【就活】7月なのに内定なし!どういう対策を取れば良いのか細かく解説!

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伊東美奈
Digmedia編集長
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

「早く就活を終わらせたい、楽になりたい」

「こんなに内定決まらないのは自分だけじゃないよね?」

3月から就活を始め、こんな事を思っている方も多いのではないでしょうか?

本記事では

・7月時点で内定ない人はどのくらいなのか

・なぜ内定がもらえないのか

・ここからの踏ん張りが勝敗を分ける

といった点を主に解説していきます。

就職する予定だったが諦めの気持ちで大学院に進もうかなとも思っている、なんて方も是非この記事を読んで再スタートしましょう!

【就活7月時点で内定なし】他の就活生の状況は?

まず7月時点の他の就活生の状況をデータをもとに見ていきましょう。

これをしっかり把握することで「自分だけが内定がなくてつらいのでは」という感情が薄れて気持ちも軽くなるはずです。

7月時点の内定率

早速、7月時点の内定率を見ていきましょう。

リクルートの研究機関・就職みらい研究所によると、内定率は23卒で83.3%、さらに前年の22卒では80.5%です。

つまり5人に1人が7月に内定を持っていないということになります。

ただここで言いたいのは他にも自分と同じ状況の人がいるから安心するのではなく、必要以上に悲観することはないということです。

焦りは禁物なのでまずは気持ちを落ち着かせることが大事です。

出典:https://shushokumirai.recruit.co.jp/wp-content/uploads/2022/07/naitei_23s-20220708.pdf

7月時点の進路確定率

つぎに7月時点の進路確定率を見てみましょう。

同様にリクルートの研究機関・就職みらい研究所によると、進路確定率は23卒で67.6%、

22卒で65.6%です。

このことから3割強の就活生は7月時点では進路は確定せず、夏以降に進路を決定していることが分かります。

これは仮に内定を持っていたとしても、進路に納得せず就活を続けている学生も一定数いるということです。

出典:https://shushokumirai.recruit.co.jp/wp-content/uploads/2022/07/naitei_23s-20220708.pdf

