【未経験者向けの自己PR例文あり】webマーケターの自己PRは書ける?自己PRの書き方のポイントについて徹底解説

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伊東美奈
Digmedia編集長
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

はじめに

webマーケターを志望している方にとって、自己PRの書き方は必ず覚えておきたいところです。

今回はマーケティングについてや書き方のポイントについて徹底解説していきます。

【webマーケティング自己PR】webマーケティングとは

まず、webマーケターを目指す方はwebマーケティングとはどのようなものなのか再度確認していきましょう。

webマーケティングとは、ECサイトなどで行われる、webサイトを活用して商品やサービスを売るための仕組みづくりを行う業務のことです。

webサイトに人を呼び込むためにwebサイトの制作やSEOの対策、アクセス解析などが挙げられます。

また、他にもSNS運用など幅広い業務を任せられるのも特徴です。

近年、注目が集まっており、重要性が年々増している業界でもあるので、倍率が高いところもあれば、未経験でも新卒で採用してくれるところもあります。

また、業務内容については後ほど詳しく紹介していきます。

【webマーケティング自己PR】webマーケティングの業務内容

ここからはwebマーケティングの業務内容についても詳しく紹介していきます。

基本的に下記の業務内容は1つの業務内容だけに注力するのではなく、下記の3つをまんべんなく行う必要があります。

よって、それぞれの業務内容がどのようなものであるのかについてしっかりと把握してから応募するようにしましょう。

web広告の運用・管理

webマーケターの重要な業務として、web広告の運用と管理が挙げられます。

これは文字通りインターネットに掲載される広告のことを指します。

広告の枠を持つwebサイトで、検索エンジンの検索結果、メール、SNSなどあらゆる媒体に対して最も費用対効果の高い広告配信の方法を模索するのが重要な業務の一つです。

広告の効果があったのかどうかなどについても詳しく分析し、日々改善を行っていく必要があるので、終わりのない業務であるとも言えます。

SEO対策

SEO(Search Engine Optimaization)とは「検索エンジンの最適化」のことです。

検索エンジンの最適化と言っても、勉強したことがない言い方の場合、意味がわからないでしょう。

簡単に言うと、ここではGoogleを例に挙げて考えますが、あなたが何かしらの検索エンジンで何かのキーワードを検索したとしましょう。

その際に、上位に表示されるページがあるはずです。

この検索結果でなるべく上位に上がるように対策を凝らすことがSEO対策であり、しっかり対策をしているサイトが上位に上がってきます。

キーワード検索の対策はもちろん、webコンテンツの作成や技術的なマークアップなどを行い、日々自社のページが上位に上がるように工夫を凝らすことをSEO対策と言います。

アクセス解析

アクセス解析もwebマーケターにとって非常に重要な業務の一つなので、しっかりと確認しておきましょう。

アクセス解析とは、webサイトにアクセスしたユーザーの情報や行動を元にwebサイトの改善を行うことです。

ユーザーがどこを経由してページに訪れたのか、そしてどの段階で離脱したのかを使用デバイス、アクセス元の地域などの情報を元に分析・解析することでサイトを改善していきます。

