【例文あり】ガクチカでバンド経験を書くにはどうしたらいいの?ポイントや書き方を徹底解説

【例文あり】ガクチカでバンド経験を書くにはどうしたらいいの?ポイントや書き方を徹底解説

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はじめに

就活に向けてガクチカを作成している人は題材選びに悩みますよね。

今回は学生時代のバンド経験でガクチカを作成する方法を解説します。

最後にはガクチカの例文も紹介していますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

【バンドのガクチカ】ガクチカとは

ガクチカを作成するにあたってはまず、ガクチカの意味をしっかりと理解しておきましょう。

わからないままに作成すると、内容がしっかりと伝わらず、評価にも影響してしまいます。

このため、ガクチカの意味をしっかりと理解するところから始めてください。

ガクチカとは「学生時代に力を入れたこと」を指す言葉であり、最近の就活では定番とも言える質問になっています。

質問する意図としては、採用担当者が学生の人柄やスキルを判断するための材料になるためです。

就活生が自主的に取り組んだことや、頑張りの程度を知ることで、その人の人柄が見えてきます。

また、企業で働く際のモチベーションや価値観、目的を持って行動できるかを重視して見ています。

【バンドのガクチカ】バンド経験をガクチカにする際は注意が必要

ガクチカの題材にバンド経験を選ぶのは、基本的には問題ありません。

ただし、書き方には多少の注意が必要になります。

受けて側の問題でもありますが、やはりバンドサークルは他の吹奏楽やアカペラサークルなどと比べると不真面目に捉えられてしまう可能性があります。

このように捉えられる理由の1つとして、吹奏楽やアカペラサークルにはコンクールや大会などがありますが、バンドサークルの場合ではそのようなものがなく成果を残しにくい点があげられます。