【就活7月時点で内定なし】内定が取れない原因を分析

ここからは7月になっても内定が取れない原因を項目別に解説していきます。

自分がどのフェーズで上手くいっていないのか課題をしっかりと把握した上で対策を練ることは非常に大切です。

特に自分がつまずいていると感じる箇所をしっかりとチェックしてみてください。

ESが通らない

まずは「ESが通らない」ということです。

ESが通らないとそもそも面接にも辿り着けません。

またESをもとに企業も面接等の選考を進めるので、ESを疎かにした時点で満足のいく就活をすることは難しいでしょう。

ここからは「ESが通らない」理由を更に細分化して解説します。

自己分析不足

ESが通らない原因としての一つ目は自己分析不足です。

自己分析が不十分になってくると、ガクチカや強みの根拠となるエピソードが弱くなってしまう傾向にあります。

企業は学生の個性や適性を理解し、適切なポジションに配属できるかどうかを判断したいと考えています。

そのため自己分析が不十分だと魅力や適性が十分に伝わらず、企業にとって評価が難しくなってしまうのです。

そうなると、適切な企業や業界に応募できず、マッチングが困難になってしまうのです。

企業も自社の業界や文化に適合する人材を求めており、その点で不十分だと内定が得られにくくなるというわけです。

業界研究・企業研究不足

ESが通らない原因としての二つ目は業界研究・企業研究不足です。

業界や企業に関する具体的な知識や理解が不足していると、同じような志望動機やアピールをする他の学生と差別化が図れません。

そして企業があなたを選ぶ理由が見つからないため、内定が得られにくくなってしまうのです。

また、そもそも業界や企業研究が不十分なESは、企業から志望度が低いと判断されることがあります。

企業は自社に対して高い志望度を持ち、将来的に活躍できる人材を求めているため、個々も大きなマイナスとなってしまうのです。

特に志望度の高い業界や企業に関してはかなり深く調べることをおすすめします。

ES添削不足

ESが通らない原因としての三つ目はES添削不足です。

誤字脱字や文法の間違いがあると、企業側は応募者が仕事に対して真剣でないと判断する可能性があります。

そして当然ながら第一印象が悪いと、選考過程で不利になることが多いでしょう。

また同様に読み手の負担が大きいという意味では文章が長すぎたり、構成が整っていないことも避けたいです。

企業人事は多くのESを読むため、読み手の負担が大きいESは基本的に評価が低くなりがちです。

更に添削が不十分だと、自分の強みや経験を効果的に伝えることが難しくなります。

自己PRが弱いと、他の応募者と比べてアピール力が低くなり、選考で不利になります。

添削や推敲を行うことで文章の構成や論理性が向上する可能性も高くなるので、是非先輩社会人等に見てもらいましょう。

適性検査が通らない

ご存じとは思いますが、昨今ほとんどの企業が適性検査を実施しています。

適性検査を実施することで企業が定めた学力、性格の基準で効率的にふるいにかけられるからです。

そしてこの適性検査に通らない原因として、大きく二つ考えられます。

これからその2つを詳しく解説していきますのでしっかりと確認してくださいね。

勉強不足

適性検査が通らない原因の一つ目はまず勉強不足ということが挙げられます。

そもそも適性検査は企業の求める基本的な知識やスキルを評価するためのものです。

勉強が不十分だと、試験で求められる知識やスキルが不足していると見なされ、企業からの評価も当然落ちます。

そして就活の適性試験はある程度パターンも決まっているので、地頭の良し悪しに関係なく過去問等を繰り返し解くことが有効です。

一般的には7割の正答率で安全ラインと言われています。

企業で課せられるwebテストの種類も様々なので事前に調べ、それに絞って効率的な準備や対策を意識しましょう。

企業とマッチしていない

適性検査が通らない原因の二つ目は「企業とマッチしていない」ことです。

適性検査では能力検査とは別に性格検査があり、ここで判断されることが多いでしょう。

企業は、長期的な成功を目指しているため、将来的に高いパフォーマンスが期待できる人材を採用したいと考えています。

またそれに伴って社員が満足し、長期間働き続けることを期待しています。

性格検査で企業とのマッチが低いと判断された場合、離職率が高まる可能性があるため、内定が得られにくくなるのです。

