
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
就活を始めたばかりの人が最初にぶつかる壁がESではないでしょうか?
今回はリーダーシップを発揮した経験をESで書くポイントを紹介したいと思います。
最後には、リーダーシップを発揮した経験の例文も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
リーダーシップを発揮した経験は人物像を図るうえで大切な質問
エントリーシートや面接でよく問われる「リーダーシップを発揮した経験」は、企業が学生の人物像や将来性を見極めるうえで重要な指標です。
企業は入社後にどのように組織内で活躍できるのか、また他者とどのように関わって成果を出せるのかを知りたいと考えています。
そのため、単に「人をまとめた」経験だけでなく、チーム内でどのような役割を担い、どんな困難をどう乗り越えたのか、具体的に説明することが求められます。
また、計画を立てて実行し、改善につなげる「PDCAサイクル」が自然に回せているかどうかも評価のポイントです。
一時的な成功体験ではなく、プロセスにおいて思考力や行動力、柔軟性をどう発揮したかを明確に伝えることで、信頼される人物像を印象付けることができます。
【リーダーシップを発揮した経験をesで】企業は入社後に活躍してくれる人材かどうかが一番知りたい
企業が「リーダーシップを発揮した経験」をESで問う最大の理由は、入社後に活躍できる可能性があるかを見極めるためです。
もちろん、能力や経験を知ることも目的のひとつですが、重要なのは組織の中で他者に働きかけ、成果を出せる人材かどうかという点です。
企業活動はチームで進められることが多く、主体性だけでなく、周囲と連携して目標に向かって進める力が求められます。
そのため、単に役職に就いたことを伝えるのではなく、どのような課題に向き合い、チームをどう導いたかという点を具体的に記すことが大切です。
特に、自分の行動がチームや成果にどのように影響したのかを明確にすることで、企業が求める「貢献できる人材像」との一致を示すことができます。
【リーダーシップを発揮した経験をESで】企業がエントリーシートの提出を求める理由
企業が就活生にESの提出を求めるのには理由があります。
まずは、企業がESの提出を求める理由を理解し、そこに合わせてESを作成することが重要です。
人柄・価値観を知るため
入社後に活躍できる人材かを確かめるため
人柄・価値観を知るため
企業が人材を採用する上で、重視している中のひとつに人柄や価値観があります。
乱暴な人よりも、真面目で温和な人を採用したいと考えますし、できるだけ価値観に共有できる人を採用したいといった考えは当然です。
また、企業には目には見えませんが、それぞれの会社に社風があります。
ESからこれにぴったりとマッチした人を見つけることは難しいでしょうが、大幅に逸脱した人を避けることは可能です。
企業はESの内容から、その人の人柄や価値観を読み取ろうと考えていることを意識しておく必要があります。
企業の採用基準とずれていないかの確認
エントリーシートを作成する際は、自分の強みや経験をアピールするだけでは不十分です。
どれだけ魅力的な内容であっても、企業が求める人物像とずれていれば評価につながらないことがあります。
企業にはそれぞれ明確な採用基準や求めるスキル・性格傾向があり、それに合致する応募者を優先的に採用します。
そのため、まずは企業の公式サイトや採用ページ、社員インタビューなどから「どのような人材を求めているのか」を丁寧に調べましょう。
そして、その情報をもとに自分の経験や強みを関連付け、「この会社で活躍できる人物である」と感じさせるような表現を心がけることが重要です。
企業目線に立って内容を調整することが、選考通過への近道となります。
入社後に活躍できる人材かを確かめるため
企業は当たり前ですが、入社後に活躍してくれる人材を採用したいと考えています。
また、大きな企業ほどスタンドプレーではなく、組織の中での協調性を大切にします。
周りの人びとと協力しながら、業務を遂行し成果を出すことが求められ、その際にどのような行動を行い、立ち回れるかが重要です。
企業は単純に有能な人材を求めているわけではありません。
協調性があることも重要な要素であることを理解しておきましょう。
【リーダーシップを発揮した経験をesで】よりよいエントリーシートを作成する前にするべきこと
エントリーシートに書く際は、ただ過去の出来事を並べるだけでは不十分です。
企業が納得できる説得力のある文章を作るためには、事前の準備が非常に重要です。
特に、自己分析と企業研究の徹底は、エントリーシートの質を大きく左右するポイントとなります。
ここでは、より良いESを作成するためにまず取り組むべき2つの準備について解説します。
自己分析を徹底する
就職活動全体において、自己分析は土台となる極めて重要なプロセスです。
自分の価値観や強み、過去の経験の中で何を大切にしてきたのかを掘り下げることで、自分にしか書けないオリジナルのエピソードが見つかります。
また、自己分析を通じて初めて、自分がどのような環境や役割で力を発揮しやすいのかも明確になります。