離脱:サイトを訪れたユーザーが目的を果たす前にサイトを閉じること

【webマーケティング自己PR】webマーケターに求められる能力

ここからはwebマーケターにどのような能力が求められるのかについても考えていきましょう。

webマーケターは新卒でも採用されることが多いですが、その分資質がなければ対応することができない業務です。

下記の3つが自分に備えられている能力かについては、しっかりと一緒に確認しておく必要があると言えるでしょう。

データ分析力

当然ながら、データを分析する能力はwebマーケターにとって必須です。

webマーケティングは施策を実行したものが数値として明確に結果として表示されるものとも言えるほど、分析力が求められる仕事です。

数値を分析して仮説を立て、施策を改善していくことがwebマーケターに最も求められる能力と言えます。

データがどのような結果を表示しているのかについてしっかりと分析できる人材こそ、webマーケターに向いていると言えるでしょう。

コミュニケーション力

コミュニケーション能力も、実はwebマーケターに非常に必要な能力です。

ただパソコンに向かって、カタカタとキーボードを叩いているだけが仕事ではありません。

webマーケティングはチームで業務を行う仕事なのです。

webサイトやランディングページを改善するためには、さまざまな人との打ち合わせが必要になってきます。

また、データ分析をする際も会議が必要となるため、広告の規格やイベント企画などを実施することもあります。

よって、打ち合わせなど多くの別部署と協力する必要があり、コミュニケーション能力は必須であると言えるでしょう。

情報収集力

これは皆さん想像できていることかもしれませんが、webマーケターには情報収集能力が必須であると言えるでしょう。

webマーケティングの世界は次々と新しいトレンドが登場するため、情報収集能力や新しい技術を学習しようとする学習意欲が必要になってきます。

よって、新しいデジタルサービスなどに興味がある人、新しいものが好きな人に向いている職業と言えるでしょう。

【webマーケティング自己PR】企業が未経験者に確かめたいこと

続いて、webマーケターを採用するにあたって、自己PRを通して企業が未経験者に確かめたいと考えていることについても一緒に確認していきましょう。

企業がどのようなことを考えているのか、何を望んでいるのかについて把握しておくことによって、より企業にとって魅力的に映る自己PRを作成できるはずです。

下記の2点を踏まえた上で自己PRを作成し、webマーケターとしての就職を目指していきましょう。

企業とのマッチ度

企業は自己PRを通して、あなたがどれほど企業にマッチしているのかについて確認したいと考えています。

当然ながら企業は人の集合体なので、合う/合わないがあります。

可能な限り、性格や目標ビジョンなどが一致している人材を採用したいと考えているはずです。

未経験でも企業理念や業務について深い理解ができる、企業に対して興味関心が高く、志望度の高い就活生は採用したいと思われる傾向にあります。

一方で、経験者でも企業と合わなければ採用される可能性は低くなってしまうので、マッチ度は非常に重要な採用の指標であると言えるでしょう。

潜在能力

潜在能力もwebマーケターを採用するにあたって、企業が非常に重要にしているポイントの1つです。

なぜならばwebマーケターは現在非常に需要がある仕事であるにもかかわらず、大学で教えているところが少なく、プロフェッショナルが新卒としてやってくることが少ないからです。

どのくらい成長してくれるのか、どのくらいスキルを身につけてくれるのかを企業は確認しています。

即戦力とはならなくとも、仕事をこなしていく上でどのように成長するのか、どのくらい戦力となれるのかをアピールできると良いでしょう。

また、最初のうちは先輩と一緒に業務を行うことが多いwebマーケターという仕事の都合上、先輩から意見を聞き、吸収していく姿勢がアピールできるとなお良いです。

【webマーケティング自己PR】自己PRの構成

ここからは、いざ自己PRを作成するにあたってのポイントについて詳しく紹介していきます。

基本的に自己PRの構成というものは職業別に分けられるものではありません。

よって、あなたがwebマーケター以外の企業を受ける場合でも、この構成は汎用的に役立てられます。

一度身につけておけば質の良い自己PRを短時間で作成できるので、ぜひ覚えておいて欲しい構成です。

結論

まずは、とにもかくにも結論を先に述べることが重要です。

「私の強みは〇〇です」というように、一言で積極的にアピールしていきましょう。

自分の強みを1行で端的に表すことで、その後の具体的なエピソードの展開が分かりやすくなります。

あなたの強みが〇〇であり、それについて話していくということがわかれば、企業の採用担当者もそれを念頭において話を聞くことができるようになります。

反対に、結論を先に述べない自己PRの場合、何の話をしているのかがいまいち分かりづらく、その後の話も頭に入らなくなる可能性が高いのです。

根拠

続いて、あなたの強みを補強するための根拠について述べていく必要があります。

強みを身につけるに至った背景や、その強みが活かされた、実体験のエピソードを書くようにしましょう。

これにより、あなたの強みがどのような根拠により保証されるものであるのかについて分かりやすくなります。

ただあなたが「自分の魅力は〇〇です。

」と言ったところで、それを説明するエピソードなどが全く無ければ、説得力が皆無なので信頼してもらえません。

自分がなぜその強みを持っていると自信をもって言えるのかについて、詳しく述べるようにしましょう。

行動

次に、その強みが活かせた具体的なエピソードの行動内容について詳しく述べていく必要があります。

この部分は、あなたが就職してから仕事に取り組む際、どのように工夫をするのかについて伝える部分です。

文字数が許す限り、なるべく詳しく書くようにすると良いでしょう。

また、何か数値化できるもの、例えば賞などを持っていたら、賞の順位までしっかりと書くことで、より信憑性の高い、良い自己PRとなります。

部活に取り組んでいた場合は大会などの順位を、検定などに精を出していた場合は何級まで取得することができたなど、分かりやすい、数値化したポイントを書くようにしましょう。

