関わることが多い業界であるため、子どもの将来や未来について考えられる人の方が向いていると思います。

【教育業界のインターン】教育業界のインターンシップについて

教育業界は幅が広いため、講師からサービスの企画や開発など様々あります。

よって、職種選びで迷っている場合は、教育業界の短期インターンシップに参加してみるのが良いでしょう。

複数のインターンシップに参加することで、業界全体の理解を深めることができるため、ぜひ参加してみましょう。

また、教師を目指している方でも短期インターンシップは1dayや2daysなど短い期間で参加できるため、社会を知るといった意味でも参加することをオススメします。

募集時期について

教育業界のインターンの募集時期は希望する職種によって大きく異なります。

長期インターンシップの場合は、約2か月から無期限で実際の職場経験を通して、自分がこの職に合っているのか、ビジネスマナーを学びます。

短期インターンシップの場合は、1dayから長いものでも1週間参加して、企業理解や業界理解をできるものとなっています。

短期インターンシップは夏の長期休暇や冬の長期休暇に頻繁に行われます。

よって、志望する職種が決まっている人は長期インターンに参加して、実際の職場経験を積むのが良いです。

反対に志望する職種が決まっていない場合は、短期インターンシップに早くから参加して業界理解を深めてみてください。

学校インターンシップについて

学校インターンシップという教員を目指す学生が参加できる職場体験があります。

これは、長期インターンシップで半年から1年ぐらいを目安として実際の学校に赴き、教育現場を間近で体験できるのがメリットとなっています。

このインターンシップは教育実習とは違い、学校の事務作業などを行うことで学校全体の職務理解を深めることができます。

このインターンシップは教育実習に参加する前の練習や教員免許を取る際の勉強の場として開催されています。

【教育業界のインターン】インターンシップに参加するメリット

インターンシップに参加するメリットは多くありますが、特に良いと思う理由を2つご紹介します。

インターンシップは参加するのに丸1日取られることがあるため、参加することは大変だと思います。

しかし、参加しなくては分からないこともあります。

実際の企業を訪れて実際の業務や社員の人と話す機会は中々ありません。

積極的に参加するととても貴重な学びの場となるため、1つ1つのインターンシップを大切にしましょう。

業界・職種研究ができる

インターンシップに参加することで、業界・職種研究をすることができます。

選考が始まる前に、インターンシップに参加しておくことで、自分に合っている企業であるかどうかを確かめることができるのです。

実際の仕事現場に赴いて経験をすることで、社会人として働くイメージをしやすくなります。

また、インターンシップで自分より経験のある社会人の方と話すことで、社会でのマナーや考え方について知る事ができます。

選考の際に有利になることがある

インターンシップを通して体験したことや感じたことは志望動機の際に参考にすると、具体性が出て選考の際に有利になることがあります。

また、人事目線であれば業界理解のある就活生を採用したいと思っているため、業界・職種研究ができている志望動機であれば、良い印象をもらえる可能性が高いです。

また、具体性のある内容だと、実際に働いた時のイメージがしやすく、一緒に働いてくれる人材だと考えられるため、選考の際に役に立つと思います。

【教育業界のインターン】教育業界のインターンシップに参加する際の注意点

インターンシップの内容や参加方法は企業によって全く異なります。

そのため、教育業界なら何でもいいと適当に参加していると時間をただただ無駄にしてしまう可能性があります。

そうならないためにも募集要項や応募する企業のHPなどをしっかりとチェックするようにしましょう。

自分が何を学びたいのかを明確にする

教育業界は、講師だけでなくサポートスタッフやバックオフィスの仕事も含まれています。

よって、自分は子どもと直接関わりたいのか、教材などからサポートしたいのかなどを明確にしておく必要があります。

また、講師や教師志望でも、誰に何を教えたいのかをしっかりと決めておく必要があります。

予備校講師などは専門性の高い科目を担当することもあるため、その科目の専門家である必要があります。

このことから、早めの対策と勉強が必要となる業界となっています。

給与支払いの有無をチェックする

インターンシップには給与が支払われるものと支払われないものがあります。

短期インターンシップでは支払われないものがほとんどですが、長期インターンシップでも支払われないものは多くあります。

教育業界では、ボランティア活動として学校インターンを行っているものが多くあります。

よって、長期インターンで生計を立てようと思っている人は、学校インターンではなく別の給与が支払われるインターンで参加することを推奨します。

給与支払いの有無は募集要項に書いてあるため、しっかりとチェックしてください。

【教育業界のインターン】志望動機を考える際のコツ

ここまでは、インターンシップの参加方法や注意点についてご説明しました。

ここからは志望動機についてのご紹介をします。

