【自己PR例文あり】課題解決能力をアピールする方法を徹底解説!

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伊東美奈
Digmedia編集長
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

はじめに

就職活動を進めていくにあたって、自己PRを作成することは非常に重要です。

しかし、どのような点を自分の自己PRとして良いのかわからない方も多いでしょう。

そこで今回は、問題解決能力を自己PRで使える際のポイントなどについて紹介していきます。

企業に与える印象はもちろんのこと、作成方法などについても詳しく紹介していくので、ぜひ本記事を参考に、企業に良い印象を与えられる自己PRを作成してください。

【問題解決能力の自己PR】問題解決能力とは何か

まず、自己PRに問題解決能力を採用するにあたり、「そもそも問題解決能力とは何か」について確認していく必要があります。

「問題解決能力」という言葉の定義はもちろん、それぞれの種類についても詳しく紹介していきます。

まず言葉の意味について深掘りし、理解しておかないと、自己PRにおいて的確にアピールすることもできません。

「問題解決能力」という単語について、まずは確認していきましょう。

問題解決能力

問題解決能力とは、言葉通り問題を解決させる能力のことです。

問題解決能力を身につけておくことができれば、仕事においても活かせるというのは、多くの方が想像がつくのではないでしょうか。

基本的に、仕事というのは問題を解決することが最終的なゴールなので、的確に問題を把握していることがわかれば、採用担当に良い印象を与えられることでしょう。

問題解決能力の種類

問題解決能力には様々な種類がありますが、基本的には問題が明確にあるものに対して解決させるもののことを指します。

また、自らの目標と実績にあるギャップに対して何が問題かを設定して解決することなども問題解決の能力の1つと言えます。

そして、まだ表面化していないものの、今後大きな問題になりうるものを想定して対策を早めにしておく能力などとも言えます。

このように問題解決能力には様々な種類があります。

問題解決能力を身につけていること自体は就職活動において非常に有効なことですが、その中でも自分にはどのような能力があるかを明確にし、わかりやすく自己PRに記載するようにしましょう。

