【4年生から就活スタートするのは遅い?】今からでも間に合う就活の進め方を徹底解説!

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伊東美奈
Digmedia編集長
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

大学4年生になってもまだ就活をはじめておらず、周囲と比較して焦りを感じている就活生の方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、大学4年生からでも十分間に合う就活の進め方やコツを解説します。

是非この記事を参考に納得のいく就活をしてくださいね。

【就活4年】4年からスタートは遅い?

まず大学4年生から就活を本格的にスタートするということで、焦りを感じているかもしませんがまずは落ち着きましょう。

結論から言うと、十分間に合う段階と言っていいでしょう。

前提として、それぞれの企業の採用スケジュールは様々で、多くの企業が秋採用を実施しています。

一見、採用枠がすぐに埋まるように思えるかもしれませんが、実は内定辞退をする学生が一定数います。

そのため、枠が再び空くこともあり得ます。

そもそも企業側にとっても、その枠を適切な人材で埋めることが重要です。

不要に焦ることは自分の視野を狭め、チャンスを見落とす可能性があります。

今が4月であれ、6月であれ、動き出すタイミングがすべてです。

焦ることなく、自分の能力や適性を理解し、目指すべき業界や職種を明確にした上で、就活に取り組むことが重要です。

【就活4年】就活が進んでいない原因

自分の就活が現状進んでいない原因を把握することも、自分の現在地を知るという意味で非常に重要です。

よくある原因をこれから解説するので、自分に当てはまるかどうかチェックしてみてください。

何から手をつけて良いかわからない

まず「何から手をつけて良いかわからない」ということが大きいでしょう。

つまり、情報過多による混乱と不確実性感ということです。

情報社会において、就活の情報も多種多様で、企業研究からエントリーシート、面接対策まで幅広く存在します。

一方で、情報の質や優劣は一概には決定できず、自己分析や自己PR、企業との相性など個々の事情により大きく左右されます。

そのため、多くの学生がどの情報をどのタイミングで活用するべきか判断に苦しむ結果となります。

また具体的な就活の手順や段階が明確でない場合、適切な行動を取るのが難しくなり、就活開始の遅延を招くことがあります。

これらの問題を解決するためには、情報収集の効率化と優先順位の設定、そして就活の流れの理解が必要です。

うまく就活を進められるか不安

つぎに「うまく就活を進められるか不安」ということもあるでしょう。

まず第一に、社会人とのコミュニケーションがうまくいくかどうかという不安があると思います。

就活では多くの企業の人々と会う必要があり、その過程で自己PRや意見を述べる場面が増えます。

そのため、うまく伝えられるかどうか、好印象を与えられるかどうかという心配が出てくるのは当然です。

次に、「こんな自分が働ける会社があるのか不安」という気持ちがあります。

自己評価が低い、あるいは自分がどのようなスキルや能力を持っているかよく理解していない場合が多いです。

こうなるとどのような職業や企業が自分に適しているのか見つけるのが難しくなります。

しかし、必ず合う会社は存在するので心配する必要はありません。

そのため、焦らず自分自身を見つめ直す時間を持つことをお勧めします。

【就活4年】就活を進めていく手順

ここからは大学4年から就活を本格的に開始する際の手順を解説していきます。

まだ間に合う時期とはいえ、3年から開始している学生と比べると遅れを取っているので効率的に進めましょう。

自己分析

まずは自己分析からです。

就職活動における自己分析は、自己理解を深め、自分に最適な職種や企業を見つけるための重要なプロセスです。

まずは、学生時代の活動やインターンシップ、アルバイトなど、自分がこれまで経験したこと全てを思い出しましょう。

そして、それぞれの経験から何を得たのか、何が好きで何が得意だったのかを考えてみましょう。

さらに深く理解するためには、その行動や選択をした「なぜ」を追求します。

その経験を好きだった理由、その選択をした理由、その結果を出せた理由など、具体的な「なぜ」を探求してみてください。

そして、これらの自己分析の結果をもとに、自己PR文を作成します。

まずはこの段階で完璧でなくても、60~70%程度仕上げるつもりで取り掛かりましょう。

さらに詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

https://digmee.jp/article/309494

業界・企業研究

つぎに業界研究・企業研究です。

自己分析をして自分の興味や得意なこと、価値観を理解したら、それがどんな業界と関連づけられるか考えます。