振り返る際にも、「なぜその行動が取れたのか」「結果的に何を学んだのか」といった深い内省が不可欠です。
このような視点で自己理解を深めることで、エントリーシートの内容に一貫性と説得力が生まれ、企業に伝わりやすくなります。
業界分析、企業研究を徹底する
自己分析ができたら、次は業界分析と企業研究を通じて「自分の考えと企業のニーズが合っているか」を見極めることが大切です。
リーダーシップの発揮の仕方にも企業ごとに求められるスタイルや価値観が異なるため、企業の特徴をよく理解したうえで自分のエピソードを選ぶ必要があります。
たとえば「現場主導型の企業」なら周囲を巻き込む調整型のリーダーシップが好まれ、「成果主義の企業」なら数値や実績を伴ったリーダーシップが評価されやすくなります。
将来のキャリアビジョンが企業の方向性と一致しているかも大切なポイントです。
自分と企業との接点を明確にするためにも、事前の業界分析と企業研究は不可欠です。
【リーダーシップを発揮した経験をesで】企業が求めるスキルとは
ESでリーダーシップを発揮した経験を書いていきますが、企業が求めるリーダーシップとは何を指さしているでしょうか。
単に周りを引っ張る力や巻き込む力だけがリーダーシップではありません。
周囲を管理しながら、目標に向かって先に立ち、目標達成や成果を上げることができてから、リーダーシップが発揮されると言われますので、理解しておきましょう。
- 統率力がある人
- 課題解決力がある人
- 精神力が強い人
- コミュニケーション力がある人
統率力がある人
1つ目は統率力です。
企業で行う業務やプロジェクトはだいたい複数の人と協力をしながら進めることがほとんどです。
統率力を持って目標の進捗を見ながら進めることも大切ですし、仕事を進める上では多くのトラブルや失敗などの障害も起こります。
これらの発生するトラブルなどにも、決してネガティブになったり、投げやりになったりすることなく、チームをまとめ前向きに鼓舞しながら取り組む姿勢が重要です。
課題解決力がある人
2つ目は課題解決力です。
仕事を行っていく上では、多くの場面でさまざまな課題が発生します。
そのため、すでに発生している課題だけではなく、今後問題になり得る課題を自ら率先して見つけ、解決へ導ける人材を求めています。
リーダーシップがある人は導く役割を担ってきたからこそ、この課題解決力を期待されます。
精神力が強い人
3つ目は精神力が強い人です。
精神力が強く、タフな人材でなければリーダーは務まりません。
企業では、業務やプロジェクトを進行していくなかで、さまざまな問題やトラブルが必ず生じます。
この際に、的確な指示を与えずメンバーと一緒に右往左往しているようではリーダーシップを発揮しているとは言えないでしょう。
例えプロジェクトがうまく行かなかったとしても、ネガティブにならずに、しっかりと切り替えて次に繋げ、活かすことができる強い精神力を持った人材がリーダーシップを持っていると言えます。
コミュニケーション力がある人
最後にコミュニケーション力がある人です。
企業が求めるリーダーシップには、コミュニケーション力が不可欠です。
リーダーは、チームメンバーと積極的にコミュニケーションを取り、全員が同じ目標に向かって動けるように導くことが求められます。
具体的には、意見を尊重し、共感を示しながら、メンバーそれぞれの意見をまとめ、最適な方向性を示す能力です。
エントリーシートに用いるリーダーシップの種類
リーダーシップにはさまざまな形があり、状況や目的に応じて適切なスタイルを選ぶことが重要です。
「リーダーシップ=強い指導力」と考えられがちですが、実際には柔軟に対応しながらチームを導く方法が求められます。
ここでは、代表的なリーダーシップのスタイルを紹介し、それぞれの特徴や適用場面について解説します。
自分に合ったリーダーシップの形を理解し、実践に活かす参考にしてください。
ビジョン型リーダーシップ
ビジョン型リーダーシップは、リーダーが明確な目標や将来のビジョンを示し、それに向かってチームを導くスタイルです。
このタイプのリーダーは、組織やチームの方向性を決定し、メンバーに対してその意義を伝えることで、主体的な行動を促します。
特に、新しいプロジェクトや改革を進める際に効果を発揮しやすい特徴があります。
例えば、大学のゼミにおいて新しい研究テーマを設定し、メンバーを巻き込みながら進めていくケースが挙げられます。
この場合、リーダーはテーマの意義や最終的な目標を明確にし、チームメンバーが自発的に動けるような環境を作ります。
また、進捗状況を把握し、適切なフィードバックを行うことで、方向性を見失わないようにします。
コーチ型リーダーシップ
コーチ型リーダーシップは、メンバーの成長を重視し、一人ひとりの能力を引き出すことに重点を置いたスタイルです。
このタイプのリーダーは、個々の強みや課題を見極めながら、適切な指導やフィードバックを行い、チーム全体のレベルアップを図ります。
特に、教育的な要素が求められる場面や、新しいメンバーを育成する際に有効です。
このリーダーシップを発揮するためには、メンバー一人ひとりと向き合い、適切なアドバイスを行うことが重要です。
また、成果だけでなく、成長の過程を重視し、ポジティブなフィードバックを行うことで、チーム全体のモチベーションを向上させることができます。