問題解決能力が評価される理由

問題解決能力は、さまざまな場面で評価される傾向にあります。

どのような業界・企業でも、業務を進めるうえで問題はつきものだからです。

そのため企業は、冷静にさまざまな角度から原因を考察し、問題解決に向けて行動できる人材を求めているものです。

また、問題を解決に導く際は、自分自身の主体性が活きる場面でもあります。

主体的に行動する姿勢はどのような場面でも重要なため、そういった能力を持っている人には、企業は「組織を率先して引っ張っていってほしい」と期待するものです。

そのため今後立派な社会人になるうえで、問題解決能力は積極的に身につけたい力といえます。

そして就活の際に、すでに問題解決能力を高めてきているとアピールできれば、高評価につながるのは間違いないでしょう。

問題解決能力が高い人の特徴

ここで、問題解決能力が高い人が普段取っている行動や考え方の特徴などを整理してみましょう。

具体的な特徴は以下のとおりです。

・「なぜ」を考える癖がついている

・なんとなくで行動しない

問題解決能力を強みとして自己PRを作成していきたいのなら、今後は上記の行動・姿勢を意識すると良いでしょう。

また、問題解決能力がある人は今一度自己分析をする意味でも、上記の特徴に当てはまるのか確かめることも大事です。

いずれも社会人として働くうえでは大事なポイントなので、特徴を詳しく解説していきます。

「なぜ」を考える癖がついている

問題解決能力がある人は、普段から「なぜ」を考えながら動いているのが特徴です。

一つひとつの物事に対して、良い意味で疑問を感じながらその後の行動を考えているため、自然と解決につながるプロセスを踏むことができるのです。

問題を解決するには、まず原因・理由を見極めたうえで、根拠に基づく施策を打ち出す必要があります。

逐一「なぜ?」「根拠は?」という考え方をしていれば、自然と理にかなった解決策が思いつきやすくなるため、その後の行動が早くなります。

結果、問題解決に向けて、人一倍主体的に行動できるといえるでしょう。

なんとなくで行動しない

問題解決能力がある人は、「なんとなく」という根拠のない感覚をあまり頼りにしません。

行動や考えには常に根拠・理由がないとすっきりせず、むしろなんとなくで行動すると、自分自身でもモヤモヤしてしまうことは多いでしょう。

なんとなくの考え方で問題を解決しようとすると、施策に根拠がないため、結果的に遠回りしてしまう可能性が高まります。

一方で、ロジカルな根拠に基づいて行動していれば、最短コースで解決できることも少なくありません。

そのため、普段からなんとなくで行動せず根拠を大事にしている人は、自然と問題解決能力が培われます。

【課題解決力の自己PR】問題を解決する4つの手順

課題を解決するためには、課題を正確に認識し、適切な解決策を導き出すためには、明確な手順を踏むことが求められます。

この手順を理解し、実行することで、効率的かつ効果的に問題を解決することができます。

以下に、課題解決のための具体的な手順を紹介します。

前提確認

課題解決の最初のステップは、前提条件を確認することです。

前提が異なると、アプローチも変わります。

例えば、売上が低迷しているとき、屋外イベントを企画する場合と、参加者数に上限が設けられている場合では、考慮すべき条件が異なります。

このように、状況に応じて何が課題であるかを正確に把握するために、前提条件を明確にすることが重要です。

前提条件が正しく理解されていなければ、誤った解決策を選んでしまう可能性が高くなってしまいます。

課題を発見

次のステップでは、真の課題を発見することが求められます。

表面的な問題にとらわれず、その背後にある本質的な課題を見極めることが重要です。

たとえば、クレームが増加している場合、単に対応する従業員を増やすのか、あるいは自動化ツールを導入して効率を改善するのか、検討が必要です。

課題を発見するためには、現象を分析し、「なぜそれが問題なのか」という視点で深掘りすることが求められます。

この過程で、単なる表面的な対応策ではなく、本質的な解決策を見つけ出すことが可能になります。

課題解決の道筋を立てる

真の課題が明確になったら、その課題に対する解決策の道筋を立てます。

ここでは、ロジックツリーを活用し、課題を細分化し、MECE(モレなしダブりなし)の原則に基づいて解決策を検討します。

ロジックツリーを使うことで、複雑な問題を整理し、漏れなく、重複なく解決策を立案することが出来ます。

また、解決策をどの順序で実行するか、優先順位をつけながら計画を立てることで、効率的に課題を解決する道筋を明確にすることができます。

計画を実行する

最後に、立てた計画を実行に移します。

この段階では、計画の実行可能性を考慮しつつ、優先順位をつけながら進めることが重要です。

特に、スピード、コスト、成果のバランスを意識しながら実行することで、計画が成功する可能性が高まります。

実行段階では、進捗を定期的に確認し、必要に応じて修正を加えることも重要です。

ビジネスの現場でも、こうして実行された計画が最終的に課題を解決してくれることが多いので、いきなり解決策を考えようにしないようにしましょう。

【問題解決能力の自己PR】問題解決能力が与える印象

問題解決能力があるということを自己PRに記載することによって、企業の採用担当者にはどのようなイメージを与えられるのでしょうか。

このスキルが就活においてどのような効果を発揮するのかを知っておくだけでも大きく変わってくるので、一緒に確認していきましょう。

成果が出せそう

まず、当然ながら、「成果が出せそうな人物」であるということをイメージしてもらえるでしょう。

仕事というものは、基本的に何かしら問題が発生し、それを解決していくという流れで進んでいきます。

問題解決能力が高い人材は、企業の抱える問題を解決に導いてくれる人材であると考えてもらえます。

成果が出せる人材こそ企業が求めているものなので、是非アピールするようにしましょう。

人を率いる力がありそう

問題解決能力があるということは、周りの同僚からも信頼される可能性が高いということです。

結局、人間は仕事ができる人材を最も高く評価する傾向にあり、結果を出している人こそ周りから高く評価されるものです。

周りから高く評価されるということは信頼を集めるということでもあるので、人を率いる力がある、つまりリーダーシップを持っているという印象を与えることができます。

リーダーシップをアピールすることができれば、早い段階での昇進も目指せますが、当然ながら採用にも近づく可能性も高まるので、自分の「人を率いる力」をアピールするようにしましょう。