ただここで落とされているのなら、そもそも入社しても合わない可能性が高いため、しょうがないと考えることが得策でしょう。

自分を偽って回答して仮に入社しても双方ともにあまり良くない結果になってしまいます。

一次面接が通らない

>一次面接は基本的に一次面接は若手社員が担当することも多いので、そこも想定しながら準備をしましょう。

要因を三つに分けて解説しますが、いずれも十分対策が可能なものなのでしっかりと意識しましょう。

第一印象が良くない

一次面接が通らない理由の一つ目は「第一印象が良くない」ことが挙げられます。

面接官は多くの学生と面接を行っており、第一印象である程度ふるいにかけることも多々あります。

また良い第一印象を与えることで、面接官も好意的な意見を持ち、その後の質問でも前向きな評価を行いやすくなります。

ヨレヨレのスーツや汚い靴等はもってのほか、適切かつ清潔感のある身だしなみで面接に臨むことが重要です。

また面接官との最初の接触である挨拶は、丁寧で自信に満ちたものにしましょう。

また、姿勢も意識することで自信や真面目さをアピールできます。

更にアイコンタクトを保つことも効果的です。

アイコンタクトには相手とのコミュニケーションにおいて信頼感や誠実さを与える効果があるからです。

最後に、自然な笑顔を見せることで、面接官も良い印象を抱きやすいので鏡などを使って表情の練習をしてみましょう。

ES内容が頭に入っていない

一次面接が通らない理由の二つ目は「ES内容が頭に入っていない」ことです。

ES内容が頭に入っていないまま面接に臨んでしまうと、一貫性のない発言をしてしまう可能性が高まります。

基本的に面接官は事前にESに目を通し、かつ面接中もESをみながら進行することが多いです。

そこでESに書いていることと違う発言をしてしまうと「適当に書いている」か「一貫性がない」とみなされてしまうのです。

ただESに書いている内容の補足等は問題なく、ESに書いてあることしか話してはいけないわけではないので注意してください。

そしてESの内容が入っていないということは「準備不足」という印象も与えてしまいます。

面接慣れ不足

一次面接が通らない理由の三つ目は「面接慣れ不足」です。

面接慣れしていない場合、緊張しやすく、自分の能力を十分にアピールできないことがあります。

その結果、自然なコミュニケーションができず、面接官に好印象を持ってもらえないことがあるということです。

さらに面接では、面接官から様々な質問が投げかけられるので、予想外の質問に対応できず、焦ってしまうことがあります。

その結果、適切な回答ができず、評価が下がってしまうのです。

面接慣れをするためには、事前に模擬面接や友人・知人との練習を積み重ねることが重要です。

本やネット等で対策情報を集めてもいいですが、実践的に慣れるのが一番の近道なので意識しておきましょう。

二次面接が通らない

二次面接は一次面接とは違ってベテランや場合によっては役員クラスが面接官の場合もあります。

そのため意識する観点も変わってきますので一次面接が上手くいったからといって気を抜かず、ポイントを押さえましょう。

熱意を感じることができない

二次面接が通らない理由の一つ目は「熱意を感じることができない」です。

役員クラスになってくると将来的に会社を引っ張ってくれるような人を採用したいと考えています。

そのためにはすぐ辞められてしまうと困るので出来るだけ長期的に働いてくれそうな人材に魅力を感じるはずです。

特に志望動機に関しては熱意が現れやすいため、ES作成段階から意識して書いておくことが重要です。

その際「頑張ります!」といった根拠のない熱意ではなく、より具体的かつ原体験に基づいた伝え方をしましょう。

また二次面接にもなってくると一定以上は志望度の高い応募者に絞られてくるので、差別化の意味合いもあります。

方向性の乖離

二次面接が通らない理由の二つ目は「方向性の乖離」です。

特に役員クラスは経営計画や社員のあり方などに関わる役割になってきます。

なので面接時点から学生自身の将来的な目標と、自社の将来がマッチするのか見極めているケースが多いと思っていいでしょう。

そのため対策としては、企業のIRや経営理念を確認し、どういう人材を求めているのか研究することをおすすめします。

また企業の口コミサイトやツテがある場合は事前に先輩社員に話を聞いて情報収集することも効果的です。

ただ無理に自分の志向性と会社の方針を合わせることはミスマッチにも繋がります。

なのでそれが理由なら途中で辞退することも視野に入れていいでしょう。

 