関係重視型リーダーシップ
関係重視型リーダーシップは、メンバー同士の信頼関係を築き、協力しやすい環境を作ることを目的とするスタイルです。
このタイプのリーダーは、チームの雰囲気やメンバーの関係性を重視し、円滑なコミュニケーションを促します。
特に、意見の対立が生じやすい場面や、多様な価値観を持つメンバーが集まる組織で有効です。
例えば、サークルの活動において、メンバー間の意見の食い違いが発生した場合を考えます。
関係重視型のリーダーは、一方的に結論を出すのではなく、各メンバーの意見を丁寧に聞き、共通点を見つけることで、対立を解消します。
また、互いに信頼し合える環境を整えることで、チームの結束力を高め、協力して目標に向かう体制を作ります。
民主型リーダーシップ
民主型リーダーシップは、メンバー全員の意見を尊重し、合意形成を重視するスタイルです。
このタイプのリーダーは、自分自身が決定を下すのではなく、チーム全体で考え、協力しながら進めていくことを重視します。
特に、多くの関係者が関わるプロジェクトや、メンバーの主体性を引き出したい場面で有効です。
例えば、文化祭の運営において、チーム全員が納得できる意思決定を行う場面だと、民主型のリーダーは、メンバーの意見を積極的に聞き、議論を通じて方向性を決めていきます。
また、全員が納得できる形で役割分担を行うことで、チーム全体のモチベーションを維持しな
このリーダーシップには、意見を公平に扱い、合意形成を行うスキルが求められます。
また、議論がまとまりにくい場合は、論点を整理し、建設的な話し合いを促す力が必要です。
ペースセッター型リーダーシップ
ペースセッター型リーダーシップは、リーダー自身が高いパフォーマンスを示し、周囲を引っ張るスタイルです。
このタイプのリーダーは、自らが先頭に立ち、模範となることでチームの意欲を高めます。
特に、成果が求められる環境や、高い目標を達成する必要がある場面で有効です。
例えば、インターンやアルバイトで、率先して業務改善を行い、チーム全体の生産性を向上させた経験などが例としてあります。
リーダー自身が積極的に動くことで、周囲もそれに触発され、組織全体のパフォーマンス向上につながります。
また、メンバーの能力や状況に応じて、適切なサポートを行うことで、チーム全体の成長を促すことができます。
強制型リーダーシップ
強制型リーダーシップは、リーダーが明確な指示を出し、チームを統率するスタイルです。
このタイプのリーダーは、迅速な意思決定を行い、チーム全体を効率的に動かすことを重視します。
特に、時間やリソースが限られている場面や、明確な指示が必要な状況で有効です。
強制型のリーダーは、メンバーの意見をすべて取り入れるのではなく、適切な役割分担を行い、各自のタスクを明確に指示します。
また、作業の進捗を細かく確認し、必要に応じて追加の指示を出すことで、期限内に成果を上げることを目指します。
また、指示の伝え方やメンバーのモチベーション管理にも注意が必要であり、一方的な命令にならないように配慮することが大切です。
【リーダーシップを発揮した経験をESで】リーダーシップを発揮した経験を伝える際のポイント
リーダーシップを発揮した経験をESでうまく伝えるためにはいくつかのポイントがあります。
何も考えずにESに書き込んでも、うまく伝わらないことや、他の人と表現が被ることが多くあります。
ポイントをしっかりと押さえ、最大限のアピールをしましょう。
「リーダーシップを発揮した経験」を言い換える
1つ目のポイントはリーダーシップを発揮した経験を別の言葉を使って言い換えることです。
例えば「チーム全体のモチベーションを維持することができる人間である」と言った表現や「リーダーとして的確な意思決定をすることができる」といった表現です。
このような表現で言い換えることにより、リーダーシップという言葉を使わずに、シンプルにまとめることができる上に、他の人と被らないESを作成できます。
また、リーダーシップの中にもいくつかの種類があります。
モチベーション管理なのか、積極性なのか、統率力なのか、リーダーシップという広義の中でもどれを得意としているかを示すためにも、具体的に伝えると良いでしょう。
役職を意識し過ぎない
あまり役職を意識し過ぎて、役職を全面にアピールするのは良くありません。
リーダーシップと聞くと、部活やサークルの部長であったり、ゼミ長などの何らかの役職をイメージする人が多くいます。
しかし、企業が求めているリーダーシップは全く違うもので、特に役職の重さはあまり関係がありません。
企業は働く上で重要になってくる要素を求めており、「目標達成能力のある人」や「課題解決能力がある人」が求めている人材であり、重要視する部分です。
役職はあまり関係なく、自身の内面や兼ね備えているリーダーシップをしっかりとアピールすることが重要です。
あまり役職を前面に押し出してアピールすると、逆にマイナスのイメージを与える可能性もあるため、注意が必要でしょう。
自己PRの内容と一貫性があるようにする
同じタイミングまたは、その後に自己PRの提出を求められます。
自己PRで記載する内容とESで記載する内容には一貫性があるように注意を払わなければなりません。