落ち着いて物事に向き合えそう

問題解決能力がある人は、採用担当者から「落ち着いて物事に向き合えそう」と思ってもらえる可能性があります。

問題解決能力が高ければ、冷静に判断しながら先を予測した行動を取れ、焦る場面も少なくなるからです。

仕事を進めるうえで問題はつきものですが、発生した問題に対して逐一慌てていたのでは、効率的に次の行動につなげられません。

そのため一つひとつの問題を冷静に対処していける人は、特にイレギュラー対応の多い現場などでは重宝されるでしょう。

一方で問題が起きるたびに焦ってしまう人は、冷静な判断ができず、誤った行動を重ねてしまう可能性があります。

目まぐるしく変化する現場を回していくには、ある程度の冷静な判断力や問題解決能力が必要です。

計画的に行動できそう

問題解決能力がある人は、計画的に行動できそうという印象もつきやすいです。

迅速に問題を解決する際は、問題をいつまでにどうやって解決に導くのか、プランを立てる必要があります。

行き当たりばったりで思いついたことを試しているばかりでは、最短コースでの解決には至りません。

だからこそ問題解決能力がある人は、計画性があるともいえるのです。

計画性のある行動は、特に納期を意識する必要がある職種で必須となり、先方との信頼関係の構築に貢献できます。

そして大きな問題に対する対策が必要なときこそ、解決のためにやるべきことがたくさんあるため、計画性があるという評価につながりやすいです。

【問題解決能力の自己PR】求められる職種​​

ここからは問題解決能力を持っているとより良い印象を与えられる職種について詳しく紹介していきます。

大きく分けて3つありますが、問題解決能力は仕事においてかなり重要な力であり、どの職場でも求められます。

しかし、特に問題解決能力が「必須」と言えるのは下記の3つの職種です。

目指す業界が決まっていない方はぜひご覧ください。

営業職

営業職は常に数字を追い続ける仕事であるため、目標と実績のギャップを考えて仕事を進められる人材が求められています。

目標と実績のギャップを考えて進めるということは、すなわち問題解決能力そのものであるため、営業職にぴったりの能力であると言えるでしょう。

成果を出せる人、数字を残せる人材こそ営業職に求められているのです。

営業職を目指す人は、是非とも問題解決能力をアピールするようにしましょう。

また、数字にこだわるという面も合わせてアピールできればより良いです。

コンサルタント職

コンサルタントはクライアントの問題を解決するのが主な仕事です。

クライアントがどのような問題を抱えているのかを把握し、それをどのように解決していくのかプランを立て、それを提示し、一緒に目標に向けて進んでいくのがコンサルタントの仕事です。

近年、コンサル業界は躍進を遂げており、今後もコンサルタント職の需要はさらに増していくと予想されていますが、それに伴って就職活動の難易度も上がってきています。

問題解決能力を的確に示し、コンサルタント職においても魅力的な人材であると映るような自己PRを作成するようにしましょう。

マーケティング職

マーケティング職も、「どのようにすれば顧客にサービスが行き届くか」を考えるために数字や市場調査から行う必要があるため、つまり問題解決能力が求められるとも言えます。

マーケティングは自分の企業、もしくは他の企業が出している広告などについて常に数字を見ながら分析し、どのような点が問題であるかを分析しながら改善していくのが主な業務内容です。

質の高い広告を作成できるのはもちろん、新しい観点からのマーケティング案も提案できるでしょう。

つまり、マーケティング職は問題解決能力が求められる仕事であるとも言えます。

【問題解決能力の自己PR】問題解決能力の自己PRの考え方

問題解決能力の本質や、問題解決能力が活かせる仕事はどのようなものなのかについてわかったところで、ここからは問題解決能力を活かした自己PRの作成方法について詳しく考えていきましょう。