最終面接が通らない

一次、二次と上手くいっても足を掬われてしまうことも多いのが最終面接です。

企業側は役員や社長クラスが担当することが殆どです。

企業によっては通過率が50%程度の企業もあるため、ここまで来て気を抜かないようにしましょう。

覚悟を感じない

最終面接が通らない理由の一つ目は「覚悟を感じない」です。

内定を出したら本当に入社してくれるのか見極めたいと思うのが企業側の心理なので、覚悟が弱いように見えるのは避けるべきです。

また企業に対する興味や覚悟が低いと判断されてしまうと、他の熱心な候補者に比べて物足りなく見えてしまいます。

さらに覚悟が足りないと、責任感が弱いと見なされることもあります。

企業側は自分の仕事に対して責任感を持ち、困難な状況に対処できる人材を求めているのでここが評価されないとかなり不利です。

最終面接は企業というよりその会社のトップ、社長に評価されているという気持ちで臨むことが大切です。

緊張感がない

最終面接が通らない理由の二つ目は「緊張感がない」です。

最終面接だからもう内定も決まったものと思い、緊張感のない受け答えをしてしまう方が多いのも事実です。

ただ先に述べたように企業によっては通過率が50%程度の企業もあるため、ここで気を抜きすぎるのも禁物です。

また緊張感がないことは、自分の能力や経験を過信していると思われることがあります。

現実的な自己評価を持っていないと判断される危険性もあるので注意しましょう。

しかしだからと言って必要以上に固くなりすぎるのも逆効果ですので、これまでの面接での態度を保ちましょう。

【就活7月時点で内定なし】ここでの踏ん張りが勝敗を分ける!

ここまで7月になっても内定が取れない原因を細かく解説してきましたが、当てはまるものはあったでしょうか?

原因を特定して改善することも大切ですが、同じくらい諦めずに就職活動を続けることも大切なことです。

様々な企業の面接を受け、たとえ上手くいかなくても都度振り返ることでブラッシュアップしていきましょう。

いくら準備しても想定外の質問等がきて戸惑うこともあると思いますが、そこから何を学んで次に活かせるかで差がつきます。

周囲と比較しても意味がないので、自分に自信をもって粘り強く就職活動をやり切ってみてください。

【就活7月時点で内定なし】まだまだチャンスはある!

昨今はコロナ不況も落ち着いてきて、企業も採用を活発化しています。

まさに就活生が有利の売り手市場であり、それゆえに企業側も採用活動に苦戦している状況です。

就活は基本的に春採用が多いですが、昨今はそれ以外の採用形態もあるため代表的なものを紹介しましょう。

秋採用

まずは秋採用です。

秋採用は通常の春採用(4月入社)とは異なり、秋に入社する新卒者を対象にした採用活動を指します。

秋採用の時期は企業によって異なりますが、一般的には10月から12月にかけて行われることが多いです。

大量採用の大企業や知名度の低いBtoB企業、中小・ベンチャー企業など隠れた優良企業はまだまだ秋採用を行う傾向にあります。

ただし、その中でも人気な企業はどうしても倍率が高くなってしまうため企業研究などさらなる努力は必要になります。

また、企業によっては秋採用の制度がない場合もあるため、就職活動をする際には各企業の採用情報を確認しておきましょう。

通年採用

つぎに通年採用です。

文字通り、年間を通じて採用活動を行っている企業も大企業含めて一定数存在します。

最近ではグローバル化・多様化などの観点から留学生・既卒者なども採用する機会を増やす意味でも実施している企業が多いです。

ただ通年採用で内定するためには「特別な経験がないと駄目なのでは」と考える人もいるでしょう。

しかし必ずしも留学などの特別な経験が必要という基準はないことが殆どです。

あくまで期限を設けず優秀な人材を獲得したいというのが企業の意図なので、是非チャレンジしてみましょう。

【就活7月時点で内定なし】就活エージェントに頼ってみる

「友達がどんどん就活を終わらせ、孤立していき、相談する相手がいなくなってしまった・・・」

そういう場合は就活のプロに相談してみるのも有効な手段の一つです。

些細な相談から、何度も面接練習をしてくれ内定獲得をマンツーマンで無料でサポートしてくれます。

せっかくこの記事で有効な対策法を学んでも、本番前に十分に練習しておくに越したことはないでしょう。

ぜひ就活エージェントを積極的に利用して万全の状態で本番に臨んでくださいね。

まとめ

>今回は7月なのに内定が無くて焦っている就活生の方向けに、どういう対策を取れば良いのか細かく解説しました。

決して早い時期ではありませんが、まだまだ沢山チャンスがあることも分かっていただけたと思います。

焦らず、そして1人で何とかしようとせずに周囲や就活エージェントを上手く利用しながら効率的に準備や対策をしていきましょう。

是非この記事を参考に納得のいく就活をしてくださいね。

最後までお読みいただいてありがとうございました。

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