これらの内容があまりにも違っていると、企業は人物像を見定めることができなくなります。
これでは評価もマイナスになりますし、その人物の信用性も疑わしくなってしまいます。
仮に経験した内容が違っていても、アピールしたいポイントや企業で活かしたいことなどは一貫性のある内容にしなければなりません。
チームの成長や変化を伝える
リーダーシップを発揮したエピソードは、個人で発揮されることはなく、チームやメンバーなどの集団でしか発揮できません。
そのため、自分が集団の中で行動を起こし発揮したリーダーシップで、チームがどのように変化したのかや、成長した内容を具体的に示すことでリーダーシップを伝えることができます。
特に比べられるものや、成長した度合いを示すものがない場合には「前年度は」や「前回の大会に比べて」などの過去やその業界の基準などと比べるとわかりやすく伝えることができます。
また、自分がリーダーシップを発揮した結果、チームが成長したことを伝えなければ、アピールにはつながらないため、注意が必要です。
大学時代の経験を使う
大学時代の経験をエントリーシートに活用することは、企業に自分の成長や実践力をアピールするうえで非常に効果的です。
その理由のひとつに、大学時代の経験は「自立した行動」や「課題解決に向けた主体性」が表れやすく、社会人としての基礎能力を測る材料として適している点が挙げられます。
アルバイト、ゼミ活動、インターンシップ、サークルなど、大学生活の中での取り組みは、比較的自由度が高い分、自分の判断で動く場面も多くあります。
このような経験からは、自ら考え、周囲と協力し、責任をもって行動する姿勢を具体的に伝えることができます。
また、大学で学んだ専門的な知識やスキルと結びつくエピソードであれば、志望業界との親和性や将来性を印象づけることも可能です。
【リーダーシップを発揮した経験をesで】エピソードが複数ある場合は
エントリーシートに記載する際に、「複数のエピソードを盛り込んだほうがアピールできるのでは」と悩む就活生もいます。
しかし、エピソードが多すぎると焦点が定まらず、印象も薄れてしまうリスクがあります。
ここでは、一つに絞るメリットと、あえて複数エピソードを用いる際の注意点を解説します。
基本的にはエピソードは一つに絞るべき
エントリーシートでは限られた文字数の中で、どれだけ自分の強みを具体的に伝えられるかが問われます。
そのためエピソードを複数紹介してしまうと、それぞれの話が浅くなり、結局「何を伝えたいのか」が曖昧になりがちです。
エピソードは基本的に一つに絞ることで、その出来事にしっかりと焦点を当て、自分の役割や思考、行動、成果などを深く掘り下げて伝えることが可能になります。
特にリーダーシップという抽象的な資質は、背景や行動の具体性によって初めて説得力を持ちます。
一貫性のあるストーリーが、採用担当者の記憶にも残りやすく、好印象につながります。
深掘りできる
エピソードを一つに絞ることで、その出来事に関する行動や工夫、困難への対処といった要素をより詳細に語ることができます。
たとえば、何をきっかけに課題に気づいたのか、どう周囲を巻き込んだのか、どんな結果に結びついたのかなど、読み手が状況を具体的にイメージできるようになります。
深掘りされた内容は説得力を持ち、「本当にリーダーシップを発揮したのだな」と納得してもらえる可能性が高くなります。
また、面接時に同じ経験について深掘りされてもブレずに答えられるという利点もあります。
質の高い自己PRにするには、エピソードの具体性が鍵です。
さらに、深掘りによって自身の強みの本質を掘り当てることで、他の質問にも一貫した軸で答えられるようになります。
焦点が定まりやすい
複数のエピソードを盛り込むと、読む側は「結局どの話が一番伝えたいことなのか」を判断しにくくなります。
メッセージ性が弱まり、印象もぼやけてしまう原因となります。
一つのエピソードに絞ることで、話の核が明確になり、読み手も内容を深く理解しやすくなります。
特にリーダーシップに関するエピソードでは、「どのような場面で」「何をしたか」「何を得たか」を一貫して伝えることが大切です。
一貫性がある文章は読後の印象に残りやすく、企業側が他の候補者と比較する際の判断材料にもなり得ます。
焦点を絞ることは、魅力を最大限伝えるための戦略の一つといえるでしょう。
また、企業側に「この人材は自分の強みを理解し、それを根拠立てて説明できる人物だ」と感じさせる材料にもなります。
印象に残りやすい
エピソードを一つに絞ると、その経験に基づいたメッセージが明確になり、採用担当者の記憶に残りやすくなります。
特に、志望企業が重視する資質や価値観と重なるエピソードであれば、より強く印象づけることができます。
また、話の筋が一本化されることで、面接などでその経験を深掘りされた際も、一貫した内容で答えることができ、信頼感につながります。
印象に残すためには、ただ珍しい体験を語るのではなく、「この経験から何を学び、それをどう活かすか」を丁寧に伝えることが大切です。
結果として、その企業にマッチする人物像として評価されやすくなります。
加えて、記憶に残るエピソードは面接官との会話のきっかけにもなり、選考全体を有利に進めることができる要素にもなります。