大きく分けて6つのポイントがあるので、それぞれを詳しく掘り下げることで、より質の高い自己PRを作成できるでしょう。

自身の経験を整理する

まず、自己PRを作成するにあたって自身の経験を整理することは非常に大切です。

最初に、自分がどのような経験を通して、どのようなスキルを学んできたのかについて考えるようにしましょう。

当然ながら、自分の強みというものは生まれた時から身についているものではなく、様々な経験を通して身につけられるものです。

自身のどのような経験が自分が強みとしてアピールしているスキルを育んできたのかについて詳しく考えることが重要です。

問題を明確にする

問題を明確にするのも、自己PRを作成するにあたって非常に重要なポイントです。

自分の経験を整理したら、次はどのような問題に向けて取り組んだのかについて明確にする必要があります。

自分がどのような問題に取り組み、アピールしたいスキルを身につけてきたのかを解説することができれば、言語化が上手い人材であるとも考えてもらえます。

自分が強みとしたいをアピールすることはもちろんのこと、自己PRを通して、説明のうまさやわかりやすく文章を展開するスキルもアピールできるでしょう。

どのように解決したかを明確にする

問題に対してどのように取り組み、そしてどのように解決したのかを明確にするのも、自己PRを作成するにあたって非常に重要なポイントです。

自己PRを作成するなら、当然ながらどのように解決したのかについて述べなければなりません。

どのような問題に取り組み、解決したかを明確にすることで、より印象が良くなることでしょう。

「就職した後も、弊社の業務においてもスキルを発揮してくれそうだ」と採用担当に思ってもらえるような伝え方をすることが大切です。

結果どう変わったかを明確にする

問題をどのように解決し、その結果、状況がどのように変化したのかについても詳しく述べる必要があります。

問題を解決し、どのような結果を得られたのかについて述べなければ、中途半端な文章になってしまいます。

必ず、自分がどのような問題に取り組み、どのような結果を得られたのかについて述べ、自分の強みとしてアピールしているスキルがどのような結果をもたらすのかを採用担当にイメージしてもらえるようにしましょう。

企業に対して、どのようなメリットを与えられるかについても考えることが大切です。

学んだことを明確にする

基本的に自己PRで述べるエピソードはそれを通してどのようなことを学び得たのかについて話すためのものです。

つまり、エピソードをただ話すだけで、何を学んだのかについて説明ができなければ、何の意味もないので、必ず学んだことを明確にする必要があります。

どのように活かしたいかを考える

自分が強みとしているスキルをアピールしつつ、最終的にどのように今後活かしていきたいのかについても紹介しましょう。

問題解決能力があり、どのようなことを学んだのかについて話すのはもちろん大切なことなのですが、その力を活かして企業にどのように貢献してくれるかも最終的に求められます。

強みとしているスキルについて、自信満々にアピールされたところで、「それを弊社にどのように活かしてくれるのか?」という疑問が残ってしまっては意味がありません。

「私のこのスキルを活かし、貴社の問題解決に貢献できればと思います。」などと話すことができれば、より良いでしょう。

【問題解決能力の自己PR】問題解決能力で自己PRを書くときの注意点

ここからは問題解決能力を自己PRとして書くに当たっての注意点について詳しく紹介していきます。

問題解決能力をアピールするための自己PRを作成するにあたって重要なポイントについて紹介してきましたが、これはプラスのイメージを与えるための内容です。

自己PRは総合的な内容で評価されるので、マイナスのイメージを与えないことも非常に重要です。

マイナスイメージを与えないために気をつけなければならない点についても、詳しく確認していきましょう。

具体的な内容がない

これはプラスのイメージを与えるポイントについての部分でも詳しく紹介しているので、もう皆さんすでにご存知のことかもしれませんが、具体的な内容がない自己PRはマイナスなイメージを与えてしまう可能性が高いので、気をつけましょう。