インターネットや書籍、専門誌などで業界の概況を理解しつつ、業界のトレンドや成長性、主要な企業などについて調べます。

その上で、具体的に興味がある企業に絞り込み、それらの企業について深く調べます。

企業のウェブサイトやSNS、企業報告書、求人情報などを元に、企業のビジョン、事業内容、働き方、企業文化などを把握します。

最後に、集めた情報を元に自分自身と照らし合わせてみてください。

この過程は何度も繰り返すことで精度があがり、自分のキャリアについて深く考える良い機会となるでしょう。

さらに詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

志望動機作成

つぎに志望動機作成です。

自己分析と業界・企業研究を終えたら、その理解を基に、志望動機を書きましょう。

これには、その企業を選ぶ理由、その企業があなたを選ぶべき理由を明確に書くことが重要になってきます。

そしてそれを具体的な事例や経験で裏付けることがコツです。

そうすることで他の応募者と差別化ができますし、企業側からしても納得感が段違いに変わってくるのです。

さらに、内容が良くても分かりにくい書き方だったり、文章構成が正しくないとそれだけで印象がかなり下がります。

よって、志望動機の内容が決まったら、それをわかりやすい構成で書くことも意識してみましょう。

さらに詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

伝わりやすい構成①結論

結論ファースト、すなわち情報を伝える際に結論から先に提示する手法は志望動機の書き方においても重要なポイントとなります。

まず、「結論ファースト」を活用することで、忙しい採用担当者の注意を引くことが可能になります。

人間の記憶は初めに聞いたことをより強く記憶する傾向があるため、最初に強く印象付けることが重要となります。

そのため、志望動機を始める際には、なぜその企業を選んだのかを明確に述べることで、読み手に強い印象を与えることが可能です。

次に、この手法は伝える情報を整理し、自分の意図を明確にするのに役立ちます。

志望動機を「結論ファースト」で書くとは、その根底にある理由、すなわち最終的な目標を明らかにすることです。

それが明確になれば、そこに至る過程も整理しやすくなります。

また、「結論ファースト」は相手の理解を深める役割も果たします。

その企業を志望する具体的な理由を最初に把握することで、以降の詳細な経緯や経験をより深く理解することができます。

伝わりやすい構成②根拠

結論ファーストで終わらせず、「その結論に至った根拠を説明する」ことも非常に重要です。

自身の志向や意識を見える化し、採用担当者に対し明確なメッセージを伝えることが目的です。

第一に、志望動機の結論を先に述べることで、メッセージの核心をはっきりさせます。

これにより、読み手は最初からあなたの主張を理解することができます。

しかし、結論だけでは、その主張が空洞のままで終わってしまいかねません。

次に、その結論に至った経緯や根拠を詳述することで、主張が深い思考と経験に基づいていることを示すことができます。

その企業を選んだ理由や、自分がその業界で何を達成したいのかという背景や具体的なビジョンを共有しましょう。

そうすることで、熱意や誠意を説得力高く伝えることが出来ます。

伝わりやすい構成③具体例

つぎに根拠の説明として、具体例を用いることは非常に重要です。

具体例を用いることで、自分の意志や能力が説得力を持ち、企業からしても理解しやすくなります。

そもそも、志望動機はその企業で働きたい理由と、自分がその企業に何をもたらすことができるかを示す機会と捉えましょう。

ただ、何を言おうとするかも重要ですが、それが信頼性と説得力を持っているかどうかが求められます。

具体例を用いることは、自分の経験や能力を具体的かつ現実的に示す最良の方法と言っていいでしょう。

たとえば、「この会社の製品開発部門で働きたい」と言うだけでは不十分です。

「大学の授業で製品開発に携わった経験があり、そのときに実際に製品化されたことに感動した。」等と具体的な経験を紹介すると、より説得力を持たせることができます。

このように具体的に示す例を用いることで、自分がその企業に貢献できることをイメージしてもらいやすくなります。

伝わりやすい構成④企業への貢献方法

最後に、自分が如何に企業に対して貢献できるかということをアピールすることも非常に重要です。

そして企業への貢献を伝える際の志望動機の書き方は、個々の能力と企業のニーズを結びつけることが重要です。

まず、企業のビジョン、ミッション、そして自社が直面する課題を理解しましょう。

その上で、自分のスキル、経験、専門知識がそれらの課題解決にどのように役立つかを具体的に描き出します。

また、企業文化への理解や共感を示すことも重要です。

「お客様へ真心からのサービスを提供するという企業理念に強く共感し、私の接客経験を活かしてその理念を実現したいと思います」等と述べるといった具体的な表現で、自分が企業の一部として貢献できることを伝えることも可能です。