志望動機は選考の際だけでなく、インターンシップに参加する際にも必要となります。

自分はなぜこのインターンシップに参加しようと思ったのか、興味を持ったきっかけなどから企業は自社に合っている人材を探しています。

よって、志望動機というのはとても重要な選考要素です。

良い志望動機を書くには事前準備がとても重要となります。

企業研究をする

インターンに参加する前に企業研究は必ず行うようにしましょう。

教育業界は先ほどから説明している通り、とても幅広い業界となっています。

また、企業研究を行うことで、競合他社からなぜその企業を選んだのか、その企業でなければならない理由というのを明確にすることができます。

自己分析をする

志望動機を書く前に、自分の性格や境域業界に興味を持ったエピソードなどを深堀しましょう。

この作業を行う事で、自分のモチベーションの源泉と過去のエピソードの共通点などからどんな業務が向いているのかを知ることができます。

自分の過去経験が現在の自分にどのような影響を及ぼしているのかを知ることで、面接などで深堀をされた際にスムーズに答えられるようになります。

自分が教育業界に就きたい理由を相手に説明できるようになるまで、しっかりと自己分析をしましょう。

【教育業界のインターン】志望動機の書き方

企業研究や自己分析ができたら、ここからは志望動機の書き方についてご紹介します。

志望動機は基本的に結論→理由→具体例→結論の順番で書きます。

この書き方をすることで、簡潔に説明ができるため、相手に伝わりやすい文章となります。

結論ファースト

まず始めに、なぜそのインターンシップに参加したいのかを明確にしましょう。

志望動機で大切なのは、相手への伝わりやすさです。

最初に具体的な理由やエピソードを書いてしまうと、結局何を伝えたいのかが分からなくなってしまう可能性があります。

よって、最初に結論を簡潔に書くようにしましょう。

具体的なエピソードを書く

企業に参加する理由やインターンシップで学びたいことを述べることも重要です。

しかし、なぜその企業のインターンシップに参加したいと思ったのかという具体的なエピソードを書くようにしましょう。

自分の実体験に基づいて、こう考え、このインターンシップに参加したいと思いましたといったようなエピソードを書くことで、相手に自分のやる気や熱意が伝わりやすくなります。

また、企業の行っている事業や商品などについて書く場合は、その商品について詳しく書くようにしましょう。

そうすることで、その企業でなくてはならない理由や企業研究をしっかりと行ったことが伝わります。

将来の目標や今後の展望を書く

志望動機では、最後に今後の展望や将来の目標を書くと良いでしょう。

就活生の将来の目標が企業とマッチしていたり、企業の経営理念と似ていたりすると、企業からの評価が高くなる可能性があります。

さらに、インターンシップでも積極的に参加してくれるのではないかという期待も持てるため、エピソードのみで終わらすのではなく、しっかりと最後まで自分をアピールするようにしましょう。

【教育業界のインターン志望動機】志望動機の例文紹介

ここからは、志望動機を実際に書いてみましょう。

例文を載せたのでこれを参考にして書いてみてください。

例文①塾講師の志望動機

私が貴社のインターンシップを志望した理由として、グローバルに活躍できる人材を育てたいと考えたためです。

貴社では英語のみならず様々な言語の指導に力を入れており、多くの生徒はネイティブレベルで話すことができます。

そのような人材を育て、グローバルな世界に対応した社会の実現をしたいと考えています。

私は、カナダ、韓国に留学経験があり、各々の言語をネイティブレベルで話すことができるため、貴社の講師として担当し、将来グローバルに活躍できる人材を育てたいです。

また、自身も講師として成長するための努力を日々続けていきたいと考えています。

例文②教材企画の志望動機

私は教育を通じて社会に貢献するという貴社の企業理念に共感したため、志望しました。

御社は専門性の高い教材の提供から優秀な人材を育成しており、そこに魅力を感じました。

私は、日商簿記検定の試験を受ける際に貴社の教材で勉強をすることで合格することができました。

この経験から、専門性の高い参考書を多くの人に知ってもらい、世に広めたいと思いました。

資格取得で身につけた知識や忍耐力を十分に発揮して、多くの人に教材を知ってもらえるよう尽力したいと考えています。

おわりに

教育業界は近年、少子化の影響を受けていますが、ITコンテンツの教材や映像授業など幅広い分野があり、需要は高い業界です。

また、一口に教育業界といっても、講師や教師のみではなくバックオフィスや教材を作る仕事など職種は多くあります。

その中で自分の興味のある企業を見つけるためには、インターンシップに参加することが一番の近道でしょう。

人気な企業や長期インターンシップでは志望動機の提出を求められることがほとんどです。

書類ではなく面接で志望動機を聞かれることもあるため、しっかりと対策をしましょう。

インターンシップに参加し、就職活動の第1歩を踏み出してみてください。

 

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