「強みが〇〇である」とただ言われたところで、イメージが湧かなければ意味がありません。

そのスキルをどのような場所で身につけ、どのような場面でこれまで活かしてきたのか、そして今後どのように活かしていきたいのかについて詳しく述べることができなければ、言語化が下手な人材だと思われてしまい、マイナスのイメージを与えかねません。

専門用語が多い

専門用語がやたらと多い自己PRは必ずマイナスなイメージを与えてしまうので、気をつけるようにしましょう。

特に理系の方の場合、採用担当が知らないような深い内容の研究などについて自己PRのエピソードに用いたい場合も多いでしょう。

そうした際にカタカナ語がやたらと多い文章であったり、その分野に精通していなければわからないような用語ばかりを使ってしまうと、「説明をするのが下手な人材である」と思われてしまう可能性が高いです。

どうしても専門用語を用いなければ説明ができない場合は、注釈を添えるなど、分かりやすく誰が読んでもわかるような文章を作成するようにしましょう。

【問題解決能力の自己PR】問題解決能力の作り方

ここからは問題解決能力を活かした自己PRの作成方法、そして作成の際の流れについて詳しく紹介していきます。

それぞれのポイントを押さえて、是非あなたの問題解決能力を最大限にアピールできる、採用担当に魅力的に映るような自己PRを作成するようにしましょう。

結論

まず最初に問題解決能力があることをアピールし、結論も述べるようにしましょう。

最初に結論を述べることで、あなたが今後その後に話していく内容について集中してもらえるようになります。

特に就活の時期になると企業の採用担当者は無数の自己PRや志望動機を読むことになるので、冗長な内容やダラダラと書かれているものは集中して読むことができないかもしれません。

よって、先に結論を述べた主題について理解してもらえるように工夫しましょう。

具体的内容

結論を述べた後は具体的に問題解決能力はどのようなものであり、どのようにして身につけたのかについて詳しく述べるようにしましょう。

あなたが学生時代やこれまでの人生で学んできた印象的なエピソードについて、具体的な内容で問題解決能力をどのように身につけてきたのかについて詳しく話す必要があります。

このエピソードに深みがあればあるほど、あなたの問題解決能力を具体的にイメージしてもらえるので、必ず、分かりやすく、そして印象に残るようなエピソードを選ぶようにしましょう。

発展

自分の自己PRが問題解決能力であること、そしてどのように身につけてきたのかについて詳しく述べることができたら、最後は発展としてその力を今後どのように活かしていきたいのかについても述べる必要があります。

問題解決能力にしろ何にせよ、自己PRはその力を活かして企業に貢献することができることをアピールする場面になります。

つまり自分の強みを表現しただけでは不十分です。

必ず企業の事業内容などについても調べておき、その事業に自分の問題解決能力がどのように活かせるか、そしてどのように貢献するのか展望を話しておくようにしましょう。

【問題解決能力の自己PR】例文

ここまで問題解決能力を自己PRに強みとして記載する際のポイントについて詳しく紹介してきました。

ここからは問題解決能力を自己PRとして紹介する際の例文について紹介していきます。

ここまで紹介してきたポイントを踏まえた上で作成しているので、ここまでのおさらいにもなります。

4つの経験別に、問題解決能力をアピールできる例文を紹介しましたので、是非参考にしてみてください。

インターンシップの経験

私の強みは問題解決能力です。
営業のインターンシップを通じてこのスキルを身につけてきました。
インターンへの参加を決めた時はまだ問題を解決するスキルに欠けており初めに設定された目標の半分も売り上げることができませんでした。
このギャップを埋めるため、自分が抱える問題を先輩に相談し、解決策を模索しました。
私は具体的なアクションプランを立てることを意識して、自身の問題に取り組みました。
努力と改善、そして試行を繰り返し、最終的には目標の300万円の売上を達成することができました。
この経験から、問題を明確にし、必要な行動を継続して取り組む重要性を学びました。
社会人としても、この問題解決能力を活かして目標達成のために努力し続け、更なる成果を出していきたいと考えてます。