自分自身を売り込むためにも、自分が企業にどう貢献できるかを明確に伝えることが重要と認識しましょう。

面接対策

志望動機の作成が終わったら、次は面接対策です。

面接は企業担当者と接触する最重要ステップで、怠ると内定のチャンスを大きく損なう可能性があります。

このため、模擬面接や家族や友人との練習は必要不可欠です。

自分の発言がどのように受け取られるかを理解し、不適切な発言を修正したり、自身の説明を改善したりすることができます。

また、面接時の第一印象も重要です。

身だしなみや清潔感は、あなたが自分自身と仕事に対してどれだけ尊重を持っているかを示すことができます。

そして明るい表情もポジティブな態度と協調性を示し、多くの職場で重要な資質とされています。

さらに、面接では単に丸暗記したことを喋るのではなく、面接官との対話を楽しむべきです。

会話のキャッチボールをすることで、面接はただの質疑応答ではなく、しっかりと自分自身を売り込む機会となります。

さらに詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

https://digmee.jp/article/309425

【就活4年】注意すべきこと

ここからは大学4年から就活を本格的に開始する際に注意すべきことを解説していきます。

あくまで自分のペースで良い結果を出すためにどれも必要なので、しっかりとチェックしてみてくださいね。

あせらない

まずは「焦らない」ことです。

焦ると、一時的なパニックによって良くない決断を下す可能性が高まります。

自分自身の価値と能力を冷静に見つめ直し、それに基づいたアプローチを選ぶことが肝心です。

焦りからくる適当な選択は、あなたが本当に望むキャリアパスを歩む機会を奪う可能性があります。

なので自分にマッチした企業を見つけるためには、じっくりと慎重に機会を探し、選択する時間が必要です。

また、「なぜもっと早くはじめなかったのか」と自己責任を感じてしまうかもしれません。

ですが、その感情は過去の出来事に対する無駄な後悔で、現在や未来の自分にとって役立たないものです。

むしろ、今自分に何ができるか、これからどのように動くべきかを考えることが重要です。

他人と比べない

つぎに他人と比べないことです。

まず、大前提として各人の状況は全く異なります。

人によっては、早い段階で内定を獲得するかもしれませんが、それはその人の進行スピードや選択にすぎません。

他人の進捗と自分を比較することで生じるストレスや焦りは、自分自身の就職活動を進める上での障害となる可能性があります。

また就職活動は自己成長の一部であり、他人と比べるのではなく、自分自身の過去と比べて成長しているかどうかを評価すべきです。

他人と比べることは、自分自身の進歩を見失う可能性があります。

さらに、他人と比べることは自己評価を歪める可能性があります。

他人の成功を見て不十分さを感じることは、自信を無くしてしまうきっかけにもなります。

結局、他人と比べることは自分のペースを乱し、自己評価を歪め、進行を阻害します。

したがって、他人と比べずに自分のペースで進め、自己成長に集中することが重要です。

最後まであきらめない

最後に最後まであきらめないということです。

まず、あきらめずに努力を続けることで、自身の成長やスキルアップにつながります。

就職活動は、面接やエントリーシートの執筆など、実際の職場で必要とされる様々なスキルを学ぶ機会でもあります。

つまり、そのプロセス自体が自己開発の一部となるのです。

また、市場の動向も理解することが必要です。

秋採用を行っている企業も少なくありません。

つまり、夏の間に内定が出なかったからといってチャンスが無いわけではないのです。

時間をかけて自身に合った企業を見つけることも大切なのです。

最後に、あきらめないという姿勢は、将来の雇用主に対する良いメッセージとなります。

困難に直面したときにも努力を続け、解決策を見つける能力は、どの企業でも重視される資質です。

【就活4年】就活エージェントに相談

準備がある程度整った時点で、それをそのまま企業に提出する前に、信頼できる人に校正してもらうことが大切です。

「身近に頼れる人がいない」という状況の方もいるでしょう。

その場合は、就活のプロフェッショナルである「就職エージェント」に相談することを強く推奨します。

就活エージェントをまだ利用したことがない方に、特におすすめしたいのが「ジョブコミット」です。

その特徴は、プロの専任アドバイザーが10時間以上をかけて丹念に面談を行うという点にあります。

個々の自己分析や業界の調査、面接対策、内定後のサポートなど、サポート体制が充実しています。

ぜひ一度詳細を確認してみてください。

まとめ

今回は大学4年生からでも間に合う就活の進め方や志望動機の書き方を解説しました。

是非この記事を参考に納得のいく就活をしてくださいね。

最後までお読みいただいてありがとうございました。

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