就職後に活かせること

最後に、あなたの強みが就職後どのように活かせるのかについて詳しく述べていく必要があります。

あなたがそのスキルを活かしてどのように活躍してくれるのかが説明されていれば、企業があなたを採用するメリットも一目でわかることでしょう。

また、就職後にスキルを活かして活躍する意志があるということは、内定を出した場合、高い確率で就職してくれるということでもあります。

いくら優秀でも、滑り止めとして受けていることが伝わるような人材は必要とされていません。

よって、就職後に「スキルを活かして貢献する意志がある」ということを積極的にアピールするようにしましょう。

【webマーケティング自己PR】webマーケター自己PR例文

例文①

ここまでwebマーケティングの概要とwebマーケターに求められる能力、そして自己PRの構成などについて詳しく紹介してきました。

ここまで紹介してきた内容を元に自己PRの例文を作成したので、ぜひ参考にしてみてください。

情報収集力をアピールした例文

私はどのような事柄についても徹底的に調べる情報収集力が強みです。

私は現在、大学で工学を学んでいます。

ITの技術は日々進化しているため、新しい技術をネットの記事や授業から知る度に、実際に使ってみようとインストールしたり、内容を徹底的に調べたりしています。

このような情報収集力は大学の授業においても大いに活かされています。

例えば、先日開催された、学部生全員が参加する研究発表会は多くの優秀な学生が参加したので、ライバルが多い環境でした。

しかし、徹底的に情報を収集し、エビデンスを示すことで素晴らしいプレゼンテーションの準備を行い、18組中、優勝することができました。

この経験から、貴社に就職を果たした暁には、分からないことはすぐ調べる、またはすぐに先輩の皆様に確認し、いち早く戦力となれるよう努力する所存です。

コミュニケーション能力をアピールした例文

例文②

私の強みはコミュニケーション能力です。

私は喫茶店でアルバイトをしているのですが、お年寄りの方が多く、より丁寧な対応が求められます。

初めは会話が通じないこともあり、苦労しました。

しかし、お客様が求めるサービスを汲み取るために、しっかりと相手の目を見て話すだけでなく、お客様に合わせ、大きな声でゆっくり話すことを徹底しています。

この対応を徹底することで、1年で常連のお客様が4組も増え、毎日私とお話をしに来てくださいます。

この経験を通して身につけた、常に相手に応じてコミュニケーションを工夫する能力は、貴社の業務にも活かせると感じています。

貴社に入社した暁には、丁寧かつ、相手に応じたコミュニケーションを心がけ、仕事を遂行していく所存です。

データ分析力をアピールした例文

例文③

私の強みは分析力です。

私は経済学部に所属しており、ゼミの活動で経済について調べて発表をする機会が多くあります。

先日、現在の市場データや企業が出している売上高のデータから市場を徹底的に分析して、新たな提案を行いました。

この提案は教授に絶賛され、大学内の経済発展プロジェクトでも発表することを勧められました。

すると、多くの優秀な学生が発表を行う中で、最優秀賞をいただくことができました。

この経験から、私のデータ分析力は並外れたものであり、就職後にも活かせるものであると気づきました。

大学において身につけたこのデータ分析力は、貴社の業務にも役立てられると感じています。

貴社に入社を果たした暁には、この分析力を活かして、貴社の製品を業界トップの売り上げに導く、優秀なマーケターとして活躍する所存です。

まとめ

今回はwebマーケターを目指す人向けに、自己PRの作成方法を解説してきました。

webマーケターは人手不足なので、多くの企業が募集をかけている職種です。

未経験でも就職を目指すことはできますが、資質があるかどうかはしっかり見られているので、アピールできる自己PRを作成し、提出しましょう。

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