複数エピソードを活用することが効果的なこともある
一つのエピソードに絞るのが基本とはいえ、例外もあります。
たとえば、異なる場面で異なるリーダーシップを発揮した経験があり、それぞれの経験が異なる資質や強みを示すものであれば、簡潔に組み合わせて紹介するのも効果的です。
その際は、話の流れを工夫し、軸がぶれないように意識しましょう。
一つのテーマに沿ってエピソードを並べ、「多面的なリーダーシップがあること」を示すと効果的です。
ただし、冗長にならないよう、各エピソードは要点を絞って構成することが重要です。
話が散漫にならないよう、全体の構成とバランスを考える必要があります。
また、まとめの部分では「共通する姿勢」や「どの経験からも得た価値観」を一言で伝えることで、一貫性と説得力を高めることが可能です。
【リーダーシップを発揮した経験をesで】伝える際の注意点
ESでリーダーシップを発揮した経験を伝える際には、いくつかの注意点を意識することが重要です。
以下に、それぞれの注意点について詳しく説明するので、参考にしてみてください。
自己中心的な内容を伝えない
リーダーシップを発揮した経験を述べる際、自己中心的に見られないよう注意することが大切です。
リーダーシップは、チーム全体をまとめ、全員が目標に向かって協力し合うことを意味します。
なので、自己中心的に動いたエピソードは、リーダーシップではなく独断専行と受け取られ、逆に印象を悪くしてしまいます。
エピソードを伝える際は、チームメンバーの意見を尊重し、協力して課題を解決したプロセスを強調することがコツです。
意図とズレた回答をしない
リーダーシップに自信がない場合、曖昧な表現で伝えてしまうことがあります。
しかし、これでは質問の意図からずれていると判断され、理解しにくい回答となってしまいます。
リーダーシップの経験を伝える際は、具体的な状況や行動、結果を明確に述べることが重要です。
例えば、チームをまとめるためにどのようなコミュニケーションを取ったか、どのようにメンバーの意見を集約し、最適な方向性を示したかを具体的に記述しましょう。
ありませんと伝えない
リーダーシップ経験がないと感じる場合でも、「ありません」と答えるのは避けたほうが無難です。
大人数をまとめるリーダーである必要はなく、少人数のグループやプロジェクトでの経験でも十分です。
例えば、大学のゼミやサークル活動、アルバイトでのリーダーシップ経験を掘り下げてみましょう。
どのようにしてメンバーをまとめたのか、目標達成に向けてどのような役割を果たしたのかを具体的に述べることが重要です。
嘘や誇張をしない
リーダーシップを発揮した経験が少ないからといって、無理に話を作ったり、誇張することは避けるべきです。
面接官は、エピソードの具体性や一貫性を重視しており、深掘りされた際に辻褄が合わなくなれば、不信感を抱かれる可能性があります。
また、企業が求めるのは、過去の実績だけではなく、どのように考え、行動したのかというプロセスです。
たとえ大きな成果を上げた経験がなくても、チームの中で周囲をサポートしたり、意見をまとめる役割を果たしたりした経験は評価されることがあります。
無理に「チームを率いた」と言うのではなく、自分がどのように関わり、貢献したかを素直に伝えることが重要です。
また、仮に誇張した内容で選考を通過し、入社できたとしても、実際の業務で求められる能力と自分の実力にギャップが生じ、結果的にミスマッチを引き起こす可能性があります。
【リーダーシップを発揮した経験をesで】伝えられる経験がない場合
リーダーシップ経験がないと感じる人でも、実際にはリーダーシップを発揮している場面があるかもしれません。
そんな時に自分のリーダーシップを発揮した経験を思い出す手法を2つ紹介します。
年下の人と関わった経験を思い出す
リーダーシップ経験がないと感じる人でも、年下の人と関わった経験を振り返ることで、リーダーシップを示すエピソードを見つけることができます。
例えば、部活動やアルバイトで年下のメンバーを指導した経験は、リーダーシップの一環と捉えることができます。
また、アルバイトでも新しく入ったスタッフに仕事を教え、サポートすることで、リーダーシップを示しています。
このようにして、リーダーシップ経験がないと思っている人でも、実際にはリーダーシップを発揮していることに気づくことができます。
サッカー部で私はリーダーポジションではありませんでしたが、後輩が先輩に話しかけづらい様子を見て、自ら後輩に話しかけるようにしました。この行動により、部全体のコミュニケーションが円滑になり、後輩たちが自信を持ってプレーできるようになりました。リーダーポジションではなくても、主体的に行動することで、チームの結束力を高めることができたと感じています。
サポートした経験を思い出す
リーダーを支えたり縁の下の力持ちとして活躍した経験を振り返ることで、リーダーシップを示すエピソードを見つけることができます。
例えば、部活動やプロジェクトチームで、リーダーを支えるために積極的にメンバーに声掛けをしたり、意見をまとめたりする役割を担った経験は貴重です。
リーダーの負担を軽減し、チーム全体の士気を高めるために、自ら動いてサポートしたことも立派なリーダーシップの一部です。