アルバイトの経験

私の最大の強みは問題解決能力です。
アパレルのアルバイトを通じて、この力を磨きました。
コロナ禍で店舗の売上が大きく落ち込んだ際、私は売上低迷の原因を明確にするため、店長と分析を始め、SNSに全く力を入れていないことが問題であると考えました。
そこでSNSの積極的な運用とネット販売の強化を提案しました。
これにより店舗の知名度が向上し、消費者にとっての購入の手軽さも増し、結果的に売上はコロナ禍前の状態に回復しました。
この経験を通じて、迅速かつ適切な問題解析と具体的な解決策の実行が困難な状況を打破する鍵であることを学びました。
社会人としてもこの問題解決能力を活かし、直面する問題に対して素早く対応してチームや会社の目標達成に向けて積極的に行動していきたいと考えています。

サークル活動の経験

私の強みは問題解決能力です。
大学のサークル活動を通じてこの能力を養いました。
コロナ禍でメンバーが減少し、サークルの存続が危ぶまれる状況に直面しました。
しかし私は即座に行動を起こし、SNSを通じてサークルの魅力や活動を積極的にアピールしました。
この取り組みの結果、例年の2倍の新メンバーがサークルに加入し、サークル活動は問題なく続けられるようになりました。
この経験から、予測と対策が問題解決の鍵であると学びました。
貴社においても、事前に様々な問題を予見し、それらに対して効果的な解決策を提供することで、円滑なプロジェクト進行に貢献をしたいと考えています。

部活動の経験

私の強みは問題解決能力です。
このスキルは、部活での困難な経験から学びました。
野球部において、我々は一時期、どうしても勝てず、半年ほど、練習試合を含めて一勝もできませんでした。
そこで私はその原因が団結力不足であると考え、部活を休んで全員でレクリエーションを行う日を設けることを提案しました。
この取り組みにより、メンバー全員がコミュニケーションを取り合い、新たな絆と前向きな気持ちを育むことができました。
練習への取り組み方も変わり、ついには試合で半年ぶりの勝利を手にすることができました。
この経験からあらゆる視点から問題を分析し、問題を解決するための考え方を学びました。
多角的に問題を捉え、柔軟かつ戦略的に行動することで、チームの成果向上に貢献していこうと考えています。

学業の経験

私は誤った行動に対して迅速に軌道修正ができる、問題解決能力を持っています。
主に問題解決能力を身につけられたのは、大学のゼミでの活動です。
ゼミの論文を書くにあたって実験をしたところ、最初は思ったとおりの結果が出ませんでした。
もう一度やり直そうとも思いましたが、そもそも立てた計画に誤りがあったのではないかと私は自分自身に疑問を投げかけました。
結果、私は自分一人で考え込むだけでは同じようにミスしてしまうととらえ、ゼミの教授やメンバーにもアドバイスを仰ぎました。
ほかには参考文献もチェックし、間違っているポイントを洗い出し、早急に軌道修正を行いました。
結果、修正すべき点が明らかになったため実験は成功し、期限内に論文をまとめることができました。
教授には「最初の失敗から自分の考えに固執せず、柔軟に軌道修正できたことが素晴らしい」と評価していただいたため、私の中でこの経験は、問題解決能力に自信を持てるきっかけとなりました。
貴社に入社した際も問題解決能力を活かして冷静に物事を判断し、必要に応じて軌道修正を行いながら、効率的に問題に対処していきたいと思います。

まとめ

今回は問題解決能力を活かした自己PRの作成方法について解説してきました。

問題解決能力は自己PRで紹介する強みの定番の1つですが、企業の採用担当者には非常に魅力的に映る強みの1つです。

的確にアピールすることができれば非常に魅力的に映る一方、多くの就活生が使う強みでもあるので、きちんと差別化を図る必要があります。

是非本記事を参考に、他の就活生に差をつけられるような魅力的な自己PRを作成してください。

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