これらは表現の仕方の問題でもあるため、しっかりと真面目に一生懸命に取り組んだ経験を述べる必要があります。

真剣に取り組んだ経験が不真面目と捉えられないように、表現の仕方や伝え方に工夫を持たせましょう。

【バンドのガクチカ】ガクチカを企業に伝える際のポイント

前述で説明しましたが、バンド経験では伝え方に気をつけなければ、不真面目と捉えられたり、遊びの延長と思われてしまう可能性があります。

このため、いくつかの伝える際のポイントを紹介しますので、これらの点に注意をして作成しましょう。

自分から行動したことを述べる

真剣に取り組んだことを理解してもらうためにも、自分から積極的に行動したことを述べるのが良いでしょう。

自分から企画したことや、進んで行動したエピソードなどがあると力を入れて取り組んできたことの証明にもなり、真剣に取り組んできたことが理解されやすくなります。

自分が行動したことや、その際に思ったことなどを具体的に話せれば、採用担当者にも伝わりいい評価が得られる可能性が高くなります。

周囲と協力したエピソードを述べる

バンド活動は1人でできるわけではありません。

メンバーや周囲の仲間と協力したエピソードを積極的に書くようにしましょう。

1人で努力した内容では、協調性やリーダーシップに欠ける人材と評価される可能性があり、このような人材は組織の中でも高い評価は得られません。

このため、単独で何かを成し遂げたエピソードよりも、周囲や仲間と協力しながら何かを成し遂げたエピソードを書くようにした方が、良い評価を得やすくなります。

具体的なエピソードを

エピソードを書く際には、できるだけ具体的に詳細まで表現することを意識しましょう。

また、結果や得られた成果が順位や人数などで書けるものについては、定量的に書くようにした方が良いでしょう。

具体的であったり、定量的に表現することは信ぴょう性を高める効果があり、読み手である採用担当者もイメージがしやすくなります。

イメージがしやすいガクチカは、伝わりやすいため、内容の理解も早く共感も得られやすくなる効果があります。

【バンドのガクチカ】ガクチカの構成

ガクチカを作成する際には、しっかりと構成を意識して作成すると、読みやすく伝わりやすい内容で作成ができます。

構成の際には、PREP法を使って書くと簡単に相手に伝わりやすい文章が作れますので、積極的に活用すると良いでしょう。

PREP法とは、Point(結論)、Reason(根拠)、Example(具体例)、Point(結論)の頭文字であり、この順番通りに作成します。

結論

初めに結論から書きます。

ガクチカの場合ですと、学生時代に力を入れたことを書くのが良いでしょう。

この部分では、長々と書いたり説明を行うと分かりにくくなってしまうため、できるだけ簡潔に書くことが重要です。

例えば「私が学生時代に力を入れていたことは、バンド活動です」などのように、できるだけ簡潔に表現することを意識してください。

最初の段階で、長く説明を行うと内容が分かりにくくなるため、その後に続く文章にも影響を与えます。

根拠

最初に結論が書けたら、次はなぜそのガクチカを選んだのかといった理由や根拠を述べましょう。

選んだ根拠を示すことで、そのガクチカでなければならない理由や重要性を相手に伝えられます。

根拠をしっかりと伝える過程で、ガクチカを選んだ理由が理解できますので、ここで人間性や人柄を理解してもらうことも可能になります。

何となく選んだなどの消極的な表現にならないように、しっかりと根拠を示し相手に理解してもらうことが重要です。

具体例

次に具体例です。

エピソードなどを交えながら、具体例を示します。

ここではより具体的に伝えることが重要になりますので、数字で表わせるものは数字で表現をして、できるだけ曖昧な表現は避けしっかりと印象に残る内容にしてください。

派手な実績や大きな結果でなくても構いません。

どのように考え、頑張ってきたのかを工夫しながら伝えることで十分なアピールは可能ですので、ポイントを押さえながらしっかりとアピールしましょう。

結論

最後に結論で締めくくりましょう。

ここでは、これまで書いてきた経験を活かすことで企業にどのように貢献していくのかを書きます。

また、このような経験を積んできた自身を採用することで、組織にどのような影響をもたらすかといった内容を簡潔に示してアピールするのがいいでしょう。

できるだけ具体的に書くことで、相手側もイメージしやすくなるため、より強いアピールが可能になります。

具体的に示すことが重要ですが、あまり長くなり過ぎないように注意しましょう。

【バンドのガクチカ】バンド経験のガクチカ例文

ここまで解説してきた内容を踏まえて、ガクチカの例文を3つ紹介します。

バンド活動のガクチカで、経験した内容によりアピールする部分を変えていますので、自身のガクチカを作成する際の参考にしてください。

リーダーシップを発揮した経験

私が学生時代に力を入れたことはバンド活動です。

大学時代には軽音楽サークルに所属しており、副サークル長を務めていました。

サークルでは定期的にライブを企画し、運用していましたが、自分たちだけのサークルでの単独運営は費用の面から難しくなりました。

そこで私は、他の吹奏楽部やロックミュージックサークルなどと話し合い、ライブの運営を協力しながら、共同で運営するように変更しました。

そうしたところ、全てのサークルでサークル費や運営費を軽減することができ、他のサークルからも喜ばれる結果となりました。

このような経験から、周囲と協力することで、不可能なことも可能にできることを学びました。

貴社に入社した際には、この学びを活かし、周囲と協力しながら成果を追求していきたいと思います。

問題解決能力を発揮した経験

私は学生時代、軽音楽サークルに所属していたため、ライブの開催に力を入れて取り組んできました。

ちょうどコロナ禍の最中だったこともあり、自分の思っているようなライブを開催できない日々の連続でした。

そのような中、私は学生課の方や同じサークルメンバーにも協力してもらい、ライブを開催する方法がないかを探しました。

ちょうど近くに少し大きめの会場が見つかったため、この会場の大きさを利用しソーシャルディタンスを保ちながらライブ開催を行うことを考え実行したところ、30人近くの学生が参加してくれました。

この経験から、大きな問題でも1つ1つ丁寧に解決をすることで達成できることを学びました。

社会に出ても、問題に向き合い丁寧に解決することで、会社に貢献できる人材になりたいと考えています。

協調性を発揮した経験

私は学生時代、バンド活動に力を入れて取り組んできました。

あるライブの最中に、ステージ上でメンバーのギターがピックを落としてしまい、なかなか見つけられないといったハプニングが起こりました。

その際、私はとっさの判断で落ちサビを歌い観客の注目を私に向けることで、ピックを拾う時間を稼ぐことに成功しました。

とっさの判断でしたが、周囲をしっかりと見て、状況判断で動くことでライブを成功させることができました。

この経験で私は、とっさの状況に対してもあわてることなく、冷静な対処が成功につながることを学びました。

貴社に入社しても、トラブルが起こった際には周囲の状況を判断して、的確な行動を取ることができます。

まとめ

ガクチカでバンド経験を書くためのポイントについてを解説してきました。

いかがでしたでしょうか?

ガクチカでは、題材はそれほど大きな問題ではありません。

重要なことは、表現の仕方と構成です。

内容をしっかりと検討して、自分らしいガクチカで高評価を目指しましょう。

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