こうしたサポートの役割をまとめることで、自分のリーダーシップをアピールすることができます。
学生時代、所属していたゼミ活動でサブリーダーとしてリーダーを支えました。人前に立つことよりも、リーダーがやりやすくなるようにメンバーと積極的にコミュニケーションを取り、円滑に物事が進むように俯瞰して物事を見て対処しました。この経験により、目立つリーダーではなくとも、チームの成功に不可欠な裏方の役割が重要であることを学びました。
【リーダーシップを発揮した経験をESで】魅力的に伝えるための構成方法
ポイントをいくつか紹介してきましたが、ESを書く際には、文章の構成も必要です。
構成をしっかりと行うことで、伝わりやすい文章を作成できるため、企業の担当者にも分かりやすく、理解されやすい文章を作ることができます。
- 結論
- 動機
- 課題
- 行動
- 結果
- 企業で活かせること
結論
まず最初に結論を書くことが重要です。
初めに結論を持ってくることで、その後の文章が理解しやすく、分かりやすくなります。
ここでは、リーダーシップを発揮した経験を簡潔に書くと良いでしょう。
大切なことは、ここで書く結論は簡潔に短く書くことです。
長々と述べると内容が分かりにくく、伝わらないおそれがあります。
そのため、できるだけ簡潔に書き、最初の1文を見ただけでも文章全体が理解できるように書きましょう。
動機
結論を最初に書くことができたら、次は動機を書きます。
動機は、なぜ結論に対してなぜそう思ったのかと言ったことや、リーダーシップを発揮できた動機を書きます。
ここもあまり長く書くと分かりにくくなったり、文章が間延びするため良くありません。
結論同様に簡潔で短く書くことが重要です。
また、動機がいくつかある場合には、一番結論に近いひとつに絞って書きましょう。
いくつもの動機があると分かりにくい上に、印象が悪くなる可能性もあります。
課題
次に書くのは課題です。
動機になるきっかけが起こった課題や困難、問題点などを書きます。
ここもそれ程長く書く必要はありませんが、どのようなことが起こっていたのかや、どのような課題があったかを具体的に分かりやすく書く必要があります。
あまり簡潔に書きすぎると内容が伝わらないこともありますので、注意が必要です。
また、課題や困難がない場合には目標などでも良いでしょう。
例えば「県大会で優勝する目標を掲げていた」などのように書くのも良いです。
行動
課題の次には行動を書きます。
発生した課題や困難に対して、どのように行動したのか、何を行ったのかなどを書きます。
ここでは、自分の行動したことをできるだけ、詳しく書くようにしましょう。
また、実際の情景やその時の感情の変化なども書けるとさらに分かりやすくなります。
できるだけ詳しく書くことで信ぴょう性が増します。
このため、一度行動したことを振り返り、詳しく深掘りしておくと良いでしょう。
思い出したことを整理し、心情の変化も含めて分かりやすくまとめることが重要です。
結果
行動の次には結果を書きます。
その行動を起こしたことで得られた結果を書きます。
リーダーシップを発揮したことで何を得ることができたのか、どのような目標を達成できたのかなどを詳しく書きましょう。
その際に、数値であらわせるものについては、定量的に書いた方がイメージもしやすく、分かりやすいため、相手にも伝わりやすくなります。
また、結果は得られた価値の大きさではなく、リーダーシップを発揮したことで、どのような結果につながったかが重要です。
企業で活かせること
最後には、企業で活かせることを書くと良いでしょう。
これまでアピールしてきた、自身が持っているリーダーシップを企業の中でどのように活かすかを述べます。
具体的に述べられるのが一番良いのですが、仕事内容も詳細には分からないため、リーダーシップを活かしてこのようになりたいとの思いを述べるのもいいでしょう。
仕事に対しての向き合い方などをアピールすることで、企業担当者に良い印象を与えることができます。
【リーダーシップを発揮した経験をESで】参考例文
ここまでリーダーシップを発揮した経験をESで書くための書き方や、ポイントについてを解説してきました。
ここからは、実際のESの例文を紹介していきます。
どのような場面でリーダーシップを発揮してきたかによって、全部で5つの例文を紹介します。
自分に合う内容を参考にしたり、書き方や構成などを参考にするなどして、自分自身のESの作成を始めましょう。
まずは、自身の経験を深掘りして何をアピールするのかを決めるところから始めてください。
ゼミでリーダーシップを発揮した経験
私はメンバー間のさまざまな意見をまとめ、1つの目標に向かって進めていくことができます。
大学のゼミ活動で研究成果を発表する大会が行われたときのことでした。
発表内容をめぐりメンバー間で、それぞれの意見が食い違い対立が起こりました。
私は、両者が対立しないよう、お互いが納得の行く意見を考えまとめ上げたところ、両者に納得してもらうことができ、最後まで団結力を持ってグループ活動を行うことができました。
そして、その大会では準優勝をもらうことができ、見事結果を出すこともできました。
このような経験を活かし、貴社に入社した際には周囲の意見をまとめる役割を担い、全員で協力しながら目標達成をして、会社に貢献していきたいと考えています。
サークルでリーダーシップを発揮した経験
私はリーダーシップを持っており、積極的に考えて行動できる人間だと思っています。
大学入学時には、バレーサークルがなかったため、活動ができるよう、サークルの創設に取り組みました。
コロナ禍でもあったため、メンバーを集める作業は非常に大変でした。
それでも徐々に集まったメンバーと協力しながら、SNSやポスターの掲示などでサークルに必要な規定人数を集めることができました。
また、私が大学2年生になる頃には、約20名を超えるメンバーが集まり、立派なサークルとして活動することが可能になりました。
この経験から、積極的に行動し、リーダーシップを持ってチームを活かすことができると考えています。
入社した際にはこの能力を活かし、いずれはチームを引っ張り、会社へ貢献できる人材になりたいと思います。
部活動でリーダーシップを発揮した経験①
私は目標を達成するために、冷静な判断ができる人材だと自分のことを考えています。
高校時代には、野球部で主将を務めていました。
最後の夏の大会では、甲子園出場をかけた決勝まで勝ち進むことができました。
この試合前には、3年生が不調であったことに気づき、思い切って1年生のエースと交代することを決め、見事試合には勝利し、甲子園出場を決めました。
この経験から、私はどのような場面でも冷静に状況を見極め、情に流されることなく目標達成のための最適な判断を行うことができます。
貴社に入社した際には、このスキルを活かし、慌てることなく冷静な判断を心がけ、最適な手段で利益貢献できる存在になっていきたいと考えています。
部活動でリーダーシップを発揮した経験②
私はサッカーで学んだ経験から、粘り強く目標に向かって尽力できます。
中学時代からサッカーを始め、大学にはサッカー推薦で入学しました。
しかし、入学してからはスタメン出場することができずに苦しみました。
どうすれば試合に出られるかを考えた結果、練習メニューを変更する計画を立てて実行しました。
そうすることで、スタメン出場ができたと同時に、メンバーとも積極的に話し合うことができるようになりました。
チーム全体の士気も上がり、大会では3位入賞することができました。
この経験から、目標に向かって粘り強く努力する姿勢は、他者にも影響を与えることが分かり、自身が必要とされることを学びました。
入社した際にも、努力を継続することで、会社への貢献をしていきたいと思います。
アルバイトでリーダーシップを発揮した経験
私は人をまとめて目標に向かって進む指導力を持っています。
大学時代はアルバイトで飲食店のホール担当をしていました。
忙しい時間帯は周囲との協力が不可欠なのですが、店員同士での衝突もよく発生していました。
そこで、詳しく話を聞いてみると双方ですれ違っていることに気づき、話し合いの場を設け誤解を解くことができました。
それ以降には、衝突はなくなりお互いに協力しながら仕事を行い、店舗運営もスムーズに進むようになりました。
また、回転が早くなったことで以前よりも売上が30%程あげることができました。
この経験から、人に正しく指導することで、1つの目標を達成することができることを学びました。
入社後も、この能力を活かして貴社への貢献をしていきたいと思います。
目標達成能力を発揮した経験
当初、集客数の増加は難しいと感じましたが、私は広報担当としてチームをリードし、SNSを活用した新しい宣伝方法を提案しました。具体的には、InstagramやTwitterを活用したキャンペーンを行い、学生に参加を呼びかける投稿を定期的に行いました。また、イベント内容や魅力を伝える動画を作成し、SNSでシェアすることで、より多くの学生に認知してもらうことができました。
さらに、実行中に進捗を逐一確認し、必要に応じて宣伝方法を柔軟に変更しました。その結果、最終的には目標を30%上回る集客数を達成し、イベントは大成功を収めました。この経験を通して、目標達成のためには計画的な行動と、柔軟な対応が重要であることを学びました。
統率力を発揮した経験
私が統率力を発揮した経験は、大学のサークルで大型イベントを企画・運営した際に、メンバーをまとめて成功に導いたことです。サークルの年間イベントである文化祭を開催するにあたり、私は実行委員長に任命されました。初めての大きなイベントのため、メンバーの意見がバラバラで、進行が遅れていました。
そこで、私はまずメンバー一人ひとりと個別に話し、彼らの意見や得意なことを理解し、役割分担を明確にしました。そして、定期的なミーティングを開き、進捗を共有し合い、問題があればその場で解決策を提案しました。また、全体を一つにまとめるために、目標に対して全員が意識を持てるよう、毎回のミーティングでイベントの目的や目標達成の重要性を繰り返し伝えました。
その結果、メンバーは自分の役割に責任を持ち、協力してイベント準備を進めることができました。文化祭は予想以上の来場者を迎え、大成功を収めました。この経験を通して、メンバーの個々の強みを活かしながら、全体をまとめ上げる統率力の大切さを実感しました。
課題解決力を発揮した経験
私が課題解決力を発揮した経験は、大学のグループプロジェクトにおいて、メンバー間の意見の食い違いを解消し、最終的な成果物を完成させたことです。初め、私たちのグループは異なる方向性で意見が分かれており、プロジェクトの進行が遅れていました。特に、企画内容に関してメンバー間で意見が対立し、進行が停滞していたのです。
そこで、私はまず全員が納得できる方向性を見つけるため、個々の意見を丁寧に聞き、互いの考えを尊重しながら調整しました。その上で、プロジェクトの目標を再確認し、明確な役割分担とタイムラインを設定しました。さらに、定期的な進捗確認を行い、問題が発生した際にはその場で解決策を話し合い、柔軟に対応しました。このように、課題が発生した際に冷静に問題を分析し、解決策を立案することで、最終的には全員が納得する形でプロジェクトを完遂することができました。
精神力の強さを発揮した経験
私が精神力の強さを発揮した経験は、大学時代に長期間のアルバイトで厳しい状況を乗り越えたことです。私は学生生活の傍ら、飲食店でアルバイトをしていました。特に繁忙期である年末年始は、忙しさから体力的にも精神的にも非常に辛い時期でした。シフトが重なり、長時間働き続ける中で疲れが溜まり、何度も辞めたいと思うこともありました。
しかし、私は自分の目標である「学費のために一定額を貯金する」という目的を忘れず、精神的に強く持ち続けました。つらい時期も、前向きな気持ちを維持し、同僚たちと支え合いながら乗り越えました。また、体調管理を徹底し、疲れた体に少しでも休息を与えながら働き続けました。この経験から、困難な状況でも目標を見失わずに耐え抜く力が養われました。
コミュニケーション力を発揮した経験
私がコミュニケーション力を発揮した経験は、大学のグループディスカッションで意見が対立していた際に、全員の意見をまとめて協力関係を築いたことです。グループディスカッションでは、メンバーの意見が対立し、議論がなかなか進まない状況が続きました。特に、あるメンバーが自分の意見を強く主張し、他のメンバーが引け腰になってしまっていました。
私はその状況を打開するため、まずそのメンバーに丁寧に意見を聞き、その考えを理解することから始めました。次に、他のメンバーとも個別に話し、それぞれの意見を尊重しつつ、共通のゴールに向かって協力する意義を説明しました。そして、議論の中で全員が納得できるポイントを見つけ、みんなの意見を融合させた最終案を提案しました。このアプローチにより、メンバー全員が意見を出し合い、最終的に協力して最良の解決策を導くことができました。この経験を通じて、異なる意見を持つ人々と円滑にコミュニケーションを取る重要性を学びました。
【リーダーシップを発揮した経験をesで】考えておいた方が良いこと
リーダーシップを発揮したことをESや面接で伝える際には、いくつかの重要なポイントを押さえておくことが大切です。
これらを事前に整理しておくことで、より具体的で納得感のあるエピソードを伝えることができます。
役職について
リーダーシップを発揮した経験を書く際には、役職について具体的に説明することが重要です。
ESには役職名を記載するだけで構いませんが、面接ではその役職に伴う具体的な期待や責任について説明できるように準備しておきましょう。
例えば、「部長」なら、「○○人の部員をまとめ、部の運営を担当した」など具体的に述べることが大切です。
役職名が曖昧に聞こえる場合は、役割や責任範囲を明確に説明し、リーダーシップの具体的な内容を伝えやすくすることが重要です。
大切にしていること
リーダーシップを発揮する際に大切にしていることを明確にすることも重要です。
これは自分のリーダーシップスタイルや価値観を示すための要素です。
例えば、「チーム全員の意見を尊重し、合意形成を重視した」や「メンバーのモチベーションを高めるためにポジティブな声かけを心がけた」等具体的な内容を伝えることが大切です。
こうした価値観や行動方針を示すことで、リーダーとしてのあなたの特徴や強みが明確になります。
苦労したこと
リーダーシップ経験の中で直面した苦労や困難を言語化しておくことも重要です。
具体的には、どのような困難があったのか、それをどのように乗り越えたのかを説明できるようにしましょう。
例えば、「メンバー間の意見対立を調整し、妥協点を見つけて解決した」といった具体例を考えておくと良いです。
困難をどう対処し、解決策を見つけたかを伝えることで、問題解決能力やリーダーシップの実践的な側面を強調することができます。
まとめ
リーダーシップを発揮した経験は、エントリーシートにおいて自分の人間性や行動力、組織への貢献力を伝えるうえで非常に重要な要素です。
企業はその経験を通じて、入社後にどのように活躍してくれるのかを具体的にイメージしようとしています。
そのためには、自己分析や企業研究を徹底し、自分の強みが企業のニーズにどうつながるかを意識することが欠かせません。
また、エピソードは一つに絞り、具体的な行動や成果を深掘りして伝えることで、説得力と印象が大きく変わります。
さらに、経験の中でどんな工夫をしたのか、チームにどのような変化を与えたのかを盛り込むことで、ただの経験ではなく「活かせる力」として伝えることが可能になります。
エントリーシートは、自分の過去と企業の未来をつなぐ場です。
伝えたい内容に一貫性と明確な意図を持たせることで、より魅力的な自己PRにつながります。